「アルト ピアーノ」は快適に過ごせてリーズナブルなキャンパー!特徴を詳しく紹介
キャンピングカーが欲しいけれど、車両価格が高くてなかなか手が出ないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。最近では、車中泊がメインでリーズナブルなライトキャンパーが人気です。
アルト ピアーノは、タウンエースがベースとなっているキャンピングカーです。標準装備がシンプルなため、約300万円程度で購入可能です。今回は、アルト ピアーノの特徴や、アルトピアーノの他にリーズナブルに購入できるキャンピングカーを紹介します。お手頃価格のキャンピングカーをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。
※目次※
・「アルト ピアーノ」の特徴は豊富なカラーバリエーション!使い勝手の良い内装のため充実した内装でキャンプを楽しめる
・初心者におすすめのキャンピングカーは「軽キャンパー」「バンコン」「キャプコン」の3タイプ!
・キャンピングカーを購入するなら、中古車がおすすめ!中古車販売のネクステージなら豊富な在庫から1台を選べる
「キャンパー アルト ピアーノ」の特徴
アルト ピアーノは、トヨタの正規ディーラーが製作・販売しているライトキャンピングカーです。タウンエースをベースにしており、リーズナブルな価格のため人気があります。
その他にもカラーリングなど今までのキャンピングカーのイメージを払拭するような魅力的なポイントが多くあり、注目のキャンピングカーです。この記事では、アルト ピアーノの特徴を詳しく解説していきます。
1.スペック
まずは、アルト ピアーノのスペックを紹介します。
乗車人数/就寝人数 |
5名/2名 |
全高×全長×全幅 (車体) |
4,045mm×1,665mm×1,900mm |
全高×全長×全幅 (車内) |
2,045mm×1,495mm×1,305mm |
排気量 |
1,495cc |
価格を以下の表にまとめました。
グレード |
DX(税込) |
GL(税込) |
2WD |
246万1,320円~ |
265万7,880円~ |
4WD |
286万7,597円~ |
305万5,517円~ |
上記の価格は車両価格です。オプションを付けたい人は、オプション価格が上乗せとなります。
2.外装
商用車のタウンエースをベースにしているため、オプションのツートンカラーを付けない場合、一般的な商用バンのような外見になります。しかし、ツートンカラーを選択すると、商用車には見えないレトロなデザインに変更できます。
カラーバリエーションは3種類です。
・デゼルト・・・グレイッシュグリーン×ホワイト
・フォレスタ・・・グレイッシュグリーン×ホワイト
・プラテリア・・・ライトグリーン×ホワイト
オプションで、カラーの有無を決めることができるので価格の調整がしやすいのも魅力のひとつです。
3.内装
乗車定員は5名で、運転席と助手席に3人がけのリアシートが装備されています。2列目シートの背もたれを移動すれば、前向きでも後ろ向きでも座れます。後ろの座席を展開すると就寝ベッドになり、最長2,050mmのスペースで大人2名の就寝が可能です。
後ろには、コーナーテーブルが設置されています。ラックやティッシュボックスも標準装備で、収納が充実しています。
4.便利なオプション
いくつかのオプションが用意されており、自分好みのキャンピングカーにカスタマイズすることが可能です。
まず取り付けたいのは、サブバッテリーです。サブバッテリーを付けることで、1,500Wまでの家電製品が使えます。他のオプションである18Lの冷凍・冷蔵庫や、シャワー付きシンクがありますが、これらの装備を付けるためには、サブバッテリーが必須です。
その他に、窓用4連ファンや車内灯などがあります。最低限の装備にして車両の購入価格を抑えることやフル装備にしてハイスペック仕様にすることが出来たり自分仕様にカスタマイズできるのも、アルト ピアーノの特徴です。
初心者向けのキャンピングカー3タイプ
