自動車の暖房はどんな仕組み?正しい使い方は?[2020年09月11日] | クルマ買い替えガイド | 新車・中古車の【ネクステージ】

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自動車の暖房はどんな仕組み?正しい使い方は?

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自動車の暖房はどんな仕組み?正しい使い方は?

自動車に乗っているときに当たり前のように使っている暖房ですが、一体どのような仕組みで動いているのでしょうか。車の暖房は家庭用のエアコンとはまったく違うシステムで稼働していますが、その事実はあまり広く知られていません。

 

仕組みを理解しておくと、車の暖房を正しく使えるようになります。この記事では、暖房を正しく使うための5つのポイントをご紹介するとともに、理想的な温度や、暖房が利かないときの対処法などを詳しく解説します。

 

※目次※

1.暖房で自動車を温める仕組みは発生した熱によるもの

2.車の暖房を正しく使うための5つのポイント

3.自動車の暖房の温度設定は20度程度がおすすめ

4.自動車の暖房が効かない主な原因と対策は?

5.カーエアコンの修理にかかる費用の目安

6.車が故障したら、ネクステージで買い替えを検討してみよう!

7.まとめ

 

■POINT

 

・カーエアコンの暖房は、熱くなったエンジンのエネルギーを使い、温風を送り込む形で生み出している

・暖房を正しく使うためには、エンジンが温まるまで待ち、外気を加えずに内気循環させて車内全体を温めることが大切

・暖房などの故障が発生した場合は、コンディションのいい車を整備して販売するネクステージでの買い替えがおすすめ

 

 

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暖房で自動車を温める仕組みは発生した熱によるもの

そもそも、どうして自動車の中で暖房が入るのでしょうか。その仕組みは意外にもシンプルで、自動車が稼働することにより発生した熱を暖房のエネルギーに使っています。

 

車の暖房と冷房はどう違うのか、そして暖房を使うと燃費に影響が出るのかといった点も気になります。これらのポイントも、この項目で詳しく紹介しましょう。

 

自動車の暖房の温かさはエンジンの熱でできている

自動車を動かすためにはエンジンの稼働が必要で、エンジンを使うと強い熱が発生します。エンジンの内側は800度以上に達することもあるほどで、これを放っておくと車体を溶かしてしまうため、冷却水を使って温度をコントロールしています。

 

自動車の暖房は、この一連の作用を利用して作り出しています。エンジンを冷やすための冷却水も熱されるため、一瞬にしてお湯や熱湯になります。ここで発生した熱のエネルギーに風を当てることで熱風を出し、それを暖房として車内に送り込んでいるのです。

 

このような自動車の特性を利用して暖房を生み出すため、車の暖房は無料で使用することが可能です。家庭で使用しているエアコンとは、温風を出すシステムがまったく異なることになります。

 

暖房は冷房とは違ってエアコンガスを使わない

暖房の場合は、エンジンの冷却水に風を当てて車内に温風を送り出すだけですので、温度の調整は最小限で済みます。一方の冷房は、風を冷やさなければ冷風を生み出すことはできません。風を冷やすために使うのがエアコンガスです。

 

自動車が冷房を作り出すためには、コンプレッサーを稼働させてエアコンガスを作り、それを使って風を冷やす必要があります。エアコンガスを使って冷やすのが冷房、使わずに温められるのが暖房というのが最大の違いになります。

 

コンプレッサーを稼働させるためには電気が必要になるため、冷房を使う際は電気代が発生します。この点も暖房との違いといえるでしょう。冷房の仕組みは、車用と家庭用との間にあまり大きな違いがありません。

 

暖房を使っても燃費は悪くならない

家庭でエアコンを使うと、電気代が高くなることが多く、それが理由で「車で暖房を使うと燃費が悪くなるのではないか」と考える方は多いようです。実際には暖房を付けても燃費が悪くなることはありませんので、安心して利用しましょう。

 

先ほど解説したように、運転をすると当たり前に発生するエンジンの熱を使い、その風を送り込むという単純なシステムで暖房を稼働させています。構造上どこにも燃費が上がる余地がありません。

 

無駄な電気を使わず、燃費が悪くなることはありませんので、寒い時期に車内の暖房を我慢する必要はありません。むしろ無駄なくエネルギーを活用できるため、積極的に暖房を使うべきであるともいえるでしょう。

 

