カローラ アクシオと同シリーズの特徴や違いは?トヨタのセダンも紹介
現在、トヨタではカローラ以外にも、カローラと名前が付く車種が複数ラインアップしています。特にカローラと同じセダンタイプのカローラアクシオもあり、違いが分からないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、カローラとカローラアクシオの違いをはじめ、カローラアクシオの特徴について紹介します。最後まで読んでいただければ、カローラアクシオの魅力が分かるでしょう。
※目次※
・カローラアクシオは社用車として開発されたセダン。
・コンパクトなボディサイズながら、ゴルフバッグを4つ載せられるほどの積載能力も備えている。
・カローラアクシオ以外にもトヨタには魅力的なセダンが豊富。中古車を探すならネクステージへお任せ。
カローラとカローラアクシオの違いとは?
トヨタのラインアップを見ると、カローラとカローラアクシオがあります。車名が似ていて、何が違うのだろうと思われる方もいるかもしれません。ここでは、カローラとカローラアクシオにどのような違いがあるのかを簡単に紹介します。
カローラアクシオはコンパクトセダン
カローラアクシオは、カローラシリーズのコンパクトセダンです。日本の道路事情に合った、運転しやすいコンパクトな5ナンバーサイズに設計されています。
カローラアクシオのグレードは、EXのみです。ガソリンモデルとハイブリッドモデル、どちらもラインアップしています。ただし、ハイブリッドモデルには4WDの設定はありません。
ターゲット層に違いがある
カローラはセダンタイプの自動車です。カローラアクシオもセダンタイプに分類されますが、ユーザーのターゲット層が異なります。
カローラアクシオは、社用車として扱う法人向けに開発が行われました。企業によっては、規則で5ナンバーサイズの小型車にしなくてはならないことや、できる限り安い価格で購入しなければならないといったことがあります。カローラアクシオは、そのような企業のニーズに応えるために、販売が継続されている車です。
カローラ アクシオの特徴
法人向けとして販売されているカローラアクシオですが、機能や性能は一般向けの車と大きな差はありません。ここからは、カローラアクシオの内装の特徴や性能について紹介します。カローラアクシオの魅力が分かりますので、ぜひ参考にしてください。
(参考:『カローラアクシオ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
内装
カローラアクシオは、コンパクトなボディサイズを最大限に生かし、室内空間の広さを確保しています。法人向けのため内装色に派手さはありません。
内装色はブラックを基調に、高輝度シルバー塗装のステアリングホイールや、メッキ加飾されたパーキングブレーキレバーボタンがアクセントとなっています。モダンで落ち着いた印象の内装のため、年齢や性別問わず使いやすい車といえるでしょう。
収納
法人向けとして人気の高いカローラアクシオは、収納力の高さも魅力です。5ナンバーサイズのコンパクトなボディサイズながら、荷室容量は461Lもあります。ゴルフバッグであれば、4つ載せられる広さです。
この荷室容量は、カローラフィールダーの通常時の荷室容量を超えます。社用車としてビジネスシーンで活躍するだけでなく、プライベートでも使える使い勝手の良い車です。
走行性能
カローラアクシオは、ガソリンモデルとハイブリッドモデルから選ぶことが可能です。ガソリンモデルには、低中速域から力強いトルクを感じられるだけでなく、燃費性能も両立したエンジンが搭載されています。
ハイブリッドモデルには、ハイブリッドシステム「THS-II」が採用されました。エンジンとモーターの特性を最大限に生かし、高い燃費性能を実現しています。
安全性
カローラアクシオは、高い安全性能も兼ね備えています。魅力的な安全機能のひとつが、標準装備されるトヨタの予防安全機能パッケージ「Toyota Safety Sence」です。
ドライバーの操作ミスや疲れをカバーし、事故を防ぎます。カローラアクシオに搭載されるToyota Safety Senceの内容は、歩行者への衝突回避・被害軽減をサポートする「プリクラッシュセーフティー」、車線のはみ出しによる事故を防ぐ「レーンディパーチャーアラート」、夜間の運転をサポートする「オートマチックハイビーム」の3つです。
カローラ アクシオと同シリーズモデルの違いは?
