中古車「スズキ SX4」の賢い購入方法や探し方を徹底解説!
スズキ SX4は、2014年まで販売されていたSUV・セダンです。特にSUVの人気が高く、中古でSUVの購入を検討している方の中には、SX4を購入するかで迷っている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、スズキ SX4の特徴やおすすめモデルを詳しく紹介します。ライバル車についても解説するので、本当に自分のニーズにマッチした車なのか分からず悩んでいる方もぜひご参考ください。
※目次※
1.中古車「スズキ SX4」のおすすめモデル|SX4 S-Cross
・スズキ SX4はショート&ワイドをコンセプトにしたヨーロピアンテイストのコンパクトSUV
・SX4にはクロスオーバーSUV以外にセダンなどのシリーズモデルも存在している!
・コンパクトSUVのライバル車は多種多様!ライバル車も含めて自分好みの1台を探すならネクステージへ
中古車「スズキ SX4」のおすすめモデル|SX4 S-Cross
SX4はスポーツクロスオーバーハッチバック
SX4は一般的なSUVとしてではなく、新しいジャンルの「スポーツクロスオーバーハッチバック」として開発された車です。ハッチバックタイプのコンパクトカーで、コンパクトカーとSUVを併せた車として位置づけられています。
ルーフレールを搭載した車をラインアップしているなど、多用途で使うための工夫が施されているのも特徴といえるでしょう。
SX4には、2WD車と4WD車の両方が設定されています。市街地の舗装路を走行するのがメインの方は2WD車を、積雪路や砂利道などの悪路を走行する機会がある方は4WD車を購入するのがおすすめです。
おすすめはSX4 S-Cross
スズキ SX4の中古車を購入したい方におすすめのモデルは、2015年~2021年に販売されていた「SX4 S-Cross」です。SX4 S-Crossの基本スペックは以下の通りなので、購入を検討している方は一通りチェックしておくとよいでしょう。
ボディタイプ |
ハッチバック |
ボディサイズ (全長 × 全幅 × 全高) |
4,300mm × 1,765mm × 1,575mm |
車両重量 |
1,140kg(2WD) 1.210kg(4WD) |
最小回転半径 |
5.3m |
燃料消費率 |
18.2km/L(2WD) 17.2km/L(4WD) |
エンジン |
水冷直列4気筒DOHC16バルブ |
排気量 |
1.586L |
コンパクトサイズのハッチバックカーで、最小回転半径も5.3mと標準的です。そのため、狭い道を通行する機会が多い場合でも比較的運転しやすいでしょう。
なお、SX4 S-Crossは2022年時点で製造を終了しており、新車では購入できません。中古車をお探しの方は、先進安全装備が標準搭載になっているため、2019年のマイナーチェンジ以降に製造された車を選ぶのがおすすめです。
(参考:『SX4 Sクロス(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
現在は全面改良モデルが海外で販売されている
2022年8月時点で日本国内では販売されていませんが、国外では前代モデルを大幅に改良した新型S-Crossが製造・販売されています。これまではクロスオーバーハッチバックでしたが、新型S-CrossはSUVとして開発されており、スタイリッシュで力強い印象の車です。
ALLGRIPと呼ばれる4WDシステムを搭載しているため、路面状況に応じて走行モード祖調節することで、安定した走りを楽しめるでしょう。
デザインコンセプトは「Bold」で、大型フロントグリルや個性的なデザインのフロントライトが魅力的です。これまでのSX4とは異なり、SUVらしいスタイリングを実現した車に仕上がっています。
中古車「SX4 S-Cross」以外のシリーズモデル
SX4
SX4は全幅は標準的ですが、全長が短い「ショート&ワイド」なデザインのハッチバックカーです。ヨーロピアンテイストを意識してデザインした車で、優美さと力強さを併せ持ったくるまとして知られています。
車内空間にも余裕があり、居住性に優れていて乗り降りがスムーズなのもメリットです。
2012年以降に発売されたモデルは2WD車とパートタイム4WD車を、それ以前販売されたモデルは2WD車とフルタイム4WD車をラインアップしています。ボディ剛性が高く動力性能も十分なため、さまざまな状況で力強く俊敏な走りを楽しめるでしょう。
SX4セダン
SX4はハッチバックやSUVが人気ですが、コンパクトセダンもラインアップしています。こちらもハッチバックカーと同様に、全幅が標準的で全長が短めになった「ショート&ワイド」な設計が特徴です。
2009年以降に販売されたSX4セダンはモノグレード構成で、1.5Lエンジンを搭載した2WD車のみを製造・販売していました。
2022年8月時点ではこちらも製造終了しており、購入するなら中古車に限られます。国産コンパクトセダンは車種が少ないため、有力な選択肢のひとつになるでしょう。
中古車「SX4 S-Cross」の特徴
