エルグランドの新型モデルの販売はいつ?ミニバンの王座を狙う特徴予想とは
日産が販売するエルグランドのフルモデルチェンジが期待されています。前回のフルモデルチェンジは2010年に実施しており、現行モデルの販売が10年以上も続いているからです。
ミニバンの購入を検討している方の中には、エルグランドの新型モデルについて詳しく知りたいという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、エルグランドのフルモデルチェンジに関する情報をご紹介します。予想される装備や機能について解説していますので、購入をお考えの方は参考にしてください。
※目次※
・現行のエルグランドは2010年に登場したモデル。新型モデルは2023年に登場が予想されている
・新型モデルではエクステリアやインテリアなどの改良が予想される。「e-POWER」搭載モデルがラインアップに加わる可能性は高い
・新型の登場時期にエルグランドを購入するならネクステージの中古車相場の変動もチェックしよう!
新型エルグランドはアルファードを越えるのか
エルグランドが登場したのは1997年5月です。2002年には国内の累計販売台数が25万台にまで達しており、順調なスタートを切りました。
最近ではトヨタ・アルファードやホンダ・エリシオンに主役の座を奪われていますが、日産では新型モデルによる巻き返しを狙っています。ここでは、現在のミニバン状況やエルグランドに関する新情報について詳しく見ていきましょう。
ミニバンの王座と言えばアルファード
ミニバンには開放的な車内空間や多彩なシートアレンジなどの魅力があり、好調な販売を続けています。
ミニバンにはさまざまなサイズがありますが、近年ではホンダ・フリードやトヨタ・シエンタなどのコンパクトミニバンが人気です。開放的な車内と運転のしやすさを兼ね備えており、旅行やアウトドアなどでも使われています。
大型ミニバンについては、トヨタ・アルファードに人気が集中している状況です。2022年の上半期新車登録台数でも、安定した数字を残しています。乗り心地や静寂性などに優れており、快適な車内空間でドライブを楽しめるが人気の理由です。
新型エルグランドは巻き返しを図っている
一方でエルグランドは高級ミニバンの先駆けとして人気を誇っていましたが、現在ではエルグランドに立場を奪われています。
エルグランドは存在感のあるスタイリングや優れた走行性が魅力の高級ミニバンです。ただし、新車登録台数ではアルファードに差を広げられています。発売中の3代目モデルは登場から10年以上が経過しました。商品力の低下が見られており、現時点での世代交代は難しいとみられています。
初代モデルはユーザーからの支持を集めており「1999年には5万台を超える販売台数を記録していました。現在では新型エルグランドの登場による王座の奪還が注目されているのです。
新型モデルの発売予想は2023年
期待されるエルグランドの新型モデルですが、2022年10月時点では発売日が未定となっています。エルグランドの公式サイトでも新型モデルの情報はありません。ただし、現在では2023年に登場するという見方が強まっています。
エルグランドのフルモデルチェンジについて、当初は2022年に実施すると予想されていました。しかし、新型コロナウイルス感染症の広がりによって半導体の生産が大幅に遅れており、2022年のデビューが難しくなったと考えられています。
ライバルのアルファードは中国やオセアニア地域などでも販売されており、エルグランドの新型モデルも国外で販売される可能性が高いでしょう。
エルグランドの新型モデルで予想される機能や装備
2010年に実施されたフルモデルチェンジでは、エクステリアやインテリアのデザインに変更が加えられました。エンジンは3.5Lと2.5Lのエンジンを設定しており、力強い加速を実現させています。
2023年に実施されると予想されているエルグランドのフルモデルチェンジについても、大幅な改良を期待できるでしょう。ここでは、2022年10月時点で予想されている新型モデルの改良点についてご紹介します。
新世代CMFプラットフォームの採用の可能性大
予想される新型モデルの改良点の1つ目はプラットフォームです。新しいモデルではCMFプラットフォームを採用すると考えられています。
CMFプラットフォームとは日産、ルノー、三菱が共同で開発したプラットフォームのことです。日産主導で開発されており、三菱が販売するアウトランダーのプラグインハイブリッドモデルにも使用されています。
CMFプラットフォームを採用すれば、全高のサイズがアップする可能性が高いでしょう。ゆとりのある居住空間を体感できます。
立体感と高級感を意識したエクステリア
予想される新型モデルの改良点の2つ目はエクステリアです。サイドはフロントやリアの部分に膨らみを付けたデザインになる可能性が高いでしょう。タイヤハウスの部分は立体的なデザインになると予想されています。
現行モデルのヘッドライトでは2段式になっていますが、新型モデルでも採用される可能性が高いでしょう。日産・ノートのようにヘッドライトを独立させると考えられています。フロントマスクは高級感と存在感を兼ね備えたデザインという予想です。
パワートレインには「e-POWER」を搭載か?
