自動車の売却を考えている方へ!売却時に必要な書類と手続きの流れについて
新型モデルへの乗り換えや生活環境の変化など、自動車の売却を検討する機会は多くの方に訪れます。しかしいざ自動車を売却しようと考えても、「必要な書類やどのような手続きが必要なのかが分からない」という方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、独自にネクステージが行ったアンケートを交えながら、自動車の売却時に必要な書類と手続きの流れについて解説します。解説する内容を読むとあらかじめ必要な書類をそろえておけるので、慌てずスムーズな売却が可能です。ぜひチェックしてください。
※目次※
5.自動車の売却で不安なこと・満足したことから見る業者選びのコツ
・自動車を売却する場合には、さまざまな書類が必要となる。紛失した場合は再発行に時間がかかるので、早めにそろえておこう。
・自動車を売却する際は、一連の流れがある。事前に把握しておくことで、スムーズな売却手続きが可能になる。
・ネクステージは、「お客様ファースト宣言」で安心して相談ができる。強力な販売力で高額買取も可能なため、自動車の売却はネクステージがおすすめ!
\30秒でカンタン査定依頼!/
自動車の売却で持参しないといけない書類
自動車を売却する際は、そろえておかなければならない書類があります。全国各地、どこの買取業者に依頼した場合でも同様の書類が必要です。すでにそれぞれの車のオーナーが所有しているものから自分で発行するものまで、さまざまな書類があります。
買取業者に車を渡す間際になってから用意すると、発行に手間が掛かったり見当たらなかったりして慌ててしまうでしょう。しっかりと把握しておき、余裕をもって用意しておきましょう。
自動車検査証
自動車検査証は、所有する自動車の「車台番号」「型式」「初度登録年月」などが記載されています。携帯が義務付けられているため、車検証入れの中に納め、グローブボックス内に入れてあるのが一般的です。
紛失してしまった場合は、車のナンバーを管轄する運輸支局で再発行ができます。軽自動車の場合は、軽自動車検査協会で再発行となるので注意が必要です。普段も携帯の必要がある重要書類のため、早めに確認をしておきましょう。
自賠責保険証明書
自賠責保険証明書は、自動車検査証と同様に携帯が義務付けられている重要書類です。自賠責保険は別名「強制保険」とも呼ばれ、自動車やバイクなどで公道を走る場合は、確実に加入しなければいけない保険といえます。
自身の怪我や対物の補償はなく、対人のみの補償です。車検証入れの中に、自動車検査証と一緒に保管しておくのが一般的でしょう。紛失した場合は、車を購入した業者や車検を行った業者に連絡を取り、再発行をします。
印鑑登録証明書
自賠責保険証明書は、自動車検査証と同様に携帯が義務付けられている重要書類です。自賠責保険は別名「強制保険」とも呼ばれ、自動車やバイクなどで公道を走る場合は必ず加入しなくてはなりません。
自身のけがや対物の補償はなく、対人のみの補償です。多くの場合、車検証入れの中に自動車検査証と一緒に保管されているでしょう。紛失した場合は、車を購入した業者や車検を行った業者に連絡を取り、再発行をします。
自動車納税証明書
自動車納税証明書は、毎年4月1日時点で車を所有しているユーザーに課される自動車税を納付したことを証明する書類です。5月上旬ころに送付され、5月末日までに納付する必要があります。紛失した場合は、各都道府県の自動車税事務所、運輸支局の自動車税事務所で再発行が可能です。
また、ネット上でクレジットカードを利用して納付した場合は、支払い確認のページを印刷することで証明書の代わりとして使えます。
振込口座情報
売却した際のお金は、銀行口座へ振り込まれるのが一般的です。そのため、振込先の口座情報を買取業者に知らせる必要があります。
自動車を売却してからお金が振り込まれるまでの期間は、買取業者によってさまざまです。早ければ3日ほどで振り込まれる業者や、1週間以上かかる業者もあります。振り込まれたかどうかを確認しやすい銀行口座を選びましょう。
リサイクル券
リサイクル券は、自動車が廃車となった際に発生する解体費用をしっかりと納めたことを証明する書類です。廃車になるまで保管の必要があります。車検証入れに、自動車検査証と一緒に保管するのが一般的です。