キャンピングカーにはさまざまなタイプがあるのをご存知でしょうか。タイプの違いはベースとなる車種により異なります。本格的なキャンピングカーは、マイクロバスがベースの「バスコン」、フルサイズの「フルコン」などがありますが、どちらも1,000万円以上の価格です。初めてのキャンピングカーでは、少し手を出しにくい価格帯です。
価格も含め初心者におすすめのキャンピングカーを3タイプ紹介します。
1.軽キャンパー
軽自動車がベースになったキャンピングカーは「軽キャンパー」です。軽トラックの荷台にキャビンを置いたタイプと、軽バンをカスタムしたタイプがあります。居住スペースはそれほど広くありませんが、その狭いスペ―スを有効活用する工夫が随所に見られます。
目的を車中泊に絞って装備を簡素にすることで、コストを下げている車両もあり、かなりリーズナブルに購入が可能です。高速道路の料金や自動車税などが安いため、維持費を抑えられます。軽自動車のため、乗車定員は4名までです。
2.バンコン
ワンボックスのバンをベースにカスタムしたキャンピングカーを「バンコン」といいます。軽キャンパーに比べると、居住スペースに余裕があります。多くのモデルで、大人4人が就寝可能です。シンクやコンロが設置されているため、快適に過ごせます。
普通の乗用車のように運転がしやすく、高速道路では制限速度の上限ほどのスピードが出せます。車中泊の快適さも必要だけど、運転のしやすさは必須という人におすすめです。
3.キャプコン
トラックなどの商用車の荷台にキャビンを設置したものが「キャプコン」です。トイレやシャワーまで装備しているタイプが多く、車内でもくつろげます。就寝する場所とリビングが分かれているタイプが多く、子供を先に寝かしつけたいときにも便利です。大きい車なら5~6人が乗車したり就寝したりできます。
車体が大きいため、横風の影響を受けやすく、安全のためにはスピードを出しすぎずに運転することが必要です。本体価格は400万~1,000万円と幅広い価格帯です。
お手頃価格で入手できるキャンピングカー7選
アルト ピアーノは300万円以内で購入できるキャンピングカーですが、同じ価格帯のキャンピングカーは他にもあります。キャンピングカーは、車種により装備やオプションなどが異なるため、楽しく選べます。
「どんな装備が必要なのか」「何人で利用するか」など、目的に合わせてぴったりの1台を見つけてみてください。ここでは、お手頃価格で入手できるキャンピングカーを7車種紹介していきます。
1.ハイエース2B
ハイエース2Bは、ハイエースがベースとなっているキャンピングカーです。
2列目にマルチモードシートを利用し、後部にはコの字型のロングシートが設置されています。シートをすべてフラットにすると、フロアベッドになり、大人2人が就寝できます。幅は1,520mmのため、クイーンベッドサイズほどの広さです。さらに、後部に跳ね上げ式のベッドが装備されているため、合計で大人3名の就寝が可能です。
ギャレーは2列目のすぐ横にあり、丸型のシンクが埋め込まれています。卓上コンロを置いて、調理スペースとしても使えます。
ハイルーフのため車内に圧迫感がなく、日常ではミニバンのように使うことができるキャンピングカーです。価格は一番ベーシックなタイプで396万円~です。(2021年3月時点)
2.リゾートデュオ バンビーノ プラス
リゾートデュオ バンビーノ プラスは、タウンエースがベースとなったキャンピングカーです。超軽量のアルミボディが特徴で、断熱材との3層構造になっているため、暑い日も寒い日も快適です。
装備がオプションではなく、ほぼ標準装備となっています。ポップアップ式で広々とした空間ですが、収納すれば低重心になるため、横転を防げて安心です。全高は2,090mmのため、立体駐車場に対応できます。
1Fと2Fにベッドマットがあり、大人3名と子供1名の4名就寝が可能です。丸型シンクやベッド下収納など、限られたスペースを最大限に活かす工夫が随所に見られます。
さらに、夏に威力を発揮する「冷え蔵X」というクーラーが標準装備されています。省エネで静かなので、真夏の車中泊も快適に過ごせます。価格は377万円~です。(2021年3月時点)
3.ファミリーワゴンSS
