事故車は修理より買い替えるほうがいい?事故の際の補償なども知っておこう

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事故車は修理より買い替えるほうがいい?事故の際の補償なども知っておこう

何らかの理由により車が壊れてしまった人は、そのまま直して乗り続けるか買い替えをするかで悩むことが多いようです。正直な話どちらが良いとは言い切れず、事故の程度や保険の適用具合によっても全く異なります。

 

しかし重視してほしいのは、金銭面よりも安全に乗り続けられるのかについてです。どんなにお金が足りないからと直した車に乗り続けて、大事故を起こしてしまうと命に関わります。今回は、安全面と金銭面の観点から車の買い替えをした方が良いケースについて紹介していきます。

 

※目次※

1. 事故車は買い替えたほうがいいのか

2. 事故車の買い替えを判断するポイント

3. 事故車の買い替えで車両保険が賄える費用

4. 事故車を買い替える際の注意点

5. まとめ

 

■POINT

 

 

・車の重要なパーツが破損しておらず、ローン残価も残っている場合は、無理に買い替える必要はない

・運転に支障をきたすパーツが破損した場合は、保険の適用や過失割合を考慮して車の買い替えを検討した方が安全

・買い替えの業者選びで失敗したくないと不安を感じている人は、安全で高額査定に期待できるネクステージが最適

 

 

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事故車は買い替えたほうがいいのか

車の破損では、直した箇所すべてが修復歴と判断されるわけではなく、中には壊れた部品を直した場合でも減額査定の対象にならないこともあります。

 

しかし、事故で車の重要な部位が壊れてしまうと「買取の金額が下がる」「乗り続けることも危険」となるため、手放した方が賢い選択になる場合もあります。しっかりと車の状況と買い替えの有無について理解していきましょう。

 

事故車(修復歴車)は査定への影響が大きい

車の中でも重要なパーツが存在し、それらの部分が壊れて修理を行うと「修復歴のある車」=事故車と判断されます。主に、フレームやインサイドパネルのような骨格を形成する部品やエンジンなどの主要部位は、安全に運転する上で非常に重要なパーツですので、故障した場合は直さなければなりません。

 

しかし、重要なパーツを直して乗る車の場合には、売却時に不利となってしまい査定額が大きく下がってしまいます。というのも、各車買取店では、事故車の有無を査定基準のひとつにしており、直してもまた故障する可能性が高い車に高額査定を出せる店舗は少ない傾向にあるからです。

 

そればかりか、買取自体を拒否する業者もあるほど事故車に対しての扱いは敏感です。そのまま乗り続けても不具合が起きる可能性が高いため、安くても手放すかスクラップにすることが得策です。

 

修理のコストが割に合わない場合もある

大きな事故に遭遇した車は、複数個所を直すことになるため修理代金が大幅に高くなることがあります。中には、車1台を直す料金が別の車を買えるほど高額になる場合もあるため、買い替えた方が総コストを抑えられるパターンもあるでしょう。

 

しかし事故の度合いによっては、車の主要パーツは無事で修復歴とは関係ない部分を直す場合、事故車にはならないため修理をして売った方がお得になることもあります。上記のように、車を直すコストはケースによって金額やその後の対応策も全く変わってくるため、一番安全でお得になる方法を行っていくと良いでしょう。

 

すべてのケースで買い替えがお得というわけでもない

車を買い替えた方が良いパターンは、ルーフパネルのような重要な部品が破損してしまい、たとえ直した場合でも乗り続けるには危険を伴うケースです。この場合は、直す部品代も高額になりやすく、直したとしても不具合を起こす可能性もあるため、手放した方が安全なことも。

 

一方、壊れたパーツがミラーやドアなど重要なパーツではない車の場合、直す代金も比較的安価で、その後の運転で不具合も起こりにくいため、乗り続けることもできます。しかし、傷がついた車を嫌う人も中にはいるため、外装が気になる場合は直した後で買い替えると良いでしょう。

 

上記のように、車の破損箇所や状態によって、買い替えの判断基準は変わってくるため、安全面と金銭面を天秤にかけて最善の方法を選ぶように心がけて下さい。

 

事故車の買い替えを判断するポイント

車が事故で壊れたからといって、すべてのケースで買い替えがしやすくなるとは限りません。中にはもらえる保険料が少なく多くの料金を自己負担する場合や、買い替えをしなくても十分安全に乗ることができる場合もあるでしょう。ここでは、どのような場合に車を買い替えた方が得策なのかについて紹介していきます。

 

誰が原因で起きた事故なのか

車が壊れるほどの事故となるケースは主に、他の車と接触する、障害物に当たる、火災や津波、台風など自然災害があります。他にも車が壊れる要因はあるかもしれませんが、ここで重要なのは「誰が原因」で車が壊れたのかです。

 

「自分の不注意が原因」だと保険が適用する金額が少なくなってしまい、買い替えは難しくなる人もいます。一方、「自分以外が原因」の場合、車の破損具合が酷いほどもらえる保険料が高くなるため、買い替えをしても負担額は少なくなるでしょう。

 

