スペーシアの値段はどのくらい？人気の理由や中古車価格相場も紹介

軽自動車の中で特に人気のジャンルがハイトワゴンです。ハイトワゴンはその名の通り、高い全高を生かして、ボディサイズに制約のある軽自動車の中で広い室内空間を実現しています。

 

そんな軽ハイトワゴンの代表的な車種がスズキのスペーシアです。スペーシアは多くのタイプが用意されていますが、内容とともに値段も気になるところでしょう。そこでこの記事では。スペーシアの新車、中古車、それぞれの値段を紹介します。また、グレード別の特徴やスペック、スペーシアシリーズやライバル車についても解説しますので、軽ハイトワゴンが気になっている方は、ぜひご一読ください。

 

※目次※

1.スペーシアとは？グレード別の特徴やスペック

2.スペーシアの値段は？新車と中古車をチェックしよう

3.値段が魅力のスペーシア！その他の特徴は？

4.スペーシアを購入する際の注意点

5.多彩にそろうスペーシアシリーズも◎値段や特徴は？

6.スペーシアのライバル車の値段や特徴をチェックしよう

7.ネクステージでスペーシアの中古車を探そう！

8.まとめ

 

 

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スペーシアとは？グレード別の特徴やスペック

スズキのスペーシアは2013年に販売を開始した軽ハイトワゴンです。軽ハイトワゴンは、軽自動車ながらも広々とした居住性が特徴です。そんな軽ハイトワゴンの中でも人気の車種といえるスペーシアですが、どのような特徴があるのでしょうか。

 

スぺ―シアは予算や使い方に応じてグレードが選べるようになっています。上級グレードであれば希望する装備がすべてついているということもありますが、実は下のグレードでも十分ということはあります。

 

ここでは各グレードの特徴について解説するとともに、スペーシアの基本的なスペックも紹介します。

 

スペーシアのグレード別の特徴

スペーシアには上級グレードの「HYBRID X」とベースグレードの「HYBRID G」があり、それぞれに2WDと4WDが設定されています。

 

「HYBRID G」がベースグレードとなっており、スズキ セーフティサポート非装着者もラインアップされています。「HYBRID X」との大きな違いは、パワースライドドアがオプションでも選べないことです。また、USB電源ソケットや運転席シートリフターやパーソナルテーブルなどの便利・快適装備も付いていません。グレードを選ぶ際は、装備表をよく見比べると良いでしょう。

 

スペーシアのスペック

スペーシアの基本スペックについてもチェックしてみましょう。以下はHYBRID G（2WD）の情報ですが、基本スペックに関してはグレードごとの差がほとんどありません。

 

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スペーシアの値段は？新車と中古車をチェックしよう

スペーシアを購入する際、グレード選びも大切ですが、やはり気になるのは値段です。新車だと予算が気になるのであれば、中古車の検討もおすすめです。

 

ここではスペーシアの値段を新車と中古車それぞれ紹介します。中古車といっても程度や内容によって値段も異なります。また、中古車の一種である未使用車（新古車）も狙い目でしょう。なお、ここで紹介する価格は2023年5月時点の情報です。

 

スペーシアの新車価格

スペーシアの新車の値段は以下の通りです。HYBRID Gにはスズキ セーフティ サポート非装着車があり、価格は８万2,500円安くなりますが、SRSカーテンエアバッグもあわせて非装着となるので注意が必要です。

*スズキ セーフティ サポート非装着車

 

スペーシアの中古車価格

未使用車（新古車）とは、販売店が試乗車用や展示用として新車登録した車のことで、新車とほぼ変わらないものの中古車として販売されます。「誰も乗ったことのない車」にこだわらないのであれば、新車より安く早く手に入るためおすすめです。

 

また、中古車になると当然より手に入れやすい価格になります。スペーシアは人気の高い車ではありますが、高年式・低走行の中古車もありますので、より安く購入したいなら中古車の購入を検討してみると良いでしょう。ここではネクステージの情報から、「HYBRID G」（2WD）の中古車と未使用車値段の一例を紹介します。

（参考：『スペーシア（スズキ）の中古車一覧』）

 

