中古車「マツダ アテンザワゴン」の賢い購入方法や探し方を徹底解説!
マツダ車の中でも、積載性や居住性をはじめとして実用性を重視する方におすすめなのが「アテンザワゴン」です。デザインにもこだわっているのはもちろん、燃費性能を重視する方にクリーンディーゼル車もラインアップしています。
これからアテンザワゴンの中古車を購入しようと考えている方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、アテンザワゴンのおすすめモデルや特徴、グレードなどを詳しく紹介します。多様なグレードが存在するため、それぞれの特徴を理解した上で自分のニーズにマッチした1台を選びましょう。
※目次※
2.XD L Package以外のアテンザワゴンのモデル紹介
4.中古車購入時にアテンザワゴンと比較したいライバル車種3選
・アテンザワゴンは2002年~2019年に販売されていた居住性・積載性に優れるステーションワゴン
・ガソリン車とクリーンディーゼル車をラインアップしており、力強い走りや燃料代を節約したい方におすすめ
・ステーションワゴンは人気が高くライバル車も多数!中古車の購入なら在庫が豊富なネクステージへ
中古車「マツダ アテンザワゴン」のおすすめモデル
アテンザは2002年に登場したモデル
アテンザは2002年にマツダのフラッグシップカーとして発売されました。初代アテンザはパワートレインとプラットフォームなどを一新し、走行性能を高めています。
エンジンは2Lもしくは2.3Lの水冷4気筒DOHCエンジン、またはターボエンジンを搭載しています。ボディタイプはセダンとワゴンの2モデルをラインアップしており、用途に合わせて選択可能です。2008年に2代目モデル、2012年には3代目モデルが登場し、2019年に生産終了しています。
現在は車名変更後のMAZDA6として販売されている
生産終了になったアテンザは、MAZDA6として販売されることになります。この車名変更はグローバル市場で販売している車名と合わせる目的で行われました。2019年のマイナーチェンジでは、2.5Lクラスのガソリンターボエンジンを搭載した車を新たに製造開始しており、4LクラスのNAエンジンに相当するパワーを実現しています。
セダン・ワゴンの2車種をラインアップしているのは初代アテンザの頃から変わらないため、可能な限り新しい車を購入したいと考えている方は、MAZDA6も併せて検討すると良いでしょう。
アテンザのおすすめモデルは3代目の改良後
アテンザワゴンの中古車を購入するのであれば、3代目アテンザのうち2018年の改良後に生産されたモデルがおすすめです。主な改良点は以下になります。
・エンジン性能の強化
・ボディ剛性の強化
・i-ACTIVSENSEの機能強化
・インテリアの質感向上
・SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTUREの採用
製造技術の進化に伴ってエンジン改良が実施され、馬力やトルクが大きく向上しました。さらにサスペンション強化により、乗り心地や操縦性が向上しているのもポイントです。この点から、アテンザを購入するなら性能面が向上した3代目の改良後をおすすめします。
上級モデルなら「XD L パッケージ」
アテンザの上級グレードを購入したいと考えている方は、「XD L パッケージ」がおすすめです。このモデルは2018年当時において、もっとも高価なグレードでした。革製のシートやシートヒーター機能、BOSEのサウンドシステムなど、さまざまな専用装備品を搭載しています。アテンザ XD L パッケージの基本スペックは以下の通りです。
車両サイズ(全長 × 全幅 × 全高) |
4,805mm×1,840mm×1,480mm |
車両重量 |
1,610kg~1,710kg |
燃料消費率 |
17.0km/L~19.6km/L |
エンジン |
水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ |
排気量 |
2,188cc |
2WDと4WDがラインアップされているため、用途や好みに応じて選べます。クリーンディーゼル車なので、燃料代を節約できるのも魅力です。
XD L Package以外のアテンザワゴンのモデル紹介
20S/20S PROACTIVE
車両サイズ(全長 × 全幅 × 全高) |
4,805mm×1,840mm×1,480mm |
車両重量 |
1,530kg |
燃料消費率 |
15.0km/L |
エンジン |
水冷直列4気筒DOHC16バルブ |
排気量 |
1,997cc |
「20S」はアテンザワゴンのベースグレードです。上位グレードの装備を求めず、リーズナブルな価格でアテンザワゴンを購入したい方におすすめします。
