高級ミニバン「アルファード」の魅力に迫る!数多くのグレードから選ぶコツとは?
広くて大きいミニバンはファミリー層から親しまれていますが、見た目のかっこよさや堂々たる出で立ちから、ファンからの支持も厚い人気車種といえます。今回は、そんなアルファードの人気の理由についてもう少し深堀りし、難しいといわれているグレードの選び方やおすすめのグレードなどを紹介します。
※目次※
・17もあるグレードをどう絞り込む?
・使い方によっておすすめのグレードがある!
・高級ミニバン!アルファードを安く購入する方法
アルファードが人気の理由とは?
ファミリー層から絶大な支持を得ているミニバンは今、軽自動車からLクラスまでさまざまなサイズで各社より販売されています。中でもトヨタのアルファードは「ミニ」と分類されるにふさわしくないほどのサイズ感で、威風堂々としたその出で立ちによりミニバンの中でも別格な存在です。
アルファードが人気なのは、なんといっても高級感が1番の理由でしょう。ラグジュアリーなエクステリアや迫力満点のメッキグリルは見る人を圧倒させ、メッキモールやLEDヘッドランプなど細部のディティールにもこだわりが感じられます。また、エアロパーツをはじめカスタマイズパーツが豊富という点も人気の理由でしょう。
それだけでなく、大空間のアルファードはコンパクトな動きが難しい子育て世代にやさしいことでも人気です。また車中泊も可能なので、車移動でさまざまな旅へ出かけたい方やキャンプ好きな方など、おすすめできるターゲット層の広さも特徴といえます。
(参考:『アルファード(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
アルファードのグレード
人気のアルファード、いざ購入を検討するとなった際に多くの人がぶつかるのが「グレードの多さ」ではないでしょうか。全部で17のグレードがあり価格設定も広いため、自分に適したグレードに絞り込むことが難しいようです。
まずは、グレードの名前や乗車人数、新車購入時の価格などを確認してみましょう。
ボディタイプ×パワーユニットで4タイプ
はじめに、アルファードには標準ボディとエアロボディの2タイプあり、それぞれのボディタイプにハイブリッドとガソリンの2種パワーユニットが準備されています。つまり、「標準ボディ×ガソリン」「標準ボディ×ハイブリッド」「エアロボディ×ガソリン」「エアロボディ×ハイブリッド」という4通りが基本となるのです。
ガソリンエンジンは2.5Lの直列4気筒、3.5LのV型6気筒の2種から、ハイブリッドは2.5Lの直列4気筒+モーターの1種という内容になっています。グレードの違いは主にエクステリアやインテリアの標準装備、選択可能なメーカーオプションの違いによるものです。
特に気になる安全装備に関しては、次世代型「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」がアルファードの全グレードに標準装備され高く評価されています。
アルファード(ガソリン車)のグレードと価格表
ボディタイプ |
乗車人数 |
パワーユニット |
グレード |
メーカー希望小売価格 |
標準タイプ |
8人 |
2.5L 直4 |
X |
352万円~ |
7人 |
G |
453万9000円~ |
||
3.5L V6 |
GF |
518万5000円~ |
||
Executive Lounge |
726万9000円~ |
|||
エアロタイプ |
7人/8人 |
2.5L 直4 |
S |
386万4000円~ |
7人 |
S”Cパッケージ |
466万4000円~ |
||
3.5L V6 |
SC |
526万円~ |
||
Executive Lounge S |
742万1000円~ |
(2020年11月時点の情報です)
アルファード(ハイブリッド)のグレードと価格表
ボディタイプ |
乗車人数 |
パワーユニット |
グレード |
メーカー希望小売価格 |
標準タイプ |
7人/8人 |
2.5L 直4+モーター |
HYBRID X |
454万7000円~ |
7人 |
HYBRID G |
534万4000円~ |
||
HYBRID G”Fパッケージ |
550万7000円~ |
|||
HYBRID Executive Lounge |
759万9000円~ |
|||
エアロタイプ |
7人 |
2.5L 直4+モーター |
HYBRID S |
479万9000円~ |
HYBRID SR |
549万1000円~ |
|||
HYBRID SR“Cパッケージ |
565万4000円~ |
|||
HYBRID Executive Lounge S |
775万2000円~ |
(2020年11月時点の情報です)
グレードの多いアルファード どう選んだらいい?