トヨタ カローラは1966年に登場し、以後50年以上もトヨタを代表する車として幅広いニーズに応えてきました。カローラにはアクシオ以外のラインアップがあります。
現在ラインアップしているのは、ベーシックな「カローラ」、ハッチバックの「スポーツ」、アクシオと同じ継続型の「フィールダー」、ステーションワゴンの「ツーリング」、SUVタイプの「カローラクロス」、スポーツモデルの「GRカローラ」です。
カローラ
全長×全幅×全高(車体) |
4,495mm×1,745mm×1,435mm |
全長×全幅×全高(車内) |
1,830mm×1,510mm×1,160mm |
車両重量 |
1,230kg~1,430kg |
乗車定員 |
5名 |
ホイールベース |
2,640mm |
駆動方式 |
2WD・E-Four |
WLTCモード燃費 |
18.1km/L~30.2km/L |
本体車両価格 |
199万円~299万8,000円 |
セダンタイプのカローラは、ハイブリッド車とガソリン車があります。2019年にフルモデルチェンジし、低重心でスポーティーなデザインとなりました。新型は「3ナンバー」となり、ボディサイズが大きく室内も広々としています。
内装も機能的で、トランクルームにはゴルフバッグが3個収納できるほどの広さです。リアシートを倒せば長い荷物も載せられます。走行性能や安全性能にも優れているため、ドライバーの年代を問いません。
(2023年1月時点の情報です)
(参考:『カローラ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
カローラ スポーツ
全長×全幅×全高(車体) |
4,375mm×1,790mm×1,460mm |
全長×全幅×全高(車内) |
1,795mm×1,510mm×1,155mm |
車両重量 |
1,350kg~1,390kg |
乗車定員 |
5名 |
ホイールベース |
2,640mm |
駆動方式 |
2WD |
WLTCモード燃費 |
17.2km/L~30.0km/L |
本体車両価格 |
220万円~289万円 |
カローラ スポーツは、低重心で車の性能を十分発揮できるシルエットが特徴です。内装はスポーティーながら上質で、機能的なデザインとなっています。ハイブリッドモデルの燃費性能が高い点も魅力です。
カローラ スポーツは走りにこだわり、世界各国の道を100万km走ってチューニングを重ね開発されました。荒れた路面やコーナリングも安定した走りを見せてくれます。また、最小回転半径は運転が苦手な人でも扱いやすい5.1mです。(2023年1月時点の情報です)
カローラ フィールダー
全長×全幅×全高(車体) |
4,400mm×1,695mm×1,475mm~1,500mm |
全長×全幅×全高(車内) |
1,945mm×1,430mm×1,200mm |
車両重量 |
1,100kg~1,180kg |
乗車定員 |
5名 |
ホイールベース |
2,600mm |
駆動方式 |
2WD・4WD |
WLTCモード燃費 |
15.6km/L~27.8km/L |
本体車両価格 |
175万8,400円~233万400円 |
カローラ フィールダーは2000年に登場しました。アクシオと同じく5ナンバーのステーションワゴンです。低重心を基調にしたスポーティーなデザインとなっています。
フィールダーの名前の由来は「フィールドに出て遊ぶ人」です。走行性能や安全性能にも優れているためドライブやアウトドアに適しています。ラゲージルームは通常でもゴルフバッグ4個が入るほどの広さです。シートを倒すとさらに大きな荷物を運べます。
(2023年1月時点の情報です)
カローラ ツーリング
全長×全幅×全高(車体) |
4,495mm×1,745mm×1,460mm |
全長×全幅×全高(車内) |
1,795mm×1,510mm×1,160mm |
車両重量 |
1,260kg~1,440kg |
乗車定員 |
5名 |
ホイールベース |
2,640mm |
駆動方式 |
2WD・E-Four |
WLTCモード燃費 |
17.8km/L~29.5km/L |
本体車両価格 |
207万円~304万8,000円 |
カローラフィールダーの車名を一新して、新しく登場したステーションワゴンが、カローラツーリングです。ツーリングは、日本の交通事情に合わせたサイズとなっています。
