【車の税金一覧をチェック】13年超の車は税金がアップ!乗り換えがおすすめ
車に乗っていると、さまざまな税金がかかります。特に何年も同じ車に乗っている場合、「車の税金が高い」と感じることも多いでしょう。車の税金を安く抑えるためには、減税の仕組みを利用したり、環境性能が高い車を購入したりといった工夫が必要になります。
今回の記事では、車の税金について知りたい方に向けて、基本的な車の税金を解説します。「13年目以降は車の税金が高くなる」など、乗り換えに役立つ情報も扱っていますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
・車にかかる基本的な税金は「自動車税/軽自動車税(自動車税種別割)」「自動車重量税 」「環境性能割 」「消費税 」の4つ!
・13年超の車は自動車税と自動車重量税が高くなる!古い年式の車に乗り続けるほど税金の負担大!
・車を買い替えるならベストタイミングを見極めよう。「ネクステージ」なら長く愛用した車も高価買取!新しい車も豊富な在庫から選べる!
車にかかる税金は高い?4種類の税金をチェック
「車にかかる税金は高い」とよくいわれますが、実際にどのような税金がかかるのでしょうか。この記事を読んでいる人の中には、車にかかる税金の知識が整理しきれていない方もいるでしょう。
こちらの項目では、車にかかる税金を4つピックアップし、その特徴を解説します。なお、税額の情報は、2021年12月時点のものです。
自動車税/軽自動車税(自動車税種別割)
自動車税は、1年に1度、廃棄量に応じて課税されるものです。軽自動車には軽自動車税がかかります。2019年10月には税制改正があり、車の購入時期によって異なる金額が課税されるようになりました。自動車税の金額は以下の通りです。
排気量 |
2019年9月までに購入した場合 |
それ以降に購入した場合 |
軽自動車 |
1万800円 |
1万800円 |
~1000cc |
2万9,500円 |
2万5,000円 |
~1500cc |
3万4,500円 |
3万500円 |
~2000cc |
3万9,500円 |
3万6,000円 |
~2500cc |
4万5,000円 |
4万3,500円 |
~3000cc |
5万1,000円 |
5万円 |
~3500cc |
5万8,000円 |
5万7,000円 |
~4000cc |
6万6,500円 |
6万5,500円 |
~4500cc |
7万6,500円 |
7万5,500円 |
~6000cc |
8万8,000円 |
8万7,000円 |
~6000cc超 |
11万1,000円 |
11万円 |
自動車重量税
自動車重量税は、車の重さに応じて課税されるもので、新規登録時と車検時に支払います。車検は新規登録から2年後、それ以降は3年ごとに行うため、定期的に発生する税金です。0.5tごとに税額が上がるシステムになっています。
自動車重量税には、税額が上がったり下がったりする仕組みがあります。例えば新規登録から13年後と18年後は、自動車重量税が上がり、これまでよりも高い額を支払わなければなりません。一方、自動車重量税には「エコカー減税」があり、対象車はその燃費水準に応じて税額が減ります。
環境性能割
環境性能割は、自動車の購入時に、その車の環境性能に応じて課税されるものです。2019年に自動車取得税が廃止され、それに代わる形で導入されました。取得時にのみかかる税金なので、自動車重量税のように定期的な支払いは発生しません。
環境性能割は、環境に優しい車を優遇する仕組みになっているため、燃費性能が高い車ほど税額が低くなります。環境性能を基準にするため、新車・中古車の違いはありません。ただし、自家用・営業用のカテゴリーでは税額が若干異なります。
消費税
消費税は、車の購入時に課税されるものです。車の購入に限らず、モノやサービスの購入時には消費税がかかります。2021年12月現在、車購入時の税率は10%になっており、車の本体価格に上乗せさせる形でかかってきます。
注意しておきたいのは、車の本体価格だけでなく、カーナビなどオプションで付けたものにも消費税がかかる点です。「付属品など含めた全体的な金額に消費税がかかる」と認識しておきましょう。
