愛車の洗車をしよう!洗車の手順や依頼先ごとの違いをご紹介
日頃から車を清潔に保つことは大切です。気持ち良く車に乗れる点はもちろんのこと、下取りや買取を行う際にも車の清潔感は重要なチェック項目に入ります。洗車の方法を知ることで、愛車をよりきれいに保てるでしょう。
この記事では、洗車の方法について、手順や依頼先による違いをご紹介します。洗車を行う際は、充分なスペースの確保や騒音に気を付けましょう。また、頑固な汚れを落とす際は洗車のプロに依頼することで、問題を解決できます。
※目次※
・洗車によって車の汚れを落とせる。汚れは車の劣化の原因にもなるため、洗車を定期的に行うことが望ましい。
・洗車の方法は3種類あり自宅で洗車するほか、洗車場を利用する、プロに依頼するなどの方法から選べる。
・3か月に1回くらいの頻度で洗車を行うと効果的。コーティングを利用することで更に清潔に保てる。
愛車を洗車してカーライフを充実させよう!
車をきれいに保つためには洗車が欠かせません。しかし、毎日行うものではないため、習慣付いていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、洗車の頻度が分からず、機会を逃してしまっているケースも考えられます。
洗車について正しい知識を得ることで、最適な洗車場所や頻度が分かるでしょう。初めに洗車によるメリットをご紹介します。
車の汚れを落とせる
車の汚れを落とすことは、車を適切にメンテナンスするために必要不可欠です。また、洗車の目的の大きな部分を占めると言えるでしょう。
車の汚れを落とすことで気分も明るくなり、気持ちの良いカーライフに繋がります。近所の目や出先で人に会う時など「汚れている車を人に見られたくない」という場合もあるでしょう。
普段から車をきれいに保っておけば、思いがけない場所で人に会っても気まずい思いをすることはありません。
車の劣化の対策ができる
洗車は汚れを落とすだけでなく、劣化の対策もできます。汚れが堆積することを予防したり、小さな傷や凹みの早期発見も可能です。早く見付けることによって、より大きな被害を招く前に対応できるでしょう。
車の劣化を防ぐことは、車を売却する際にも大切です。車の清潔さは下取りや買取の査定額に反映されます。車をきれいに保てている場合、査定額が大きくアップすることもあるでしょう。そのため、洗車は普段車を使う時だけでなく、手放すときにも重要です。
愛車の洗車を行う主な方法はこの3つ!
洗車は愛車の汚れを落としたり、劣化を防ぐなどのメリットがあります。定期的に行いたい洗車ですが、洗車の方法についても知っておく必要があると言えるでしょう。
洗車を自宅で行う場合、思い立ってすぐに行動に移すことが難しいケースも考えられます。準備に何が必要か、また自分の環境ではどの方法が合っているか知ることでスムーズな洗車ができるでしょう。
自宅スペースで自分で行う
自宅にあるスペースを使って自分で行う洗車がひとつ目の方法です。敷地内で洗車を行うことによるメリットは数多くあります。好きなタイミングで洗車ができることや、移動するための時間を取られないことは自宅で洗車を行う利点と言えるでしょう。
一方で、自宅に洗車のための充分なスペースがない場合や、水を利用することで近隣に迷惑を掛けてしまう場合はおすすめできません。トラブルを起こしてしまう危険性があります。
洗車場で自分で行う
洗車場を利用する方法もおすすめです。洗車場は洗車を目的とした施設で、設置されている高圧洗浄機などを安い値段で利用できます。洗車のための道具は基本的に自分で用意する必要がありますが、スペースや洗浄機の心配が要りません。
他の利用者とも共用の施設であるため、時間帯や込み具合によっては利用できない可能性を考えておきましょう。24時間営業の店舗もありますが、洗車場を利用できる時間が限られている場所も多くあります。
プロに依頼する
洗車を業者に頼むことも方法のひとつです。洗車によりこだわりたい方におすすめできます。プロに依頼すると言ってもその範囲は広く、サービス内容もさまざまです。
自宅での洗車やガソリンスタンドでのセルフ洗車と違い、車を拭きあげる作業が必要ありません。
拭き残しがあると染みになってしまうため、プロに依頼することで洗車の仕上がりも大きく向上します。ガソリンスタンドや洗車専門店、ディーラーやカー用品店などで依頼が可能です。
自分で行う愛車の洗車手順【外観】
洗車の方法にはいくつか種類がありますが、自分で洗車ができれば好きなタイミングで洗車ができます。洗車の手順を1度覚えてしまえば、次回以降は滞りなく洗車を行えるでしょう。