紛失した場合は、リサイクル券の再発行はできません。「自動車リサイクルシステム」のホームページで「自動車リサイクル料金の預託状況」を印刷すれば、リサイクル券の代わりとして使えます。
実印
普通車は資産となるため、普通車を売却する際の書類は実印での捺印が必要です。実印は、役所や役場で実印登録がされた印鑑を指します。実印登録をした印鑑がない場合は、車の売却ができません。
登録する際は、役所や役場が開いている平日に行く必要があります。印鑑登録証明書も必要になるため、早めに登録を済ませておきましょう。
軽自動車納税証明書
軽自動車の場合は、軽自動車税を納めたことを証明する軽自動車納税証明書が必要です。普通車に課される自動車税は都道府県が課税しますが、軽自動車税の場合は市区町村が課税しています。
紛失した場合は、軽自動車税を納めた市区町村の窓口で再発行をしましょう。都道府県や運輸支局の税事務所ではないので注意が必要です。
\30秒でカンタン査定依頼!/
自動車の売却する際に行う手続きの流れ
自動車の売却は、さまざまな手続きを経て行われます。売却時の主な手続きは、「見積もりの申し込み」「必要な書類の準備」「査定」「売却手続き」「入金確認」の5つです。
どの手続きも省略ができないため、しっかりと把握してひとつずつ確実に済ませていきましょう。ここでは、それぞれの手続きを詳しく解説します。
業者に見積もりの申し込み
気になる業者を見つけて、車の見積もりを申し込むことから自動車の売却手続きがスタートします。自動車の売却方法は大きく分けて2種類あり、下取りと買取です。
下取りは、所有している車をディーラーなどに引き渡し、その車の価値分を新しい車の価格から差し引きます。自動車の購入と売却が同じ店舗でできるため、手間が掛からないことがメリットです。
買取は、「自動車を買い取る」ことのプロである買取業者が査定をするため、中古車市場を熟知しています。市場価値を最大限に評価するため、高額査定になりやすいのが特徴です。事前に口コミや評判を確認しておき、自分が気になる業者を見つけておきましょう。
書類の準備
自動車の売却に必要な書類は、早めに準備をしておきましょう。自動車検査証や自賠責保険証明書などが見当たらなかった場合、再発行の手続きが必要です。
自動車を売却する間際になって紛失が発覚すると、手続きがスムーズに進まないだけでなく、売却が遅れたことで査定額が下がってしまう恐れもあります。必要な書類の準備には手間が掛かるため、余裕をもって事前に準備をしておきましょう。
査定
書類の準備が整ったら、次は実際に査定を受けます。査定は「外装や内装の状態」「内燃機関の状態」「オプション品などの装備」などを査定士がチェックして、総合的に査定額を算出するのが一般的です。
状態が良くて装備が充実しているほうが、高値が付きやすくなるでしょう。走行距離や年式も重要な査定項目です。中古車業界では「1年1万km」が標準的な走行距離とされており、それを超える場合は買取価格が低くなる傾向にあります。
さらに、初年度登録から5年や10年を経過すると査定額は下がる傾向にあるため、経過前に売却するのもひとつの手です。
売却手続き
実際に査定をして、査定額に納得ができたら売却手続きをしましょう。車を売却する際は、自分の名義から買取業者など他の名義に変更する必要があります。そのために、売却時に必要な書類を買取業者へと渡しましょう。
名義変更は運輸支局や軽自動車検査協会で行いますが、実際の変更手続きは買取業者が代行します。車の引き渡しの前には、車内に私物が残っていないかのチェックが必要です。
オーディオ内に入ったままのCD、カーナビの履歴消去などは忘れやすいポイントのため、しっかりと確認をしておきましょう。
入金の確認
車を引き渡したら、最後は入金の確認です。買取業者に伝えた銀行口座に、お金が入ったことを確認ができれば売却手続きは全て完了となります。注意したいポイントは、車を引き渡してから入金されるまでの日数です。
買取業者によって、入金されるまでの日数は異なります。即日で入金をする業者から1週間ほどかかる業者などがあるため、いつくらいに入金されるのかという確認が重要です。確認した入金日を過ぎても入金がなかった場合は、買取業者へ連絡をしましょう。
\30秒でカンタン査定依頼!/
自動車の売却で発生する税金について
自動車を売却した場合、一見するとユーザー側の支払いは何もないように感じるかもしれません。しかし、実際はユーザー側にも税金の支払義務が生じます。
