車を高く売りたいならコツがある！売却の相場と高く売るポイントを解説！
車を売る動機は人それぞれですが、「少しでも高く売りたい」と考えるのが心情です。しかし「どうすれば車を高く売れるのか」について、具体的な方法が分からないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、車を高く売るコツや車売却の流れについて解説します。
同じ車でも高値がつく依頼先の選び方や査定額アップが狙える事前準備を知っておけば、より高く車を売却できるようになるでしょう。
※目次※
・清掃をはじめとした事前準備や売るタイミングなど、車を高く売るコツを意識しておけば査定額アップにつなげやすい
・ローン残債がある車、古い車、車検切れの車も売れるが、それぞれのケースで必要書類や手続きの流れが異なるため要注意
・車の売却先は、高い査定額が期待できる＆手続きをスムーズに進められる中古車買取店がおすすめ！
車を高く売りたいならコツがある！
車を高く査定してもらうためのコツがいくつかあります。コツといっても難しいものではありません。普段車を愛用する上での少しの手間や査定に出す際に印象をよくするための方法を知って査定額アップを目指しましょう。
内装と外装をきれいにする
車の印象を良くするためにも、内装と外装をできる限りきれいにしましょう。汚れの中でも特に注意しておきたいのは、外装の繊維やテープ跡です。これらの汚れは査定額が下がる要因となり得ます。
他にもシートのシミや汚れ、臭いなど、内装にもいつの間にか細かな汚れや本人では気づきにくい臭いがついているかもしれません。気付いたところは全てきれいにする姿勢で清掃に取り組みましょう。
車検証を提示する
車の査定時に必須なのが車検証です。査定額は現在と過去の車の状態・情報をもとに割り出します。車検証という身元がはっきりしない信頼性が薄いアバウトな情報では提示可能な価格帯の中でも最低の査定額になりかねません。
車検証は車使用時の携帯が義務付けられています。査定時もすぐに提示できるよう用意しておきましょう。
修理せずに査定に出す
外装や内装の状態が査定額に影響するとなると、修理してから査定に出そうと考える方もいるでしょう。しかし、査定のために修理に出す必要はありません。修理に出しても修理代金を上回るほど査定額がアップしないケースが多いためです。
軽度な傷であれば市販の車用タッチペンやコンパウンドなどを使ってきれいにすれば査定額がアップする可能性もありますが、かえって目立つ仕上がりになる恐れもあります。修理に自信のない方は下手に触らないほうが賢明でしょう。
走行距離がポイント
走行距離が短ければ短いほど、車の査定額は高くなる傾向にあります。車は走行距離に比例して部品やパーツにダメージが蓄積されるものです。特に3万km、5万km、7万km、10万kmの大台に乗ると査定額に営業があるとされています。3
走行距離が4.8万kmと5.1万kmを比べると、3,000mとわずかな差のように感じられるでしょう。しかし大台に乗っている5.1万kmでは、大台を超えていることから査定額には大きな差が出てしまいます。
車を少しでも高く売りたい場合には、「走行距離が大台に乗る前」のタイミングも意識しておきましょう。
また、走行距離10万kmを超えると「メンテナンス機会が増える目安」とも考えられています。10万kmを超えると見積額が一気に下がる可能性もあるので要注意です。
下取りよりも買取のほうが高値が付きやすい
「下取り」と「買取」は、同じ車を手放す方法なので差がないように感じられますが、少しでも車を高く売りたい場合には買取のほうがおすすめです。
車の下取りは「新車の購入先に今まで乗っていた車を引き取ってもらう」という性質から他店との比較があまり行われないため、下取り価格もあまり高い額とならない傾向にあります。
一方、買取では業者間で「他の買取店ではなく当店に売って欲しい」と競争原理が働き、下取りよりも高値がつきやすいのです。
古い車やローンがある車を売りたいなら
年式が古かったり、ローン残債があったりする車は売れないと思うかもしれません。しかし、それぞれのケースに応じて書類を用意し、手続きを行えば売却も可能です。
こちらの項目では「ローン残債のある車」「古い車」「車検切れの車」「他人名義の車」の4ケースについて売却方法を解説します。
ローン残債がある車でも売却できる
ローン残債がある車も売却可能ですが、一般的な売却よりも確認事項や手続きが複雑です。車をローンで購入した場合、返済中は車の名義がローン会社や販売店となっています。自分に所有権がない車を売ることはできないため、売却の際はこの所有権を自分のものに変更しなければなりません。
