ハスラーの旧型と現行型の違いは?価格や性能、見た目から選ぶのがおすすめ
スズキ ハスラーは「遊べる軽」をキャッチコピーとした、アクティブなスタイルの軽自動車です。現行のハスラーは、2020年1月に発売されました。ハスラーの旧型と現行型では、どのような違いがあるのかご存じでしょうか。
この記事では、ハスラーの旧型と現行型のデザインや性能の違いやハスラーの競合車を紹介します。「ハスラーの購入を考えている方」や「アウトドアに最適な軽自動車を探している方」の疑問も解決しますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
1.ハスラーの旧型と現行型を比較する際に押さえておきたい基礎知識
・旧型ハスラーは2014年1月に誕生。現行型は2020年1月に発売。見た目やサイズに大きな違いはなし。
・現行型ハスラーの車内はより個性的なデザインで装備も充実。走行性能や安全性能も旧型より優れる。
・中古車価格は旧型がお得。全国に200店舗以上・在庫台数3万台のネクステージならハスラーや競合車の在庫も豊富。
ハスラーの旧型と現行型を比較する際に押さえておきたい基礎知識
初代ハスラーは2014年に誕生し、現行のハスラーは2代目に当たります。この間にマイナーチェンジや特別仕様車の発売など、さまざまな改良が実施されました。まずここでハスラーの旧型から現行型までの変遷を見てみましょう。
ハスラーの変遷
初代ハスラーは2014年1月に誕生しました。「アクティブなライフスタイルに似合う軽クロスオーバー」をコンセプトに、軽ワゴンとSUVを融合した新しいスタイルの軽自動車です。
2015年5月には、自然吸気エンジンのCVT車に加速時にエンジンをモーターでアシストする「S-エネチャージ」を搭載しました。
2015年12月の一部改良ではターボ車にも「S-エネチャージ」を搭載しています。またX、Xターボにステレオカメラ方式の衝突被害軽減システムを装備し安全性を強化、ハスラー専用のボディカラーを追加しアクティブな印象を高めました。
2020年1月には「もっとアクティブな軽クロスオーバー」をコンセプトに2代目ハスラーが誕生しています。タフさや力強さを融合させたよりアクティブなデザインを採用し、機能性も向上しました。
特別仕様車について
ハスラーの特別仕様車は旧型が「J STYLEシリーズ(Ⅰ~Ⅲ)」「Fリミテッド(Ⅰ~Ⅱ)」「Wanderer」「タフワイルド」の4種類、現行型では「J STYLE(Ⅰ~Ⅱ)」のみ展開しています。
いずれも専用のカラーと装備でハスラーの魅力を際立たせつつ、独自の魅力を表現したモデルです。例えば、タフワイルドはブラック塗装のエクステリアでたくましさを、現行のJ STYLEⅡでは専用メッキフロントグリルやチタニウムグレーのインパネカラーガーニッシュで力強さと上質さを表現しています。
(参考:『ハスラー(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
旧型ハスラーと現行型の見た目の違いは?
見た目を重視して車を選ぶ人もいるのではないでしょうか。ここでハスラーの旧型(2019年モデル)と現行型の見た目を比較してみましょう。ボディカラーラインアップやサイズ、形状の違いを解説します。(2022年11月時点の情報です)
ボディカラーを比較
ハスラーの旧型(2019年モデル)と現行型のボディカラーラインアップは以下のとおりです。
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2トーンカラー |
モノトーンカラー |
旧型 (2019年モデル) |
・フェニックスレッドパール×ホワイト ・フェニックスレッドパール×ブラック ・チアフルピンクメタリック×ホワイト ・ブリスクブルーメタリック×ホワイト ・クールカーキパールメタリック×ホワイト ・ムーンライトバイオレットパールメタリック×ホワイト ・パッションオレンジ×ホワイト ・アクティブイエロー×ホワイト ・アクティブイエロー×ブラック |
・シフォンアイボリーメタリック ・クールカーキパールメタリック ・ブルーイッシュブラックパール3 ・スチールシルバーメタリック ・ピュアホワイトパール
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現行型 |
・バーミリオンオレンジ×ガンメタリック ・デニムブルーメタリック×ガンメタリック ・フェニックスレッドパール×ガンメタリック ・ピュアホワイトパール×ガンメタリック ・アクティブイエロー×ソフトベージュ ・オフブルーメタリック×ソフトベージュ ・クールカーキパールメタリック×ソフトベージュ ・コーラルオレンジメタリック×ソフトベージュ |
・シフォンアイボリーメタリック ・クールカーキパールメタリック ・オフブルーメタリック ・ブルーイッシュブラックパール3 ・ピュアホワイトパール |
サイズ・見た目の違いは?
