日産・ノートとトヨタ・アクアはどちらがおすすめ?特徴や性能を徹底比較!
日産・ノートとトヨタ・アクアは、いずれもハッチバックコンパクトカーとして人気がある車です。この2車種は雰囲気が似ているため、読者の中にもどちらを購入しようか迷っている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、日産・ノートとトヨタ・アクアの特徴や価格、走行性能などを詳しく紹介します。パワートレインや安全装備などの違いを比較し、どちらの車がより自分に合っているかを見てみましょう。
※目次※
2.日産・ノートのライバル「トヨタ・アクア」はどのような車?
4.日産・ノートとトヨタ・アクアで迷ったときはどちらがおすすめ?
6.日産・ノートやトヨタ・アクアの中古車をお探しならネクステージへ
・日産・ノートとトヨタ・アクアは両車とも人気が高いコンパクトハッチバックカー
・ノートはユニークなハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載した車で、走行性能や積載性を重視する方におすすめ
・一方のアクアは燃費性能が高く装備品が充実していて、コストパフォーマンスを重視する方向け
日産・ノートはどのような車?
日産・ノートは2005年に登場した車で、2022年時点における現行モデルは3代目です。ユニークなハイブリッドシステムを搭載しているなど、特徴的なポイントがいくつか存在します。
初代ノートは走りと使いやすさへのこだわりが詰め込まれたモデルとなっており、現在までにさまざまな進化を遂げています。3代目の登場目前では15年間で累計約146万台もの車両が販売されました。
概要
3代目ノートは2020年12月に発売された車です。開発コンセプトはコンパクトカーの常識を超える先進コンパクトカーで、新たに設計したプラットフォームを採用するなど大幅な変更が加えられました。
2代目と比較すると新型パワートレインを搭載したりデザインを刷新したりするなどのように進化しています。カスタムカーとして「AUTECH」も登場しており、走行性能・デザイン性・実用性の3つを意識したコンパクトカーといえるでしょう。
グレードおよび価格
グレード |
駆動方式 |
新車価格 |
X |
2WD |
221万1,000円 |
X FOUR |
4WD |
246万9,500円 |
AUTECH |
2WD |
254万3,200円 |
AUTECH FOUR |
4WD |
280万1,700円 |
AUTECH CROSSOVER |
2WD |
257万6,200円 |
AUTECH CROSSOVER FOUR |
4WD |
283万4,700円 |
2022年12月時点において、日産・ノートのグレードラインアップおよび新車価格は上記の通りです。3代目ノートはe-POWERを搭載したハイブリッド車のみの設定で、ガソリン車やディーゼル車は存在しません。
上位グレードのAUTECHは上質さを重視しており、AUTECH CROSSOVERはSUVに近いスタイルに仕上げています。
エクステリア・インテリアデザイン
ノートのエクステリアデザインは、オーソドックスなハッチバック型コンパクトカーといった印象です。モノトーンカラーに加えて2トーンカラーもラインアップしており、好みに応じて選べます。
オプションで設定しているLEDヘッドランプはよりスタイリッシュな印象で、開発コンセプトに含まれる「先進性」を強調したデザインといえるでしょう。スポーティさを重視するユーザーに向けて、3つのエアロパーツをセットにしたパッケージもあります。
インテリアはブラックをベースにしたオーソドックスなデザインです。操作しやすいシフトレバーや十分な収納を確保したセンターコンソールを搭載するなど、実用性や快適性を意識した内装です。
コンパクトカーでありながらリアシートのクリアランスを十分に確保しており、3人以上でも快適に乗車できるのも魅力といえるでしょう。
走行性能
日産が開発したハイブリッドシステム、e-POEWRを生かした高い走行性能を見せてくれるのもノートの特徴です。e-POWERは従来型のハイブリッドシステムとは異なり、エンジンの動力は発電機を回すために使い、発電機から得た電力でモーターを動かすことで走行します。
従来型のハイブリッドシステムはエンジンのパワーをモーターで補助する仕組みであることを考えると、e-POWERの仕組みはEVに近いといえるでしょう。
4WD車にはe-POWER 4WDを採用しており、前後輪にモーターの動力を分配して路面状況に応じて適切に制御してくれます。モーターはガソリンエンジンに比較して低速域から十分なトルクを発揮してくれるため、より快適な走りを楽しめるでしょう。
主要装備
ノートの主要装備についても見ていきましょう。購入時に重視されることが多い基本的な先進安全システムは、グレードを問わず標準装備しています。ただし、プロパイロットをはじめとした一部の機能はオプションのため、購入前に忘れずにチェックしましょう。
UVカットガラスなど、快適性を高める装備も搭載しているため併せて確認しておくことをおすすめします。リアシートには分割可倒式のものを採用しており、多くの荷物を積むときにも使いやすいでしょう。
日産・ノートのライバル「トヨタ・アクア」はどのような車?
