2代目シエンタはマイナーチェンジでどう変わった?フリードとの比較も紹介
トヨタ シエンタは、2022年度の上半期ミニバン販売台数No.1を誇る人気モデルです。現行モデルは2022年8月に発売された3代目で、マイナーチェンジはまだ行われていません。先代の2代目シエンタは、2018年にマイナーチェンジが実施されていることをご存じでしょうか。
この記事では、2代目シエンタのマイナーチェンジの内容や現行シエンタの情報、シエンタと比較したい車種を紹介します。この記事を読むことでぴったりのミニバンを明確にできますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
1.【2代目】シエンタは2018年のマイナーチェンジでどう変わった?
2.【2代目】マイナーチェンジしたシエンタとホンダ フリードを比較
3.【3代目】快適装備が魅力の新型シエンタは安全性能もアップ!
4.マイナーチェンジで使いやすくなったシエンタの類似車種は?
5.マイナーチェンジ後の2代目シエンタをネクステージで探そう!
・2代目シエンタは2018年のマイナーチェンジで外装デザインを変更し2列シート仕様車を追加。2021年の一部改良ではブラックの装備が特徴の特別仕様車を追加。
・ホンダ フリードは2代目シエンタよりも室内の広さと安全装備に優れる。3代目シエンタは安全装備も快適装備も充実。
・マイナーチェンジ後の2代目シエンタを購入するならネクステージへ。在庫台数3万台から選べて保証も充実。
【2代目】シエンタは2018年のマイナーチェンジでどう変わった?
2代目シエンタは2018年9月にマイナーチェンジが実施されました。中古シエンタの年式を選択する際は、このマイナーチェンジの前後がひとつの重要ポイントです。まずこの項目で2代目シエンタのマイナーチェンジの主な改良点を紹介します。
荷室が広く使える2列シート仕様を追加
2代目シエンタのマイナーチェンジで追加された2列シート仕様「FUNBASE」は、従来の3列シート仕様よりも広いラゲッジスペースが魅力です。
ボードを使って上下にスペースを分けられたり、床下に大型デッキアンダートレイが設置されていたりと、さらに収納力が向上しています。長尺物や汚れた荷物の積載にも便利です。
2列目シートを倒せば、さらにラゲッジスペースを広げられます。自転車2台の積載や車中泊も可能です。
目新しさを高めた外装デザイン
2代目シエンタのマイナーチェンジでは、フロントバンパーやフロントグリル、ヘッドランプなどのデザインを変更しました。コンセプトは維持したまま、よりインパクトのある見た目に変わっています。
ボディカラーもワントーンカラーのベージュと、6色のツートーンカラーが追加されました。より個性的な外観デザインを選択できます。
2021年の一部改良では特別仕様車を設定
2021年の一部改良では、グレードGとFUNBASE Gをベースにした特別仕様車「G"Safety Edition II」「FUNBASE G "Safety Edition II」が設定されました。
ブラック加飾のアウターミラーやホイールキャップ、ブラック基調のインテリアなど特別装備が施されています。ボディカラーもグレイッシュブルーなど5種類の特別色が設定されました。
インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]やバックカメラを特別装備しているため、高い安全性能も魅力です。
(参考:『シエンタ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スペックと中古車価格の相場
2代目シエンタのマイナーチェンジで追加された「FUNBASE」3グレードと、特別仕様車2種のスペックは以下のとおりです。2代目シエンタ全体の中古車相場は、2022年12月時点で約90万円~280万円となっています。
グレード |
FUNBASE G Cuero |
FUNBASE G |
FUNBASE X |
3列シート車 G “Safety Edition Ⅱ” |
2列シート車 FUNBASEG”Safety Edition Ⅱ” |
|
ボディサイズ (mm) |
全長 |
4,260 |
||||
全幅 |
1,695 |
|||||
全高 |
1,675 |
1,675~1,695 |
||||
車両重量(kg) |
1,320~1,380 |
|||||
排気量(L) |
1.496 |
|||||
エンジン |
直列4気筒 |
|||||
WLTCモード燃費(km/L) |
17.0~22.8 |
14.0~22.8 |
【2代目】マイナーチェンジしたシエンタとホンダ フリードを比較
