スマートキーの感度をアップさせる方法とは?原因や対策方法を徹底解説!
ポケットやカバンに入れている状態でも、ドアロックの開閉やエンジンを始動できるスマートキー。しかし、「徐々に反応が悪くなって正常に機能していない」と困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、スマートキーの感度をアップさせるためにはどうしたらいいのかを解説します。感度が悪くなる原因や具体的な対策方法をわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
※目次※
2.感度アップしたいスマートキーはどんな原因で反応が悪いの?
・鍵穴を使わずに開錠できる車のカギは、リモコンキーとイモビライザーキー、スマートキーの3種類がある
・感度が悪くなる原因には電池切れや電波障害などがあり、対策によって感度アップができるケースもある
・便利なスマートキーが使える中古車に乗り換えるならネクステージにおまかせ!
鍵穴を使わずに開錠できる車のカギは3種類ある!
車のカギのなかには、鍵穴を使わずに開錠できるタイプが3種類あります。そのため、「車のカギの反応が悪いな」と感じていても、どのカギを持っているのかを事前に把握しておかなければ、適切な対処をすることができません。
そこで、代表的な車のカギの種類を3つピックアップして紹介します。
ドアロックの開閉ができるリモコンキー
リモコンキーとは、別名でワイヤレスキーとも呼ばれているカギの種類です。電波を飛ばして遠隔操作でドアロックの開閉を行える『キーレスエントリーシステム(Keyless Entry System)』が利用できます。
シリンダーにカギを差し込むことなくドアロックを解除できるため、多くの車に標準装備されています。ただし、リモコンキーはロックの開閉しか操作ができないため、エンジンはかけることができません。
ID認証でエンジンをかけるイモビライザーキー
イモビライザーキーとは、カギに内蔵されたICチップを利用してID認証を行うカギの種類です。カギを車に近づけると微弱な電波で認証コードを読み取り、照合できた場合にのみエンジンをかけることができます。
同じカギの形をしていても認証されなければエンジンがかからないため、盗難防止の効果があるカギといえます。
カギに触れずに操作できるスマートキー
スマートキーとは、車に近づくだけでロックの開閉やエンジン始動ができるカギの種類です。これは『スマートエントリーシステム(Smart entry system)』とも呼ばれており、リモコン操作を必要としていません。
カバンや内ポケットにカギを入れている状態で、ドアロックを解除してエンジンをかけることができます。シリンダー操作も必要ないため、近年の車では多く採用されているタイプのカギといえます。
感度アップしたいスマートキーはどんな原因で反応が悪いの?
スマートキーでは、カギを出すことなくドアロックも解除できるため、操作性も高く非常に便利です。一方で、正常に反応しなくなってくると利便性が損なわれるため、まずは原因を把握しましょう。
そこで、スマートキーの感度が悪くなってしまう代表的な原因について解説します。
スマートキーの電池切れ
スマートキーの電池が切れている場合、操作ができなくなってしまいます。また、電池の残量が少なくなっている場合についても、微弱な電波を送受信しているため、感度が悪くなってしまう傾向にあります。
「最近スマートキーの反応が悪くなってきているな」と感じたときは、電池残量が少ないと動作が弱くなり感度が悪くなるケースを疑うと良いでしょう。
バッテリーの劣化
スマートキーの感度が悪くなる原因として、車のバッテリー劣化が挙げられます。スマートキーでは、カギと車の双方で送受信を行っているため、車側のバッテリー容量が少ない状態ではうまく動作しないことがあります。
そのため、バッテリーが上がっている状態や劣化の激しい状態では、スマートエントリーシステムが機能しなくなることは覚えておきましょう。
電波障害や干渉
スマートキーでは微弱な電波を利用して機能しているため、電波障害や干渉を受けてしまい正常に動作しなくなるケースがあります。たとえば、携帯電話の電波と干渉しているケースもあります。
その他にも、送電線の鉄塔付近や電波塔など、強い磁場を発生させるようなエリアでは、電波が干渉してしまう場合もあります。
スマートキーの故障
スマートキーが故障している場合、反応が悪くなってしまうケースがあります。たとえば、スマートキーを物にぶつけてしまい破損するケースや、高い位置から落下させてしまい故障するケースもあります。
その他にも、ズボンのポケットに入れていることを忘れて洗濯をしてしまうと、水没して故障することもあります。そのため、反応が悪くなった原因がわからない場合、スマートキー自体の故障を疑ってみるのも良いでしょう。
キーレスエントリーの感度をアップする方法
多くのスマートキーは、キーレスエントリーシステムも搭載されています。しかし、使用する年数とともにキーレス操作の感度が悪くなることもあるため、ストレスに感じている方も多いのではないでしょうか。