ノートと比較・検討されることが多いトヨタ・アクアについても詳しく解説します。アクアも日産ノートと同様に購入台数の多い車種なので、コンパクトカーの候補として検討される方も多いのではないでしょうか。
ここでは、アクアとはどのような車なのかとして、特徴やグレード展開についてご紹介します。
概要
アクアは2011年に発売されたハイブリッドコンパクトカーで、2022年時点における現行モデルは2代目です。トヨタ車の中では、ヤリスハイブリッドと似た車として比較されることもあります。
優れた燃費性能を持つアクアは、グレードによっては燃費性能が35km/Lを超えるなど、経済性を重視する方にも向いています。ノートのように先進性を追求した車ではありませんが、オーソドックスなハイブリッドコンパクトカーを探している方におすすめです。
グレードおよび価格
グレード |
駆動方式 |
新車価格 |
Z |
2WD 4WD |
240万円 259万8,000円 |
G |
2WD 4WD |
223万円 242万8,000円 |
X |
2WD 4WD |
210万7,000円 230万5,000円 |
B |
2WD 4WD |
199万7,000円 219万5,000円 |
GR SPORT |
2WD |
259万5,000円 |
2022年12月時点のグレードラインアップは上記の通りで、GR SPORTを除く全グレードに2WDと4WDの両方を設定しています。2WDと4WDの価格差は20万円程度です。普段走行するエリアの路面状況や用途を考えて選ぶと良いでしょう。
走行性能を重視したグレードとしてGR SPORTもあるため、スポーティな走りを楽しみたい方は検討してみてはいかがでしょうか。
エクステリア・インテリアデザイン
アクアのエクステリアデザインは、シンプルでありながらもスタイリッシュな印象です。全高が1,485mmと低めに設計されているのが特徴で、エアロ性能や燃費性能を追求した設計といえるでしょう。
ルーフが後方まで伸びるデザインは先代アクアから継承しており、ひと目見てアクアであることが分かる仕上がりです。
車内空間は十分な居住性と運転しやすさを意識しており、コンパクトカーでありながらも必要な空間をきちんと確保しています。全体的にブラックをベースにしたシンプルなカラーリングで、質感にもこだわっています。
後部座席の居住性も十分なため、ファミリーカーとして利用する場合をはじめとして、3人以上でドライブを楽しむ機会が多い方にもおすすめです。
走行性能
アクアもハイブリッドカーのみのラインアップで、ハイブリッドシステムはエンジンの動力をメインで使用し、モーターが補佐する仕組みです。
採用している4WDシステムはE-Fourと呼ばれていて、走行状態に応じてFFと4WDを自動的に切り替えます。路面状況に応じて適切な駆動方式・トルク配分を選んでくれるため、より安定した走行を楽しめます。アクアは低重心化を図った設計を採用していて、走行時の安定性が高いのも魅力です。
主要装備
アクアの装備品は比較的充実しています。先進安全装備の「Toyota Safety Sense」は、グレードを問わず標準装備です。ただし、パーキングサポートブレーキや急アクセル時加速抑制など、付加的な安全装備はオプション設定となっているグレードも存在します。
