ランドクルーザープラドの燃費は良いの？燃費を上げる方法も徹底解説
トヨタの大型高級車であるランドクルーザーの小型として発売されているのが、「ランドクルーザープラド」です。クリーンディーゼルエンジンを搭載し、燃費性能も良いということで、購入を検討している人も多いのではないでしょうか。
本記事では、ランドクルーザープラドの燃費について詳しく紹介しています。また、後半では維持費を安くするための方法も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
※目次※
・ランドクルーザープラドはクリーンディーゼルエンジンを搭載、燃費性能も良い！
・燃費性能向上のためには急発進・急加速を避けた安全運転を心掛けよう！
・燃費以外で維持費を節約したいなら中古車を買おう！
ランドクルーザープラドの燃費性能は良いの？
ランドクルーザープラドは、「道なき道を走る」をモットーとする、オンロード・オフロード性能に優れた車です。クリーンディーゼルエンジンを搭載しており、燃費を意識したデザインになっています。
また、ランドクルーザープラドにはクリーンディーゼルエンジンとガソリンがあり、前者の方が燃費性能は高くなっています。
ランドクルーザープラドの特徴
まずはランドクルーザープラドの特徴について見ていきましょう。ランドクルーザープラドは、オンロード・オフロード性能に優れた車です。シンプルながら洗練されたフォルムが魅力的で、荒野でも都市でも映える本格SUVです。
オフロード走行時には、5つのモードから路面状況に適した走行を選択。最先端テクノロジーを駆使し、シーンを選ばず利用できる車です。心地良い乗り心地を追求しながら、確かな機能性を両立し、豊かなカーライフをサポートしてくれます。
ランドクルーザープラドの燃費性能
ランドクルーザープラドは、ランドクルーザー伝統の「道なき道を走る」という悪路走破性をしっかり受け継いでいます。そんなランドクルーザープラドの燃費性能ですが、新開発の2.8Lのクリーンディーゼルエンジンを搭載していることもあり、高い性能を誇っています。
ランドクルーザープラドには、ディーゼル車とガソリン車の2つのタイプがあります。もちろんこの2つは燃料が違うため、それぞれ燃費性能が異なっています。詳しくは後述しますが、一般的にディーゼル車の方が燃費は良いです。
ランドクルーザープラドのカタログ燃費
ランドクルーザープラドには主に3つのグレードがあり、最上級モデルでTZ-G、それからTX"Lパッケージ"、そして基本モデルであるTXです。
またランドクルーザープラドには「クリーンディーゼル」と「ガソリン」の2つがあり、どちらを選択するかによって燃費が変わってきます。クリーンディーゼルのカタログ燃費は11.2km/L、ガソリンのカタログ燃費は8.3km/Lになっています（WLTCモード）。
TZ-G（クリーンディーゼル）
最上級グレードであるTZ-Gは、先述の通りクリーンディーゼル車のみであり、カタログ燃費は11.2km/Lです。燃費の測定方法は国際基準であるWLTCモードであり、国内基準であるJC08モードよりも厳しい条件で測定しています。
また、市街地モードの場合は8.7km/L、郊外モードは11.3km/L、高速道路モードは12.7km/Lという結果。やはり高速道路はストップアンドゴーの動作が少ないため、燃費が良くなっています。
TX"L パッケージ"（クリーンディーゼル/ガソリン）
高級感あふれるインテリアが特徴的なTX"L パッケージ"。自動防眩インナーミラーなど、運転のしやすい様々な装備が搭載されています。こちらはクリーンディーゼルとガソリンの2つから選択可能で、クリーンディーゼルの方が低燃費になります。
クリーンディーゼルのカタログ燃費は11.2km/Lで、最上級モデルであるTZ-Gと同じ水準です。一方ガソリンのカタログ燃費は8.3km/Lであり、クリーンディーゼルと比べると、少し燃費のパフォーマンスは落ちてしまいます。
TX（クリーンディーゼル/ガソリン）
TXは基本グレードという扱いであり、クリーンディーゼルとガソリンの2つから選択が可能です。基本グレードということもあり、最低限の設備しかついていないものの、他のモデルにも劣らない燃費性能を持っています。
ディーゼルエンジンのカタログ燃費は、11.2km/L、市街地モード8.7km/L、郊外モード11.3km/L、高速道路モード12.7km/L。ガソリンのカタログ燃費は8.3km/Lと、ディーゼルよりも燃費性能は落ちてしまいます。
ランドクルーザープラドの実燃費はどのくらいなの？
カタログ燃費は1つの参考として利用できますが、実際の燃費である「実燃費」は、運転の仕方や気温などのコンディションによって変わってきます。「ランドクルーザープラドの実燃費がどのくらいになるか」を確認していきましょう。
たとえばTZ-Gのディーゼルの実燃費は、WLTCモードで9.74km/Lとなっており、カタログ燃費よりも水準が下がっています。他のモデルも同様で、ガソリン車は7.78km/Lになっており、いかに実燃費が他の条件によって左右されるかが分かります。