しかし、上記のような補償を受けるためには、車に対して補償が出る保険に加入しておかなければなりません。保険会社によっても変わりますが、一般的には車両保険に加入すると災害時や車への補償をしてもらえるので、万が一を考えるならば入っておくと安心です。

 

損傷のあった部位はどこか

車の壊れた部品の場所によっては、買い替えをしないと危険な場合があります。買い替えを検討する上で、破損箇所が修復歴となる部分なのかを見極めることが重要ですので、以下を参考に自分の車がどのような状態にあるのかを理解しておきましょう。

部品名

修復歴になるもの

ラジエータコアサポート

・直した形跡

(交換+凹みや曲がり)

※隣接するパーツも含む

ピラー

(フロント、センター、リヤ)

・交換、直した形跡

・波及した凹み

クロスメンバー

(フロント、リヤ)

・交換、直した形跡

・曲がり、凹み

サイドメンバー

(フロント、リヤ)

・交換、直した形跡

・曲がり、凹み

パネル

(インサイド、フロント、ダッシュ)

・交換や直した形跡

・波及した凹み

フロア

(トランク、リヤ)

・交換、直した形跡

・接合部分の剥がれ、亀裂

・波及した凹み

ルーフ

・交換、直した形跡

・波及した凹み

参考:社団法人日本自動車査定協会

 

上記の通り、フレームのように重要なパーツやその付近の部品が壊れた場合、修復歴となるパターンとそうでないパターンがあることがわかります。

 

例えば、サイドメンバーは交換や直した跡が見つかると修復歴として判断されますが、コアサポートよりも後ろの部分のみ対象になるという条件があるため、コアサポートよりも前の部分にたとえ直した形跡があっても修復歴にはなりません。

 

他にも事故車扱いの対象となるかどうかは、同じパーツでも破損具合や凹みがある場所によって異なるため、担当者によく話を聞いておくことが大切です。もし、上記の部品が修復歴の残る破損だった場合は、今後の運転にも支障をきたしやすくなってしまうため買い替えを検討した方が良いでしょう。

 

車の年数はどうなのか

車が事故に合った場合、対物賠償保険に加入していれば車の費用はいくらか補償してくれます。上記のケースでの保険額は車の年数が関係しており、厳密には「時価」を基準に算出される仕組みです。

 

車の価値は、新車時でも車種によって異なり主にリセールバリューとも呼ばれていますが、時価は車の元々の価値から年式を引いたものになります。つまり、車の年式が経過すればするほど時価も下がり、貰える保険料も比例して下がるというわけです。

 

この時価の金額が決まる根拠となる物は、車関係の人しか見られない「レッドブック(自動車価格月報)」、「イエローブック(中古車価格ガイドブック)」の2冊。

 

実は、一般人でも時価額を確認できる「シルバーブック(中古車価格ガイドブック)」というものが存在するので、自分の車に対して支払える保険料が少なすぎると感じた人は積極的に調べてみると良いでしょう。

 

対物損害保険料が上がれば、車を買い替えることも検討できるかもしれませんし、廃車にする費用に充てることもできます。いずれにしても、保険を少しでも上げたい人はしっかりと時価をチェックすることが大切です。

 

修理後は安全に運転できそうか

部品を直した車に乗る場合、自分一人ならば気にならないかもしれません。ですが、子供を頻繁に乗せる場合や他人を乗せて遠出をする人だと、安全性にやや不安が残ります。車は人の命を乗せるもので一歩間違えば大ケガに繋がります。

 

もし、買い替えをするお金を用意できない人は、車種によっては高額の保険が下りるケースもあるため活用しても良いかもしれません。

 

車のローンは残っているか

買い替えを考えている人は、車の残価があるのかを把握しなければなりません。残価が残っている状態で買い替えをすると、これから支払っていかなければならない金額は「車を直す料金-売却額+新たに車を買う料金+前の車の残価」となります。

 

売却する車の残価を査定額で補える場合、買い替えを検討しても良いですが、ローンが残る場合は新しい車分と合わせて2重ローンとなるので毎月の負担額も増えてしまうでしょう。上記のような事態を防ぐために、事故の際に保険を適用させてローンの返済に回すこともできますが、保険料が上がってしまうのでお得というわけではありません。

 

車のローンが残っている状態の人は、返済できるのかを判断してから買い替えを検討すると良いでしょう。

 

事故車の買い替えで車両保険が賄える費用

車が破損するほど何かに接触した場合、その状況によって今後の対応も全く変わってきます。「自分に非があるのか」「相手に非があるのか」それとも自然災害によるものなのかを事前に把握しておけば、保険会社からもらえる補償の金額をある程度理解することが可能です。

 

ここでは主に2つのケースに分けて、保険の内容によって車の買い替えが得策なのかについて紹介していきます。

 

自分が事故の加害者であるケース

自分の責任で相手の車に損傷を負わせてしまったら、「対物損害賠償保険」を利用してお金を工面しなくてはなりません。例えば、停まっている他人の車に自分の車をぶつけてしまうと、過失割合は10:0となる可能性が高く、相手の車に対する修理代が10万円ならば、その10万円を自分で補います。