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車の暖房を正しく使うための5つのポイント

自動車の暖房システムは家庭用の暖房とは仕組みが違いますので、正しい使い方を知らなければ、故障と勘違いしてしまう可能性があるため要注意です。

 

この項目では、車の暖房を効率よく使うための方法を詳しく紹介します。スイッチを入れるタイミングや、内気循環など、ちょっとした工夫をするだけでトラブルを避けられます。

 

エンジンが温まってから暖房のスイッチを入れる

車の暖房は、エンジンの熱がなければ生み出せない仕組みです。ですから、エンジンをかけずに暖房のスイッチを押しても、温風が自然に出てくることはありません。温風が出てくるのはエンジンが熱された後からになります。

 

車に乗り込んだ直後から暖房のスイッチを入れることはできますが、車内が温まるまでにはタイムラグが発生します。ボタンを押してなかなか温風が出なくても慌てずに、しばらくは様子を見てみましょう。

 

内気循環で外気をシャットアウトする

カーエアコンには、内気循環と外気導入を入れ替えるスイッチが設置されています。内気循環は車内の温風を後席の方向まで循環させるための装置ですので、稼働させると熱風が一部に固まることがなくなり、同乗者も快適に過ごしやすくなります。

 

一方の外気導入は、外の空気を入れるための装置です。これを使うと、せっかく暖まった空気と外の冷たい空気が混じって、暖房が効かなくなってしまいます。暖房の使用中は外気をシャットアウトして、内気循環を行いましょう。

 

A/Cボタンはオフにしておく

カーエアコンに関連する装置に「A/Cボタン」があります。暖房を使うときにはセットで使わなければならないと勘違いする方も多いのですが、このボタンはエアーコンプレッサーのスイッチを入れるためです。

 

エアーコンプレッサーは冷房をつけるときに稼働させるもので、暖房をつけるときにはA/Cボタンをつける必要がありません。無駄に稼働させると燃費が悪化し、機器の劣化も招きますので、A/Cボタンはオフにしておくことがおすすめです。

 

暖房で窓が曇ったらA/Cボタンをオンにする

基本的に暖房を稼働させているときにA/Cボタンをオンにする必要はありませんが、ひとつだけ例外があります。それは「暖房で窓が曇ったとき」です。このタイミングでエアーコンプレッサーを稼働させると、除湿効果を発揮して曇りを解消させられます。

 

曇ったままの状態で運転すると、視界を確保することが難しくなり、大事故の原因になってしまいます。A/Cボタンをオンにするだけで事故を予防することもできますので、そういったシチュエーションが起きた際は躊躇せずボタンを押しましょう。

 

小まめに冷却水の量を確認しておく

エンジンの熱を冷やすために使う冷却水が足りなくなると、暖房の風を出しにくくなる上、エンジンの動作にも悪い影響を及ぼします。オーバーヒートを起こすとエンジンが壊れる恐れもありますので、冷却水の量は小まめにチェックしましょう。

 

冷却水が不足してしまった場合は、交換や補充という形で対応することになります。水の量が足りていたとしても、冷却水の温度が100度に近付いた状態が続くとオーバーヒートの恐れが出てくるため、水温計もチェックすることが大切です。

 

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自動車の暖房の温度設定は20度程度がおすすめ

カーエアコンを使用する際に悩みがちなのは、暖房の温度設定ではないでしょうか。暖房を何度に設定すれば過ごしやすく、車への負担をかけずに済むのか気になりますよね。結論からいえば、理想的なカーエアコンの温度は20度程度になります。

 

少し低めに感じるかもしれませんが、温度設定が高すぎると、外気との温度差が激しくなり結露を起こす確率が高まります。のぼせるような温度になったことが原因で体調を崩すこともありますので、車内を熱くしすぎることは厳禁です。

 

車内が暖まりすぎますと、眠気に襲われる可能性も高くなり、運転に支障を来すことがあります。重大な事故を防ぐためにも、カーエアコンの温度は20度前後に抑えておきましょう。

 

自動車の暖房が効かない主な原因と対策は?

