日産ルークスの中古車査定相場はいくら？調べ方や査定時の評価項目を解説
日産ルークスは、車内空間が広く荷物なども多く積めて実用性が高いため、ファミリー層からも人気がある軽自動車です。新車だけではなく中古車市場でもニーズの高い車種になるため、売却したらどれくらいの価格が付くのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、日産ルークスの特徴から中古車の査定相場まで解説します。また、買取価格を上げるポイントなども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
3.ルークスの中古車販売価格から査定相場をイメージしてみよう
4.ルークスなどの中古車の買取査定時にチェックされる評価項目
・日産ルークスは車内空間も広く実用性も高いため、幅広い年齢層に支持されているスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車！
・日産ルークスの概算買取相場は、ガソリン車の平均値が「34.12万円」ハイブリッド車の平均値が「108.6万円」
・少しでも高く売却するためにはタイミングが重要！フルモデルチェンジ前には売却しよう！
ルークスを売る前に特徴を振り返ろう！
これまでに、いくつかのモデルチェンジを経てきた日産ルークス。現行モデルでは先進技術も取り入れられるなど、購入したオーナーからの満足度も高い軽自動車です。
ここからは、そんな日産ルークスの特徴を振り返るとともに、初代モデルから現行モデルにいたるまでの歴史を紹介します。
ルークスについて
日産自動車が発売する「ルークス」は、全高1,700mmを超えるスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車です。乗用車よりも維持費が安いうえに、積荷や車内空間も広くて実用性が高いため、幅広い年齢層に支持されています。
ライバル車にはダイハツ「タント」やホンダ「N-BOX」などがあり、自動車産業のなかでも大きなカテゴリーになりつつあるスーパーハイトワゴン市場。ルークスはそのなかでも、日産自動車が展開している主力の軽自動車といえるでしょう。
ルークスの歴史
初代モデルに当たるルークスは、スズキ「パレット」のOEM供給モデルとして2009年頃に発売されます。2013年頃まで初代モデルの販売は続きましたが、2014年頃に2代目ルークスが登場します。
この2代目ルークスからは「デイズルークス」とネーミング変更されました。企画も日産と三菱の合弁会社「NMKV」が実施しており、スズキのOEM供給体制から、三菱自動車工業が開発・生産を担当することになります。
その後、2020年3月頃に現行の3代目モデルが発売されます。現行モデルでは、初めて日産自動車が企画・開発を担当しており、先進技術のドライビングサポートが実装されるなど、軽自動車ながらもクオリティの高いドライビングが実現しました。
ルークスを中古車として売る時の査定相場の調べ方
愛車のルークスを売却する場合、事前に査定相場の金額を調べましょう。とはいえ「どのように調べればいいのかわからない……」という方も多いのではないでしょうか。
ここでは、中古車の査定相場を調べる方法を3通り解説します。ご自身に合う調べ方を利用してみましょう。
下取り相場からイメージする
まず、もっとも簡単に買取価格を調べられる方法が、自動車メーカーが提供している「下取り価格シミュレーション」を活用する方法です。例えばトヨタ自動車の「下取り参考価格シミュレーション」では、車種名や年式などを選択するだけで、簡単に現在の下取り価格を調べられます。
その他にも、レクサス・日産などでも下取りシミュレーションが公開されているため、「概算の買取価格が知りたい方」は積極的に利用してみましょう。
販売価格からイメージする
中古車相場は、日々のニーズに合わせて変化していくものです。そのため、より現在の相場状況に合わせた買取相場を調べたい場合、販売されている中古車販売価格から計算してみるのもよいでしょう。
具体的な手順は、まず中古車情報サイトなどで同じ条件（走行距離・年式・色など）のルークスを探します。次に提示されている販売価格に対して、販売業者の利益分である15%を除いた85%を掛け算します。