1.6Lクラスのブースタージェットエンジンを搭載
SX4 S-Crossには、1.6Lクラス(1.586L)の水冷直列4気筒エンジンを搭載しています。国外市場で販売されている新型S-Crossは、ブースタージェットと呼ばれる1.4Lクラスのターボエンジンを搭載しているのが特徴です。
全体としてダウンサイジングを実現しつつも十分な出力・トルクを確保する方向性をうかがい知れます。
燃費性能は2WD車が18.2km/L、4WD車が17.2km/Lとなっていて比較的良好です。燃費性能と走行性能を両立させたい方におすすめです。
全長が短くコンパクトなクロスオーバーSUV
SX4 Crossはショート&ワイドをコンセプトとしており、全長が4,300mmと短いのが特徴的です。SUVは全長が4,500mm以上の車も多く、5,000mm前後のものも存在します。
従って、コンパクトなSUVを探している方にとっては有力な選択肢になるでしょう。全幅も1,765mmとコンパクトSUVとしては標準的です。最小回転半径も5.3mと標準的な水準になっていて狭い道や駐車場でも取り回しやすく、運転しやすさを重視する方にも向いています。
力強くSUVらしいエクステリアが魅力
エクステリアデザインは全体としてスタイリッシュかつ力強く、SUVらしさをイメージさせる仕上がりです。ダイナミックでアクティブな印象に仕上がっているため、アウトドアカーのデザインが好きな方にも向いています。
カラーラインアップは「コスミックブラックパールメタリック」「スフィアブルーパール」「エナジェティックレッドパール」「クールホワイトパール」の4色です。選択肢はそこまで広くないといえるでしょう。
コンパクトでありながらも車内空間が広い
コンパクトカーは小型化したことにより車内空間が狭く、積載性や居住性に問題があるケースも見受けられます。しかし、SX4-Scrossはコンパクトカーのサイズ感を実現しつつ420Lのラゲッジスペースを確保しました。
十分なラゲッジスペースがあれば日常生活における買い物などに使用できるだけではなく、キャンプなどのアウトドアで多くの荷物を積み込む際にも役立ちます。「積載性に優れたコンパクトカー」をテーマにマイカー探している方にとってはうれしいポイントです。
後部座席の居住性にも優れる
インテリアの設計にもこだわっており、限られた空間を有効活用して広い車内空間を実現しています。リアシートとフロントシートの間には十分なクリアランスを設けており、窮屈ではありません。
ファミリーカーとして使用する場合は後部座席にも乗るケースも多いため、快適なドライブを楽しみたいなら見逃せないポイントです。リクライニングの角度を調節できるなど、快適性にも気を配った設計になっているのも魅力的といえるでしょう。
前部座席に間接照明を採用
前部座席の足元には間接照明が配置されており、柔らかい光で上質な車内空間を演出してくれます。夜間のドライブで雰囲気を盛り上げたいときや、足元の落下物を探すときなど、さまざまなシーンで活躍してくれるでしょう。細かいところまでこだわって設計されているのも、SX4 S-Crossの魅力的なポイントです。
中古車購入時に比較したいSX4のライバル車種5選
ホンダ ヴェゼル
グレード |
e: HEV X |
車両サイズ (全長 × 全幅 × 全高) |
4,330mm × 1,790mm × 1,580mm |
エンジン |
水冷直列4気筒横置DOHC |
排気量 |
1.496L |
燃料消費率 |
25.0km/L |
「ヴェゼル」は都市型SUVとして開発された車で、SX4 S-Crossと同様にコンパクトなサイズ感が特徴の1台です。ハイブリッド車もラインアップしているため、燃費性能や静粛性を重視したい方にも向いています。
エクステリアデザインは、一般的なSUVにくらべて曲線部分が多くスタイリッシュな印象です。予防安全システムの「Honda SENSING」も標準搭載しているため、安全性能を重視する方にとっても見逃せません。街乗りや近距離のドライブが多い方に特におすすめです。
(参考:『ヴェゼル(ホンダ)』の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】)
MAZDA CX-30
グレード |
20S |
車両サイズ (全長 × 全幅 × 全高) |
4,395mm × 1,795mm × 1,540mm |
エンジン |
水冷直列4気筒DOHC |
排気量 |
1.997L |
燃料消費率 |
16.2km/L |
「CX-30」はオンロード・オフロード両方の走破性を意識して開発されたクロスオーバーSUVです。
MAZDAのコンパクトSUVにはほかにもCX-3が存在しますが、CX-30はCX-3よりラゲッジスペースの容量が大きくなっています。より多くの荷物を積みたいと考えている方には、CX-30がおすすめといえるでしょう。
MAZDAの車らしく、ハイブリッド車以外にもクリーンディーゼル車もラインアップしています。クリーンディーゼル車は軽油を燃料とする分燃料代を節約できるため、経済性を重視する方は要チェックです。