カーエアコンの暖房そのものは正常に稼働しているのに、どうも温まりにくいと感じることもあります。それは何が原因で起こり、どのような対策をすると解決できるのでしょうか。

 

暖房に異常を感じたときにチェックすべきポイントを、3つの項目に分けて説明します。困ったときのトラブルシューティングとして活用し、対処法を試してみましょう。

 

エンジンがオーバーヒートしていないかを確認する

カーエアコンに異常を感じた場合、最初に確認するポイントとなるのが冷却水です。暖房の仕組みを考えるとイメージしやすくなりますが、風を生み出すためにエンジンを冷ます冷却水が必須ですので、冷却水が減っている場合は要注意です。

 

冷却水がなくなると、エンジンを冷やせなくなるため、暖房を付けられなくなるだけでなく、オーバーヒートを起こす原因にもなります。そうなると最悪の場合はエンジン交換が必要になり、多額の予算が必要になってしまいます。

 

オーバーヒートを起こす前に、必ず冷却水の補充を行いましょう。冷却水はカーショップなどで「低フリクションクーラント」として売られています。交換作業を自分で行う場合は、必ずエンジンを冷やしてから作業に移りましょう。

 

送風機のモーターの状態を確認する

オーバーヒートが起きておらず、冷却水も十分に足りているという場合は、送風機のモーターの破損がないかチェックします。カーエアコンの暖房にとって、もうひとつの生命線となるのが送風機で、これが破損していると暖房が作動しません。

 

エンジンを温風に変えて車内に送り込むためには、送風機の力がなくてはなりません。温風を作るという作業が正常に行われていても、その風を送り込むための送風機が動かないと意味がありません。

 

モーター破損の有無をチェックする方法は簡単です。暖房ではなく冷房を付けて、正常に風が送られてくるかどうかを見てみましょう。冷房に変えても風が届いてこない場合は、モーターが故障している可能性が濃厚になります。

 

サーモスタットの経年劣化の可能性を考える

ここまでのチェックポイントでとくに思い当たる問題が見つからなければ、サーモスタットが経年劣化したことが原因で暖房が利かなくなっている可能性があります。その場合、残念ながらご自分で修理することは不可能です。

 

サーモスタットは、簡単な日本語に置き換えると「温度調整器」になります。エンジンに取り付けられている装置であり、冷却水の温度を調整してエンジンを冷やす役目を担っているため、とても重要な存在になります。

 

この部分が故障していると、エンジンを冷やせなくなるため、オーバーヒートを引き起こす確率が極めて高くなります。少しでも異常を感じたら専門業者に相談し、点検を受けて、速やかに必要な修理を依頼しましょう。

 

カーエアコンの修理にかかる費用の目安

カーエアコンの修理費用は、故障した箇所によって金額が大きく変わります。ガスが抜けたことが原因で作動しない場合は、ガス補充だけで済むため5,000円程度が修理費用の相場ですが、ガス漏れが起きていると2~3万円の修理費がかかります。

 

その他、コンプレッサーの故障は5万円、ブロアモーターの故障は2~3万円、サーモスタットの故障は1万円前後が修理費用の目安です。いずれも自分自身で修復できない故障ですから、業者に検査を依頼して見積もりを出してもらいましょう。

 

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車が故障したら、ネクステージで買い替えを検討してみよう!

暖房に不具合が出たことは、その他の場所にもなんらかのトラブルが起こりはじめる時期に差し掛かっていると考えられます。その場合、どこか1箇所を修理したとしても、近い将来さらに別の修理が必要になる可能性は高いといわざるを得ません。

 

車の修理を検討したり、見積もりが高かったりした場合は、ネクステージでの中古車への買い替えをご検討ください。ネクステージは日本全国に店舗を広げており、最寄りの店舗で実車に触れながら新しい車の候補を見つけられます。

 

ネクステージでは細かなキズもひとつひとつ丁寧に説明することを心掛けています。納車前には国家資格保有のスタッフが整備・点検をし、問題がないことをしっかりと確認します。中古車購入後のトラブルが心配という方も、安心してネクステージにお任せください。

 

まとめ

カーエアコンの暖房は、エンジンが発する熱を冷却水で適温にして、その風を送り込む仕組みです。正しく使うためには、小まめに冷却水を確認することや、内気循環を使うこと、結露発生時以外はA/Cボタンをオフにすることがポイントです。

 

故障が発生した場合は、中古車の買い替えを検討しましょう。ネクステージではプロの整備スタッフが愛情を込めて車の状態をチェックします。暖房をはじめなんらかの問題がある場合は確実に通知し、安心してお求めいただける環境を整えていることも強みです。

 

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