中古車「三菱 ekスペース」の賢い購入方法や探し方を徹底解説!
広々と乗れる軽自動車を探しているときに、三菱ekスペースのようなスーパーハイトワゴンに惹かれる方もいるでしょう。しかし、スーパーハイトワゴンは軽自動車の中でも近年の人気が高く種類も多いため、どの車種を選んだらよいのか迷ってしまうかもしれません。
この記事では、スーパーハイトワゴンである三菱ekスペースの特徴やおすすめ車種と、車種選びを行う際に比較したいライバル車種をご紹介していきます。ekスペースなどの軽自動車の中古車をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
4.中古車購入時に比較したい「ekスペース」のライバル車種5選
・ekスペースは3つのモデル展開があるため、装備面やターボの有無を考えて選択しよう
・親しみやすいエクステリアと優しい色合いのインテリアカラーは落ち着いた気分にさせてくれる
・ekスペースなどのスーパーハイトワゴンの中古車を探すなら、全国の店舗から取り寄せられるネクステージへ!
中古車「ekスペース」のおすすめモデルはG
ekスペースは、2014年に三菱から発売された軽スーパーハイトワゴンです。軽自動車にもかかわらず室内スペースが広々としている特徴があり、2020年のフルモデルチェンジの際は、さらに荷室スペースや後部座席の足元空間が広くなりました。
進化し続けているekスペースのモデルは「M」「G」「T」の3つが用意されています。その中でおすすめしたいのは、真ん中のグレードである「G」です。
Gはノンターボですが、Mと比べると装備が充実しています。価格や性能のバランスも良く、中古であれば価格にあまり差がないため、快適性を追求するならGがよいでしょう。
G以上のモデルは、助手席側のスライドドアがハンズフリー電動ドアになっている点がポイントです。
中古車「ekスペース」のその他モデルを紹介
シンプルな装備のベースグレード「M」
エントリーグレードである「M」は、必要最低限の装備を備えたモデルです。そのため、他のモデルと比較すると価格が抑えられています。Mには助手席側電動スライドドアが搭載されていないため、電動ドアに慣れている方は不便に感じるかもしれません。
他にもMの特徴として、エアコン操作がタッチパネルではなくマニュアル式となっていることや、鍵はキーレスエントリーシステムを採用している点があります。
しかし、ekスペースは全車種に「三菱e-Assist」を搭載しているため、安全面への配慮は行われています。「最新装備がなくても困らない」「ekスペースの中古を安く買いたい」と思っている人にはMをおすすめします。
ターボエンジン搭載の上級グレード「T」
「T」モデルは、ekスペースの中で上級グレードになるため、エンジンや装備、エクステリアが他のモデルと異なります。まず挙げられるTの特徴は、ターボエンジンを搭載していることです。ekスペースでターボエンジンが備わっているのはTのみなので、走りにこだわりたい人にはTモデルをおすすめします。
MとGが最大トルク60Nmなのに対し、Tは100Nmであるため、上り坂や追い越しの場面で頼もしく感じられるでしょう。また、フロントグリルはブラックを採用しており、M・Gと比べるとスタイリッシュで引き締まった印象を与えてくれます。
ステアリングホイールが本革巻であることや、パドルシフトが備わっていることは、Tならではの特徴です。
中古車「ekスペース」の特徴
必要に応じてターボの有無を選べる
ekスペースはモデルによって搭載しているエンジンの種類が異なるため、選ぶときのポイントとなるでしょう。先ほどご紹介した通り、ターボエンジンが備わっているのはTモデルだけです。MとGは自然吸気エンジンであり、「ノンターボ」と呼ばれることもあります。
エンジンが出す最大のエネルギー量「最高出力」は、ターボエンジンで軽自動車の自主規制値である64PS、自然吸気で52PSです。パワフルさを求める人はターボエンジンの方が走りやすいと思うかもしれません。しかし、街乗りメインの人は、自然吸気エンジンでも問題ないと感じることもあるでしょう。
また、2020年のフルモデルチェンジ後のモデルに搭載されているエンジンは、全てマイルドハイブリッドシステムが採用されているため、燃費性能が向上されました。
洗練された親しみやすいエクステリア
ekスペースは子育て層がターゲットであるため、親しみやすくやわらかな印象を与えてくれるエクステリアが特徴です。フロントグリルは開口部が少なくMとGモデルはボディと同色となっており、一体感や上質感を感じさせてくれます。
また、2020年のフルモデルチェンジでスライドドアの開口幅が650㎜と広くなったので、子どもや高齢者の乗り降りがしやすくなりました。車内の高さはMモデルで1,400㎜、G・Tモデルで1,390mmあるため、小さなお子様なら立ったまま着替えることも可能です。
助手席側の電動スライドドアは、鍵を持っている状態でドアの下に足を入れて引くと、自動で開閉してくれます。お子様を抱っこしているときや荷物を抱えているときなどに便利です。
優しい色合いで居心地の良い空間
全グレード共通で、インテリアカラーはライトウォームグレーです。ベージュのような優しい色合いが居心地の良い空間を作り出してくれます。
ステアリングホイールはグレードにより違いがあり、MとGはウレタン素材、Tは本革巻です。リヤシートは320㎜スライドします。前方にスライドすると荷室が広がり、後方にスライドすると足元スペースが広がるため、狭く感じることはありません。
収納スペースも充実しており、ドリンクホルダーやアッパーグローブボックスなど基本的な収納は十分備わっています。助手席のシートバックにはUSBポートがあるので、移動しながらスマートフォンの充電が可能です。
中古車購入時に比較したい「ekスペース」のライバル車種5選
