日産 フーガ新型の登場は?あのプレミアムセダンの今を徹底解説

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日産 フーガ新型の登場は?あのプレミアムセダンの今を徹底解説

日産 フーガ新型の登場は?あのプレミアムセダンの今を徹底解説

日産高級プレミアムセダンの一つであるフラッグシップモデルのフーガをご存じでしょうか。海外では日産が展開する高級ブランド「インフィニティ Q70」として販売されており「Q80 コンセプト」モデルも人気があることについて聞いたことがあるかもしれません。

 

フーガは2004年に初代モデルが販売され2009年に2代目である現行モデルが発売されました。今回10年以上の時を経て次期新型フーガが登場するとの情報があります。この記事では予想されている新型フーガの情報についてご紹介するとともに、これまでのフーガの歴史について振り返りますので参考にしてください。

 

※目次※

1.日産 フーガの新型車はいつ?

2.日産のプレミアムセダン フーガとは

3.初代 日産フーガ Y50系の特徴

4.現行 日産フーガ Y51系の特徴

5.まとめ

 

■POINT

 

・現時点で分かっている次期新型フーガの情報についてご紹介

・これまでのフーガの歴史についておさらいしてみよう!

・初代モデルY50系と現行モデルY51系のそれぞれの特徴と中古車相場について解説

 

 

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日産 フーガの新型車はいつ?

日産 フーガ新型の登場は?あのプレミアムセダンの今を徹底解説

北米や北欧に海外旅行などで行かれたことがある方はご存じかもしれませんが、日産フーガは海外向け高級ブランド「インフィニティ」の車種として有名です。日本ではプレミアムスポーティセダンとして2004年10月に発売開始されました。

 

2代目現行モデル発表が2009年ですので一般的な車のフルモデルチェンジサイクルから考えると新型が出てもおかしくない頃でしょう。いつ新型が発表されるのかを心待ちにしているファンもいるのではないでしょうか。2021年2月現時点で分かっている情報についてご紹介しましょう。

 

日産フーガ|どうして新型が出ない?

ファンが心待ちにしているフーガのフルモデルチェンジですが、なぜいまだに行われないのかということについては様々な憶測がなされています。経営事情など「日産」の会社本体にまつわるニュース等が影響していることが考えられるかもしれません。どの分野においても新型を開発する際には必ずリスクが伴いますので踏み出す勇気が必要と言えるでしょう。

 

3代目フーガ Y52型のモデルについて

初代フーガY50型・2代目現行モデルY51型に続き3代目モデルはY52型とされるようですが、昨今の車事情を取り巻く環境を考えるとEV技術・自動運転技術搭載が期待されます。予想されている候補モデルの一つは2018年1月デトロイトモーターショーで公開された中型セダン『インフィニティQインスピレーションコンセプト』です。

 

他には2019年4月上海モーターショー公開のスポーツセダン『インフィニティQsインスピレーションコンセプト』・2019年1月北米国際自動車ショーで公開された電気自動車(EV)でセダンとクロスオーバーがクロスしたモデル『Nissan IMs』があります。

 

日産プロパイロット・プロパイロットパーキング搭載やエクステリア・インテリアデザインの刷新等が期待できるでしょう。

 

予想ボディサイズ

予想されているモデルの中で2004年発表「インフィニティQ80インスピレーションコンセプト」が新型フーガになる可能性が高いとしている情報がありますが、これはクーペスタイル4ドアセダンです。ダイムラーとルノー日産の技術力がタッグした開発モデルが期待されます。

 

欧米仕様「Q80コンセプト」ボディサイズよりも日本道路事情等に合わせてひと回り小さいボディサイズになるかもしれません。予想されているボディサイズは全長4,980mm×全幅1,890mm×全高1,450mm・ホイールベース2,900mmです。

 

エンジン予想

搭載されるエンジンはどのモデルをベースにするかによって変わってくるでしょう。『インフィニティQインスピレーションコンセプト』または『インフィニティQsインスピレーションコンセプト』であれば新型2.0L 4気筒ターボエンジンVC-T&e-POWER搭載される予想です。もしe-POWER搭載であればセダンクラス初めての装備となります。

 

『Nissan IMs』ベースであれば電気自動車(EV)でしょう。2代目現行モデルと同じ3.5Lハイブリッドエンジン VQ35HRや3.0L V型6気筒エンジン+モーターが搭載される可能性もあります。

 

気になる発売日は?

発売日に関して海外メディアによると電動化プラットフォーム実用化に関する事情のためにインフィニティ後継車の発表は2021年秋以降だという予想ですし『Nissan IMs』の市販化も2021年以降の予想です。2020年5月に日産は長い車齢乗用車を打ち切ることを発表しました。

 

これらを踏まえると2023年までにはフルモデルチェンジした新型フーガが発売されるのではないかと期待することができるでしょう。

 

価格予想は?

