中古車で人気の高い軽自動車9選!購入する時の選び方もご紹介
中古車の軽自動車は価格が安い傾向にあるので、維持費なども考慮して購入を検討している方は多いのではないでしょうか。国内には数多くの中古軽自動車が流通しているため、その中からどのように車を選べばよいか悩んでいる方もいるでしょう。目安のひとつとなるのが価格ですが、中古車は安さだけで選ぶのはおすすめできません。
本記事では、中古の軽自動車が安くなる理由、中古車を選ぶ際のポイントと注意点を解説します。また、人気の軽自動車9選の中古相場、ネクステージの独自アンケートから見る軽自動車の人気傾向も紹介しますので、車選びの参考にしてください。
※目次※
・価格面だけでなく、年式や走行距離も必ずチェックしよう。
・軽自動車を購入する際は、「ワンオーナー車」「走行距離3万km以下」が特に狙い目。
・安心して長く乗るためにはアフターサポートや保証内容も重要。
中古の軽自動車はなぜ人気なの?
中古車の軽自動車は、なぜ人気があり安いのでしょうか。中古の軽自動車は、車種によりますが本体価格10万円代から購入可能です。安くなる理由には、車両の状態が大きく関係します。本体価格が安い中古軽自動車ですが、購入時に諸費用が別途必要です。
ここでは、軽自動車に人気が集まる理由、中古軽自動車が安くなる主な理由、本体価格以外に注目しておきたい点を解説します。
人気の理由は経済性の高さ
ネクステージでは、軽自動車に関するアンケートを独自で行いました。その中で「軽自動車に感じるポイント」を尋ねたところ、税金(31.9%)、燃費の良さ(23.3%)、保険料の安さ(7.7%)、車体価格(7.1%)と、多くの方がお金にまつわる回答をしています。
購入時のコストが低いことに加え、税金やガソリン代などの維持費の安さが軽自動車の大きな魅力といえるでしょう。
人気のあるジャンルは「スーパーハイトワゴン」
SUVやセダン、ワゴンなど、自動車にはさまざまなボディタイプがありますが、軽自動車にも多くのジャンルがあります。ネクステージでは、所有したい軽自動車のジャンルをアンケートで調査しました。上位5位にランクインしたジャンルは以下のとおりです。
スーパーハイトワゴン(N-BOX・タントなど) |
27.0% |
トールワゴン(ワゴンR・ムーヴなど) |
25.0% |
SUV(ジムニー・ハスラーなど) |
12.5% |
セダン(ミライース・アルトなど) |
11.7% |
ワンボックス(アトレー・エブリイワゴンなど) |
9.2% |
車両の状態で価格は変わる
軽自動車に限ったことではありませんが、本体価格は車両の状態によって異なります。本体価格に関わる主な項目は以下のとおりです。
・年式
・走行距離
・修復歴の有無
年式が古くなったり、走行距離が長くなったりすると、本体価格は安くなるのが一般的です。年式が古い車や走行距離が長い車は、部品の劣化によるトラブルのリスクが上がります。また、年式が古い車はデザインや性能面から需要が低いことも価格が安くなる理由です。
修復歴がある車も価格が安くなります。修復歴がある車とは、重要な部位である骨格部品を修復・交換している車です。年式や走行距離にかかわらずトラブルのリスクが高まるため、一般的な需要は多くありません。
上記の内容とは少し異なりますが、モデルチェンジ後の旧モデルも新型に注目が集まることから価格が安くなる傾向があります。
購入時は諸費用も考慮しよう
車を購入するときは、車両本体価格に加え諸費用がかかります。そのため、本体価格は購入時の支払総額ではありません。中古車を購入する場合、諸費用の合計は本体価格の15%程度が目安です。本体価格だけで購入を決めてしまうと、予算オーバーになってしまうこともあるので注意しましょう。
諸費用には「法定費用」と「代行費用」の2種類があります。それぞれの一般的な内訳は以下のとおりです。軽自動車の場合、10万円~20万円の諸費用が相場とされています。
法定費用 |
代行費用 |
軽自動車税(種別割) 自動車重量税 環境性能割 自賠責保険料 消費税 リサイクル料金 |
車両登録代行費 車庫証明書代行費用 クリーニングや洗車などの費用 納車費用など
|
(参考:『軽自動車でもかかる登録費用って何?車の購入時にかかる諸費用を徹底解説!|新車・中古車の【ネクステージ】』)
中古車の価格が安いおすすめ軽自動車9選
新車ではなく中古車を購入する主なメリットは、車両価格が安いことです。せっかく中古車を購入するのであれば、価格が安くなおかつ好みの車を見つけましょう。ここでは、おすすめの軽自動車9選を2023年1月時点の中古車相場と併せてご紹介します。
ダイハツ・タント
ダイハツの主力軽自動車であるタントの特徴は、ピラーレスのドアと広い室内設計です。車の概念を超えたライフパートナーとしての地位を築くほどで、ハイトワゴンならではの室内の広さは、子育て世代の方に使い勝手が良いと人気を博しています。
2022年10月にはマイナーチェンジが行われ、タント ファンクロスが新たに加わりました。2023年1月時点の新車価格と中古車相場は以下のとおりです。
新車価格 |
138万6,000円~165万5,000円 |
中古車相場 |
18万7,000円~209万9,000円 |
(参考:『タント(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ・ワゴンR