上位グレードの「20S PROACTIVE」には、360度ビューモニターやパーキングセンサーをオプションで用意しています。シートヒーターやパワーシートなどの快適装備も設定できるため、より快適なドライブを楽しみたい方にマッチするでしょう。
25S L Package
車両サイズ(全長 × 全幅 × 全高) |
4,805mm×1,840mm×1,480mm |
車両重量 |
1,560kg |
燃料消費率 |
14.2km/L |
エンジン |
水冷直列4気筒DOHC16バルブ |
排気量 |
2,488cc |
「25S L Package」は、XD L Packageと並んでアテンザワゴンの最上位グレードに位置付けられています。PROACTIVEグレードの装備にプラスして、ステアリングヒーターやハイクオリティなサウンドシステム、視認性が高い大型マルチスピードメーターを搭載しています。
エンジンは2.5Lの水冷直列4気筒DOHCエンジンで、ベースグレードよりパワーがあるため力強い走りを楽しめるでしょう。走行性能を重視する方におすすめのモデルです。
XD/XD PROACTIVE
車両サイズ(全長 × 全幅 × 全高) |
4,805mm×1,840mm×1,480mm |
車両重量 |
1,610kg~1,710kg |
燃料消費率 |
17.0km/L~19.6km/L |
エンジン |
水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ |
排気量 |
2,188cc |
「XD」は2.2Lのディーゼルターボエンジンを搭載したベースグレード車です。燃料代の節約に役立つクリーンディーゼル車を安価に購入したい方には有力な選択肢になるでしょう。20Sと同様に基本的な安全装備は充実しているため、安全性能を重視する方にもおすすめです。
上位グレードの「XD PROACTIBE」は20S PROACTIVEと同様に上位グレードに位置付けられており、装備も同様のものを搭載しています。クリーンディーゼル車で装備が充実した車を探しているなら、「XD PROACTIVE」を選ぶと良いでしょう。
中古車「マツダ アテンザワゴン」の特徴
ガソリンエンジンとクリーンディーゼルエンジンを採用
アテンザワゴンには、ガソリン車とクリーンディーゼル車があります。搭載エンジンの詳細は以下の通りです。
ガソリンエンジン |
ディーゼルエンジン |
・1,997cc 水冷直列4気筒DOHC16バルブ ・2,488cc 水冷直列4気筒DOHC16バルブ |
・2,188cc 水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ |
ガソリン車には2Lクラスと2.5LクラスのNAエンジンを、ディーゼル車には2.2Lクラスのターボエンジンを搭載しています。国産ステーションワゴンとしては珍しくクリーンディーゼル車を設定しているため、ディーゼル特有の走りが好きなにおすすめです。
エレガンスを追求したエクステリア
2018年の改良では、マツダのコンセプトである「走る歓び」を具現化する目的でデザインの変更を実施しました。フロントグリルは立体感や広がりをイメージさせる仕上がりで、フラッグシップカーらしい重厚感や上質さを具現化しています。
ヘッドランプもワイドな設計になっており、スタイリッシュなフロントデザインです。19インチの大径アルミホイールを採用しているモデルもあり、エクステリアデザインは全体としてエレガンスかつスポーティな印象に仕立てられています。
おもてなし感のあるインテリア
インテリアデザインもエレガンスを追求したもので、全体的に質感が高くなっています。水平方向への広がりを強調したデザインで、スピード感を表現した仕上がりといえるでしょう。マテリアルにもこだわっており、シートにはナッパレザーを採用しています。
インパネには本杢(ほんもく)パネルを使用しているのも特徴で、全体として完成度が高いスタイリッシュなデザインです。おもてなし感を表現することも意識しており、ゆとりがある空間を実現しています。車選びでデザインを重視する方や、落ち着いた車内空間が好きな方に最適です。
中古車購入時にアテンザワゴンと比較したいライバル車種4選
スバル レガシィ アウトバック
車両サイズ(全長 × 全幅 × 全高) |
4,870mm×1,875mm×1,675mm |
車両重量 |
1,690kg |
燃料消費率 |
13.0km/L |
エンジン |
水冷水平対向4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ |
排気量 |
1,795cc |