ダイハツ タント
軽スーパーハイトワゴンの元祖であるタントは、ミラクルオープンドアが特徴の車です。開口部は1,490mmもあり、ekスペースの650mmと比較すると倍以上になります。ベビーカーや大きな荷物の積み下ろしが楽々できるため、ファミリーカーとしてもおすすめです。
ボディカラーは9種類のモノトーンと、Xターボ・Xグレード限定で選べる2トーンカラーの3種類があります。2トーンカラーはルーフとドアミラーを同色にして、サイドガーニッシュはブラックに仕上げているため、遊び心が感じられるスタイルです。
運転席が540㎜、助手席が380㎜スライドするロングスライドシートを採用しているので、使い勝手の良さが実感できます。
(参考:『タント(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
日産 ルークス
ルークスは、日産と三菱が共同開発した車であるため、プラットフォームやパワートレインなどの基本構造がekスペースと同じです。ルークスにはSからハイウェイスターまでさまざまなグレードが用意されていますが、「ハイウェイスターGターボ」のみターボが搭載されています。
最高出力64PS、最大トルク100Nmとekスペースと同じであるため、力強さを求めるのであれば、ターボ付きのハイウェイスターがよいでしょう。
ルークスのボディカラーは全18種類という多彩なラインナップです。インテリアカラーは標準仕様でアイボリーが採用されており、明るく優しい雰囲気もekスペースと似ているところがあります。
(参考:『ルークス(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ N-BOX
N-BOXは、N-ONEやN-WGNNなどNシリーズの先陣を切ったモデルで、現在はシリーズ累計300万台(2021年6月時点)を超えるほどの人気の高いスーパーハイトワゴンです。
室内の広さや先進安全運転支援システムの充実さ、燃費の良さなどが評判で、軽自動車の新車販売ランキングでは2021年時点で7年連続1位を獲得しています。人気の理由は外観にもあり、シンプルながらも細部までこだわったデザインは、老若男女問わず幅広い世代から支持を集めているのです。
室内スペースは長さ2,240mm、幅1,350mm、高さ1,400mmとなっており、ekスペースと比べると若干大きいですが、そこまでの差はありません。
(参考:『N-BOX(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ スペーシア
スペーシアは2013年から販売されているパレットの後継車で、スーツケースをモチーフとしたデザインが特徴的なスーパーハイトワゴンです。グレードは、ハイブリッドGとハイブリッドXの2種類のみで、ハイブリッドGにはパワースライドドアが搭載されていません。
ハイブリッドXにはパワースライドドアが標準で備わっており、他にも快適装備が充実していますが、どちらのグレードにもターボが非搭載である点に注意が必要です。
荷室開口地上高は510㎜で、ekスペースの590㎜に比べると低めに設定されているため、自転車も楽に乗せられます。ハイブリッドXなら、インテリアカラーがベージュとブラックの2色から選択可能です。
(参考:『スペーシア(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
三菱 ekクロススペース
ekクロススペースは、先代のekスペースカスタムのデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を取り入れたSUVテイストのモデルです。そのため、インパクトの強い迫力のあるフロントフェイスが特徴となっており、アウトドアが好きな人にも向いています。
M・G・Tの3グレードが用意されていて、Tのみにターボが搭載されている点はekスペースと同じです。急な下り坂でも安全に走行できる「ヒルディセントコントロール」が標準装備で全てのグレードに備わっていますが、この装備はekスペースには設置されていません。
外観や装備の違いから、ekスペースよりもekクロススペースの方が車両価格も高めに設定されています。
(参考:『ekクロススペース(三菱)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ekスペースの中古車相場
中古車ekスペースの相場を紹介します。以下は、2022年8月時点の相場です。
モデル |
最安値 |
最高値 |
M |
73万8,000円 |
132万9,000円 |
G |
99万9,000円 |
142万9,000円 |
T |
139万9,000円 |
139万9,000円 |
年式はモデルによって異なりますが、安い車両であれば100万円以下で手に入るものもあります。Mは流通量が多いため選択肢も多いですが、現行モデルで未使用車の場合は、中古であっても新車価格とあまり変わらないでしょう。
(参考:『ekスペース(三菱)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
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まとめ
中古ekスペースを購入するなら、価格と性能のバランスが取れているGグレードがおすすめです。
しかし、ekスペースはグレードによって装備面での充実さやターボの有無の違いがありますので、「価格を抑えたい」「走りを重視したい」など、目的に合った選択をしましょう。
ekスペースの中古車をお探しの方は、こだわりの品質で取り揃えた中古車を数多くそろえているネクステージをご利用ください。ネクステージで販売中の中古車はWebサイト上からも確認でき、気軽に見積もり依頼が行えるためご活用ください。