車にかかる税金は高い?安く抑える方法は
ここまで見てきたように、車には複数の税金がかかります。自動車重量税のように、車検のたびに税金がかかるものもあるため、維持費が家計を圧迫するケースもあるでしょう。
しかし、車の税金を安く抑える方法もいくつかあります。こちらの項目では、車にかかる税金を抑えるために、必ず知っておきたい4つの知識を解説します。
減税制度をチェック
まずは利用できる減税制度がないかどうかを確認しましょう。よく知られている減税制度としては、グリーン化特例とエコカー減税の2つがあります。
グリーン化特例は、環境性能の高い車を購入した際に、自動車税/軽自動車税が軽減される制度です。2021年12月〜2023年3月31日までに新規登録をした場合、条件を満たした電気自動車であれば、翌年度分の自動車税が軽減されます。
またエコカー減税は、先ほども少し触れたように、自動車重量税が減税・免税される制度です。2021年4月30日までに新規登録された車が対象となります。
車を購入するタイミングを考える
車を購入するタイミングによっては、自動車税を安く抑えられます。自動車税の課税タイミングは、4月1日になっており、それ以降の所有者に対しては月割りで課税される仕組みになっています。
分かりやすいのが、7月1日に登録した場合と、7月31日に登録した場合の比較です。登録時期は異なりますが、どちらも7月に登録しているため、自動車税は7月分から計算されます。つまり、月の初旬に登録を済ませれば、その分お得に車を乗り回せます。
電気自動車やディーゼル車を選ぶ
グリーン化特例の項目でも解説したように、基準を満たした電気自動車を購入することで、自動車税が75%減税されます。ディーゼル車も燃費性能に優れている車が多いため、エコカー減税や環境性能割非課税など、さまざまなメリットが受けられます。
電気自動車やディーゼル車は、本体価格が高いモデルも多いため、購入代金が高いと感じる方も多いでしょう。しかし環境性能が高ければ、さまざまな制度を利用でき、結果的に維持費を安く抑えられます。
軽自動車を選ぶ
電気自動車やディーゼル車だけでなく、軽自動車も税金を安く抑えやすい車です。自動車税の表からも分かるように、軽自動車には軽自動車税が適用されるため、一律1万800円で済ませられます。乗用車であれば、最低でも2万5,000円の自動車税がかかるため、軽自動車の2倍以上の税額を払うことになります。
軽自動車は一定の規格に収まるように作られているため、自動車重量税も安くなります。結果的に、普通乗用車よりも税金を安く抑えられるでしょう。
13年越えの車の税金が高いって本当?
13年越えの車は、自動車税が高くなると聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。車の維持にかかる自動車税や車検時に納める自動車重量税は、年式の古い車ほど高くなることが特徴です。
車を乗り続けるか買換えるか悩んでいる場合は、まずは年式の古い車の税金が高くなる理由についてチェックしておきましょう。
年式の古い車は重課税の対象となる
地球環境保護のため、排出ガスが少なく燃費がいいエコカーの普及が進められています。排気ガスを多く排出する古い年式の車は環境負荷が大きく、そのぶん税金を多く納めなければなりません。
重課税の対象となるのは、新規登録から13年経過したハイブリッド車を除くガソリン車・LPガス車です。ディーゼル車の場合は、11年以上で重課の対象となります。
毎年支払う自動車税が高くなれば家計への負担が大きくなるため、税金が高くなるタイミングで車の買い替えを検討する方が多く見られます。
重量税も高くなる
自動車重量税は、車の重さによって税額が異なり、車検のたびに2年分をまとめて納める必要があります。自動車税と同様に、自動車重量税も新規登録から13年以上経過すると高くなる仕組みです。
自動車税は13年以上で税額が一律で決まっているものの、自動車重量税は13年・18年の2段階方式で重課されます。一方、エコカーの場合は、13年以上経過しても自動車重量税が重課されることはありません。
古い年式の車に乗り続ける方ほど、税金の負担が大きくなるシステムといえます。
13年超えの車の税金が高い?目安はいくら?