そこでここからは、キーレスエントリーの感度をアップする簡単な方法を解説します。
キーレスエントリーの仕組み
キーレスエントリーの感度アップをするためには、まずどのような仕組みで動作しているのか把握しておきましょう。キーレスはテレビのリモコン操作に似ており、キー側から発せられた電波を車側で認識してドアロックの操作をします。
なお、日本国内においては、キーレスエントリーで使われている周波数帯は315MHzとなっています。要するに、この周波数帯の電波が届けばドアロックを操作できるというわけです。
腕を上げてアンテナ代わりにする
キーレスエントリーシステムでは、電波の届く範囲であればドアの開錠・施錠が可能です。そこで、より遠くに電波を飛ばすため、自分自身をアンテナの役割にしてみることが効果的です。
具体的には、カギを持ったまま両手を上げるだけで大丈夫です。頭の上で小さな円を描くようにキーを回して操作をするとより広範囲へ電波を飛ばすことができます。
スマートキーの感度をアップさせる対策方法
スマートキーの感度をアップさせるためには、いくつかの対処方法が効果的です。ただし、スマートキーの感度が悪くなる原因は何通りかあるため、原因をきちんと把握した上で適切な対処を取るようにしましょう。
それでは、スマートキーの感度をアップさせるために『どのような対策方法があるのか』を個別に解説します。
電池交換を行う
電池切れや電池容量が原因で感度が悪くなっている場合、電池交換することでスマートキーの感度がアップします。たとえば、トヨタ車のスマートキーで電池交換する場合、以下のような手順で電池交換できます。
1.メカニカルキーを抜く
2.カバーを外す
3.内蔵電池を交換する
4.カバーを戻す
なお、スマートキーの電池交換は車種によっても異なるため、基本的には取扱説明書を確認しましょう。
バッテリー交換をする
車のバッテリー側に問題がある場合、バッテリー自体を交換するとスマートキーの感度がアップします。ただし、現状でバッテリーが上がっている状態なら、ブースターケーブルを用いるか、ロードサービスを利用して電力供給を行いましょう。
なお、自動車が動く状態なら、ディーラーやカー用品店を利用してバッテリー交換するのがおすすめです。
スマホから離してみる
スマホの電波干渉が起きていることで感度が悪くなっている場合、一度スマホから遠ざけてみると解決することもあります。スマホ以外にも電波を発するデバイスがあるなら、スマートキーから離して感度アップするか確認してみましょう。
なお、送電線付近や電波塔付近で干渉を受けている場合、車を移動しなければならないため、メカニカルキーで車を動かした後に感度を確認してみましょう。
予備のキーを利用してみる
外観で故障が判断できない場合でも、内部が破損していることがあります。このようなケースでは、予備のスマートキーを利用してみると、感度の問題は解決することがよくあります。
現状で予備のスマートキーがない場合については、ディーラーなどで新しく複製の依頼をしてみましょう。なお、カギ専門業者でも複製できますが、純正品ではなくなるのディーラーで作ることをおすすめします。
ネクステージでスマートキー搭載の中古車を探してみよう
スマートキーは便利な仕組みのため、多くの車種で標準装備されています。ただし、古い車種には採用されていないため、乗り換えを検討している方も多いのではないでしょうか。
ネクステージでは、スマートキーを搭載した中古車を多く取り扱っているため、乗り換えを検討している方は、お気軽にご利用ください。
希望条件に合わせた車両探しが行える
ネクステージでは、希望の条件に合わせた車探しができます。Webサイト上では、メーカー・車種・グレードなどの検索方法だけでなく、年式や走行距離、色などの特徴を絞った検索が可能です。
また、シートの形状や備わっている安全装備、カメラやETCなどの種類などの項目でこだわり検索もでき、好みに合った車を絞り込んで選ぶこともできます。車を探しやすい上に選びやすい各種店舗をチャネル別に展開しているため、ご希望の車種が探しやすくなっています。
遠方にお住まいでも保証対応が受けられる
ネクステージでは、遠方にお住いのお客様に対しても受けられる保証サービスを提供しています。例えば、通販で車をご購入いただいた場合、近くにネクステージの工場がなくても保証しています。
万が一不具合やトラブルが発生してもサービスサポートセンターにお問い合わせいただければ、入庫先のご案内や搬送距離100kmまで無料対応のロードサービスも行っているため遠方の方でもご利用いただけます。
まとめ
スマートキーは電池切れやバッテリー劣化、電波障害などさまざまな要因で感度が変わります。そのため、感度が悪くなっている原因を特定して、それに合わせた対処方法をすることが重要といえます。
なお、ネクステージでは、スマートキーが装備されている車種を多く取り扱っています。お乗り換えを検討している方は、ぜひネクステージのWebサイト上でスマートキーが利用できる車の検索を試してみてください。