自宅で行う洗車は以下のステップに分かれています。事前に必要な準備も含めて、自宅での洗車に興味がある方はぜひ参考にしてください。
洗車場所を確保する
自宅での洗車を考える時、最初に行うことは洗車場所の確保です。直接洗車自体には関わらない作業ですが、住環境によっては自宅での洗車が向かない場合もあります。問題なく洗車を行える場所の確保は重要です。
マンションに住んでいる方の場合、共有スペースでの洗車が難しいかもしれません。また、水道を使う必要があるためこの2点を踏まえてスペースを確保する必要があります。スペースが確保できない場合、洗車場やガソリンスタンドの利用も考えてみましょう。
洗車道具を用意する
洗車場所を確保したら、次に洗車のための道具を揃えましょう。カーシャンプーやスポンジ、クロスを用意します。これらの道具は洗車に欠かせない道具ですが、カー用品店に行けば全て問題なく揃えられるでしょう。
スポンジやクロスに関しては、値段と品質にも目を配ることをおすすめします。安いスポンジやクロスを利用すると、洗車時に車のボディに傷がついてしまうかもしれません。マイクロファイバータオルのように、傷をつけにくいものを選びましょう。
洗車を行う
洗車をする際は、まず水だけでボディについた汚れを落としましょう。目立つホコリや泥を落とすことで、洗い残しを減らせます。次に泡立てたカーシャンプーと共に、スポンジでボディを洗いましょう。
洗車はこのスポンジで汚れを浮かして、水で洗い流すことが目的です。そのため、泡立ちが充分であれば強くこする必要はありません。ボディ全体に泡を行き届かせたら、水で洗い流しましょう。
ボディの上から下に水を流していくことで、泡を残さず洗い流すことが可能です。水分が残らないように、最後にボディを拭き上げます。こちらも上から下に拭いていくことで水をしっかりと除去できるでしょう。
洗車をする時に気をつけたいこと
洗車の手順を見ると難しいステップはないように見えますが、洗車をする時に気をつけたいことがあります。洗車時の天候は特に重要です。
洗車は日差しの影響を強く受けます。気温によっては拭き取る前の段階で自然に水分が蒸発してしまうこともあるでしょう。拭き取らずに水分が蒸発してしまうと、染みとして残ってしまう点に注意が必要です。
雨の日も洗車には向かないため、洗車をしたい時は事前に天気を確認しておきましょう。風が強い日はホコリが飛んでくるため、曇った風のない日が最もおすすめです。
自分で行う愛車の洗車手順【室内】
洗車の際は外装だけでなく、室内まで清掃しましょう。室内は以下のポイントを重点的に確認することで、効率良く清掃できます。
室内は外装よりも汚れが少ない傾向がありますが、長年乗っているうちに臭いや埃が溜まってしまうことは珍しくありません。室内も定期的に掃除することで、汚れや臭いの頑固なこびりつきを防げます。
埃やゴミを除去する
室内の埃やゴミをしっかりと取り去りましょう。埃やゴミの除去にはハンドクリーナーがおすすめです。粘着カーペットクリーナーを用いても構いません。粘着式の清掃用品を使うことで、より細かな汚れまで取れるでしょう。
足元のフロアマットを外し、掃除機をかけることで靴についていた汚れや土も取れます。掃除機をかけられるようであれば、ドリンクホルダーやダッシュボードなど、ゴミが溜まりがちな部分も掃除しておきましょう。
ウェットシートなどで拭き掃除をする
室内は外装のように洗うことはできませんが、粘着式カーペットクリーナーやウェットシートを丹念に使うことで、ほとんどの埃やゴミを除去できます。
さらに、ウェットシートを使ってダッシュボードやハンドルなどを拭いていきましょう。水に濡らした後、硬く絞ったタオルでも構いません。
普段の運転や乗車で触れる機会が多い場所は念入りに掃除しましょう。シート用の洗剤も販売しているため、シートの臭いや汚れが特に気になる方はご利用をおすすめします。
シートを拭いたら乾燥させる
シートを拭いた後はしっかりと乾燥させましょう。ファブリックシートや本革シート、合皮シートは水拭きしても問題ありません。しかし、シートが濡れたままだと、雑菌が繁殖しやすくなります。
濡れたタオルのように水分を多く含んだもので掃除する場合は、あまりシートに水分を吸わせないことも重要です。掃除した後はドアや窓を開け放ち、通気性を確保しましょう。水分が留まらなければ、強い臭いを放つことはありません。
車の洗車頻度を減らすにはコーティングが効果的!