(参考:『CX-30(MAZDA)』の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】)
ダイハツ ロッキー
グレード |
Premium G HEV |
車両サイズ (全長 × 全幅 × 全高) |
3,995mm × 1,695mm × 1,620mm |
エンジン |
水冷直列3気筒12バルブDOHC |
排気量 |
1.196L |
燃料消費率 |
28.0km/L |
SX4 S-CrossよりコンパクトなSUVを探している方におすすめなのが、「ロッキー」です。全長4,000mm以下というコンパクトなサイズ感が魅力で、街乗りがメインであれば有力な選択肢になるでしょう。
ハイブリッド車の燃費は28.0km/Lとよく、燃費性能を重視する方にも最適です。コンパクトSUVでありながら車内空間が広めで快適性に優れています。ラゲッジスペースの容量は369Lとなっており、大容量ではないものの日常利用において不便を感じることは少ないでしょう。
(参考:『ロッキー(ダイハツ)』の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】)
MINI CROSSOVER
グレード |
COOPER D |
車両サイズ (全長 × 全幅 × 全高) |
4,315mm × 1,820mm × 1,595mm |
エンジン |
水冷直列4気筒DOHC |
排気量 |
1.995L |
燃料消費率 |
20.5km/L |
一風変わったクロスオーバーSUVを購入したいと考えているなら、「MINI CROSSOVER」がおすすめです。ユニークなデザインで存在感がある1台といえるでしょう。
ALL4と呼ばれる4WD車や、クリーンディーゼル車をラインアップしているのも特徴です。プラグインハイブリッド車も用意されているため、環境性能を重視する方や走行時の静粛性を求める方は、こちらを選ぶとよいでしょう。
(参考:『CROSSOVER(MINI)』の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】)
Audi Q2
グレード |
35 TDI advanced |
車両サイズ (全長 × 全幅 × 全高) |
4,200mm × 1,795mm × 1,530mm |
エンジン |
水冷直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ |
排気量 |
1.968L |
燃料消費率 |
17.8km/L |
「Q2」はSX4 S-Crossとほぼ同じサイズ感のコンパクトなクロスオーバーSUVです。ガソリン車とクリーンディーゼル車をラインアップしていて選択肢の幅が広いのも魅力的といえるでしょう。
コンパクトでありながら405Lのラゲッジスペースを確保しており、日常利用からアウトドアまで幅広く活躍してくれます。最小回転半径は5.1mと小さく、狭い道や駐車場で小回りが利くのも魅力的です。
コンパクトかつ高級感があるSUVを探しているなら、Audi Q2を検討してみてもよいでしょう。
(参考:『Q2(Audi)』の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】)
スズキ SX4の中古車価格の相場
スズキ SX4の中古車を購入しようと考えている人にとって、相場は重要な判断材料です。そこで、2022年8月17日時点におけるSX4およびSX4 S-Crossの中古車価格を以下にまとめました。
車種 |
SX4 |
SX4 S-Cross |
最安値 |
44万9,000円 |
129万8,000円 |
最高値 |
44万9,000円 |
169万9,000円 |
2022年8月17日時点で、ネクステージで販売しているSX4は1台、SX4 S-Crossは3台で在庫が少なくなっています。コンパクトSUVを探している方は、自分好みの車を探すためにも、選択肢を広げてライバル車も検討対象に含めるのがよいでしょう。
(参考:『SX4(スズキ)』の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】)
(参考:『SX4 S-Cross(スズキ)』の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】)
まとめ
スズキ SX4はショート&ワイドをコンセプトに開発されたコンパクトSUVで、ヨーロピアンテイストでスタイリッシュなデザインが魅力的です。車内空間が広く居住性に優れているため、ファミリーカーにも向いています。
日本国外では新型車が製造・販売されているものの国内には展開されておらず、これから購入するなら中古車に限られるのがデメリットです。中古車のラインアップもそこまで豊富ではないため、ライバル車も含めて検討する必要があるでしょう。
ネクステージでは全国展開している店舗網を生かして取りそろえた車をラインアップしてお待ちしていますので、ぜひ一度公式サイトの車両検索をお試し下さい。