ローンが残っている車を売る際にポイントとなるのが「ローン残債額と査定額のバランス」です。「ローン残債額が査定額を下回る場合」と「ローン残債額が査定額を上回る場合」とそれぞれのケースによって手続きが異なります。
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ローン残債額が査定額を下回る場合 |
売却代金でローンを完済し、所有権の解除などの手続きを買取業者が行う。売却代金からローン完済に充てた残りの金額は自分のものになる。 |
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ローン残債額が査定額を上回る場合 |
売却代金では完済できない残りのローンを現金で支払うか、別のローンを組んで完済する。先に組んだローンを完済しないと売却手続きはできない。 |
ローン残債がある車の売却を検討する場合には、ローン残債額にかかわらず「ローン残債手続きサービス」などを設けている中古車買取店に相談しましょう。個人で行うには複雑な手続きもスムーズに済ませられます。
古い車を売る方法
10年以上前のモデルの車や過走行車など古い車の場合、買取でも廃車扱いとなって下取り費用が取られることがあります。
しかし限定モデルや販売終了モデルなど、プレミアがついている車は高値が付くことも珍しくありません。希少価値が分かる買取業者に依頼しましょう。
また、海外では「日本社製の車は壊れにくい」と人気を集めています。定期的に点検整備をしていて車の状態が良い場合には、海外への販路に長けた買取業者に持ち込むと高く売れる可能性があります。プリウスやハイエースなどの国外需要がある車種も高値が付きやすいので狙い目です。
車検が切れた車を売る方法
「車検の更新前に車を売るつもりが間に合わず、車検が切れてしまった……」というようなケースでは、車が売れないのではないかと不安に感じる方も多いでしょう。実際には車検切れの車でも売却できます。
車検切れの車を売るときには「出張査定」を依頼するとよいでしょう。車検切れの車は公道の走行が禁止されているため、移動に費用がかかってしまいます。
引取時の運送費などで追加料金が発生することもありますが、車検切れの車でも一般的な車の査定と評価項目は変わりません。外装や内装をきれいにしたり書類をすぐに提示できるよう用意したりと事前準備をしっかり行いましょう。
他人名義の車を売る方法
所有者名義が自分以外の車でも売れますが、通常の売却よりも必要な書類が多く手続きが複雑です。所有者の代理で車を売却する場合と所有者が亡くなっている車を売却する場合が考えられ、それぞれ手順や必要書類が異なります。
代理で車を売却する場合には、車の所有者が認めた、正式な代理人であることを証明する書類をそろえます。通常の売却時に必要な書類に加えて、下記書類を用意しましょう。
- ・所有者の印鑑登録証明書
- ・上記書類で登録されている実印が押された委任状（権限の委任を証明する書類）
- ・譲渡証明書（譲渡することを証明する書類で、店舗側で用意してもらえることが多い）
- ・代理人自身の身分証明書
買取業者によって必要書類が異なる場合もあります。事情を説明したうえで必要書類についてきちんと確認し、もれなく用意しておきましょう。
車の所有者が亡くなっている場合は、車を財産として相続し、移転登録（所有権を移す手続き）をしてから売却する流れになります。移転登録を済ませなければ売却手続きも登録抹消手続きもできません。移転登録に必要となる書類は以下の通りです。
- ・遺産分割協議書（相続人が複数人いる場合に作成する書類）
- ・相続人全員分の印鑑登録証明書
- ・除籍謄本（もとの所有者が亡くなったことを確認する書類）
- ・相続人全員が確認できる戸籍謄本（被相続人との関係性を確認する書類）
- ・車庫証明書（亡くなった名義人と住所が同じ場合には不要）
売却手続きへとスムーズに移るためにも、移転登録と並行して車の売却手続きに必要な書類を用意しておきましょう。
車を売却する流れ
車を売る流れとしては大きく「売却先を選ぶ」「査定を受ける」「必要書類を用意し、手続きをする」「車を引き渡し、入金を確認する」の4ステップに分けられます。4ステップの中で特に準備に時間がかかるのが「必要書類を用意し、手続きをする」の段階です。ここでは、希望する日までにスムーズに売却できるように流れを確認しておきましょう。
必要書類を用意する
車の売却手続きには様々な書類が必要です。スムーズに手続きを行うためにも、必要書類はあらかじめ用意しておきましょう。普通自動車と軽自動車とでは必要書類が異なります。