新型モデルではパワートレインも改良されると考えられています。1.5Lのターボエンジンに電気モーターの「e-POWER」を組み合わせたパワートレインを搭載する可能性が高いでしょう。
「e-POWER」とは日産が開発した電動のパワートレインです。エンジンはバッテリーの充電を目的としており、基本的にはモーターを使って走行します。「e-POWER」を搭載すれば燃費性能が大幅な向上を期待できるでしょう。140kWの電気モーターを使うことで、力強い走りを体感できます。
V6エンジンは廃止の可能性
現行モデルに搭載されているエンジンは「VQ35DE」と「QR25DE」です。「VQ35DE」は低回転域から高回転域までスムーズに走行できるという特徴があります。一方で「QR25DE」は低速からの素早いアクセルレスポンスが特徴です。
新型モデルではエンジンの見直しが予想されています。V型6気筒エンジンは廃止される可能性が高いでしょう。新型モデルでは現行のエンジンに代わって2.4Lのターボエンジンが搭載される予定です。エンジンの改良によって上質な走りを体感できるでしょう。
最新機能が備わった安全装備を搭載予定
現行モデルには、安全運転支援システムの「DSSS」やコーナリングの視認性を高める「アクティブAFS」などの安全装備が搭載されています。
新型モデルでは、最新の技術を導入した新しい安全装備が搭載されるでしょう。予想される安全装備のひとつは「プロパイロット2.0」の最新バージョンです。
高速道路で車速や車線維持をアシストしたり、スイッチを押すだけで車線変更をしたりする機能が備わっています。ロングドライブでの負担を軽減できるでしょう。
エルグランドの新型が登場する前に現行型も押さえておこう
新型エルグランドでは大幅な改良が予想されており、アルファードの地位を脅かす存在になる可能性は高いでしょう。
一方でエルグランドの現行モデルも高い居住性や優れた走行性能を兼ね備えています。ここでは、現行モデルまでの発売から現在までの歴史を振り返りましょう。現行モデルの特徴や基本スペックについても解説します。
エルグランドの現行モデルは2010年に誕生
エルグランドのモデルが登場したのは2010年8月です。初代から継承してきた快適性や走行性能を継承しつつ、先進の技術や機能を取り入れています。
エクステリアのテーマは「ダイナミック&ラグジュアリー」です。安定感のあるボディや高級感のあるアルミホイールなどを採用しています。
インテリアは高揚感と快適性を意識したデザインです。上質なインストルメントパネル、11インチのワイドモニター、先進的なメーターパネルなどを搭載しています。
2020年にはマイナーモデルチェンジを実施
現行モデルは2014年と2020年にマイナーモデルチェンジを実施しました。2020年のマイナーモデルチェンジでは最新の安全機能が追加されています。
車両の動きを検知しながら回避が必要なときには危険を知らせる「インテリジェントFCW」、隣接レーンの車両が接近したときにステアリングの動きをサポートする「インテリジェントBSI」などの機能が搭載されました。
エクステリアでは新しいデザインのフロントグリルが採用されています。ボディカラーにも変更が加えられ、5つのカラーから選べるようになりました。
現行モデルの基本スペック
現行モデルでは2つのパワートレインと8つのグレードが設定されており、サイズは全てのグレードで共通となっています。現行モデルのエルグランドのスペックは下記の表の通りです。
全長 |
4,965mm~4,975mm |
全幅 |
1,850mm |
全高 |
1,815mm |
燃料消費量(WLTCモード) |
8.4km/L~10.0km/L |
(2022年10月現在)
現行モデルでは2種類のエンジンが採用されており、エンジンによって最高出力や最大トルクなどが異なります。エルグランドに搭載されているエンジンのスペックは下記の表の通りです。
型式 |
VQ35DE |
QR25DE |
種類 |
V型6気筒 |
直列4気筒 |
総排気量 |
3.498L |
2.488L |
最高出力 |
206kW |
125kW |
最大トルク |
344N・m |
245N・m |
(2022年10月現在)
