車の買取はトラブルが多いって本当なの?回避するには買取業者選びも重要!
何かのトラブルに巻き込まれることは、できれば避けたいと思うのは自然なことです。車の買取はトラブルが多いという話を聞くことがありますが、取り立てて車の買取だけにトラブルが多いわけではありません。
しかし、実際にトラブルが生じていることも事実ですが、どのようなトラブル内容があるのでしょうか。代表的な例と回避するための対処法について解説します。後悔しない素敵なカーライフを送るために、予備知識を蓄えておきましょう。
※目次※
・車査定時には見積もり料金、再査定での減額、強引な契約などのトラブル事例がある
・査定後のトラブルにはキャンセル料の発生や代金未振込などの事例があるので注意しよう
・トラブル回避のためには契約書を隅々まで確認し納得して契約を結ぶことが重要
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車の買取はトラブルが多いって本当なの?
車を手放す際には、できるだけ高く売却したいと思う方は多いのではないでしょうか。そのため、お得な売却方法のみ検索する傾向が一般的です。一方で、冷静にネット上の口コミを見ると、自動車買取業者とのトラブル発生事例について多く取り上げられています。
そのため、車買取依頼の際には目先にある高価買取査定額の魅力だけでなく、トラブルリスクについての理解も深めておきましょう。
トラブルは起きやすい
車の買取に関するトラブルは起きやすいのでしょうか。独立行政法人 国民生活センターが中古自動車の各種相談件数や傾向の調査しており、結果が公式サイトに記載されていますので参照してください。
調査によると、購入時または売却時のトラブルは年を追うごとに若干減少傾向であるものの、一定件数生じていることが分かります。2020年の相談件数は6,553件でした。ただし、このサイトに記載されている件数は消費生活センターなどからの経由相談は含まれていません。
(参考:『中古自動車(各種相談の件数や傾向)|独立行政法人 国民生活センター』)
クーリングオフができない
「クーリングオフ」という言葉をご存知でしょうか。クーリングオフとは、契約後であっても一定期間であれば無条件で契約の申し込みを撤回又は解除できる法制度のことです。
クーリングオフの対象契約については法律で規定されており、車売買においてはクーリングオフは対象外となっており適用されません。車買取時には、双方が交渉を行い十分時間をかけて吟味したと判断されるためです。そのことを踏まえて、安易な気持ちで契約してしまわないように注意しましょう。
(参考:『特定商取引法とは|消費者庁』)
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車の買取を行う時のトラブル【査定時】
具体的にどのようなトラブルが起きているのでしょうか。ここでは査定時に起きたトラブル事例をご紹介します。トラブルに巻き込まれる事態を回避するために、予備知識を蓄えておきましょう。
見積もりだけで料金を取られた
トラブル事例のひとつは、見積もりだけで料金を取られたというものです。最近はネット査定が増えており、大抵が無料査定となっています。
ただし、実査査定時に遠方から業者が来るような場合には出張費用という理由で請求される場合がありますので注意が必要です。また、契約をせずにキャンセルした場合は見積もり料金が発生すると規定している業者もいます。
このようなネット上の無料査定サイトには注意書きがどこかに記載されていますので、忘れずに確認しましょう。
再査定で減額されてしまった
別のトラブルとして、再査定時に減額されたという事例があります。再査定とは、契約締結後に何かの理由付けをして再度査定をし直すことです。
「最初の査定時に言われた金額に納得して契約した後、後日連絡があり再査定により数万円減額すると言われた」などの被害報告が一定数あります。多くが業者から一方的に「修復歴が発覚した」「傷やへこみが見つかった」などの理由を告げられることが特徴です。
契約前に再査定による減額は行わないかどうかをきちんと確認しましょう。
強引に買取を決められてしまった
時には、強引に契約を迫る買取業者もいます。「契約に特典が付く」「店舗に持ち帰って調べる」「あとでキャンセルできる」などの理由づけをして、契約をするまでは話が終わらないようなケースです。しつこい電話勧誘が時間を問わずかかってくるケースもあります。