算出した金額が「一般的なオークション相場金額」になり、この金額から90%程度で売却できることが想定できます。
※例（中古車販売価格：100万円）
100万円×85%=85万円（オークション相場金額）
85万円×90%=76.5万円（想定買取価格）
査定を受けてみる
ここまでに解説した方法はあくまで概算の買取査定額になりますが、より正確な金額を調べたい場合、中古車買取業者に買取査定依頼をしましょう。最近では買取業者もインターネットから簡単に申し込みができるため、信頼できる買取業者に直接依頼するのがおすすめです。
なおネクステージでも、インターネットから簡単に無料査定の依頼ができます。まだ買取業者が決まっていない方や、早めに車の査定額を知りたい方は、ぜひネクステージのホームページから30秒で簡単にできる無料査定をご利用ください。
ルークスの中古車販売価格から査定相場をイメージしてみよう
年式や走行距離によっても買取相場に差が出るものの、実際に現状のルークスはどれくらいの査定相場なのでしょうか。
以下で、中古車販売価格から調べる方法を利用した査定相場を紹介します。ガソリン車・ハイブリッド車別に調査しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
ガソリン車の場合
日産ルークス（ガソリン車）の中古車販売相場は、2021年現在で最高値が「66万円」、最安値が「25.9万円」、平均値は「44.6万円」でした。以上のことからも、計算式を当てはめると以下のようになります。
最高値：66万円×85%=56.1万円×90%=50.49万円
最安値：25.9万円×85%=22.02万円×90%=19.81万円
平均値：44.6万円×85%=37.91万円×90%=34.12万円
平均値で見た場合の買取査定相場は「34.12万円」、最高値で「50.49万円」、最安値で「19.81万円」という結果になりました。実際の査定額に関しては、買取業者に依頼しなければなりませんが、上記の数字はひとつの目安になるでしょう。
ハイブリッド車の場合
次にハイブリッド車の日産ルークスを調べてみましょう。2021年現在の中古車販売価格を調べたところ、最高値が「179.9万円」、最安値が「99.9万円」、平均値が「142万円」という結果になりました。計算式を当てはめると以下のようになります。
最高値：179.9万円×85%=152.9万円×90%=137.6万円
最安値：99.9万円×85%=84.9万円×90%=76.4万円
平均値：142万円×85%=120.7万円×90%=108.6万円
最高値の概算買取相場は「137.6万円」、最安値が「76.4万円」、平均値が「108.6万円」になり、ハイブリッド車はガソリン車よりも高値で買取される傾向にあります。
ルークスなどの中古車の買取査定時にチェックされる評価項目
ルークスを査定依頼かけた場合、プロの査定士が隅々までチェックしたうえで、買取査定額を算出します。査定時のチェックポイントを事前に知っておくことで、さまざまな対処ができるでしょう。
ここでは、買取査定時にプロが必ずチェックする評価項目を解説します。
基本情報【年式・グレード・走行距離】
車の査定額を決めていくなかで、基本となるのが年式やグレード・走行距離などの基本情報です。これらは査定額にもっとも影響の出てくる評価項目になるため、大きな基準であることを理解しておきましょう。
なお一般的に走行距離は「1万キロ/年間」でとらえることが多く、10万キロを超えた車種には値段が付きづらいことが多い傾向です。一方で、短い走行距離であれば価格も付きやすくなります。また年式やグレードなども、新しくハイグレードになるにつれて高い評価を受けやすくなるでしょう。
外装
外装の状態なども、車の査定項目では重要なポイントです。ボディ全体に傷や凹みがないかなどは、必ず細かくチェックします。なお、傷や凹みがあるからといって、査定前に修理に出してもプロは修理痕から判別できます。修理費用が余計に費用がかかるうえに、減点対象となるだけなので、そのまま査定に出しましょう。
また傷や凹み以外にも、ボディカラーなども重要です。人気色は再販しても売れ残ることも少ないため、比較的高い評価を受けることが多くあります。
内装