現行モデルY51後期型モデルの新車価格は502万円~639万円です。ですから新型フーガは現行からモデルチェンジして最新技術や新型エンジン等を搭載することを考えると現行モデルよりも若干高めの価格設定になるかもしれません。エンジン搭載モデルでも異なりますが520万円~680万円と予想されています。

 

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日産のプレミアムセダン フーガとは

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日産のフラッグシップモデルプレミアムセダンであるフーガは、モダンなエクステリアやセダンならではの滑らかな走行性能と快適で上品な乗り心地が特徴です。フーガの歴史について簡単に振り返ってみましょう。

 

日産フーガの歴史

フーガという車名は音楽用語『フーガ』と日本語『風雅』に由来していると言われており、音楽の旋律のような調和と上品な優美さがコンセプトです。そのコンセプトの通り、2003年東京モーターショーで参考出品された際のフーガはプロトタイプモデルで天井張りが障子風でホイールベースが長いリムジンのような仕上がりで人々の注目を集めました。

 

その後2004年ニューヨーク国際オートショーでは市販仕様に近いモデル「インフィニティM45コンセプト」を出品しています。日本においてフーガ初代モデルY50型は、バブル期に若い世代の間で一世を風靡したセドリックやグロリアを統一した実質的な後継車として2004年10月にデビューしました。

 

6代目以降セドリック・7代目以降グロリア同様『Y』形式を採用していることに後継車としての存在が表れています。2009年にモデルチェンジを行い2代目が発表され、2015年マイナーチェンジモデル後期型が現行モデルです。

 

フーガ エンブレムの歴史

2015年のマイナーチェンジの際にフーガはエクステリアデザインが大幅に刷新されました。それに伴いブランドエンブレムが日本での展開がない海外向け日産高級車ブランドである「INFINITI(インフィニティ)」に変更されたことをご存じの方もおられるでしょう。

 

その後2019年12月に行われたマイナーチェンジで2度目のフェイスチェンジが行われました。その際にエンブレムが「NISSAN」に戻されています。従来の日産ファンを取り戻す意図があったのかもしれません。

 

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初代 日産フーガ Y50系の特徴

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初代フーガが発表される前のセドリックやグロリアの人気がすごかったことを覚えている方も多いかもしれません。車と言えばセダンと言われていた時代を象徴するような車種でした。そんな中イメージ一新をかねて2004年10月に発表されたのが初代フーガです。初代フーガ Y50系の主な特徴を解説します。

 

特徴1:フーガ Y50系のサイズとデザイン

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運転の楽しさと機能性を重視したコックピットデザイン採用で、小型と言われていた日本車セダンサイズではなく世界と肩を並べるダイナミックボディサイズのスポーツセダンとして開発されました。パワフルだけでなくラグジュアリーさを兼ね備えたスタイリングが特徴です。

 

2004年モデル250GTのボディサイズは全長4,840mm×全幅1,795mm×全高1,510mmとなっています。

(参考:『フーガ Y50系(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

特徴2:搭載エンジン

2004モデルの搭載エンジンは2.5L V型6気筒DOHC(VQ25DE型)・3.5L V型6気筒DOHC(VQ35DE型)です。3.5Lバージョンには4WDも用意されており、Z33型フェアレディZ搭載と同じスペックですがセッティングに違いがあります。2005年に4代目シーマ搭載エンジンを改良した4.5L V型8気筒DOHC(VK45DE型)が追加されました。

 

その後2007年にはVQ25DE型とVQ35DE型がVQ25HR型・VQ35HR型にそれぞれ変更され、さらに高回転・ハイレスポンス性能となっています。

 

特徴3:落ち着きのある室内

フーガは質感にこだわった快適なシートをはじめとしたコーディネートの取れた落ち着きのあるインテリアが魅力です。車高が高くホイールベースが長い設計のおかげでEセグメントでは最大級の室内空間を誇り、Fセグメント車ベンツ Sクラスやレクサス LSにも引けを取りません。

 

キャビンスペース・後部座席のレッグスペース・ヘッドクリアランスなどどこの座席に座ってもゆったりとくつろぐことができます。後期型では全グレードでシート生地とフィニッシャーの全種類から自由な組み合わせを選べることもポイントです。

 

人気グレード350GT タイプSのスペック

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初代モデルの中でも2007年に発売された350GT タイプSはFRのみの設定ですが、パワフルでレスポンスに優れたスポーツセダンモデルとして人気グレードとなっています。主なスペックを下記の表に記していますので参考にしてください。

 

【2007年12月発売モデル 350GT タイプS】

ホイールベース

2,900mm

エンジン種類 / 形式

V型6気筒DOHC / VQ35HR型

最高出力

313ps(230kW)/ 6,800rpm

最大トルク

36.5kg・m(358N・m)/ 4,800rpm

トランスミッション

5AT

燃費(10.15モード)

9.3km/L

※slide →

(参考:『フーガ 350GT(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

フーガ Y50系の中古相場は?