洗車は車を良い状態で維持しておくために欠かせません。しかし「頻繁に車を洗車できない」という方もいらっしゃるでしょう。あるいは時間がなく、理想的な洗車頻度を保てないケースも考えられます。
車を洗車する頻度を減らしたい方にはコーティングがおすすめです。コーティングをすることで、外装面のトラブルの多くを防げるでしょう。
コーティングとは?
コーティングは車の外装を保護し、変色や汚れから守ります。コーティングは自分で行うことも可能です。業者に依頼する場合は、自分でコーティングする必要はありません。洗車やコーティングに時間や労力を割きたくない方におすすめです。
コーティングは外装を保護して汚れを弾くだけでなく、ボディの見た目にツヤを出すこともできます。車の見た目のこだわる方は、洗車と共にコーティングも視野に入れてみましょう。
ポリマーコーティングの特徴
コーティングは大きく2種類に分類できます。ひとつ目は、ポリマーコーティングです。ポリマーコーティングは複数のメリットを持っています。施工が簡単でボディの被膜にツヤが出ること、さらに安く済むことも特徴です。
ポリマーは高分子の有機化合物で、フッ素やシリコンでボディにコーティングの膜を張ります。その分ガラスコーティングと比較して劣化が早く、3か月程度でコーティングの効果を失ってしまう点に気を付けなければなりません。
ガラスコーティングの特徴
コーティングの2つ目が、ガラスコーティングです。ポリマーコーティングと違い、ガラスコーティングはボディに薄いガラス膜を張ります。ガラスコーティングはポリマーコーティングよりも強度が高く、ボディを守る効果も高いことが特徴です。
ガラスコーティングは持続力が高く、3~5年は維持できると言われています。ボディについた汚れも落としやすく、多くのメリットに恵まれていると言えるでしょう。しかし、ポリマーコーティングよりも高価である点には注意が必要です。
愛車の洗車をプロに頼む場合の値段や場所ごとの違いとは?
愛車を清潔に保つためには欠かせない洗車ですが、時間や手間が掛かることは大きなネックと言えます。加えて、洗車のために充分なスペースや道具を揃えること、天候のチェックも必要です。
自分で洗車する環境を整えられない方もいらっしゃるでしょう。洗車をプロに依頼することもひとつの方法です。場所による値段や違いを確認してみましょう。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドでの洗車は、手軽に頼める点が大きなメリットです。給油のついでに頼めるため、洗車に手間や時間を掛けたくない方におすすめの方法と言えます。
スタッフによる手洗い、もしくは機械による洗車の2種類があり、店舗による大きな違いはないでしょう。料金は1,000~3,000円ほどが平均価格であり、大型車の場合は別途で料金が掛かる場合もあります。
ガソリンスタンドは洗車専門店ではありません。そのため仕上がりよりも手軽さを重視する方に向いています。
洗車専門店
洗車専門店は、洗車とコーティングを専門に扱う店舗を指します。洗車を専門に取り扱うプロであり、仕上がりは他の場所よりも優れていると言えるでしょう。
出張洗浄に対応している店舗もあるため、店舗まで向かう時間を節約したい方にもおすすめです。料金として1,500~2,000円を見積もっておきましょう。
ガソリンスタンドと同じく大型車は追加の料金が掛かり、洗車時のオプションによって料金が変更されることがあります。
ディーラー
洗車を専門としたお店ではありませんが、ディーラーでも洗車が可能です。ディーラーで洗車をする場合は予約が欠かせません。事前に予約をしておき、決められた日にディーラーに向かう必要があります。
ディーラーは洗車のプロではないため、仕上がりに関しては洗車専門店に軍配が上がるでしょう。機械洗車の場合は500~1,000円、手洗い洗車の場合は1,000~2,000円が平均価格です。
カー用品店
カー用品店の中には、洗車を受け付けている店舗があります。カー用品店での洗車は基本的にガソリンスタンドと似ており、ついでに済ませられることからカー用品店に用事がある方におすすめです。
高圧洗浄機を導入している店舗もあります。カー用品店での洗車の仕上がりは、ガソリンスタンドと大きく変わらないでしょう。仕上がりよりも、料金や利便性を重要視する方にはおすすめです。カー用品店での洗車は1,500円ほど掛かります。
愛車の洗車を行う時のポイント
業者への洗車依頼も可能なことから、自宅に洗車のための充分なスペースがない方も気軽に洗車ができます。洗車を行う際には頻度や仕上がりも気になるポイントと言えるでしょう。
料金によっては自分で洗車するよりも、プロに依頼する方がお得になるかもしれません。消費者調べを基に、平均的な洗車頻度や仕上がりをご紹介します。
どのくらいの頻度で行うべきなの?