スペーシアの中古車を購入する際の注意点

中古車は新車に比べて予算を抑えて購入でき、納車が早いのも特徴です。特に半導体不足や社会情勢の変化で新車の納期が長くなっている状況では1週間～2週間程度で納車できることも大きなメリットです。

 

もちろんメリットだけではありません。新車との大きな違いは、基本的に前のオーナーがいるということです。いくら状態を確認しても、それまでどのように使われていたかを知ることはできません。タバコを吸わない方であればタバコの臭いが気になることでしょう。アレルギーを持つ方は前のオーナーがペットを飼っていた場合症状が出る可能性もあるので注意が必要です。

 

また、メーカー保証には期間があるため、古い年式の場合は保証が切れている可能性もあります。メーカーや車種によっては延長保証もありますが、保証が有効かどうか確認すると良いでしょう。

 

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※価格は支払総額

値段が魅力のスペーシア！その他の特徴は？

スペーシアには、値段だけでなくたくさんの魅力が存在します。スズキの公式サイトには、「ザ・かぞくの乗りもの」と明記されています。家族とのおでかけや、日常でも使える快適さを売りに利便性を高めた車がスペーシアです。ここでは、大きく3つに分けてスペーシアの魅力について紹介します。

 

広々とした室内空間

「スペーシア」とは空間を表す「SPACE」という英単語から生まれた名前で、その名の通り広々とした室内空間が魅力です。すべてのシートに独立したシートスライドが採用されており、ゆとりを持って乗車できます。

 

また、荷室も低床設計のため、大きな荷物も楽に積み降ろし可能です。毎日の買い物やたくさんの荷物を持った遠出にも対応でき、さまざまなシーンで活躍してくれるでしょう。

 

安全性能と走行性能が高い

スペーシアはスズキ セーフティ サポートが搭載され、後方誤発進抑制機能をはじめとした数多くの安全性能が備わっています。全方位モニター用カメラやデュアルカメラブレーキサポートによって、見通しの悪い場所でも歩行者を検知し衝突防止機能が働きます。

 

またマイルドハイブリッドという機能により、低燃費な走行が可能な点も魅力といえます。また、軽量&高剛性のプラットフォーム「HEARTECT（ハーテクト）」の採用も燃費の良さを後押ししています。

 

カラーリングが豊富

スペーシアは車体のカラーリングも豊富です。HYBRID Gでは全8色のボディカラーから選べます。HYBRID Xでは、HYBRID Gの8色に加え、白色のルーフカラーに4色のボディカラーのラインアップがあり、合計12種類のカラーリングから選択可能です。

 

内装はHYBRID Gはブラック内装のみですが、HYBRID Xはブラックの他、ベージュも選べます。

 

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スペーシアを購入する際の注意点

スペーシアを購入する際は、実際に試乗をして乗り心地を確かめることがおすすめです。軽ハイトワゴンならではの高い車高は、風の影響も受けやすくなります。以下のポイントを注意し、ご自身の生活スタイルに合うかどうかをチェックすると良いでしょう。

 

強風時の進路の乱れに注意

スペーシアは軽ハイトワゴン車です。軽ハイトワゴン車は基本的に広い室内空間を実現するため、高い車高となっています。車高が高い分風の影響を受けやすいため強風に弱めであるといえます。

 

また、スペーシアは軽ハイトワゴンの中では比較的車体重量が軽いため、高速道路の走行など、スピードを出す際はしっかりとハンドルを握って安定した運転を心掛けられると良いでしょう。

 

大きな荷物を積む際に注意

スペーシアは荷室も広く、荷物を乗せやすいよう設計されています。ただ荷室の下端はタイヤの位置の都合上、少し狭く出っ張っているような形です。

 

普通に荷物を積む場合は問題ありませんが、幅の大きな荷物を積む場合は引っかからないように配慮すると良いでしょう。また荷物が移動し運転に支障が出ないよう、しっかりと固定してから運転できると安心です。

 

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多彩にそろうスペーシアシリーズも◎値段や特徴は？

軽自動車には標準モデルの他にカスタムモデルも用意するのが一般的ですが、スペーシアではカスタムモデル以外にも多くのタイプがラインアップされています。ベースは同じですが、スタイルや装備はそれぞれ特徴があります。

