車の買い替え時の保険の切り替えの方法について

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車の買い替え時の保険の切り替えの方法について

新しい車を購入した場合、自動車保険では「車両入替」という手続きを行う必要があります。車を扱う際は事故や故障をおこす可能性もあるので、保険には正しく加入し、いざというときのために備えておきたいものです。しかし、「保険のことは難しくてよくわからない」という方も多いのではないでしょうか。

 

そのようなお悩みを解決するために、今回は車両入替とはどのようなことを指すのかを確認しながら、必要書類や手続きのタイミング、保険料や等級の扱いについてもわかりやすく解説します。

 

これから切り替え手続きを行う方だけでなく、今後車の購入を考えている方もぜひ最後までご覧いただき、参考にしてください。

 

※目次※

1.保険の切り替えに必要な車両入替手続き

2.車両入替の手続きを忘れるとどうなる?

3.知人から車を購入した場合は自賠責保険の手続きが必要

4.車を買い替えた場合の保険料や等級の扱い

5.まとめ

 

■POINT

 

 

・車が変わると「車両入替」の手続きが必要。事故が起きた時に正しく保障が受けられるようにしよう

・知人から車を譲り受けたら自賠責保険の「権利譲渡」をしよう

・車を買い替えても保険の等級はそのまま引き継げる。保険料は型式によって異なり、「料率クラス」をもとに割増引率が算出される

 

 

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保険の切り替えに必要な車両入替手続き

車を購入することが決まったら、支払い方法を相談して納車日を決めます。そのあと忘れないように気を付けたいのが「車両入替」の手続きです。自動車保険の加入は法律で義務付けられていますので、車が変わったら保険の切り替え手続きをします。

 

まずは、車を購入する前に知っておきたい車両入替の手順や、手続き前に確認しておくべき点をご紹介します。

 

車両入替って何?

「車両入替」とは、保険証券に記載されている車を新しい車に入れ替えることです。自動車保険の保険証券に記載された車両を「契約車両」と言います。事故やトラブルが起こったとき、保険会社は契約車両に対して保険金を支払います。

 

新しい車に買い替えたときに自動で契約車両が切り替わることはないため、自分で保険会社または代理店に連絡して契約車両を変更しなければなりません。この手続きを「車両入替」と呼びます。

 

もし車両入替を行わないままでいると、事故が起こったときに保険金が支払われない可能性があります。万が一相手にケガや障害を負わせてしまった場合には、何千万円もの賠償金が必要となることもあるでしょう。

 

「保険に加入していたのに保険金が払われなかった」というトラブルを避けるためにも、車両入替の手続きは必ず行いましょう。

 

車両入替手続きの必要書類

車両入替手続きでは、新しい車の車検証と現在加入している自動車保険の保険証券の2点が必要で、車検証はコピーでも構いません。そのほかにも、廃車が完了したことを証明する書類や、買い替え前の車の積算走行距離(オドメーター)の数値が必要なこともあります。

 

廃車手続きの書類は、陸運局で手に入ります。保険会社によっては「自動車重量税還付申請書」という重量税の還付手続きの書類の提出が求められます。しかし、未払いの自動車税があるとこの手続きは受けられないので注意しましょう。

 

また、買い替える車の車種によっては保険料が変わることもあります。そのため口座番号がわかるキャッシュカードやクレジットカードも用意しておくとよいでしょう。印鑑もあると安心です。

 

車両入替手続きの手順

電話で車両入替の手続きを行う場合は、加入している保険会社に車を買い替えたことを伝え、先ほどご説明した必要書類に記載された情報をオペレーターに伝えます。

 

しかし、この段階では車検証が用意できないことも多くあります。その場合は、車種や型式、初度登録年月、ナンバープレートの番号、車体番号、使用者(所有者)をあらかじめ販売店に確認しておきましょう。車検証は後日郵送になることもあります。

 

最近ではインターネットで申し込み可能な保険会社が増え、自宅で簡単に手続きができるようになりました。契約している保険会社のウェブサイトで車検証に記載されている情報を入力し、必要であれば保障内容の変更をします。そうするとこれまでの保険料との差額が表示され、支払い手続きや返還手続きを行うことができます。

 

この段階ではまだ「仮申し込み」の状態になっていることが多く、正しく手続きが完了すれば後日郵送やメールで通知が届きます。

 

手続きをする前に確認すべきこと

車両入替をするためにはいくつかの条件があります。まず1つ目は、前の車を手放しているということです。今まで乗っていた車であれば廃車にしたり、所有者を変更して譲渡したり、リースで借りていた車であれば所有者の変更と車両の返還を行います。

 

2つ目は、新しい車の所有者が変更になっていないという点です。もし所有者が変わる場合、所有者の配偶者、もしくは3親等内の同居親族であれば車両入替が可能です。

 

その際に注意したいのは、「同居親族」に限られているということです。例え子どもであっても、「別居」している場合は車両入替の対象にはなりません。その際は、車両入替ではなく保険の新規加入となります。

 

3つ目は、車の用途が「自家用車」であることです。仕事で使用する社用車は「営業用」となるため車両入替の対象外です。ナンバープレートが「緑地に白文字」や「黒地に黄文字」の場合、その車は営業用で登録されています。どちらかわからない方は手続き前に一度確認してみましょう。

 