不審に思う場合は、決して契約書にサインしないようにしましょう。
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車の買取を行う時のトラブル【査定後】
査定時の説明や金額に納得して契約を結んだ後は一安心と思うかもしれません。しかし、査定後でもトラブルが生じている事例がいくつかあります。その代表例をご紹介します。
トラブルに巻き込まれないために、どのような点に注意すればよいのか事前に考慮しておきましょう。
キャンセル料が発生した
トラブル事例には「キャンセル料を請求された」という相談や、手付金(内金)として支払ったお金を返金してもらえないといった相談があります。
基本的に自動車売買契約はクーリングオフ制度の対象外のため、一方的な契約解除はできません。契約成立後の解約・キャンセルは、原則消費者と事業者双方の合意が必要です。
買取業者によっては、キャンセル猶予期間を独自に設けている場合もあります。業者が定めているキャンセル猶予期間内での契約解除であれば、キャンセル料は発生しません。
また、キャンセル料金額を定めている業者から「キャンセルペナルティ」と言われる違約金以上の金額を請求されるトラブル事例もあります。違約金の内訳もきちんと把握しておくようにしましょう。
別の故障が見つかった
別の故障が見つかったと連絡が入る場合もあります。先ほどご紹介した再査定での減額と通じる問題ですが、査定時には指摘されなかった箇所の故障について指摘される場合です。
買取依頼をした側が見つからなければ良いだろうという気持ちで故障を隠していたのであれば、トラブルの原因は買取依頼者側にあります。車の状態を全て正直に話していたにもかかわらず、査定士が見落としていた場合は業者側の過失です。
査定買取後、購入した別の車に故障が見つかった場合は、保証内容や契約内容を確認してみましょう。
業者と連絡が取れなくなった
売買契約を締結後、必要書類の準備も終えて車を引き渡す段階、もしくは車を引き渡した後になって業者と連絡が取れなくなった、という事例も報告されています。その場合、経営状況の悪化や倒産などが考えられる理由のひとつです。
いずれにしても、売買契約を締結後であれば業者には買取義務があるため、しかるべき手段を講じることが必要になります。買取販売店がチェーン店の場合、連絡先の住所や電話番号に連絡しても一向に繋がらないのであれば、本社に連絡できます。国民生活センターなどにも相談してみましょう。
売却した代金が振込されない
さほど多い事例ではありませんが、買取が完了して車を引き渡した後しばらく経っても売却代金が振り込まれないというケースもあります。買取業者が振込を忘れている場合と振込を渋っている場合があるかもしれません。
指定されている振込日または一定期間待った後、担当者へ連絡し振込の催促を行いましょう。万が一、悪質な業者で車だけを持ち逃げした後に倒産している場合などは、個人で対応することは難しいと言えます。そのような場合は、国民生活センターや弁護士など専門家への相談が必要です。
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車の買取で起きるトラブルを事前に回避する方法
トラブル事例の多くは、事前に対処法を講じておくことで回避できる場合があります。どのようなトラブル回避方法があるのかをご紹介します。それほど難しいことではありません。少し注意しておくだけで、満足のいく車買取を行うことに繋がります。
契約書は細かい項目も確認
契約書の内容は普段見慣れない用語が多いため、読むことがおっくうに感じる場合があります。しかし、トラブル回避のためには、契約書の項目を最初から最後まできちんと確認して、不明な項目が一つも無いようにすることが重要です。
キャンセル猶予期間の有無や、解除料の金額について記載されているかどうかを確認します。買取業者によっては、車両保管代や車内クリーニング代など、諸費用をキャンセル料金に追加する場合があることを覚えておきましょう。その場合は、経費を上乗せする可能性についての文面が契約書の中にあります。