LEDヘッドランプやUVカットガラスなど、付いているとうれしい機能が標準装備されているのも魅力です。駐車支援機能やターンチルトシートなどをオプションで追加できるため、必要に応じて検討すると良いでしょう。
日産・ノートとトヨタ・アクアのスペックを比較してみよう
ノートとアクアのどちらを購入するか迷っている方に向けて、基本的なスペックを比較してまとめました。何を重視するかによって、どちらの車種がおすすめか異なるでしょう。
ここでは、走行性能とボディサイズ、積載性、燃費性能を比較しながらチェックしていきます。満足できる1台を購入するためにも、事前にひととおり確認しましょう。
主要スペックを比較
車種 |
日産・ノート |
トヨタ・アクア |
エンジン種類 |
水冷直列3気筒 |
直列3気筒 |
排気量 |
1.198L |
1.490L |
トルク |
103N・m |
120N・m |
出力 |
60kW |
67kW |
フロントモーター出力 |
85kW |
59kW |
フロントモータートルク |
280N・m |
141N・m |
搭載しているエンジンおよびモーターのスペックをまとめると上記の通りです。アクアはエンジンのパワーが強く、ノートはモーターのパワーが強いのが特徴といえるでしょう。
しかし、ノートとアクアではハイブリッドシステムそのものが異なるため、直接比較するのは難しいところです。どちらも十分な走行性能ですが、比較すると力強さが欲しいときはアクア、瞬発力が欲しいときはノートの魅力が生かせるでしょう。
ボディサイズ・室内寸法・ラゲッジ容量を比較
車種 |
日産・ノート |
トヨタ・アクア |
全長 |
4,045mm |
4,050mm |
全幅 |
1,695mm |
1,695mm |
全高 |
1,505mm~1,520mm |
1,485mm |
室内長 |
2,030mm |
1.830mm |
室内幅 |
1,445mm |
1,425mm |
室内高 |
1,240mm |
1,190mm |
ラゲッジスペース容量 |
260L(4WD) 340L(2WD) |
205L(4WD) 205L(2WD) |
ボディサイズは多少の差があるものの、ほぼ同じといえるでしょう。アクアはノートに比べて全高がやや低く仕上がっています。
室内空間を比較するとノートは長さと高さが大きく、アクアは幅が広いのが特徴です。居住空間の快適性を求めるのであれば、幅が広くゆとりがあるアクアを選ぶとよいでしょう。
ラゲッジスペースの容量はノートのほうが多いため、多くの荷物を積む人におすすめです。ノート・アクアの両車はフロントシートを倒せないため、長尺物を積み込む用途には向いていません。
燃費性能を比較
ハイブリッドカーの購入を検討していると、燃費性能が気になるのではないでしょうか。2022年12月現在の現行モデルを見ると、ノートおよびアクアのWLTCモードの燃費性能は以下の通りです。
ノート |
23.8km/L~28.4km/L |
アクア |
33.6km/L~35.8km/L |
燃費性能はアクアのほうが大きく優れています。この数値はあくまでもカタログ燃費で実燃費とは大きな差が発生する可能性もありますが、燃費を重視するのであればアクアを選んだ方が良いでしょう。
日産・ノートとトヨタ・アクアで迷ったときはどちらがおすすめ?