ステーションワゴンではコンパクトサイズですが、収納スペースが広く、5人乗ってもゴルフバッグを4つ積載可能です。座席のアレンジも幅広く、リアシートは6:4分割モードとフラットモードで、シーンに合わせて使い分けられます。
走行性や安全性、機能性に優れ「走りも大切だけど快適さも大切」という人にぴったりです。
(2023年1月時点の情報です)
(参考:『カローラツーリング(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
カローラ クロス
全長×全幅×全高(車体) |
4,490mm×1,825mm×1,620mm |
全長×全幅×全高(車内) |
1,800mm×1,505mm×1,260mm |
車両重量 |
1,330kg~1,510kg |
乗車定員 |
5名 |
ホイールベース |
2,640mm |
駆動方式 |
2WD・E-Four |
WLTCモード燃費 |
14.4km/L~26.2km/L |
本体車両価格 |
199万9,000円~319万9,000円 |
カローラクロスは、カローラシリーズのSUVモデルです。モダンなデザインとSUVらしいたくましさを感じられます。5名乗車時でも、ラゲージスペースにはゴルフバッグを4つ積載可能です。
(2023年1月時点の情報です)
(参考:『カローラクロス(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
GRカローラ
全長×全幅×全高(車体) |
4,410mm×1,850mm×1,480mm |
全長×全幅×全高(車内) |
1,790mm×1,510mm×1,155mm |
車両重量 |
1,470kg |
乗車定員 |
5名 |
ホイールベース |
2,640mm |
駆動方式 |
4WD |
WLTCモード燃費 |
12.4km/L |
本体車両価格 |
525万円 |
WRCでトヨタ初優勝をもたらしたのは、カローラでした。モータースポーツの遺伝子を再び呼び覚ましたのが「GRカローラ」です。スーパー耐久レースで得られたデータや、レーシングドライバーの声をベースに、GRカローラの高い走行性能が作られました。
(2023年1月時点の情報です)
トヨタ車のセダン3選!カローラ アクシオとの違いは?
トヨタは、カローラアクシオ以外にもセダンタイプのラインアップが豊富です。アクシオの購入を検討している方にとっては、その他のセダンも気になる存在ではないでしょうか。
ここでは、トヨタのセダンを3車種紹介します。それぞれの特徴を詳しく解説しますので、カローラアクシオと比較してみてください。
プリウス
全長×全幅×全高(車体) |
4,600mm×1,780mm×1,420mm~1,430mm |
全長×全幅×全高(車内) |
1,840mm×1,500mm×1,130mm |
車両重量 |
1,360kg~1,480kg |
乗車定員 |
5名 |
ホイールベース |
2,750mm |
駆動方式 |
2WD(FF)・E-Four |
WLTCモード燃費 |
26.7km/L~32.6km/L |
本体車両価格 |
320万円~392万円 |
(2023年1月時点の情報です)
プリウスは、ハイブリッド専用車です。燃費性能に優れ、エコカーとして人気があります。低重心ボディで、フロントからサイドにかけた伸びやかなシルエットは気品を感じられるでしょう。内装は人間工学に基づいた設計で、くつろげる空間となっています。
静寂性に優れているため、車内の静かさはもちろん、住宅街の走行でも近隣に迷惑をかけることはありません。
(参考:『プリウス(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
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※価格は支払総額
クラウン
全長×全幅×全高(車体) |
4,930mm×1,840mm×1,540mm |
全長×全幅×全高(車内) |
1,980mm×1,540mm×1,170mm |
車両重量 |
1,750kg~1,920kg |
乗車定員 |
5名 |
ホイールベース |
2,850mm |
駆動方式 |
E-Four |
WLTCモード燃費 |
15.7km/L~22.4km/L |