トヨタ シエンタの代表的なライバル車のひとつが「ホンダ フリード」です。サイズ感や使用感が似た両者ですが、異なった部分もあります。ここでマイナーチェンジしたシエンタとフリードを比較し、それぞれのメリットを解説しますので参考にしてください。
(2022年12月時点の情報です)
(参考:『フリード(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
室内を広々と使いたいならフリード
車体の大きさはほとんど変わりませんが、室内の広さはフリードが優れています。マイナーチェンジしたシエンタとフリードの室内寸は以下のとおりです。
・シエンタ(3列シート):室内長2,535×室内高1,470×室内幅1,280mm
・シエンタ(2列シート):室内長1,900×室内高1,490×室内幅1,280mm
・フリード(3列シート):室内長3,045×室内高1,455×室内幅1,275~1,285mm
・フリード+(2列シート):室内長2,310×室内高1,455×室内幅1,275~1,285mm
後席の乗降しやすさならシエンタ
シエンタもフリードも後席は両側スライドドアを採用しています。床面もフラットなため、どちらも乗り降りしやすい車です。
開口部の広さはフリードのほうが優れていますが、シエンタのほうが乗り込み口が60mm低く設計されています。お年寄りや小さな子どもが乗り降りしやすい車を求めるのであれば、シエンタがおすすめです。
先進安全装備はフリードが充実
先進安全装備は「Honda SENSING」を全グレードで標準装備しているフリードが優れています。マイナーチェンジした2代目シエンタにも「Toyota Safety Sense」がありますが、これは「G Cuero」と「G」グレードのみ標準装備です。
最新のHonda SENSINGには、車線維持支援システムやアダプティブ・クルーズ・コントロール、後方誤発進抑制機能などが備わっているため、内容を見ても安全装備はフリードが優れています。
ハイブリッド車の燃費で選ぶならシエンタ
ガソリン車(2WD)の燃費(WLTCモード)は、マイナーチェンジした2代目シエンタとフリードどちらも17.0km/Lと変わりません。ガソリン車(4WD)はシエンタが14.0km/Lに対し、フリードが15.6km/Lとわずかに優れています。
一方でハイブリッド車(2WD)で比べるとシエンタが22.8km/Lに対し、フリードは20.9km/Lです。燃費を重視してハイブリッド車を購入する予定の方はシエンタをおすすめします。
【3代目】快適装備が魅力の新型シエンタは安全性能もアップ!
ここで、現在販売されている新型シエンタの詳細を見てみましょう。3代目となる新型シエンタは安全性や快適性が向上し、より使い勝手の良い車に仕上がっています。この項目で新型シエンタの主な魅力を解説しますので参考にしてください。
充実の装備でトップクラスの安全性能
新型シエンタは車速に応じた車間距離を保ちながら追従する「先行車追従機能」や車線の中央走行をサポートする「レーントレーシングアシスト[LTA]」を追加した『Toyota Safety Sense』を全グレードに標準装備しています。
さらにZグレード(ハイブリッド車)には、メーカーオプションで新たな先進技術「トヨタ チームメイト」を装備可能です。ステアリング、アクセル、ブレーキ、シフト全ての駐車操作を支援してくれるため、並列駐車や縦列駐車をスムーズに行えます。
ゆとりのある空間を確保
新型シエンタはコンパクトミニバンとして、クラストップレベルの前後座席間距離を確保しています。そのため2列目シートの足元には大きなゆとりがあり、大きめの買い物を置くことも可能です。
室内高は1,300mmとゆとりがあり、小さな子どもであれば立ったまま着替えられます。フロントシートはウォークスルー仕様のため、1列目と2列目の移動もスムーズです。
スペックと新車価格・中古車価格の相場
新型シエンタのスペックと価格情報は以下のとおりです。
ボディサイズ(mm) |
全長 |
4,260 |
全幅 |
1,695 |
|
全高 |
1,695~1,715 |
|
車両重量(kg) |
1,270~1,420 |
|
排気量(L) |
1.490 |
|
エンジン |
直列3気筒 |
|
WLTCモード燃費(km/L) |
18.3~28.8 |
|
新車価格 |
195万円~310万8,000円 |
|
中古車相場 |
約190万円~370万円 |
(2022年12月時点の情報です)
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マイナーチェンジで使いやすくなったシエンタの類似車種は?