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普通自動車の場合 |
軽自動車の場合 |
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・自動車検査証 ・印鑑登録証明書2通（「発行から○か月以内のもの」と店舗側から指定されることが多い） ・住民票 ・自賠責保険証明書 ・自動車税納税証明書（最新のものを用意） ・実印 ・振込口座情報 ・リサイクル券 ・譲渡証明書（店舗側が用意） ・委任状（店舗側が用意） |
・自動車検査証 ・自賠責保険証明書 ・軽自動車税納税証明書（最新のものを用意） ・印鑑（シャチハタ以外の認印可） ・住民票の写し ・振込口座情報 ・リサイクル券 ・自動車検査証記入申請書 |
上記書類の中で注意が必要なのが「自動車検査証」と「印鑑登録証明書」です。現住所と記載住所が異なる、記載の姓名から変わったなど、自動車検査証と印鑑登録証明書に記載の情報が現住所・氏名と異なる場合には下記の書類も別途必要となります。
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引越しが1回あった場合 |
住民票 |
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複数回の引越しがあった場合 |
戸籍の附票または住民票の除票 |
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姓名が変わった場合 |
戸籍謄本 |
車の相場を調べる
車を高く売りたいのなら、車の相場を把握しておきましょう。ネットで相場を調べたり、中古車買取店で見積もりを取ったりと相場の調べ方はさまざまです。
相場を把握して査定に挑めば、交渉もスムーズです。相場よりかけ離れた査定額を提示された場合はなぜその金額なのかを確認し、納得できなければ売却は見送るようにしましょう。
車を売る店舗や売却方法を検討する
車の相場を把握できれば、実際に車を売る店舗や売却方法を検討するステップへと進みます。中古車販売店で買取を依頼するのか、新車の購入先で引き取ってもらう「下取り」を依頼するのか、個人間で売買するのか、売却先や方法はさまざまです。
自分が車を売りたい理由や状況によっても売却方法を選択する必要があります。早く売りたい、買い替えを楽にしたい、高く売りたいなど、希望に合う売却方法を選びましょう。
車売却方法1. 中古車買取店へ依頼する
さまざまな車の売却方法の中で一番おすすめの方法は中古車買取店への依頼です。対面で説明を受けられて安心できるだけでなく、プラス査定で高価買取も期待できるといった多くのメリットがあります。
中古車販売店は車を高く売りたいときの第一候補となりますが、販売店や店舗によってはデメリットも存在するので注意が必要です。
対面の安心感とプラス査定が期待できる
中古車販売店の強みは対面で説明を受けられたり、しっかりとした査定から高値が期待できたりと安心して手続きを進められることです。査定額やその価格になった理由を聞けたり、査定額アップを交渉できたりするのは、直接やり取りをする中古車販売店ならではといえるでしょう。
また、中古車買取店は他社との競争があるため、より高く買い取ろうという心理が働きます。愛車をうまくアピールできればプラス査定も期待できるでしょう。
どの買取店に依頼するかを決めたら手続きがスピーディーで、売却までの時間が短いのもメリットのひとつです。
押し切りタイプの買取店に当たると……
まれではありますが、買取店の中には売却を熱心に迫ってくるところもあります。「他の買取店での査定と比較したいのに断れそうな雰囲気じゃない」「どうしてこの査定額なのか気になるけど聞けない」と感じる場面に遭遇することもあるかもしれません。
中古車買取店でのメリットを最大限に生かすには、査定員をはじめとしたスタッフとのコミュニケーションが大切です。
査定額に関する疑問を素直にぶつけたり、手続きで分からないことを聞いたり、他店との比較を検討するため保留にしたりと、場面ごとで意思表示をはっきり行いましょう。
車売却方法2. 一括査定
一括査定とは、1回の申し込みで複数の買取店に査定依頼ができるWebサービスです。さまざまな買取店の査定額を比較できたり車を持ち込む手間が省けたりというメリットがある反面、デメリットも多く感じられます。
一括査定でのメリットとデメリットを解説するとともに、一括査定が向いていないケースについてもご紹介します。
比較ができる