車両入替手続きをするタイミング

車両入替の手続きは、納車日より前に行いましょう」。できるだけ早い方がよいので、納車日がわかった時点で保険会社に連絡するのがおすすめです。

 

場合によっては、納車まで数か月かかることもあります。その場合は、保険会社に納車日を伝えれば納車日までは買い替え前の車、納車日以降は新しい車に保障を切り替えてくれます。

 

納車日に保険会社へ再度連絡する必要はなく、自動で切り替わります。「納車日の朝は買い替え前の車に乗り、昼以降は新しい車に乗ってもよいのだろうか」と心配される方もいるかもしれませんが、納車日は両方の車に保険が適用されるためどちらの車に乗っても問題ありません。

 

即日で保険の切り替えが完了する保険会社も多くあるため、「前日でも問題ないだろう」とギリギリのタイミングで手続きをする方もいます。しかし、休日を挟むと銀行が休みで保険料の差額を振り込めず、納車日に間に合わないこともあるため注意が必要です。

 

車両入替の手続きを忘れるとどうなる?

手続きを忘れると、保険は適用されないのでしょうか。実は、自動車保険には「自動担保特約」という特約があります。そのため、万が一事故が起こっても「新しい車を取得した翌日から30日以内」なら保険が適用される可能性があります。

 

車両保険に加入していても、新しい車が破損した場合の保障額は「時価」となり、自己負担が発生するケースがあります。また、保険料も取得日までさかのぼって追加で支払います。

 

ちなみに「30日以内」というのは納車日からではなく、新しい車の取得日から数えます。この特約はあくまでうっかり忘れていたときのための猶予期間です。忘れないうちに手続きをしておきましょう。

 

知人から車を購入した場合は自賠責保険の手続きが必要

これまで解説してきたのは、販売店で車を購入したときの「任意保険」の手続きについてです。販売店を介さず知人から購入した際は、「自賠責保険」の手続きも必要です。

 

自賠責保険は、法律で加入が義務付けられていますので、加入していない車は公道を走れません。そのため、証明書に書かれた販売店に連絡をして、保険の名義を知人からご自身に変更する「権利譲渡」を行います。前の所有者の自賠責保険が残っていればそのまま引き継ぐことも可能なため、新たに加入しなくてよい場合もあります。

 

手続きには車検証、ご自身と知人の両方の印鑑が押された承認請求書、自賠責保険証明書の3点が必要です。また、承認請求書は6枚つづりで全てに押印が必要です。押し忘れがあると手続きができないため注意しましょう。

 

車を買い替えた場合の保険料や等級の扱い

「車を買い替えると等級は変わるのだろうか」と心配な方もいるのではないでしょうか。「等級」とは、契約者の事故歴と年齢に基づいて定められるランクです。一般的に、最初に自動車保険に加入したときは6等級もしくは7等級からスタートします。1等級から20等級まであり、等級が上がるほど保険料の割引率も上がります。

 

ここでは、等級の扱いと車両による保険料の違いを解説します。

 

等級の引継ぎは可能

車を買い替えたり保険会社を変更したりしても、等級は引き継ぐことが可能です。ただし、人によっては損をすることもあります。例えば、過去1年以内に事故を起こして保険を使っていれば、次の更新時に等級が下がります。更新を待たずに保険会社を変えると、その時点で等級は下がります。

 

また、更新時期の直前に保険会社を変えると次に等級が上がるまで最低でも1年かかります。等級を上げるには、契約してから1年間無事故であることが条件だからです。保険会社の変更を検討されている方は、保険証書を見て更新時期を確認することがおすすめです。

 

もしお子さんがいて新しく車を購入したなら、保険料を安くできる可能性があります。例えばあなたが20等級だったとして、お子さんが新規で契約をすると6等級か7等級からのスタートとなりますが、ご自身の保険と入れ替えることでお子さんは20等級からスタートすることができます。

 

あなたは新規で契約し直すことになり保険料は上がりますが、お子さんよりも年齢が高いため、トータルでは保険料が節約できます。

 

車両によって保険料が変わる

車の型式と保険金の支払い実績によって保険料は異なります。わかりやすく言うと、過去に事故が多い車は保険料が高いということです。「料率クラス」という1~9の数字で区分され、数字が大きいほど保険料は高くなります。

 

保険料が高い車が危険というわけではなく、同じ車種でも車の性能や装置によっても料率クラスは変わります。「ASV(AEB)割引」という制度では、自動ブレーキが搭載されていると一律9%の割引が適用されます。

 

保険料を節約するため、料率クラスを参考に車種を決めることもできます。しかし1年ごとに料率クラスは見直され、ご自身の事故の有無にかかわらず翌年から保険料が変更されることもあります。あくまで参考程度に考えることがおすすめです。

 

まとめ

今回は車を買い替えたときに必要な車両入替についてお伝えしました。安心して車に乗るためにも、事前に正しく切り替え手続きを済ませておきましょう。

 

自動車保険は自動更新であることが多いため、見直すことなく更新している場合も多いものです。車の買い替えを機に、保障の見直しや保険料の節約を考えてみることもおすすめです。

 

もし車両入替や保険の切り替えで不明な点がある場合は、ネクステージにご相談ください。ネクステージでは、損害保険会社と提携して保険の提案もしています。車の買い替えにあたり、あなたに最適な保険プランを探してみませんか。

 

安心のカーライフを送れるよう、ネクステージは全力でサポートいたします。

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