外装と同様に、内装のコンディションも査定価格に大きく影響が出るポイントです。シートの破損状況やフロアマットの有無、オーディオ関連の状態などもチェックし、交換や修理が必要になるかどうかを判断します。
また、車内のニオイなども査定時には大きく影響が出ます。タバコのニオイ・ペット臭など、車内に染み付いている場合は大きく減点されるため注意しましょう。
足回り
車を安全に乗るための「足回り」のコンディションは、査定時の評価項目でも重要視されるポイントです。車体のバランスチェックはもちろんのこと、社外品の取り付けがされていないかなどもチェックされます。
その他にも、タイヤの磨耗状況なども細かくチェックされるため、交換が必要になるケースは減点対象となります。
エンジン関係
足回りと同様に、車を長く安全に乗るために重要なポイントが「エンジン関係」です。これらの部位は不具合も発生しやすい場所になるため、査定時には必ずチェックされる項目です。
またエンジンの動作確認以外にも、バッテリーの残量やエンジンオイルの有無もチェックします。特にオイル交換などは、エンジンの状態を良く保つために重要なポイントになるため、メンテナンス履歴が評価対象になることも覚えておきましょう。
中古車のルークスで買取査定額を上げるポイント
中古車のルークスを売却する場合、いくつかのポイントを押さえると高値で売却できます。愛車を少しでも高値で売却するためにも、以下の5つのポイントを覚えておきましょう。
フルモデルチェンジ前に手放す
現在乗っている車種が現行タイプの場合、フルモデルチェンジ前に売却すると高値で買い取りしてもらえる傾向にあります。フルモデルチェンジ後に査定依頼をしてしまうと、減額要因になります。
売却時期やタイミングを検討する
実は車を売却する時期を意識するだけで、通常の査定価格よりも高値で買い取りして貰える場合があります。具体的には1月から3月の間と、9月10月と言われており、いわゆる決算期になります。
決算期はどの企業も販売とともに買取強化をしているため、多少高値でも買取対応してくれることが多いようです。急ぎなどの理由がない場合、少しでも高値で売却するために査定のタイミングを変えてみるのもいいでしょう。
オプション装備を確認する
新車購入時のオプション装備品は、売却時の買取価格にも大きく影響が出てきます。純正のナビゲーションシステムや、エクステリアパーツ、インテリアパーツなどは査定価格が上がる要因にもなるでしょう。
ただしオプション装備品とは違い、社外品のナビゲーションシステムやホイールなどは、評価が必ず上がるとは限りません。場合によっては下がってしまうこともあるため注意しましょう。
車検の残存期間を確認する
車検の残存期間（有効期限）が多くなるにつれて、車の査定額も上がる傾向にあります。ただし注意しなければいけないのは、車検の期間がわずかだからといって「車検を通したあとに売却してしまう」ことです。
あくまで車検の残存期間は「プラス査定に働く」だけなので、査定額が車検代を上回ることは少ないでしょう。そのため、基本的には車検を新たに通す前に売却処分し、有効期限が多ければ「尚可」程度にとらえておきましょう。
走行距離を確認する
ここまでに解説してきたように、車の買取査定額を決める要因のなかで重要なポイントは「走行距離」です。そのため、まずは現状の走行距離がどの程度走っているのか確認しましょう。
そのうえで、売却をしようと検討している場合は、できるだけ車の利用を避けつつ、走行距離を抑えるのがおすすめです。
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まとめ
日産ルークスは、荷物に合わせて変化させられるシートアレンジや、アウトドア用品なども多く積める荷室の広さなど、実用性の高いスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車です。ファミリー層にも人気がありニーズの高い車種になるため、なるべく高値で売却できるよう売却の際のポイントを確認しましょう。
ネクステージでは、日産ルークスの買取はもちろんのこと、さまざまな車両の買取実績も豊富です。自社による買取および販売をおこなっているため、店頭販売価格ギリギリの買取ができます。
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