ランドクルーザープラドの燃費を向上させる方法
ランドクルーザープラドの燃費は9.0 km/L～11.8 km/Lと、SUVとしては決して悪くありません。とは言っても、ガソリン代節約のために少しでも燃費を向上させたいのは本音ではないでしょうか。実は、ちょっとした工夫をすることで燃費を良くすることも可能です。ランドクルーザープラドの燃費改善の方法についてご紹介します。
車の荷物を減らす
車に不要な荷物をたくさん積んでしまっている人もいるのではないでしょうか。自宅に持ち帰るのが面倒で、そのままになっているかもしれません。しかし、車両の重量が大きくなればなるほど、それだけガソリンを消費することになります。約10kgの荷物を積んで100km走行するだけで、21ccのガソリンが必要です。使わない荷物などは、なるべく載せないようにしましょう。また、どうしても重い荷物を乗せなければならない場合は、車内の前方に積むようにしてください。ラゲッジスペースに重いものを積んでいると、空気抵抗が増して燃費の悪化につながります。
発進、停止の回数を減らす
運転中にガソリンを最も使うのが、発進時であるといわれています。アクセルを深く踏んだとき、エンジンに大きな負荷がかかり、窒素酸化物の排出量が増加するからです。そのため、発進や停止の回数を減らすことで燃費の向上につながります。とは言っても、一般道路を走行中なら信号で待つことも出てくるでしょう。そのため、運転中はアクセルを強く踏み込みすぎず、優しく運転することを心掛けてください。特に急発進や急加速はガソリンを無駄に消費する原因ともなるため、前方を走っている車と十分な車間距離をとることも大切です。
タイヤの空気をしっかりと入れる
風船と同じく、タイヤの空気はゆっくりと抜けていきます。しかし、タイヤの空気圧を確認していないドライバーは少なくありません。車のなかでもタイヤは重要なパーツのひとつです。タイヤの空気が少ないと、地面との摩擦が大きくなり余計な負荷がかかることで、ガソリンの消費に影響します。タイヤの空気をしっかりと入れることにより、地面との摩擦を小さくすることが可能です。最近だと、地面との抵抗が少ないように設計されたエコタイヤなども発売されていますので、タイヤを交換する機会があれば検討してみるのも良いかもしれません。
必要のないときはエンジンを切る
信号待ちなどで停車していても、すぐに発車できる状態をアイドリングといいます。アクセルを踏んでいないためガソリンを消費していないと思いがちですが、エンジンがかかっているため少しずつガソリンが減っていっています。少しの停車時間なら問題ありませんが、エンジンをかけた状態で長時間停車するのは避けた方が良いでしょう。ランドクルーザープラドにはアイドリングストップ機能が搭載されていません。少しでも停車時間を減らしてガソリンの無駄な消費を避けるために、信号の手前から減速をはじめてみるなどの工夫をしてみてください。
燃費以外でランドクルーザーの維持費を安くするポイント
ランドクルーザープラドは燃費に配慮されたデザインになっています。ランドクルーザーの維持費を安くするポイントとしては、ガソリン車ではなくディーゼル車を選ぶことです。また燃費以外でランドクルーザーの維持費を安くしたい場合は、中古車の購入を検討しましょう。
ディーゼル車を選ぶ
一般的な車であれば、レギュラーガソリンもしくはハイオクといった燃料を使用していることがほとんどです。しかし、ランドクルーザープラドはクリーンディーゼルエンジンを搭載しており、燃料は軽油に変わります。そして、軽油はレギュラーガソリンよりも安く販売されています。車の維持費として必要になってくる燃料費を抑えられるのは、クリーンディーゼルエンジンの魅力です。
また、ディーゼルエンジンであればエコカー減税の対象車であることもポイント。ディーゼルエンジンを購入することにより、車の所有で課される税金も安くなります。
中古車を購入する
燃費を考えてディーゼル車を選ぶのも良いですが、中古車を購入することもおすすめです。価格の安い中古車を買うことによって、月々の支払いの負担を減らすことができ、結果的に維持費を安くすることができます。
中古車に抵抗がある人も多いですが、中古車には新車にはない様々なメリットがあります。コストパフォーマンスはもちろん、豊富な車種から選べる、納車が早いなど、新車にはない特典が多数あります。より経済的で、多くのメリットを受けられる中古車の購入を検討してはいかがでしょうか。
まとめ
ランドクルーザープラドは、クリーンディーゼルエンジンを使用しており、燃費に配慮されたデザインになっています。とは言えランドクルーザープラドを新品で購入し、月々のガソリン代を払うとなると、維持費が嵩んできてしまいます。
燃費以外で維持費を安くするポイントとしては、中古車の購入を検討してみることです。ネクステージでは、全国的に系列店を展開し、豊富な在庫を取り扱っています。全国各地からの取り寄せも可能なので、ぜひお近くの店舗を覗いてみてください。