ここまでご紹介したように、アルファードのグレードはとにかく多く、車に詳しくない方は何を基準に選んだら良いか分かりづらいでしょう。それでは、アルファードを実用的に使えるグレードを分かりやすくご紹介します。大きく4つのパターンに分けてみましたので、日常シーンを想像しながら、もっとも当てはまるパターンを見つけて参考にしてみてください。
車中泊やキャンプにはベンチシートがおすすめ!
車中泊をしながら車で旅をしたいという方や、キャンプを楽しみたいと考えている方は8人乗りのベンチシート仕様がおすすめです。8人乗りは、セカンドシートがベンチシートになっているため、すべてのシートを倒せばフルフラットになり快適な車中泊が叶います。
アルファードの中では安価なグレードにも関わらず、8人乗りにできるのはXグレードとSグレードのみです(※S・Xグレードは7人乗りもあります)。したがって、大人数乗車かつ実用性を重視したい方はこの2グレードがおすすめといえます。ただし、ハイブリッド車を希望の場合はXグレードの一択となるので注意してください。
また、好みにはなりますがSとXの大きな違いはシートの色にもあります。Sはブラックシート、Xはベージュのようなフラクセンシートで、どちらもファブリック素材です。大きな違いはこの程度なので、価格で選ぶならXグレードが良いでしょう。
子育て中のファミリーはリラックスキャプテンシートが便利
ミニバンの良さは子育て世代に便利というポイントが大きく、アルファードもまさに大空間で使いやすいですが、さらに便利さを求めるならリラックスキャプテンシート仕様のグレードがおすすめです。
このシートは後方に最大830㎜も下げられるロングスライド式なので、雨の日にはベビーカーごといったん車内へ持ち込むこともできます。車内は広々としているのでストレスなく着替えることができ、落ち着いてチャイルドシートへ移せるでしょう。
このリラックスキャプテンシートが装備されているのは、7人乗りタイプのS・G・Xとハイブリッド車のみにあるSRというグレードです。SとX以外はシートの素材がファブリックから合成皮革にグレードアップするので高級感があります。ジュースなどの食べこぼしが染み込みにくくサッと拭き取れるのもおすすめポイントです。
友人を乗せてゆったりと出かけたいならエグゼクティブパワーシート
子育てもひと段落し、チャイルドシートも外れたという方に注目していただきたいのが、エグゼクティブパワーシート仕様のグレードです。両親や友人などを誘ってゴルフや紅葉などのレジャーへ出かける際は、ゆったりとくつろいでもらえるでしょう。
エグゼクティブパワーシートには、電動のリクライニングやオットマンの展開という上級グレードならではの装備がついています。また、アームレストには美しい木目調加飾やメッキ加飾を施したフタ付カップホルダー、シート間には折りたたみ式サイドテーブルが用意されているのも特徴です。さらに乗り合いに便利なウォークスルーもできます。
このエグゼクティブパワーシートは、GF・SC・S“Cパッケージ、そしてハイブリッドのみにあるG”Fパッケージ・SR”Cパッケージに装備されています。贅沢すぎる上級グレードシートは、アルファードの高級感を味わえる醍醐味といって良いでしょう。
ビジネスクラスのような優雅さ!エグゼクティブラウンジシート
アルファード最上級グレードの極上な乗り心地を体感するなら、エグゼクティブラウンジシートを採用したエグゼクティブラウンジもしくはエグゼクティブラウンジSのみが対象になります(※Sはエアロタイプ)。
上質なプレミアムナッパ本革シートに、電動で前後140㎜伸縮が可能なパワーオットマン、工芸品を彷彿とさせる加飾など、どれをとってもラグジュアリーな内装です。これだけの仕様となればセカンドシートはかなり重いですが、スイッチひとつでスムーズに乗降できます。
乗るだけで贅沢な気分を味わえるエグゼクティブラウンジグレードは、夫婦+両親で旅行など大人の優雅なドライブとして最適でしょう。
マイナーチェンジ後の新型は安全装置が充実
2002年より登場したアルファード、現行モデルの3代目は2017年12月25日にマイナーチェンジし、次世代型の安全装備「Toyota Safety Sense」が全グレード標準装備になりました。
交通死亡事故の約7割が歩行者事故や正面衝突、追突によるものといわれている中、これらの事故が起こりうるシーンをカバーするために開発されたのが「Toyota Safety Sense」です。歩行者検知機能をもった衝突被害軽減ブレーキ「プリクラッシュセーフティ」や後方の様子をインナーミラーに映し出す「デジタルインナーミラー」など予防安全技術がすべてのグレードに搭載されているのです。
マイナーチェンジ前のアルファードには搭載されていないので、中古車を購入する際は確認するようにしましょう。
アルファードを安く購入するには?