2004年10月~2009年11月に発売されたY50系フーガの2021年2月現在の中古車相場価格は10万円~160.6万円です。年式が古くなっており燃費性能が良い車が普通となっている現在の環境もあり価格が下がっていることにお気づきでしょう。

 

走行距離が多いのも心配ですが、年式の割に走行距離が少ない車にも注意する必要があります。メンテナンスがきちんとされていたかどうかを確認してみましょう。

 

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現行 日産フーガ Y51系の特徴

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2009年11月には2代目フーガY51型が発表されました。2.5Lと3.7L(FR/4WD)のラインナップで2010年11月に3.5Lハイブリッドが追加されています。2012年当時0~400m加速で優勝したタイムはギネス世界記録に認定され『世界渣最速の市販ハイブリッド』という名誉を獲得するほどハイパフォーマンスの車です。2015年12月にビッグマイナーチェンジが行われました。

 

特徴1:フーガ Y51系のサイズとデザイン

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2代目フーガも初代モデルがこだわっていたプレミアムセダンの走りと優雅さというコンセプトを受け継いでいます。特徴はより伸びやかなロングノーズや大きく張り出したフロントフェンダー等モダンかつダイナミックなエクステリアデザインでしょう。

 

2009年モデル250GTのボディサイズは全長4,945mm×全幅1,845mm×全高1,500mmです。初代モデルと比較して全高が若干低くなり全長と全幅が拡大しています。新開発リヤサスペンション採用と剛性・制振性が高まったボディのおかげで快適な乗り心地が特徴です。

(参考:『フーガ Y51系(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

特徴2:搭載エンジンV型6気筒の走り

従来は6気筒エンジンと言えば直列6気筒が一般的でしたが最近ではV型シリンダー配管が主流になっています。エンジン全長をコンパクトに抑えることができるためキャビン・ラゲッジスペースを広くとることができるというメリットのためかもしれません。

 

フーガ ガソリンモデルにも優れたドライバビリティ・低燃費性能・加速性能が特徴の2.5L V型6気筒エンジンとVVEL採用の3.7L V型6気筒エンジンの2種類が用意されています。新開発マニュアルモード付7速ATトランスミッションとの組み合わせにより走りの良さを実現してることがポイントです。

 

特徴3:上質な室内

日産 フーガ新型の登場は?あのプレミアムセダンの今を徹底解説

日産によるとフーガの内装は人が感じる触感の良さを徹底的に研究した高触感内装コンセプトのインテリアとされています。銀粉本木目素材が施工されているセンターコンソールやインパネや独特なしっとり質感が魅力のセミアニリン本革シートなどが特徴です。

 

気持ちいい森の中の雰囲気を想像させるフォレストエアコンをはじめとした居心地の良さと機能性を両立している上質な室内はさながら丁寧なおもてなしを受けているような印象を受けます。

(参考:『フーガ Y51系(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

省燃費フーガ ハイブリッドのスペック

日産 フーガ新型の登場は?あのプレミアムセダンの今を徹底解説

2010年に追加されたフーガ ハイブリッドは動力性能と優れた環境性能を実現した省燃費モデルです。主なスペックは下記の表を参考にしてください。

 

【2007年12月発売モデル 350GT タイプS】

ホイールベース

2,900mm

エンジン種類 / 形式

V型6気筒DOHC+交流同期電動機 / VQ35HR型+HM34

エンジン最高出力

306ps(225kW)/ 6,800rpm

エンジン最大トルク

35.7kg・m(350N・m)/ 5,000rpm

モーター最高出力

68ps(50kW)

モーター最大トルク

29.6kg・m(290N・m)

トランスミッション

7M-AT

燃費(WLTCモード / JC08モード)

12.8km/L / 18.0km/L

※slide →

(参考:『フーガ ハイブリッド(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

フーガ Y51系の中古相場は?

現行モデルフーガ Y51系の現在の中古車相場はガソリンモデル車体価格が48万円~418.5万円です。ハイブリッドモデルは56万円~579.8万円で販売されています。年式や走行距離に加えて装備内容により販売価格に差がありますので購入前にきちんと確認するようにしましょう。

 

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まとめ

日産 フーガ新型の登場は?あのプレミアムセダンの今を徹底解説

近年SUV車が人気を集めている中で走りの良さと快適さを追求し続けているプレミアムスポーツセダン フーガの魅力についてご紹介しました。海外で展開している日産ブランド インフィニティの影響もあり国産車の中では少し異色の存在かもしれません。

 

他の人とはひと味違う車に乗りたい時などに中古車購入という選択肢もあります。ネクステージでは程度の良い車を多数取り扱っていますのでぜひお気軽にアクセスしてください。

 

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