本体車両価格 |
435万円~640万円 |
(2023年1月時点の情報です)
クラウンは、タクシーや官公庁への公用車として使われる、高級セダンのひとつです。登場したのは1955年で、65年以上の歴史があります。高級車でありながら、スポーティーな外観です。質感の高さや触感の良さから、内装にも上質さを感じられるでしょう。
走行性能にも優れ、TNGA(トヨタが取り組むもっといい車づくりを実現するために掲げられた設計思想)に基づく低重心パッケージを採用しています。高級でありながら走りの楽しさを感じられる車です。
(参考:『クラウン(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
カムリ
全長×全幅×全高 (車体) |
4,885mm~4,910mm×1,840mm×1,445mm~1,455mm |
全長×全幅×全高 (車内) |
2,010mm×1,535mm×1,185mm |
車両重量 |
1,550kg~1,680kg |
乗車定員 |
5名 |
ホイールベース |
2,825mm |
駆動方式 |
2WD(FF)・E-Four |
WLTCモード燃費 |
21.6km/L~27.1km/L |
本体車両価格 |
349万5,000円~468万2,000円 |
(2023年1月時点の情報です)
トヨタ カムリは1980年に「セリカ カムリ」という名前で登場し、カローラよりもワンランク上のスポーティーセダンとして販売されました。カムリは北米で高い人気を誇っています。洗練された外観からは、スポーティーさだけでなく、気品も感じられるでしょう。
エンジンは、燃費性能と高出力化を実現した2.5Lダイナミックフォースエンジンを搭載しています。海外で人気があるというだけあり、車体も車内も大きなサイズです。狭い路地をあまり運転することがない人におすすめします。
(参考:『カムリ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
中古車のセダンを購入するならネクステージにお任せ!
カローラアクシオや、その他カローラシリーズは、中古車での購入もおすすめです。中古車なら、初期費用が抑えられるだけでなく、さまざまな車種から選べます。カローラは人気がある車種のため、中古車でも在庫が豊富です。
中古車を検討するなら、中古車販売のネクステージにご相談ください。ネクステージでは、品質にこだわった中古車を豊富に在庫しています。
こだわりの品質で中古車をご用意
ネクステージは全国に200以上の店舗を展開する中古車販売店です。カローラアクシオを含む取扱台数は3万台の在庫があります。より多くの選択肢から中古車選びをしたい方には、ネクステージがおすすめです。
また、在庫する中古車の品質にもこだわっています。修復歴のある車は、納車後のトラブルにつながりやすいため、ネクステージでは一切仕入れていません。ネクステージは、車選びに集中していただける環境が整っています。
遠方の方も利用可能な保証サービス
ネクステージの中古車には、無料保証の他に有料保証の付帯ができます。無料保証の保証期間は、納車後3か月もしくは走行距離3,000km以内です。
有料保証は、ロードサービスやオイル交換などの特典が付いたメンテナンスパック「サービスサポート」や、10年保証などさまざまなものがあります。保証内容の充実したサービスサポートは、近隣店舗がない方や旅行先でのトラブルについても保証されるのが魅力です。
まとめ
カローラアクシオは、コンパクトセダンで5ナンバーとなるため、法人を中心として人気があります。洗練されたデザインやシックなインテリア、優れた走行性能など、どのような人でも扱いやすい車といえるでしょう。
アクシオをはじめ、カローラシリーズやその他のセダンなども購入の候補としているなら、中古車で購入するのも選択肢のひとつです。さまざまな車種を比較できるため、より希望に合った車を見つけられます。
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▼ライタープロフィール
畠山達也
自動車Webライター
自動車免許のほか、一級自動車整備士、フォークリフト運転免許などを保有するライター。自動車メーカーや部品業界に携わった際の知識や経験を活かし、Webメディアを通して「車の楽しさ」を発信している。