新規登録から13年以上経過した車の自動車税・自動車重量税は、それぞれの基準に当てはめて把握することが可能です。
ここでは、13年越えの車にかかる自動車税・自動車重量税の目安について解説します。
自動車税の目安
自動車税の金額を把握するためには、車の新規登録時期と総排気量に注目しましょう。
新規登録から13年以上経過した車は、「グリーン化税制による特例税率」により15%の重課となります。
自動車税の目安は、下記の通りです。
用途区分 |
総排気量 |
新車登録日:2019年10月1日以降 |
新規登録から13年経過(15%重課) |
自家用乗用車 |
1.0L以下 |
2万5,000円 |
3万3,900円 |
1.0L超~1.5L以下 |
3万500円 |
3万9,600円 |
|
1.5L超~2.0L以下 |
3万6,000円 |
4万5,400円 |
|
2.0L超~2.5L以下 |
4万3,500円 |
5万1,700円 |
|
2.5L超~3.0L以下 |
5万円 |
5万8,600円 |
|
3.0L超~3.5L以下 |
5万7,000円 |
6万6,700円 |
|
3.5L超~4.0L以下 |
6万5,500円 |
7万6,400円 |
|
4.0L超~4.5L以下 |
7万5,500円 |
8万7,900円 |
|
4.5L超~6.0L以下 |
8万7,000円 |
10万1,200円 |
|
6.0L超 |
11万円 |
12万7,600円 |
(参考:乗用車の税率表|神奈川県 )
自動車税は永久抹消登録を行うまで支払いが発生します。
自動車重量税の目安
自動車重量税の金額は、車の重量によって決まる仕組みです。電気自動車(EV)・燃料電池車(FCV)・ガソリンを燃料とするハイブリッド車などのエコカーに適用されるエコカー減税は、2023年4月30日まで延長されています。
自動車重量税の目安は、下記の通りです。
車両重量 |
エコカー (本則税率) |
13年未満 |
13年経過 |
18年経過 |
500kg以下 |
5,000円 |
8,200円 |
1万1,400円 |
1万2,600円 |
1,000kg以下 |
1万円 |
1万6,400円 |
2万2,800円 |
2万5,200円 |
1,500kg以下 |
1万5,000円 |
2万4,600円 |
3万4,200円 |
3万7,800円 |
2,000kg以下 |
2万円 |
3万2,800円 |
4万5,600円 |
5万400円 |
2.500kg以下 |
2万 5,000円 |
4万1,000円 |
5万7,000円 |
6万3,000円 |
3,000kg以下 |
3万円 |
4万9,200円 |
6万8,400円 |
7万5,600円 |
(参考:2021年5月1日からの自動車重量税の税額表|国土交通省)
エコカー減税の対象車は重量税が安くなる一方で、13年以上経過した車は負担額が大きくなることが分かります。
13年は乗りすぎ?車の寿命の目安
愛車に長く乗り続けたいときに気になるのが「車の寿命」でしょう。ここでは、車の寿命について解説するとともに、自動車税や自動車重量税の税額などについても詳しくご紹介します。税金の知識までしっかりと頭に入れておくことで、お得なタイミングで乗り換えができるでしょう。
15年乗り続けることは可能
「15年乗り続けるなんてできるのだろうか」と疑問に感じる方もいるでしょう。結論から言うと、しっかりとメンテナンスをしていれば15年以上乗り続けることは可能です。以前に比べると、車の性能や部品の耐久性は高くなっています。また、現在では舗装がしっかりした道が多く、車への負担が少なくなっているといえるでしょう。
一般的な車の寿命は「10年10万km」
メンテナンス次第で15年以上乗り続けることは可能ですが、一般的な車の寿命は「10年10万km」といわれていることも覚えておきましょう。走行距離が10万kmを超えると、エンジンのパーツ交換が必要になることが一般的です。交換にはまとまった金額が必要ですから、寿命と考えこのタイミングで乗り換える人も多くなります。
また10年程度が経つと、経年劣化によって車の価値が下がるだけでなく、パーツの在庫がなくなり修理ができなくなるといったことも問題になるでしょう。
乗り換えタイミングは13年目がお得
物理的に乗り続けることは可能でも、13年を超えると自動車税や自動車重量税が高くなるため注意が必要です。自動車税について、13年を超えると軽自動車は約20%、普通自動車は約15%増税となります。さらに表でご紹介したように、総排気量が上がるにつれて増税額も増えるため気を付けましょう。
また自動車重量税は、13年を超えると軽自動車は約24%、普通自動車は約39%の増税です。さらに、18年を超えた普通自動車の自動車重量税は13年未満と比べると約1.5倍増となるため、乗り換えタイミングとしては13年目がお得といえるでしょう。
乗り換えるなら税金が高くなる13年目を意識しよう
性能や部品の耐久性が優れている車の場合、メンテナンス次第で長く乗り続けることができます。
しかし、車の買い替えは、タイミングを見誤ると損をしてしまう可能性があるため注意が必要です。車の買い替えを検討している場合は、メンテナンスのコストや税金面に注目しながらタイミングを見極めましょう。
自動車税・自動車重量税が高くなる13年目は、車の買い替えに適したタイミングの1つです。
ここでは、車の乗り換えに13年目のタイミングが適している理由について解説します。
13年目は車検のタイミングでもある
車検を機に車の買い替えを考える方もいるのではないでしょうか。車検では上の表でご紹介した2年分の自動車重量税をはじめ、自賠責保険料や交換が必要な部品代などもかかってきます。いくら車検代を節約できたとしても、普通自動車であれば10万円前後、軽自動車であっても7万円前後の費用がかかるのが一般的です。
13年目頃の車検では、経年による部品の消耗や劣化から、交換する部品も多くなるでしょう。15年目ならさらに増えると予想できます。税金だけでなく車検費用も考慮すると、13年目で買い替えるのがおすすめです。
乗り換えタイミングは13年目がお得
物理的に乗り続けることは可能でも、13年を超えると自動車税や自動車重量税が高くなるため注意が必要です。自動車税について、13年を超えると軽自動車は約20%、普通自動車は約15%増税となります。さらに表でご紹介したように、総排気量が上がるにつれて増税額も増えるため気を付けましょう。
また自動車重量税は、13年を超えると軽自動車は約24%、普通自動車は約39%の増税です。さらに、18年を超えた普通自動車の自動車重量税は13年未満と比べると約1.5倍増となるため、乗り換えタイミングとしては13年目がお得といえるでしょう。
車を乗り換えるならネクステージへご相談ください!