「レガシィ アウトバック」はステーションワゴンの派生形として開発された車ですが、SUVに近いデザインです。スバル車の代名詞的存在ともいわれる水平対向エンジンを搭載しているのも特徴で、この点に魅力を感じる方もいるでしょう。
1.8Lターボエンジンを搭載していてパワーがあるだけではなく、フルタイム4WDを採用しているため、積雪路や荒れ地を走行する機会が多い方にもおすすめです。インテリアも上質で開放感があり、ドライブを楽しみたい方にも向いています。
トヨタ カローラフィールダー
車両サイズ(全長 × 全幅 × 全高) |
4,400mm×1,695mm×1,475mm |
車両重量 |
1,100kg~1,180kg |
燃料消費率 |
15.6km/L~27.8km/L |
エンジン |
水冷水平直列4気筒 |
排気量 |
1,496cc |
「カローラフィールダー」は、2000年に生産開始したトヨタの代表的なステーションワゴンです。一般的なステーションワゴンに比べるとボディサイズが小さく、運転しやすさを重視する方に向いています。
低重心設計になっているため、走行時の安定性に優れるのもメリットです。燃費性能を重視する方はハイブリッド車を選ぶと良いでしょう。ただ、ハイブリッド車には4WDの設定がありません。
Mercedes-Benz The C-Class Stationwagon
車両サイズ(全長 × 全幅 × 全高) |
4,755mm×1,820mm×1,455mm |
車両重量 |
1,690kg |
燃料消費率 |
14.2km/L |
エンジン |
水冷直列4気筒DOHC直噴ターボ |
排気量 |
1,494cc |
「The C-Class Stationwagon」はメルセデス車の中でも比較的コンパクトなステーションワゴンで、アテンザワゴンよりやや小型の車です。ガソリン車とクリーンディーゼル車をラインアップしており、クリーンディーゼル車を購入したい方にとっては有力な比較対象になるでしょう。
エクステリア・インテリアも上質で、デザインを重視する方にもおすすめです。グレードによって搭載エンジンが異なり、1.5Lクラスと2Lクラスがあります。好みや用途に応じて適切なほうを選びましょう。
(参考:『Mercedes-Benz The C-Class Stationwagonの中古車一覧』)
BMW THE 3 ツーリング
車両サイズ(全長 × 全幅 × 全高) |
4,722mm×1,827mm×1,451mm |
車両重量 |
2,180kg |
燃料消費率 |
13.3km/L |
エンジン |
水冷直列4気筒DOHC |
排気量 |
1,998cc |
「THE 3 ツーリング」はBMWが主力としている3シリーズにラインアップされているステーションワゴンです。エンジンは2Lのものと3Lのものが設定されており、グレードによって搭載エンジンが異なります。
より高い走行性能を味わいたいなら、3Lのエンジンを搭載した「M340i xDrive ツーリング」がおすすめです。デザインもスタイリッシュかつスポーティな仕上がりになっており、デザイン面を重視する方にぴったりでしょう。3シリーズはBMW車の中でも人気が高く、中古車市場に流通している台数が多い点もうれしいポイントです。
マツダ アテンザワゴンの中古車価格相場
アテンザワゴンの中古車を購入しようと考えている方は、価格の相場が気になるのではないでしょうか。2022年8月23日時点において、ネクステージで取り扱っているアテンザワゴンの価格は以下の通りです。
最低価格 |
74万1,000円(税込) |
最高価格 |
259万9,000円(税込) |
年式が古いものであれば100万円台で購入できる安価な車両も出回っています。2018年式以降の中古車に限る場合は、200万円台が目安といえるでしょう。ステーションワゴンの中古車を購入したいと考えている方は、後継モデルのMAZDA6やライバル車も含めて検討すると選択肢が広がるのでおすすめです。
まとめ
マツダ アテンザワゴンは積載性や居住性、走行性能に優れており、デザインもスタイリッシュなステーションワゴンです。ファミリーカーとしてワゴン車を探している方や、荷物を積む機会が多い方にも向いているといえるでしょう。国産ステーションワゴンとしては珍しくクリーンディーゼル車もラインアップしており、燃料代を節約したいと考えている方にもおすすめです。
(参考:『アテンザワゴン(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
2018年式以降は改良が施されていてクオリティが上がっているため、これから中古車を購入しようと考えている方はぜひご検討ください。ネクステージではアテンザワゴンの中古車を多数取りそろえています。中古車の購入を検討中の方は、ぜひネクステージをご利用ください。