「自動車税」や「所得税」は、ケースによって支払いの義務が生じる税金です。「消費税」は、個人として売却する場合は課税の対象にはなりません。では、自動車の売却で発生する税金について詳しく見ていきましょう。
自動車税・所得税・消費税を支払う義務が発生
自動車を売却するタイミングによっては、自動車税の支払い義務が生じます。自動車税は、毎年4月1日時点で車を所有するユーザーに課されるものです。4月中に車を売却した場合でも納付書は4月1日時点で車を所有するユーザーに届くため、自動車税を納付しなくてはなりません。
所得税は、自動車の売却額が購入額を上回った場合に支払い義務が生じます。ただし、50万円の控除があるため、購入額から50万円を超えた場合でないと所得税は発生しません。購入額から50万円を超えた場合でも、通勤や買い物に使用している場合は「日常生活に必要な車」として見なされるため、所得税の支払い義務は生じないので安心しましょう。
消費税は、買取業者側に義務が生じる税金です。買取業者は、車の買取の際にユーザーに支払う金額を経費として計上できます。「ユーザーから消費税を支払ってもらった」という扱いで処理が可能です。そのため、ユーザーが売却した際の金額には、消費税分も含まれていることになります。
自動車税は還付される可能性あり
自動車税は、売却した時期によっては還付を受けられます。自動車税は、4月1日から翌年の3月末日までの1年分をまとめて納付する税金です。自動車税を納付した後に自動車を売却する場合、未経過分があればその分を月割り計算で還付を受けられます。
還付されるのは、「名義変更した翌月から3月までの分」です。例えば、12月に売却を行い12月中に名義変更が終了した場合、1月~3月までの未経過分の還付を受けられます。
3月に売却をして名義変更が行われた場合、翌月は4月となり新たな年度となるため、自動車税の還付はないので注意しましょう。法律では、自動車を抹消登録した場合のみ自動車税の還付が受けられます。
売却は「名義変更」にあたるため、法律上は還付を受けられません。買取業者が抹消登録をするのか名義変更をするのかは、業者によって扱いが変わります。査定額に自動車税が含まれているのか、別途で還付金をもらえるのかを確認しておきましょう。
基本的に確定申告は不要
自動車を売却しても「通勤」「通学」「買い物」などで使用していた場合、確定申告は不要です。確定申告の必要があるのは、「生活に必要なもの」には該当しないレジャー目的の自動車で、かつ多額の売却額を得た場合となります。自動車を売却した際に得た所得は、「譲渡所得」というものです。譲渡所得は以下のように計算できます。
譲渡所得=譲渡金額-(取得費用+譲渡費用)-50万円(控除額)
50万円分の控除が設定されているため、購入額より売却額が50万円を超えない限り確定申告は不要です。よほどのプレミア価格が付いた自動車でない限りは、レジャー目的の自動車でも確定申告をすることはそうありません。
\30秒でカンタン査定依頼!/
自動車の売却を進めていく上でチェックしたい情報
自動車の売却は、数か月に一度や年に一度など頻繁に訪れるものではありません。頻繁に訪れるものではないからこそ、失敗なくお得に売却できるように事前に情報をチェックしておくことが重要です。ここでは、自動車の売却の際にチェックしておきたい情報をご紹介します。
他の方のエピソード
家族や親族、友人など身近に車を売却した人がいたら、情報を収集するのが重要です。「どのような対応をしたのか」「どのような車両状態であったのか」「どういったことを行ってはいけないのか」などを詳しく聞いてみましょう。
身近な人以外でも、ネット上の口コミやエピソードを参考にするのもおすすめです。実際に買取業者とやり取りをすると、売却がスムーズに進まない場合もあります。そのようなときに、他の方のエピソードを聞いておくことでさまざまな場面で対応できるようになるでしょう。
需要の上がっている自動車はどれか
所有している車の需要がどのような状態であるかを確認して、売却するタイミングを見極める必要があります。車は新車として発売されてから、年数が経過するにつれて価格が下がっていくのが一般的です。
しかし、車種によっては需要が上がり、査定額が上がる可能性があります。例えば、今まで新車で販売されていたモデルが終了した場合、希少価値が上がって中古車市場の需要が上がるかもしれません。
常に需要をチェックしておき、少しでも需要が上がったタイミングで売却するのがおすすめです。