旧型ハスラーが全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,665mmに対し、現行型は全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,680mmです。現行型のほうが全高が少しアップしています。
両者の見た目に大きな違いはありません。しかし現行型は「より角ばった形状である」「リアドアの後に窓が追加されている」など、細かな違いはあります。
旧型ハスラーから現行型への内装の変化は?
旧型ハスラーと現行型で外装に大きな違いはありませんが、内装はデザイン・機能性ともに向上しています。ここで現行型ハスラーのインテリアカラーや便利装備、収納スペースの詳細を解説しますので参考にしてください。(2022年11月時点の情報です)
より個性的にパワーアップ
現行のハスラーは、ボディカラーと合わせたインテリアカラーを用意しています。インパネやシートにアクセントカラーが入った個性的な内装です。以下、ボディカラーに対してのインテリアカラーのラインアップです。
ボディカラー |
インテリアカラー |
受注生産 インテリアカラー |
バーミリオンオレンジ×ガンメタリック |
バーミリオンオレンジ |
グレーイッシュホワイト |
デニムブルーメタリック×ガンメタリック |
グレーイッシュホワイト |
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フェニックスレッドパール×ガンメタリック |
なし |
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ピュアホワイトパール×ガンメタリック |
バーミリオンオレンジ |
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アクティブイエロー×ソフトベージュ |
なし |
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オフブルーメタリック×ソフトベージュ |
デニムブルー |
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クールカーキパールメタリック×ソフトベージュ |
なし |
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コーラルオレンジメタリック×ソフトベージュ |
バーミリオンオレンジ |
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シフォンアイボリーメタリック |
なし |
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クールカーキパールメタリック |
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オフブルーメタリック |
デニムブルー |
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ブルーイッシュブラックパール3 |
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ピュアホワイトパール |
バーミリオンオレンジ |
装備もさらに便利に
現行ハスラーの内装は、運転席・助手席シートヒーターや運転席シートリフターなど、旧型よりも充実した装備が魅力です。
メーカーオプションの全方位モニター付メモリーナビゲーション装着車は、9インチHDディスプレイを搭載しています。高画質かつ大型で斜めからの視認性も良く、運転席からも助手席からも操作しやすいディスプレイです。
メーター内のマルチインフォメーションディスプレイには、平均燃費や航続可能距離、エンジン回転数など、さまざまな情報を表示します。インパネアッパーボックスやインパネセンターポケット、運転席・助手席のシートバックポケットなど、収納スペースも豊富です。
アレンジしやすい荷室
現行ハスラーの室内寸は、室内長2,215mm×室内幅1,330mm×室内高1,270mmです。分割可倒式かつ左右独立スライド式のリアシートはワンアクションで操作できるため、簡単に荷室スペースを拡大できます。
リヤシートの背面とラゲッジフロアは防汚仕様です。同じく防汚タイプで取り外し可能なラゲッジアンダーボックスも装備しているため、泥水で汚れた荷物も気軽に載せられます。
6カ所のユーティリティーナットも便利です。別売のフックやバーを取り付ければ、不安定な荷物も載せられます。
現行型ハスラーは旧型よりも性能面が大きくグレードアップ
車を選ぶ際には、使い勝手や見た目だけでなく性能面も重要です。現行型ハスラーは新たなパワーユニットやプラットフォーム、安全機能の採用により、旧型よりも性能面が向上しています。ここで現行型ハスラーの安全性能、走行性能、燃費を旧型と比較しつつ解説しますので、参考にしてください。
安全性能の進化
現行型ハスラーは、より充実した「スズキ セーフティ サポート」の対象車です。「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」や「車線逸脱抑制機能」「標識認識機能」など、さまざまな機能で安全運転をサポートしてくれます。
「歩行者傷害軽減ボディー」や「頭部衝撃軽減構造インテリア」「頚部衝撃緩和フロントシート」などの採用により、事故の被害を軽減する性能にも優れたモデルです。
走行性能の進化
現行型ハスラーは、軽量化と高剛性を両立した新世代プラットフォーム「HEARTECT」を採用し、旧型よりも高い操縦安定性と乗り心地を実現しています。
現行型で新たに採用したR06D型エンジン(HYBRID X、HYBRID G)と、R06A型ターボエンジン(HYBRID Xターボ、HYBRID Gターボ)も魅力です。新開発のCVTと組み合わせて、R06D型エンジンは幅広い速度域でよりスムーズな走りを、R06A型ターボエンジンはよりパワフルな加速を実現しています。
燃費を比較
現行型ハスラーの燃費性能を以下からご確認ください。
エンジン |
燃費 |
2WDターボ車の燃費(km/L) |
WLTCモード:22.6 JC08モード:26.6 |
2WDノンターボ車の燃費(km/L) |
WLTCモード:25.0 JC08モード:30.4 |
旧型(2019年モデル)の燃費(JC08モード)はFFターボで27.8km/L、ノンターボで32.0km/Lです。数値上では、燃費は旧型の方がやや優れています。
ハスラーは旧型と現行型どちらがおすすめ?