日産NV200がベースとなっているファミリーワゴンSSは、コンパクトなバンコンです。走行時は5名乗車で、就寝時は2名ですが、エレベーティングルーフモデルなら、合計4名で就寝可能です。
全高は2m以下のため、立体駐車場の利用ができます。エレベーティングモデルは、ルーフを開けると高さ2,260mmでかなりの開放感があります。室内で立てるため、着替えも楽にできます。上部のベッドは縦1,900mm×横1,000mm、高さ250mm~930mmで大人でも十分に就寝できます。
サブバッテリーやリアFRPウィンドウなどのオプション品が充実していて、必要なオプションを付ければ充実した車内空間を実現できます。価格は、ノーマルルーフで324万5,000円~、エレベーティングルーフモデルで422万4,000円~です。(2021年3月時点)
4.ネクストキャンパーキット
ネクストキャンパーは、ベース車から選べるキャンピングカーです。利用できる車種はハイルーフに限りますが、今乗っている車にも取り付けが可能です。
価格は39万8,000円~69万8,000円(2021年3月時点)で、さまざまな装備を取り付けられます。シンクや電装装備、ベッドなど全て充実した装備を付けたい人は「プレミアム」、初心者で標準装備のみ欲しい人は「標準キット」などから選べます。
家具やベッドマットの素材・色を好みに合わせて選べるため、自分だけのオリジナルキャンピングカーを創り上げることが可能です。すでに車を持っている人や、ベース車に中古車を選べば、キャンピングカーの購入費用を抑えられます。
5.ピーズ・リラクス
ピーズ・リラクスは、コンパクトサイズのNV200バネットをベースにしたキャンピングカーです。頑丈なアルミフレームの上にベッドマットを展開すれば、大人2人でもゆったり眠れます。フレームの特徴を活かし、ベッド下にはアウトドアグッズを収納できるスペースが確保できます。キャビネットも左右に装備され、キャンプ用品やすぐに取り出したい物などをすっきり収納できます。
その他オプション品に、マルチシェードやモスキートネットなどを選べます。装備がシンプルなため、主に車中泊に向いています。車両本体価格は290万円~です。(2021年3月時点)
6.オフタイム・トラベラー2
スズキ エブリィがベースで、軽自動車の限られた空間を利用したキャンピングカーです。ベッドサイズは2,000mm×1,200mmで、大人2名でもゆったり休めます。室内の壁には断熱材が使われていて、断熱効果はもちろん、プライバシーを守る役割もしています。
レイアウトにより「片面のみをベッドにして一人旅仕様」や、「テーブルを展開して車外で使用する」などのバリエーションが豊かです。オフタイム・トラベラーには、一番シンプルな装備の「2」以外にも「3」「和」「クロスロード」があります。好みの装備を選んでみてください。
7.コング
スズキ エブリィをベースにしたキャンピングカーです。キャンピングカーとしての機能や装備に優れていますが、普段乗る車としても使用できます。
ルーフの形状を好みにより選べます。収納を優先するなら水平に上がる「エレベーティングルーフ」、就寝を優先するなら斜めに上がる「ポップアップルーフ」がおすすめです。ルーフは破断に強く100%UVカットです。さらに耐水圧1000mmで、雨のキャンプにも対応しています。
コンパクトなシンクが付いていて、使わないときはテーブルとして使用できます。収納や電装品などの標準装備が充実していますが、オプションを付けることでより便利な仕様にできます。本体価格は224万円~です。(2021年3月時点)
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まとめ
アルト ピアーノは、300万円程度のリーズナブルな価格でキャンプを楽しむことができるキャンピングカーです。シンプルな装備を標準に備え、オプションでより快適な室内空間にカスタムすることや、外装のデザインも変更することができます。。お求めやすい価格でキャンプライフを楽しむことができる魅力的な車といえるでしょう。
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