業者が提供しているキャンペーンの内容
業者によっては、キャンペーンを行っていることがあります。キャンペーン中であれば車をよりお得に売却できる可能性があるので、どのような内容であるかを把握しておきましょう。
例えば、売却をするとギフト券がもらえるキャンペーンがあります。お金だけではなくギフト券も得られるので、新しい車の車内グッズなどをそろえる資金にもなるでしょう。他には、現金キャッシュバックキャンペーンなどもあり、通常よりもお得に売却ができます。キャンペーンの内容をチェックして、売却するかどうかを判断しましょう。
業者の相談窓口の受付時間
自動車を売却しようと考えている業者の、相談窓口の受付時間のチェックが重要です。自動車の売却に慣れていない方の場合は、業者に相談をする機会が多くなるかもしれません。
相談したい場合に受付時間外であると、モヤモヤする状態が長くなって不安になるでしょう。また、相談内容が多い場合は、何を相談しようとしたのかを忘れてしまうことも考えられます。24時間365日いつでもメールで相談できる業者などは、相談内容を忘れることがないためおすすめです。
\30秒でカンタン査定依頼!/
自動車の売却で不安なこと・満足したことから見る業者選びのコツ
車の売却はさまざまな手続きがあるため、不安な気持ちが付きまといます。そのため、自分が感じる不安を払拭してくれる業者に依頼することが大切です。
ネクステージでは、買取・下取りにおいて感じる不安と、利用したことで満足したことをアンケートで調査しました。売却先を決めるポイントにもなりますので、ぜひ参考にしてください。
買取 |
|
不安要素 |
・価格(60.2%) ・手続き/書類(32.3%) ・スタッフの対応(18.0%) ・特にない(13.7%) ・流れ/手間(11.2%) ・支払い/入金(8.1%) ・代車の有無(7.5%) |
満足したこと |
・手続きの簡単さ(46.0%) ・査定価格が予想以上(33.5%) ・スタッフの対応の良さ(28.6%) ・特にない(19.9%) ・代車が借りれた(6.2%) ・その他(1.2%) ・得点/プレゼント(1.2%) |
下取り |
|
不安要素 |
・価格(60.2%) ・特にない(23.4%) ・手続き/書類(17.6%) ・流れ/手間(14.6%) ・スタッフの対応(7.7%) ・納車まで今の車が使用できるか(7.7%) ・支払い/入金(6.5%) ・代車の有無(5.4%) ・その他(0.4%) |
満足したこと |
・手続きが簡単(34.1%) ・特にない(30.7%) ・スタッフの対応が良かった(24.5%) ・納車まで今の車を使用できる(15.7%) ・査定価格が予想以上(15.3%) ・代車が借りれた(10.0%) ・得点/プレゼント(4.2%) ・その他(0.8%) |
買取と下取りでは、異なる意識を持っている方が多いようです。価格と手続き・スタッフの対応への不満/満足は、どちらも共通で上位を占めています。買取と下取り、どちらにしようかと迷っている方は、何を軸に考えるかで良い判断ができるのではないでしょうか。
自動車の売却に関する相談はネクステージがおすすめ
ネクステージでは「お客様ファースト宣言」をしており、お客様の不安や不満を取り除くことに全力を注いでいます。ネクステージは買取した自動車を自社在庫とし、販売力にも自信があるので適正な相場価格での高価買取が可能です。
いつでも相談を受け付けていますので、お客様の都合のよい時間に疑問を解決できます。自動車の売却でお悩みの方は、ネクステージにご相談ください。
まとめ
自動車を売却する場合は、自動車検査証やリサイクル券など、さまざまな書類が必要です。紛失した場合は再発行に時間がかかることもあり、役所や役場で発行しなければならない書類もあるため、業者に売却する寸前で用意をすると慌ててしまう可能性があります。
スムーズな売却手続きのためにも、余裕をもって用意をしておきましょう。また、買取・下取りどちらにしようかと考えている方は、何を軸にして車の売却をするのか考慮し、自分の不安を払拭してくれる業者に依頼することが大切です。
ネクステージでは「お客様ファースト宣言」を掲げており、売却に関する疑問をいつでも受け付けています。強力な販売力を有しており、高額査定を期待できるのも強みです。車の売却は、ぜひ信頼と安心のネクステージにお任せください。
\30秒でカンタン査定依頼!/