洗車には決められた頻度がありません。駐車する場所や車の色、また季節によっても車に適した洗車の頻度は変わるでしょう。GfKが行った2017年の消費者調べによると、3か月に1回のペースで洗車を行う方が最も多く、1か月に1回の洗車もほぼ同じ割合です。
汚れが気になる場合は洗車をおすすめしますが、洗いすぎることでボディに傷がついてしまうリスクにも注意を向けなければなりません。
仕上がりを求めるならプロに依頼しよう!
定期的に洗車をして清潔に保つことも大切ですが、洗車による車の傷は避けたいものです。洗車の仕方が分からずに自分で傷をつけてしまうケースが考えられるほか、洗車が得意でない店舗に依頼してしまうことで満足のいく仕上がりにならないことも考えられます。
仕上がりの美しさを求めるのであれば、洗車のプロに依頼しましょう。費用は掛かりますが、満足できる結果となって帰ってきます。
カーライフを楽しむならネクステージにご相談ください!
気持ちの良いカーライフを送るためには欠かせない洗車ですが、スペースの確保や天候に気を付けることなど、すぐに洗車のための理想的な環境を誰もが得られるわけではありません。
今よりカーライフを楽しむためにも、洗車が楽になるボディコーティングはぜひネクステージにご依頼ください。ネクステージのコーティングには独自の強みが盛り込まれています。
弾スプラッシュコーティングができる
ネクステージでは、弾スプラッシュコーティングをご用命いただけます。弾スプラッシュコーティングはネクステージが提供している、無機質ガラスを採用したガラスコーティングです。
撥水性、持続性が共に高く、紫外線や酸性雨からも車を保護します。ボディの色褪せや劣化を防げるため、弾スプラッシュコーティングを行うことで清潔感だけでなく、車の価値も維持することが可能です。
【動画】弾スプラッシュコーティング
乗り換えもできる
ネクステージは乗り換えの際の車の買取で、中間コストを省くことで高価買取が目指せる環境をご用意しています。そのため、洗車やお手入れを行って車を高く売りたいときは、ぜひ一度ネクステージの無料査定をご利用ください。
また、乗り換えの車を購入する際も傷などの情報を共有し、ご納得いただけるよう最善を尽くしております。車両状態は洗車のモチベーションに繋がるため、ぜひお気に入りの一台をお買い求めください。
まとめ
洗車を行う場所や頻度は人それぞれですが、充実したカーライフのためには適度な洗車が大切です。車に少し手間や時間を掛けること、きれいな車に乗ることはカーライフの満足度を更に高めるでしょう。
ネクステージでも洗車をご依頼いただけます。ネクステージ独自のガラスコーティングである、弾スプラッシュコーティングも同時にご利用可能です。
中古車の種類、台数共に豊富に用意しているため、洗車はもちろん乗り換えをお考えの方もネクステージ公式HPをチェックしてください。
よくある質問
Q.洗車は月に何回くらい?
A.洗車の理想的な頻度は、2週間~1か月に1回です。ただし、車の保管場所、ボディカラー、コーティングの有無、使用状況、天候によって変えるのがよいでしょう。 例えば、屋外駐車は汚れが目立ちやすく、定期的な洗車が必要です。一方、コーティング車や汚れの目立ちにくい色の車は、洗車頻度を減らせます。過度な洗車はボディに傷を付けるリスクがあるため、バランスを取るのが重要です。
Q.洗車にかかる費用はどれくらいですか?
A.洗車にかかる費用は、選択するコースによって幅があります。一般的な自動洗車の料金は500円~2,000円です。ワックスコートなどのコーティングオプションを追加すると、3,000円~5,000円程度の追加費用が発生します。 機械を使用した自動洗車は便利で手軽である一方、細かい汚れを完全に除去するのは難しいというデメリットがあります。
Q.洗車に必要な書類はありますか?
A.洗車に特別な書類は必要ありません。洗車は車のメンテナンスの一環で、通常の使用の範囲内の作業だからです。 ただし、洗車に必要なのは適切な道具です。自宅で洗車する場合、カーシャンプー、バケツ、スポンジ、吸水クロスなどが必要になるでしょう。洗車場を利用する際は、拭き上げ用タオル、タイヤブラシ、ワックスなどを用意します。
Q.洗車の手順は?
A.洗車の最初の手順は水洗いです。次に、カーシャンプーを使用して丁寧に洗い、その後再び水で洗い流します。最後に、柔らかいクロスで車体を拭き上げましょう。 効率的な洗車のコツは洗い方です。足回りから始め、その後車体を上から下へと洗いましょう。水洗いの際には、砂やほこりを落とすために十分な水圧を使用します。また、頑固な汚れには専用洗剤がおすすめです。