 

ここからは、スペーシアシリーズをタイプごとに特徴を見ていきましょう。なお、ここで紹介する値段は2023年5月時点の情報です。

 

スペーシア カスタムの値段と特徴

スペーシア カスタムは、柔らかいイメージのスペーシアに対して、迫力のあるフロントグリルをはじめとした存在感のある外観が特徴です。室内も違いがあり、スペーシアでは明るいベージュ内装も選べますが、スペーシア カスタムではブラック内装のみです。

 

スペーシアとの走行性での大きな違いは、ターボエンジンを搭載したグレードがあることです。動力性能に余裕があるので、高速道路をよく利用する方は検討すると良いでしょう。また、ターボエンジン車にはパドルシフトも装備されるので、スポーティーな運転を楽しめます。スペーシア カスタムの新車と中古車の値段は以下の通りです。

（参考：『スペーシアカスタム（スズキ）の中古車一覧』）

 

スペーシア ギアの値段と特徴

スペーシア ギアは2018年に追加されたモデルです。ハスラーのようなSUVのイメージを取り入れたスタイルで、ルーフやフロントグリル、ホイールなどにガンメタリック塗装を採用し、丸型ヘッドライトなど、他のタイプとは異なる独特のデザインとなっています。また、ルーフレールを標準装備しているのも特徴です。

 

シートは、はっ水加工が施され、荷室フロアは汚れに強い作りです。見た目だけでなく内装もアウトドアの仕様に対応したモデルといえるでしょう。スペーシア カスタムと同様にターボエンジン車もあるので、遠方に出かけてアウトドアを楽しむのに向いています。スペーシア ギアの新車と中古車の値段は以下の通りです。

（参考：『スペーシアギア（スズキ）の中古車一覧』）

 

スペーシア ギア マイスタイルの値段と特徴

スペーシア ギア マイスタイルは、スペーシア ギアをベースにした特別仕様車で、その名の通り自分だけの楽しみを満喫できるようなスタイルになっています。ボディと同色のフロントグリルや専用デザインのアルミホイールを採用するなど、スペーシア ギアとはまた違う個性的なデザインです。

 

内装はブラウン系の落ち着いた色使いで、落ち着ける空間が特徴です。なお、エンジンはNAエンジンのみで、ゆったりとドライブを楽しむためのモデルといえます。スペーシア ギア マイスタイルの新車と中古車の値段は以下の通りです。

（参考：『スペーシアギア（スズキ）の中古車一覧』）

 

スペーシア ベースの値段と特徴

スペーシア ベースは2022年に登場したモデルです。一番大きな特徴は、エブリイなどと同様の商用車（4ナンバー）という点です。商用車といってもフロントグリルはスペーシア カスタムのデザインであるなど、個人向けの車種であることに変わりはありません。

 

スペーシア ベースの特徴は荷室を広くした点です。商用車であることを生かしてリアシートを簡易的なものにすることで実現した広い荷室空間は、設置場所に応じて4つのモードを切り替えられるマルチボードにより、車中泊にもコワーキングスペースのようにも利用可能です。

 

なお、スペーシア ベースで注意する点は、軽商用車のため初回の車検が2年となることです。しかし、それ以降は2年ごとの車検となるため、小型商用車が毎年の車検であることに比べれば優遇されています。スペーシア ベースの新車と中古車の値段は以下の通りです。

（参考：『スペーシアギア（スズキ）の中古車一覧』）

 

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スペーシアのライバル車の値段や特徴をチェックしよう

スペーシアを含む軽ハイトワゴンは、日本で近年とても人気のジャンルです。スペーシア以外の軽ハイトワゴンについてもチェックしてみましょう。それぞれの車種に独自の良さがあるので、自分に合う車種を探す参考にしてみてください。なお、ここで紹介する価格は2023年5月時点の情報です。

 