軽自動車の中でも人気の高いワゴンRは、1993年発売の初代モデルから使いやすさ、安全性、低燃費の特徴からも常に人気を集めてきました。中古車市場に流通している台数も多いのが特徴です。そのため多くの選択肢から条件に合ったものを見つけられるでしょう。2023年1月時点の新車価格と中古車相場は以下のとおりです。
新車価格 |
121万7,700円~150万9,200円 |
中古車相場 |
14万8,000円~139万7,000円 |
(参考:『ワゴンR(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ダイハツ・ムーヴ
ムーヴは1995年の初代モデルから現在まで、手頃な価格と高い性能から人気を博してきたダイハツの代表的な軽自動車です。歴史の長いムーヴも、中古車市場に流通している台数が多い傾向にあります。ワゴンRのライバル車種として根強い人気を誇っているモデルです。2023年1月時点の新車価格と中古車相場は以下となります。
新車価格 |
113万5,200円~137万5,000円 |
中古車相場 |
24万9,000円~154万9,000円 |
(参考:『ムーヴ(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ・アルト
アルトは、コンパクトな軽自動車として発売当時から人気のある車種です。2021年12月にはフルモデルチェンジをし、アルト初のハイブリッド車が加わりました。初代モデルは商用車のイメージが強かったものの、多くの改良を重ね、セカンドカーとしての地位を確立した車といえるでしょう。2023年1月時点の新車価格と中古車相場は以下のとおりです。
新車価格 |
94万3,800円~137万9,400円 |
中古車相場 |
17万9,000円~129万7,000円 |
(参考:『アルト(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
日産・モコ
モコは日産初の軽自動車として発売されました。かわいらしいフォルムやおしゃれなボディカラーが女性に人気で、室内空間の広さにも定評があります。長時間使用しても疲れにくいシート設計や、狭い道での運転のしやすさも特徴です。
2022年現在は新車の販売が終了していますが、中古車市場ではデイズと並び人気の高い車種です。低燃費であることも人気の理由のひとつといえるでしょう。2023年1月時点の中古車相場は以下のとおりです。
新車価格 |
ー |
中古車相場 |
9万9,000円~84万9,000円 |
(参考:『モコ(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ・N-BOX
N-BOXは国内販売台数第1位を獲得していることもあり、見かけたことがある方は多いのではないでしょうか。室内の広さや多彩なシートアレンジ、スタイリッシュなデザインなど、幅広い層の心をつかむ魅力があります。2023年初春にフルモデルチェンジのうわさがありますが、その人気は年代を問いません。2023年1月時点の中古車相場は以下のとおりです。
新車価格 |
144万8,700円~206万8,000円 |
中古車相場 |
35万7,000円~209万9,000円 |
(参考:『N-BOX(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ・スペーシア
軽自動車を多く販売しているスズキの中でも、スペーシアは高い人気を誇ります。2021年12月の大幅なマイナーチェンジをへて、初代モデルが販売されてから室内空間の広さと燃費の良さでファンを獲得してきました。
スペーシアにはスペーシアカスタム・スペーシアギアなどがありますが、どの車種も2代目で大幅に改良されており、ホンダのN-BOXやダイハツのタントのライバルとなりつつあるといえるでしょう。2023年1月時点の中古車相場は以下のとおりです。
新車価格 |
131万2,300円~165万6,600円 |
中古車相場 |
39万9,000円~169万9,000円 |
(参考:『スペーシア(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
三菱・ekクロス
ekクロスは、ekワゴンとは一線を画すSUV要素がある車種です。同社の人気SUV「デリカD:5」を思わせる外観は、軽自動車とは思えない迫力があります。また、各種先進機能も搭載されているのも特徴です。
中古車では走行距離が少ない車や、届出済未使用車も選べます。新車に近い状態の中古車を探している方はぜひチェックしてみましょう。2023年1月時点の中古車相場は以下のとおりです。
新車価格 |
146万3,000円~183万1,500円 |
中古車相場 |
99万8,000円~137万5,000円 |
(参考:『eKクロス(三菱)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ・ジムニー
4WDの軽自動車として人気のあるジムニーは、悪路でも乗りこなせるパワーや、コンパクトなボディが人気です。「カスタマイズを楽しむ車」としての評判も良く、本格的なオフロードカーが欲しい方でも満足できるでしょう。AT車とMT車があるので、好みに合わせて選べるのも魅力です。2023年1月時点の新車価格と中古車相場は以下となります。