同じ車でも買取店によって査定額は異なります。一括査定では1回の申し込みで複数店の査定依頼ができ、何度も買取店に持ち込む手間が省けて便利です。できる限り多くの買取店に査定を申し込みたい人、忙しい人にとっては有用な手段のひとつになります。
買取会社へ依頼する
一括査定のデメリットとしては「個人情報の登録が必要」「買取会社からの問い合わせへの対応が大変」「地域によっては買取会社の選択肢が少ない」などが挙げられます。
一括査定の利用には、電話番号やメールアドレスなど連絡先の登録が必要です。査定の申し込みを完了すると各買取会社から一斉に査定案内に関する連絡が殺到し、しばらくの間はその対応に追われることになるでしょう。
また、地域によっては対象となる買取会社の選択肢が限られていて、一括査定ならではの恩恵が少ないケースもあります。
車売却方法3. ディーラーへ下取りに出す
下取りでの査定額では買取ほどの高値は期待できません。しかし車を売るときのシチュエーションによっては、ディーラーへ下取りも有効です。
ディーラーへ下取りに出すとよいのはどのような場面でしょうか。ディーラーへの下取りに関するメリットとデメリットについてご紹介します。
欲しい車種が決まっていれば手続きが一貫している
欲しい車種が決まっている場合には、ディーラーへの下取りもおすすめです。購入先のディーラーに下取り依頼をすれば「車の売却と新車購入の手続き」を1か所で済ませられるほか、引き取りと納車のタイミングを合わせることでスムーズに乗り替えられます。
新しい車の選択肢が限られる、高額査定はつかない
下取りで得られる金額は新しい車の購入代金に充てるため、新しい車の候補は自動的にディーラーが取り扱う車種に限定されます。下取り料金を利用すれば、お得に乗り替えられますが、ディーラーに下取りだけを依頼することは基本的にはできません。
また、買取ほど高額な査定額にならないので「欲しい車種が決まっていて、手続きを楽に済ませたい」と考える人以外は中古車買取店に依頼したほうがお得です。車を売る目的や優先事項に応じて下取りと買取を使い分けましょう。
車売却方法4.個人間での売買
中古車は個人間でも売買可能です。個人で価格設定ができるため、買取相場よりも高い金額で売れることもあります。
個人売買では金銭面でのメリットが期待できるものの、それ以上のデメリットが多いことから慣れていない人は避けたほうがよい売却方法です。ここでは個人売買でのメリットとデメリットについて見ていきましょう。
売りたい人を選べる
個人売買のメリットは、売りたい相手を選べたり自分が納得できる金額で売却できたりする自由度の高さです。
価格交渉を直接行いますから、売却相手は自分で選べます。「これ以上安くしたくないからこの人との取引はやめて他の人が名乗り出るのを待とう」という判断も可能です。
場合によっては金額を下げなければいけないときもありますが、「少なくともこの価格以上で売りたい」と自分で下限の設定ができます。
トラブルが起きやすい
個人売買は自由度が高い反面、トラブルが起きやすいというデメリットがあります。懸念されるのは、車両状態の認識の相違や金銭のやり取りにおけるトラブルです。
車を売る際に必要な手続きも買取業者ならスムーズに進められますが、慣れていない個人間で行うとなるとトラブルの原因となり得ます。
個人間の売買ではオークサイトやオークションアプリを利用することもできます。しかし、対人の取り引きであることは同じです。オークションや個人売買は期待できるメリットよりも手間やトラブルに見舞われるデメリットのほうが大きいので避けたほうがよいでしょう。
車を楽して高く売りたいならネクステージで！
中古車買取店は車を高く売りたいときには重宝します。車の売却には手続きも必要です。高額査定を期待できるだけでなく、信頼のおける買取店を選ぶことが車売却の成功の秘訣といえるでしょう。
ネクステージでは中古車買取と販売の両方を行っているため車の買い替えも楽にできるだけでなく、中間マージンが発生しないシステムから買取額に反映されやすくなっています。
車を高く売りたい方はもちろん、中古車販売店ならではの豊富な選択肢の中でお得に車を買い替えたい方、車の売却と購入を楽に済ませたい方……と幅広い方が満足できる取引を目指せるのがネクステージの強みです。
まとめ
車を売却する方法はさまざまあります。その中でも中古車買取店では下取りよりも高い査定額が期待できたり、新しく買う車の選択肢が増えたり、車を売った代金の自由度が高かったりと数多くのメリットがあるため、おすすめの売却先です。
中古車買取店への売却を検討する際には、まずはネクステージにご相談ください。ネクステージは全国130店舗の中古車販売網を有している買取店であるため高値での売買が期待できるだけでなく、買い替え時の充実のサポート体制も用意しています。