ホンダ N-BOX

一般社団法人全国軽自動車協会連合会が発表している新車販売速報によると、軽自動車における2023年4月での新車販売確報1位がホンダ N-BOXです。軽ハイトワゴンだけでなく、軽自動車の中でも圧倒的な人気を誇っており、スペーシアともよく比較されています。

 

スペーシアと違い軽自動車でありながら普通自動車を感じさせる作りで、ターボが搭載されているためパワフルな走行が可能です。N-BOXの新車と中古車の値段は以下の通りです。

（参考：『N-BOX（ホンダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

 

日産 ルークス

日産 デイズをベースとして造られたルークスは、軽ハイトワゴンの中でも操縦安定性の高さがポイントです。車高の高い軽ハイトワゴンですが、カーブや山道の走行でもデイズと同様の安定した走りを実現しました。

 

SOSコールというエアバッグと連動した緊急通報装置も備えられているため、運転初心者にもおすすめです。ルークスの新車（2023年6月販売開始モデル）と中古車の値段は以下の通りです。

（参考：『ルークス（日産）の中古車一覧 ｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

 

ダイハツ タント

「ダイハツ タント」は、一般社団法人全国軽自動車協会連合会が発表している新車販売速報で、軽自動車における2023年4月での新車販売確報1位のホンダ N-BOXに続いて2位を獲得しています。タントの魅力的なポイントは、ミラクルオープンドアが装備されている点です。助手席側のドアとスライドドアをすべて開けると、1,490mmというベビーカーもそのままの乗せられるほどの広さが生まれます。

 

車両に装備されたステレオカメラを使って周囲の状況を認識し運転をサポートする「スマートアシスト」も搭載されているため、安心して運転できるでしょう。タントの新車と中古車の値段は以下の通りです。

（参考：『タント（ダイハツ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

 

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ネクステージでスペーシアの中古車を探そう！

スペーシアの魅力は何といってもその値段です。新車よりも、もっとお得に車を手に入れたい場合は中古車という選択も検討してみてはいかがでしょうか。中古車の中には状態の良い車もたくさんそろっています。品質管理を徹底しているネクステージなら、きっと満足できる車を身付けられるでしょう。

 

在庫車多数！自分にピッタリの車をお探しください

ネクステージではメーカーや車種だけでなく、価格や年式・走行距離などこだわりの条件で在庫検索できます。お気に入りの1台が近隣の店舗になかったとしても、日本全国に納車できるので、全国の在庫から希望の条件に合った車両を探すことが可能です。

 

また、ネクステージでは毎日の調査からどこにも負けない価格を設定し、価格以上の良質な車の提供を目指しています。納得できる1台を低価格で手に入れるチャンスです。

 

中古車の品質管理を徹底しています

ネクステージではトラブルや故障が起きる確率の高い、修復歴車をはじめとした粗悪な車は販売していません。法定点検整備を実施のうえ車の状態に合わせた予防点検整備も推奨し、不安やリスクの排除を目指しています。

 

そのため、車への知識が少ない方でも理想の車を選びやすい環境といえるでしょう。

 

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※価格は支払総額

まとめ

スペーシアは軽ハイトワゴンの中でも人気の高い車です。燃費を重視するならハイブリッド、アウトドアに使うならSUVテイストのスペーシア ギア、さらに道具として徹底的に使いたい場合は商用車とする代わりに使い勝手にこだわったスペーシア ベースなど、好みや用途に合わせた多くのタイプが用意されています。

 

幅広いラインアップだけに、選ぶ楽しみもあるでしょう。そこに中古車という選択肢を加えればさらに楽しみも広がります。ネクステージではスペーシアシリーズも豊富な在庫を用意していて、Webサイトから希望の条件でお探しいただけます。

 

▼ライタープロフィール

岩本佳美

漠然と「車関係の仕事がしたい」という想いのもと、飲食業界から自動車メディア業界に飛び込むという破天荒な人生を歩んでいる。愛車がスバルのWRXということもあり、主にスバル系の記事をWebや紙媒体に寄稿。モータースポーツが大好きで、レース観戦はもちろん、サーキット走行や24時間耐久のカートレースにも出場するなど、自らも走ることでその楽しさや面白さなどを経験しながら情報発信している。

 

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