CAREER MODEL #02
入社1年目は毎日怒られる日々。
入社1年目の12月くらいまでは毎日辞めたいと思っていました(笑)。教わったことができないし、売れないし、怒られるしで。そんな私でしたが、店長やブロック長に時間をつくってもらい、ロールプレイングをやったり、「商談中でも遠慮なく相談しに来い」とアドバイスをいただいて、結果が出るようになりました。それまで、月に2~3台しか売れないときもありましたが、3月にいっきに18台を販売し、手取りが58万円になりました。一つの成功体験が営業マンとしてやっていく自信につながりました。
入社3年目でチーフに。 数字にこだわりながらも、部下の教育も担当。
入社3年目にチーフになりました。当時、販売台数を伸ばす中で、クレームも多かったため、たくさんのお客様を管理することの大切さを学びました。チーフは店舗として成果を追求する上での柱になる存在。後輩たちの管理業務をやりながらも、数字には誰よりもこだわりました。「次は店長を目指したい」と考えたときに、自分には部下を指導する意識が欠けていることに気がつきました。そこで、本社での社員教育に関わる部署への異動を志願しました。
入社5年目で、教育課へ。
人財開発部の教育課で社員研修に関わりました。新卒社員、2年目社員、内定者など階層別で社員研修を行っていきました。研修講師として、自分の声を録音して聞いたり、妻と猫の前で何回も練習をしながら、分かりやすく指導する力を磨く日々。教育課を経験することで、結果に至るまでのプロセスを細分化して教えることの大切さを痛感しました。「挨拶」「身だしなみ」「笑顔」「話し方」などテーマごとに教えたり改善を促すことで、営業社員の成果が跳ね上がったときは、大きな手ごたえを感じることができました。
入社6年目で店長へ。
現在は店長として、店舗の運営を任されています。目標は一緒に働くみんなを幸せにすること。若いメンバー達に売れる喜びを味わってもらい、生活水準も上げたい。そのために、教育課で学んだ指導のノウハウも活かして、メンバーの早期戦力化に取り組んでいます。結果を責めるのではなく行動プロセスが正しくできているかを細かくマネジメントすることでメンバーの成長を促しています。実力のあるチーフの商談件数を多くすれば、短期的に店舗の売上はアップするかもしれません。しかし私はチーフと1年目社員の商談件数が同程度になるように任せています。一部の社員だけでなく、店舗のスタッフ全員が力を発揮して活躍できるお店をつくっていきたいと考えています。