ここまでの魅力がそろったアルファードですが、やはり価格的に手が届かないという方もいるのではないでしょうか。しかしあきらめるのはまだ早いです。憧れで終わらせてしまう前に、安く購入する方法について3つの考え方をチェックしてみましょう。場合によってはアルファードの希望グレードを、予算内で購入できる可能性もあります。
安い価格のグレードを選ぶ
まず、価格を大きく左右する要素のひとつに「エンジン性能」があります。ガソリン車かハイブリッド車かでいえばガソリン車の方が安価で、排気量2.5Lか3.5Lかでいえば2.5Lモデルの方が安く購入できます。
次に、シート素材も価格に影響される要素です。アルファードの場合、低価格のグレードに標準装備されているシートはファブリック素材で、合成皮革、本革の順にグレードも上がり高額になります。
安い価格のグレードを選ぶなら8人乗りのX、もしくはSグレードが300万円台で購入できます。さらにガソリン車の標準ボディが安価なので、一番安く買えるのはガソリンタイプのXグレードです。
中古車販売なら新古車も安く購入できる
新車にこだわらない方は、中古車という選択肢もあります。その中には、年式が新しい新古車もあり新車よりも格安で購入することが可能です。中古車には販売台数が限られ選択肢が少ないというデメリットもありながら、一方で新車ではつけられなかったオプションが装備されているといううれしい出会いもあり得えます。
中古なら新型モデルのアルファード新古車が300万円台前半で購入することも可能なので、約100万円以上安く購入することができます。新古車は、分類上では中古車になりますが、ディーラーがナンバーを取得した未使用の車を指すのでほぼ新車の状態と考えて良いでしょう。
さらに安く購入したい、あるいはグレードの高いアルファードを安く購入したいという場合は、年式を下げるなどして予算と相談できるのも中古の魅力でしょう。
PR200万円以下のアルファードが狙い目
※価格は支払総額
今ある車を高く買い取ってもらう
車を安く購入したい場合、今ある車を高く買い取ってもらって「結果安く買うことができた」というケースもあります。このようなことがあるのは、「リセールバリューの高さ」がポイントで、車の価値が高いほどリセールバリューの高い車として高値で売れやすいという傾向があるからです。
実は、軽自動車もリセールバリューの高い車と位置づけられています。軽自動車はセカンドカーとしても選ばれやすく人気なので、残価率が高く値段が下がりにくいのです。ちなみにアルファードもリセールバリューの高い車として知られています。車を定期的に乗り換えるなら、売るときのことも考えて決めると良いでしょう。
このように、車が思いのほか高く売れたならアルファードを新車で購入するのも夢ではありません。少しでも予算に近づくよう、さまざまな角度から検討するのがおすすめです。
まとめ
高級ミニバンにも関わらずアルファードが人気なのは、子育て世代が使いやすいように設計されており、高級仕様でのんびり大人のドライブを堪能できたりなど、乗る人に寄り添った仕様を選べるからでしょう。見た目も中身もかっこいいアルファードは、中古車も大人気の車種です。
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