車の税金を安く抑えるために、電気自動車やディーゼル車、軽自動車の購入を検討している方も多いでしょう。車を乗り換える場合は、現在の車を高い値段で売却し、なおかつ新しい車を安く手に入れる必要があります。
中古車販売のネクステージでは、中古車の購入はもちろん、愛車の買取も可能です。こちらの項目では、ネクステージのサービスの魅力を解説します。
大切な愛車の高価買取が可能!
ネクステージは、大切な愛車の高価買取が可能です。全国に店舗を展開しており、その場で商品化・ダイレクト販売を行なっているため、中間マージンが一切発生しません。お客様の愛車の価値が落ちる前に、すぐに次のお客様に再販売するノウハウがあるため、店頭小売価格に迫る高価買取が可能です。
ネクステージは、顧客満足度3冠(スタッフ対応満足度、査定価格満足度、リピートしたい買取店)の実績もあります。買取を検討している方は、ぜひお気軽にご来店ください。
次に乗る車もたくさんの店舗から選べる!
ネクステージは、全国に店舗を展開しており、豊富な在庫を取り扱っています。年式やグレードなど、さまざまな条件で探せるため、お気に入りの1台が選べるでしょう。
またネクステージでは、修復歴車のようなトラブルの多い車両を一切取り扱っておりません。そのため初めて中古車を購入するお客様でも、安心してご利用いただけます。気になる在庫があれば、最寄りの店舗にお取り寄せも可能なので、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q.新車購入から13年目で税金が高くなる?
A.新車購入から13年目以降になると、自動車重量税の税額がアップします。18年目以降はさらに税額が上がるため、税金が高くなる前に買い替えるのがおすすめです。
Q 車の買い替えにおすすめのタイミングは?
A.ほとんどの車は、乗れば乗るほど価値が下がっていきます。特に新車購入から10年を過ぎると、買取相場も下落傾向になるため、その前に売るのがおすすめです。また、故障による修理代が高いと感じたときに買い替えるのも良いでしょう。愛車のモデルチェンジに関する発表があれば、値下がりする前に動くのが賢明です。
Q.10年落ちの車でも売れるの?
A.10年落ち・走行距離10万kmオーバーという理由だけでは、価値がゼロになるとは限りません。なぜなら、人気車種であれば十分買い手は見つかりますし、海外なら古い車でも需要があるためです。
ただし、10年落ちの車を高く売りたい場合は買取を選びましょう。ディーラーでの下取りだと値が付かないケースも多いため、注意が必要です。
Q.車は車検前に買い替えたほうがよい?
A.車検が残っていれば、プラス査定になることもあります。しかし、高額な車検費用をまかなえるほどの査定アップは見込めないでしょう。買い替えを検討しているなら、車検前に行動するのがおすすめです。税金が高くなる13年目はちょうど車検の時期でもあるため、買い替えに適したタイミングといえるでしょう。
まとめ
今回の記事では、車にかかる税金について解説しました。
車にはさまざまな税金がかかります。車の税金をなるべく安く抑えるためには、減税制度の利用や、環境性能の高い車を購入するなどの工夫が必要です。特に新規登録から13年を超えると、車の税金も上がり、全体的な維持費も高くなります。13年目を基準に乗り換えを検討してみるとよいでしょう。
車を乗り換える場合は、中古車販売のネクステージをぜひご利用ください。愛車の高価買取が可能で、次に乗る車も安く購入できます。選べる在庫も豊富なので、ぜひ一度お近くの店舗にご来店ください。