新車価格 |
155万5,400円~190万3,000円 |
中古車相場 |
69万9,000円~265万9,000円 |
(参考:『ジムニー(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
人気の軽自動車を中古で購入する際の選び方
中古軽自動車の購入には、注意したいポイントがあります。中古車販売店は数が多いため、見極める力と中古車についての知識が必要です。中古軽自動車を購入するときのポイントを5つご紹介します。中古車を選ぶ際の参考にしてください。
年式と走行距離を意識しよう
中古の軽自動車を購入する際、まずは年式と走行距離について以下の点をチェックしましょう。
軽自動車の年式と走行距離のポイント
・年式の新しさと価格のどちらも重視するなら、走行距離3万km以下が目安
・基本的には、5年落ち・走行距離6万km以下の車がおすすめ
・状態の良い3年落ち・4万km程度の車は流通量が少ない
・5年落ち・6万km以上の車は安価でも長く乗るには不向き
一般的に、走行距離は年間1万kmが目安です。この基準よりも走行距離が長い場合、他の消耗品の状態を慎重に確認しましょう。また、年式が古い(低年式)のに走行距離が短い場合も、長く放置されて部品が劣化していることがあります。これまでどのように扱われてきたかについては、販売員に詳しく尋ねるとよいでしょう。
「ワンオーナー車」が狙い目
中古車を選ぶなら「ワンオーナー車」は優先的にチェックしましょう。ワンオーナー車とは、新車で購入し初めて中古車市場に出回った中古車を指します。ワンオーナー車は大切に扱われていた可能性が高く、高品質の中古車を探す上で選択肢に入れておきたい車です。
ワンオーナー車はあくまでも「ひとりの人」が使用してきた車を指すものなので、「商用車」「レンタカー」「リース車」などは該当しません。
実車を確認して状態をチェックする
購入を検討する際にはできるだけ店舗に足を運び、実車を確認することが重要です。近年ではインターネットの写真などである程度の状態をチェックできますが、実際の状態を全て把握できるとは限りません。
車内の臭いや汚れなどはもちろん、エンジンやタイヤの状態、ボディの細かい傷など、自分の目でしっかりと確かめることが中古車選びで失敗をしないコツです。
整備記録簿をチェックする
質の良い中古車を見極める重要なポイントは、整備記録簿の有無です。通常であれば、12か月点検・24か月点検の情報や、過去の整備に関する記録がきちんと記載されています。
万が一整備記録簿がない場合は、その車の購入をいったん保留にするのが賢明です。メンテナンスをしていない状態であれば、故障や不具合が起きる可能性が高いといえます。
納車前に整備してくれるか確認する
中古車を購入する際には、納車前に整備をしてくれるかを確認しましょう。中古車の販売はさまざまな形態の業者で行われています。
・ディーラー
・中古車販売店
・買取業者
・整備・修理工場
・仲介業者
オークションなどの個人売買も行われていますが、整備の有無は重要なポイントです。購入後すぐに不具合が起きるリスクを軽減するためにも、納車前に整備をしてくれる販売店を選びましょう。
中古の軽自動車選びは人気以外にも確認点がある
価格が安い軽自動車の中古車ですが、人気だけで選ぶのはおすすめできません。購入時は低コストで済みますが、車には維持費やメンテナンス費用がかかります。そのため、安心とお得が両立できるような車を選ぶようにしましょう。ここでは、具体的にどのような点に注意すべきなのかを解説します。
年式と劣化を確認する
中古車を購入する際は、年式や走行距離、劣化具合などを忘れずに確認しましょう。年式が古い車は価格設定が低めにされているのが一般的です。しかし、中には10年以内の車でもしっかりと整備されている中古車もありますが、そのほとんどが走行距離10万kmを超えています。
年式が新しいからといって飛びつかず、走行距離も確認した上で購入を検討しましょう。走行距離が多いと、さまざまな部品交換が必要になるため、安く購入できてもメンテナンス費用が多くかかる場合があります。もし、年式が古い車や走行距離が多い車の購入を検討するなら、点検記録簿で整備記録などもしっかりと確認しましょう。
リスクの高い車は避ける
修復歴のある車は、故障のリスクが高いので注意しましょう。「修復歴あり」とされる車は、事故などによりフレームなど車の骨格部分に損傷し、部品を修復・交換した車です。そのため修復歴がない車に比べ本体価格が安く、お買い得と感じてしまいます。
修復歴がある車でも問題なく走行できる場合もありますが、時間の経過によって大きなトラブルを起こすケースは少なくありません。安全面での問題や修理費用などを考えた場合、お買い得とは言い難いでしょう。
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まとめ
お得に中古軽自動車を購入するには、賢い車の選び方や購入時期、車種に関する情報収集が不可欠です。質のよい中古車を手に入れるには、信頼できる業者で購入することも忘れてはいけません。
ネクステージは常に豊富な在庫を用意し、販売だけではなく整備・車検・保険も取り扱っています。インターネットで中古車や新古車などの検索ができるので、気軽に中古軽自動車選びができるでしょう。気になる車を見つけた場合は、ぜひお問い合わせください。