売却代金の振込までの期間は業者ごとに異なりますので、忘れずに確認しましょう。契約書の内容について隅々まで読む習慣を身に着けておくことが必要です。
納得するまで説明を聞く
車買取手続きには、車両本体に加えて税金や諸費用などいくつもの項目が含まれています。聞きなれない用語を見聞きすると、どれから質問したらいいのか、質問していいのだろうかと迷うこともあるかもしれません。
しかし、トラブルの多くは説明不足・理解不足が原因とされています。売買契約は重要な事柄のため、分からない用語や内容については遠慮せずに質問することが必要です。
一度説明されただけでは理解できない場合、再度違った角度から質問するなどして納得いくまで説明をしてもらいましょう。売却側と買取業者側で認識の違いが生じていないかどうかを確認することも大切です。
買取の期限を確認する
業者によっては、買取期限までであれば査定額どおりの高価買取が可能などの規定を決めている場合があります。
中古車市場でのニーズは日々変動しており、相場価格の変動にともない買取価格が大きく影響を受けるシステムであることが期限を設けている大きな理由です。
中古車市場の仕組みをよく理解した上で、連絡や契約、納車などの各期限をきちんと確認しておくことはトラブル回避のために重要と言えます。
契約不適合責任(瑕疵担保責任)を確認しておく
納車後の不具合に関するトラブルは、多く発生している事例です。納車後に前使用者が報告していない欠陥や不具合が発覚した場合は、売主側が「契約不適合責任」を負うべきことが民法上規定されています。民法改正前は「瑕疵(かし)担保責任」と呼ばれていました。
契約不適合責任を問われた場合は、追完請求、代金減額請求、契約解除などの損害賠償請求に応じなければなりません。修復歴や事故後の大規模修理といった事実を故意に隠して売却した場合は、契約不適合責任を問われる可能性があります。
傷やへこみがなくても、エンジンの不調など気になる点は隠さずに担当者に伝えておくことが必要です。その上で、契約不適合責任を問われないことを担当者と話し合っておくことができます。
(参考:『債務不履行(契約不適合責任(旧法:瑕疵担保責任))|一般社団法人 日本中古自動車販売協会連合会』)
納得できるまでは契約しない
納得できるまでは契約しないことは、トラブル回避のために非常に重要です。営業担当者の勢いやその場の雰囲気にのまれてしまい、納得しないまま契約してしまったためにトラブルが生じたという事例は数多く報告されています。
査定時や説明時に不安を感じる場合は、一旦保留にしましょう。ネットで査定見積もり後すぐに契約を促されるケースも時にはあります。実車確認前の契約は、トラブルに巻き込まれる危険性が高いと言えるため避けるほうが賢明です。
書類のみならず、口頭で契約成立という業者もいます。契約は全てに納得してから成立させましょう。
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車の買取のトラブルを予防する時の業者選びのポイント
国内には数多くの中古車販売店があります。優良業者がいる中で、一部悪質な取引をする業者がいることも事実です。トラブルを予防するためには、信頼できる業者を慎重に選ぶことが必要になります。
早く車を売却したいあまり、急いで業者を選ぶことがないようにしましょう。どのような点に注意して業者を選択すればよいのか、いくつかのポイントをご紹介しますので業者選びの参考にしてください。
口コミをチェックして評価が良い
業者を選ぶ際には、事前のリサーチが大切です。ネット上では、数々の口コミが載せられています。その中には、トラブル事例のほかに上手く取引した事例もあるため、自分の車や希望条件と似たような人の口コミを探してみましょう。
対応姿勢や買取価格など、実際に利用した人からの直接の声は非常に参考になります。買取業者公式サイトの口コミには、良い評価の口コミのみ記載されていることも考え、SNSなどほかのサイトやツールも参照することが必要です。
評価が低い口コミだとしても、自分の環境や希望条件と照らし合わせて許容範囲という場合もあります。全ての口コミをう吞みにしないようにしましょう。
サービスが充実している
買取業者の公式サイトを閲覧して、サービス内容を確認することも大切です。キャンセル保証(猶予期間)、保留期間、無料出張査定サービスなどの有無を確認します。