ここでハスラーの旧型と現行型どちらを購入すべきか考えてみましょう。購入を判断する際には、見た目や性能のほかに価格も重要です。ここで旧型と現行型それぞれの中古車相場と選び方のポイントを紹介しますので参考にしてください。(2022年11月時点の情報です)
現在の中古車相場は?
ハスラーの新車価格と現行・旧型それぞれの中古車相場は以下のとおりです。旧型の中古車を選択すれば、最低価格だけを見ても50万円以上安く購入できます。
新車価格 |
138万7,100円~181万7,200円 |
現行型の中古車相場 |
約110万円~215万円 |
旧型の中古車相場 |
約60万円~165万円 |
何を優先して選ぶかが重要
選び方の主なポイントは金額・見た目・性能などです。金額は年式が古い旧型がお得ですが、安全性能や走行性能は年式が新しいモデルが優れています。
見た目は個人の好みに左右されるポイントです。独自のデザインの特別仕様車は、旧型ハスラーでしか選択できないモデルもあります。何を優先するのかを明確にした上で、自身に合ったハスラーを選択しましょう。
ハスラーの競合車は?
「ハスラーの旧型も現行も好みのデザイン・性能ではなかった」という方もいるかもしれません。そこでこの項目ではハスラーの競合車を3選紹介します。
いずれもハスラーと同じくアクティブなスタイルで、SUV要素を取り入れた軽クロスオーバーモデルです。ぜひハスラー以外の選択肢として参考にしてください。(2022年11月時点の情報です)
ダイハツ タフト
ダイハツ タフトは、自然にも街中にも映えるタフでスクエアなスタイルの軽自動車です。「DNGA」に基づいたプラットフォームにより、快適で運転しやすい走行性能を実現しています。
D-CVT・ターボエンジン搭載車は、スムーズな加速が魅力です。上り坂でも安心して運転できます。新車価格は135万3,000円~167万7,500円、中古車相場は約120万円~200万円です。
(参考:『タフト(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
三菱 ekクロス
三菱 ekクロスは、上質なデザインと迫力あるフロントフェイスが特徴の軽自動車です。高効率なハイブリッドシステムで、トルクフルで力強い走りを実現しています。
T PremiumとG Premiumに標準装備している、高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット」も魅力です。車間距離と車線維持をサポートしてくれるため、高速道路での渋滞走行と長時間の巡航走行の負担を軽減してくれます。新車価格は146万3,000円~196万3,500円、中古車相場は約120万円~140万円です。
(参考:『eKクロス(三菱)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ スペーシアギア
スズキ スペーシアギアは、タフでワイルドなSUVデザインの軽自動車です。ルーフやフロントフェイス、足回りに施されたガンメタリック塗装により、精悍な印象が際立っています。
現行ハスラーと同じく「HEARTECT」や「R06A型エンジン」を採用したハイブリッドモデルであるため、快適でスムーズな走りも魅力です。新車価格は172万5,900円~196万6,800円、中古車相場は約120万円~215万円で販売されています。
(参考:『スペーシアギア(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ハスラーの旧型を狙うならネクステージで探そう
ハスラーの旧型を購入する際は、中古車販売店ネクステージをご利用ください。ネクステージは全国に200店舗以上を展開しており、在庫台数3万台を誇ります。遠方に保管されている車でも最寄りの店舗に取り寄せられるため、自分に合った一台を探すことが可能です。
修復歴車などトラブルが起きやすい車は販売しておりません。徹底的な品質管理と公正中立な第三者機関による品質鑑定を実施しているため、安心してお買い求めください。
PR初代ハスラーの中古車
※価格は支払総額
まとめ
ハスラーは性能面は現行型、中古車価格は旧型にメリットがあります。外観も細かな違いがあるため、自身の好みや目的に応じた選択が重要です。ハスラーの競合車も魅力的であるため、ぜひ選択肢を広げて購入をご検討ください。
ネクステージは旧型および現行型ハスラーの中古車を豊富に取り揃えています。全国の在庫はWebサイトから閲覧が可能です。車両検索を行えば簡単に好みの車を探せます。ぜひ一度ネクステージのWebサイトをご確認いただき、気になる車があれば詳細ページからお問い合わせください。