 

車が破損した責任が自分にあり買い替えを検討している人は、過失の割合を計算してどのくらいの補償が受けられるのかをチェックしましょう。過失の程度によりますが、車の買い替えを十分に行えるだけの補償を受けることも可能ですので、しっかりと保険の知識を付けておくことが大切です。

 

自分が事故の被害者であるケース

車が破損した理由が他人にあると、相手の保険会社から代金をもらえるようになっています。相手からもらえる料金は、車にどれだけの損害を与えたかに対して補償されるので、もらったお金を何に使っても問題ありません。

 

つまり、相手からもらえる保険料が高額だと、車の買い替えを検討しても負担額を少なくできるためお買い得です。しかし相手からもらえる保険料は、保険会社の基準によっても大きく変わってくるので、自分に責任がない事故=買い替えがおすすめというわけではないため注意が必要です。

 

まずはしっかりと相手の保険会社と話し合って、もらえる保険料が決まった段階で車を直すのか、それとも買い替えを行うのかを判断しましょう。車の破損具合が酷いと、下取りに出しても査定額が0円や、もっと悪ければ引き取ってもらえないという事態に陥ってしまう可能性もあるので、最初から下取り額はあまり期待しないほうが無難です。

 

事故車を買い替える際の注意点

安全のために車を買い替えようと考えている人は、売却や買取を利用する店舗の選び方や、保険会社との話し合いをしっかりと行っておく必要があります。業者の中には自分の利益を優先する人もいるため、注意しなければ損をする可能性もあるでしょう。

 

ここでは、車を買い替える費用をできるだけ抑えるための注意点について紹介していきます。

 

事故車の買い取りは業者選びに気をつける

買取店によっては、整備記録に修理やパーツ交換を見ただけで事故車と判断する業者もいます。その場合、査定額を大幅に減額するか値段を付けない業者もいるため、しっかりと知識をもった買取店を選びましょう。

 

たとえ車のパーツを交換したり直したからといって、修復歴の条件に該当しなければ査定額にそれほど影響はないパターンがほとんどです。しかし、知識の少ない業者や安く買い取って利益を増やした業者も中にはいますので、信頼できる買取店にお願いするように心がけましょう。

 

車両保険を買い替えに利用する場合は必ず確認

多くの保険会社は事故の過失割合を判断する基準として、過去の裁判記録などを参考にします。そして近い事例と照らし合わせて決めることが一般的です。しかし全く同じ事例は少なく、中には過失割合がおかしいと感じる人も少なくありません。

 

上記のように、過失割合を巡る保険会社とのトラブルは意外に多いので、不満があれば専門家に相談してもらい妥当なのかを判断しましょう。実際に、専門家に相談して負担額を減らした人もいるようですので、活用するのも良いかもしれません。依頼料が別途発生する可能性もありますので、念頭に置いておきましょう。

 

車両保険を使用すると次回契約時の等級が下がる

車の任意保険には等級といわれるものが存在しており、保険を利用しないと毎年1つ上がっていきます。逆に保険を利用すると、3つ下がる仕組みとなっています。この等級は、毎年の保険料と深く関係しており、等級が高いほど保険料は少なくなるため、保険を利用するタイミングを間違えば損をしてしまうことに繋がるかもしれません。

 

車両保険の上限が100万円だったとしても、一度の事故で10万円や50万円分補償を受けたとします。しかしその金額に関係なく、一度の使用で等級は3つ下がってしまうのです。つまり負担が少額にも関わらず保険会社の補償を受けてしまうと、来年度の保険料の方が年間で高くなってしまう可能性もあるので、等級による料金差額についても理解しておきましょう。

 

もらい事故は自力で損害賠償請求をしなければならない

「もらい事故」とは、自分には全く非がない状態で車を傷つけられると発生するものです。自分は車を停めている状態で、後ろや横から車をぶつけられたときにもらい事故となります。

 

上記のような状況だと、相手の保険から自分の身に受けたダメージや車への補償を受けることが可能ですが、手続きは被害者自身が行わなければなりません。というのも、全く自分に非がないと相手の保険を利用するしかないため、こちら側の保険会社は関わることができないようになっているのです。

 

しかし、自分か家族が「弁護士特約」を付けていれば、弁護士にもらい事故の手続きを無料で行ってもらえるので心強い味方となります。弁護士特約をつけるかで悩んでいる人は付けておいた方が安心でしょう。

 

まとめ

事故をきっかけに買い替えを検討する人も多いようですが、今回紹介した内容を参考に、自分が一番得をする方法は何なのかをしっかりと理解して決断することが重要です。車は命を乗せるものですので、できるだけ安全に利用できる方法を選択しましょう。

 

もし、車の買い替えを検討する場合は、業者選びで失敗してしまうと査定額を大幅に減額されるケースも少なくありません。

 

そこでおすすめなのが、中古車取扱店の「ネクステージ」です。もし車の買い替えを安心できる業者に任せたいと考えている人は、ぜひネクステージにご相談ください。

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