過去の実績や取り組み内容からサービスが充実しているかを推測できます。少しでもお得に気持ちよく売却できるかどうかを確認しましょう。
買取実績が豊富
大抵の業者公式サイトでは、買取実績を調べることが可能です。査定利用者数と買取実績とは異なることを覚えておきましょう。実車査定や店舗の対応に満足した人が、実際に買取契約まで進むからです。
買取実績が多いということは、満足のいく査定や対応を行ってくれる優良業者である可能性が高いとも言えます。また、中古車に関する知識や経験が必然的に多くなることから、安心感に繋がることもポイントです。
全国で多数の店舗展開を行っている
全国で多数の店舗展開を行っている業者は、幅広い地域や年代で知名度が高くなります。その分、利用者も多くなることが特徴です。
店舗数が多ければ、直接住んでいる地域の近隣店舗に足を運びやすくなり、実車査定を依頼しやすくなります。お互いにコミュニケーションが取りやすいため、トラブルに発展するリスクは少ないと言えるでしょう。
スタッフの説明が丁寧
電話、メール、店舗でのスタッフの対応は、信用できるかどうかに大きく影響します。どのような質問に対しても親切丁寧に説明してくれるスタッフは、信頼できる優良業者の判断材料のひとつです。お互いに話がかみ合っているか、質問の意図を汲んでくれているかに注目できます。
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車の買取のトラブル対策ならネクステージを利用しよう!
車買取を依頼する際には、買取実績が多く全国展開している業者を探しましょう。ネクステージは全国160箇所に店舗展開しており、豊富な買取実績を誇っています。お客様ファースト理念を掲げ、お客様の愛車を愛情を持って査定&買取することがモットーです。
買取金額だけでなく、サービスにも満足いただける買取を目指しています。ネクステージはスタッフ対応満足度1位を獲得しており、トラブルが生じないようお客様に寄り添う対応を常に目指していますのでご安心ください。
よくある質問
Q. 車を売ったら、お金はいつ入る?
A.買取業者によって異なりますが、2日後~7日後に支払われるのが一般的です。契約後の即日振込に対応している買取業者がありますが、買取価格を低く設定している可能性もあります。即日振込に対応している業者が少ない理由はリスクの回避です。買取を持ち込まれる車両の中には査定時に確認できた情報と実際の様子が異なる車が紛れている可能性があるためです。また、査定時に大金を持ち歩くことを避けるために、後日振り込みを行う傾向があります。
Q. 車を売る時に必要なものは何ですか?
A. 車を売る際に必要な書類は、①自動車検査証、②自賠責保険証明書、③自動車納税証明書、④印鑑登録証明書、⑤実印、⑥振込口座情報、⑦リサイクル券です。 印鑑登録証明書は発行から3か月以内に限られ、買取業者に売却する際には委任状と譲渡証明書を用意します。この2つは業者が用意するのが一般的です。軽自動車を売る場合も基本は同じですが、実印や印鑑登録証明書は必要ありません。実印の代わりに認印で手続きが可能です。
Q. 車の買取相場とは?
A. 買取相場とは、買取価格の平均や標準的な価格帯を指します。車のメーカーやモデル、年式、走行距離、装備、状態などの要素によって影響を受けるため、同じ車種でも、状態によって価格に差が生じることがあります。しかし、実際の買取価格は車の状態や市場の需要と供給によって個別に査定されるため、相場情報は参考程度に捉えましょう。
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まとめ
車買取依頼の際にトラブルに巻き込まれたとしたら、苦い思い出が残ってしまいます。各地でトラブルが少なからず発生しているものの、事前に予備知識を蓄えておくことによりトラブルを回避できる可能性が高まります。
トラブルを回避するためには、契約内容で不明な項目など些細な事でも相談できるような親切丁寧な業者を選びましょう。
ネクステージには、中古車売買に関する知識や経験が豊富なスタッフが数多く在籍しております。車の買取業者をお探しの際は、ぜひネクステージへご相談ください。
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