シエンタやフリード以外にも、魅力的なミニバンがいくつかあります。ここで、マイナーチェンジ後のシエンタと類似したおすすめ車種を4選見てみましょう。それぞれの主な特徴や価格情報を紹介しますので、比較しつつ参考にしてください。
トヨタ「ルーミー」
トヨタ ルーミーは、軽自動車に匹敵する小回り性能を持つコンパクトミニバンです。5人がゆったりと乗れる車内スペースを確保しています。
シャープな目元の「カスタム」と、カジュアルな「スタンダード」といった2種類のフロントフェイスから選択が可能です。パワーユニットは1.0L 直列3気筒エンジンと1.0L 直列3気筒ターボエンジンから選べます。新車価格は156万6,500円~210万円、中古車相場は約80万円~260万円です。
(2022年12月時点の情報です)
(参考:『ルーミー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ「ソリオ」
スズキ ソリオは、コンパクトな車体の中に広々としたスペースを実現したコンパクトミニバンです。どのようなシーンにも映える伸びやかなフォルムや、迫力のあるフロントフェイスを採用しています。
1.2Lの直列4気筒エンジンを搭載しており、ガソリンとマイルドハイブリッドから選択が可能です。新車価格は151万5,800円~214万8,300円、中古車相場は約35万円~230万円で販売されています。
(2022年12月時点の情報です)
(参考:『ソリオ(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
シトロエン「ベルランゴ」
シトロエン ベルランゴは、ダブルシェブロンとライトユニットで構成されたフロントフェイスや多角形のサイドウインドウなど、ユニークなデザインが魅力です。
5人乗車時でも約597Lと、大容量のラゲッジスペースを確保しています。リア3座独立シートのため、アレンジも多彩です。最大2,126Lまで拡大でき、自転車のような大きな荷物も積載できます。新車価格は384万5,000円~423万1,000円、中古車相場は約380万円~430万円です。
(2022年12月時点の情報です)
(参考:『ベルランゴ(シトロエン)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ルノー「カングー」
ルノー カングーは、1998年にフランスで誕生してから常に独創的なデザインを追求しています。光沢のあるブラックグリルバーやブラックのアクセントが際立つ、アーモンド型ヘッドランプが大きな特徴です。
それぞれが2段階に開くダブルバックドアを採用しており、スムーズに荷物を出し入れできます。広大なラゲッジルームのほかに、3連式オーバーヘッドボックスや連式オーバーヘッドボックスなど収納スペースが豊富です。
2023年春の新型発売を前に現行モデルの販売は終了しています。中古車相場は約170万円~310万円です。
(2022年12月時点の情報です)
(参考:『カングー(ルノー)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
マイナーチェンジ後の2代目シエンタをネクステージで探そう!
マイナーチェンジ後の2代目シエンタを購入したい方はネクステージをご利用ください。ネクステージは実績豊富な中古車販売店です。ここでネクステージの魅力をいくつか解説しますので、ぜひ店舗選びの参考にしてください。
中古車なら販売終了車種も手に入れられる
中古車であれば、2代目シエンタのような販売終了モデルも購入することが可能です。また中古車は価格が安いため、新車では予算に収まらないような上位モデルや高級車も選択肢に入れられるかもしれません。
ネクステージは全国に200店舗以上を展開しており、総在庫台数3万台を誇ります。遠方の在庫も最寄りの店舗に取り寄せられるため、幅広い選択肢から自分に合った一台を探すことが可能です。
ネクステージは万が一の故障に備えられる無料保証付帯
ネクステージで販売する車は、年式・走行距離問わず無料保証が付帯しているため、万が一故障した際も安心です。
さらに期間中の無料点検やオイル交換、トラブル時のロードサービスなど、より充実した特典内容の有料保証も用意しています。長く乗りたい方のための「10年保証」や、低年式の車に向けた「Nextageサポート」など、さまざまなプランをご用意していますので、購入する車や目的に合わせてお選びください。
まとめ
2代目シエンタは、マイナーチェンジでエクステリアデザインが変わり、スペースを快適に使える2列シート仕様が追加されています。現行販売されている3代目シエンタやホンダ フリードも魅力的ですが、中古車でお得に購入したい方はぜひマイナーチェンジ後の2代目シエンタをご検討ください。
ネクステージは、WEBサイトで全国の在庫を掲載しています。購入後もしっかりとサポートしますので、気になる車がありましたらお気軽にお問い合わせください。