ノートとアクアの違いや特徴を知っても、どちらが自分のニーズを満たしてくれるのか判断しにくいと感じる方もいるのではないでしょうか。そこで、ここではノート・アクアそれぞれがどのような方におすすめかを紹介します。
自分が車選びにおいて何を重視するかをはっきりさせた上でひとつずつ確認すれば、どちらが向いているか判断しやすくなるでしょう。
コストパフォーマンスや燃費性能を重視するなら「アクア」
コストパフォーマンスや燃費性能を重視して車を選ぶ方なら、アクアを選ぶのがおすすめです。ベースグレードの価格はアクアのほうが安価で、上位グレードもアクアのほうがやや安価であるものの大きな差はありません。
アクアはノートでオプションになっているLEDヘッドライトを標準搭載しているなど、装備品が充実しています。燃費性能もアクアのほうが低燃費なことを考えると、経済性を重視するならアクアを選んだほうが満足できるでしょう。
走行性能や積載性を重視するなら「ノート」
走行性能や積載性を重視する方には、ノートがおすすめです。ノートは走行性能が高いと好評で、モーターの動力で走行する仕組み上、低速域から大きなトルクを発揮してくれます。アクセルワークに対するレスポンスもよく、ドライブを楽しみたい方に向いているといえるでしょう。
ラゲッジスペースの容量もノートのほうが多く、ファミリーカーを検討している場合をはじめとして荷物を積む機会が多い方に向いています。実用性を重視する方も、ノートを選んだ方が満足できる可能性が高いでしょう。
日産・ノートやトヨタ・アクアをお得に購入するなら中古車
よりお得にノートやアクアを購入したい方は、新車だけではなく中古車に目を向けてみてはいかがでしょうか。両車とも人気があるコンパクトカーで販売台数も多く、その分中古車試乗でも豊富に流通しています。
手頃な価格で購入できる車が多く存在するだけではなく、すでに生産終了している先代モデルを購入することも可能です。中古車を検討対象に含めれば、車選びの選択肢がより広がるでしょう。
日産・ノートの中古車価格
最低価格 |
23万9,000円 |
最高価格 |
249万7,000円 |
(2022年12月時点)
ノートの中古車価格は上記の通りで、20万円台で購入できる旧モデルの車も複数存在します。年式が新しく装備が充実した車もそろっているため、予算や目的に応じて選びやすいでしょう。
同日時点で在庫が500台以上存在しており、選択肢が豊富なのも魅力です。年式が新しい車の中にも、100万円台で購入できるものが存在します。コストパフォーマンスに優れた中古車を多数ラインアップしているため、ぜひこの機会にご検討ください。
(参考:『ノート(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
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※価格は支払総額
トヨタ・アクアの中古車価格
最低価格 |
35万9,000円 |
最高価格 |
279万9,000円 |
(2022年12月時点)
アクアの中古車は30万円台後半から販売されており、ノートよりやや高めです。とはいえ、そこまで大きな差はないといえるでしょう。安価に購入できる車もあれば、コンディションがよい登録済み未使用車も存在します。
ノートと同様に、予算や好みに応じて最適な車を選びやすいのが魅力です。同日時点の販売台数は400台以上で、ノートよりやや少ないものの十分な数を取りそろえています。
(参考:『アクア(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
PRアクアの中古車を探す
※価格は支払総額
日産・ノートやトヨタ・アクアの中古車をお探しならネクステージへ
中古車を選ぶ際は車種選びだけでなく、「どこで買おう」や「どの車両にしよう」といった複数の選択を行います。中古車は車両状態もさまざまなことから、選び方に慣れていないと状態の悪い車を見分けることに不安を感じる方もいるのではないでしょうか。
自分にぴったりの車両を探したい方は、ぜひネクステージにおまかせください。
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ネクステージは、大手中古車販売店として全国各地に多数の店舗を構えています。広大な店舗網を生かして中古車の販売・買取を実施しており、さまざまな車種の在庫を豊富に取りそろえているのが特徴です。
ノートやアクアをはじめとした、人気があるコンパクトカーを多数販売しています。ネクステージ公式サイトの検索フォームでは販売中の車両から条件に合わせて検索できるため、ぜひご活用ください。
多数の在庫から自分好みの1台を探すことで、より満足できる中古車を購入できる可能性が高まります。
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ネクステージでは遠方の店舗にある車を近くに取り寄せ、実車確認できるサービスを提供しています。リーズナブルな価格で購入前に実車の状態をご確認いただくことができ、最寄りの店舗で納得のいく車選びをサポートしています。
中古車のコンディションは1台ずつ異なるため、実際にチェックすることが大切です。ご希望の車両が商談中などのように取り寄せできない場合もありますので、気になる車両が見つかりましたらネクステージのスタッフへお気軽にご相談ください。
まとめ
日産・ノートとトヨタ・アクアはコンパクトカーでありながら十分な走行性能と積載性を有していて、ファミリーカーとしても使えるでしょう。
パワートレインや燃費性能などに違いがあるため、それぞれの特徴をよく確認して自分に合った1台を選ぶことをおすすめします。
ネクステージではノートやアクアの在庫を多数取りそろえているため、中古車も含めて検討している方は、ぜひ一度ご利用ください。公式サイトの検索機能を利用して気になる車を発見したら、そのまま在庫確認や見積依頼ができて便利です。