新型エルグランドの発売前なら中古車を検討しよう
エルグランドの新型モデルの発売は2023年と予想されていますが、正式な発表はなされていません。新型発売までに乗る車をお探しの方や現在の王者であるアルファードへの乗り換えをお考えの方は、中古車の購入を検討するのが良いでしょう。
ここでは、エルグランドやアルファードの中古車販売価格をご紹介します。ミニバンの購入を予定している方は参考にしてください。
エルグランドの中古車相場
新車とは異なり、中古車は年式、走行距離、車両の状態によって販売価格が変わります。2022年10月時点におけるネクステージでのエルグランドの中古車販売価格は下記の表の通りです。
モデル |
中古車販売価格 |
E51系(2代目モデル) |
29万9,000円~126万5,000円 |
E52系(現行モデル) |
89万9,000円~379万9,000円 |
(参考:『エルグランド(日産)中古車一覧』)
エルグランドの新車販売価格は369万4,900円~759万3,300円となっていますが、中古車なら100円以下で購入できます。また、中古車なら現在では生産されていない2代目モデルの購入も可能です。
アルファードの中古車相場
アルファードは人気の高級ミニバンですが、中古車ならお得に手に入れられます。2022年10月時点におけるネクステージでのアルファードの中古車販売価格は下記の表の通りです。
モデル |
中古車販売価格 |
20系(2代目モデル) |
59万9,000円~283万9,000円 |
30系(現行モデル) |
89万9,000円~379万9,000円 |
(参考:『アルファード(トヨタ)中古車一覧』)
アルファードの新車販売価格は359万7,000円~775万2,000円となっていますが、中古車なら100万円以下で手に入れられます。また、生産終了している2代目モデルの購入も可能です。
ミニバンの中古車を購入予定の方はネクステージへ
エルグランドやアルファードなどの高級ミニバンの中古車を購入する際には、慎重に販売店選びをすると良いでしょう。
提供しているサービスは販売店ごとに異なるからです。販売店を選ぶときには、販売価格に加えて在庫数や購入後の保証などのチェックをおすすめします。ここでは、ネクステージの2つの特徴について詳しく見ていきましょう。
豊富に在庫を用意しており気軽に車選びができる
ネクステージは北海道から沖縄まで、全国に200店舗以上を展開しており、2022年10月時点での在庫数は約3万台です。
中古車に関する専門的な知識を持ったバイヤーを車種別に配置しています。売れ筋モデルはカラーやバリエーションごとにそろえているため、好みに合った1台を見つけられるでしょう。
ネクステージでは粗悪品を前もって排除しています。修復歴車や水没車などは取り扱っていません。徹底した品質管理をしており、気軽に車選びができます。
PR走行5万km以下のエルグランド
※価格は支払総額
充実保証で新しいカーライフをサポート
ネクステージでは無料保証と有料保証の2タイプの加入が可能です。無料保証は全車対象となっており、国産車は3カ月もしくは3,000km、輸入車は1カ月の保証期間が設けられています。
有料保証の魅力は充実の内容です。「サービスサポート」では33機構318項目が保証範囲となっています。無料エンジンオイル交換やロードサービスなどの特典が含まれており、ロングドライブで利用する方にもおすすめです。
「10年保証」では最初の3年間はサービスサポートと同じ補償項目となっており、4年目以降は5機構76項目が保証範囲となっています。
まとめ
エルグランドの現行モデルは2010年に登場しました。発売から10年以上が経過しており、フルモデルチェンジしたモデルの登場が待たれています。
新型モデルは2023年に発売されると予想されていますが、公式サイトによる正式な発表はありません。新型モデルが登場する前に乗る車をお探しの方は、ミニバンの中古車の購入がおすすめです。
ネクステージではWebサイト上での車両検索サービスを提供しています。車両の詳細ページではお問い合わせ自宅での車選びが可能です。エルグランドやアルファードの中古車を購入予定の方はネクステージをご利用ください。