事故車の修理の見積もりを行う上で最低限知っておきたいポイント

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事故車の修理の見積もりを行う上で最低限知っておきたいポイント

事故車の修理の見積もりを行う上で最低限知っておきたいポイント

自動車業界における事故車とは、「事故を起こした車」ではなく、車の骨格に損傷を負い、修復または交換をした記録がある車を指します。つまり、修復歴のある車を事故車と呼びます。ただしこの記事では、わかりやすいように「事故車=事故を起こした車」としてご説明します。

 

車同士の事故は大きな被害を生みやすく、修理が必要になれば金銭的な負担も大きくなりがちです。無事故で運転を続けたいと注意していても、思わぬ事故にあってしまうことがあるかもしれません。実際に起こってしまった事故に対して、どのように対処すべきかわからない方もいるのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、事故を起こした際の対応・事故車の修理の見積もりで知っておきたいポイントをご紹介します。事故車の修理費用の違いから見積もり依頼についても解説しているので、適切に対応するためにも理解を深めておきましょう。

 

※目次※

1.事故車の修理の見積もりの際は事故の状況が重要

2.事故車の修理の見積もりをはじめ車の事故の際は相談が大切

3.事故車の修理の見積もりを算出する際のポイント

4.事故車の修理の見積もりを行う上で大切なもの

5.まとめ

 

■POINT

 

・事故車の修理を依頼する場合は、見積もりの際に物損・追突・貰い事故など状況を細かく共有することが大切

・事故後の対応に迷った方は、家族や弁護士に適切な判断をアドバイスしてもらいましょう

・修理費用は、車種だけでなく破損の度合いや場所によって大きく異なります。修理以外の費用が必要か否かも確認できると安心です

 

 

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事故車の修理の見積もりの際は事故の状況が重要

事故車の修理の見積もりを行う上で最低限知っておきたいポイント

事故を起こした車を修理する際の見積もりは、通常の中古車買取査定のように車種や年式といった簡単な項目だけでは算出できません。車の傷やへこみはもちろん、原因が何であるかも重要な項目です。

 

物損事故だけでも複数の原因に分けられるため、修理したい車の事故状況を把握しておきましょう。見積もりを依頼する際に知っておきたい、事故状況について解説していきます。

 

物損

物損事故は、言葉のとおり「もの」が壊れた際に分類される名前です。車に小さなへこみができた・車が横転して破損したなど、非常に幅広い程度の事故が含まれます。共通しているのは、人への被害がないという点です。

 

「もの」の対象も幅広く、加害者となった場合は破損の程度によっては高額請求をされるケースも少なくありません。たとえば、事業用車と事故を起こして修理が必要となった場合、修理期間中の仕事に影響を与える可能性もあります。相手の収入に直結する問題となるため、修理期間に見込まれる売上金額の支払いを請求される場合もあるのです。

 

単独事故でガードレールを破損した場合も、物損事故として扱われます。「誰も見ていないから」と通報せずに通り過ぎると法律違反となるため、たとえ人的被害がなくとも保険会社や警察などに連絡しましょう。

 

貰い事故

自分のよそ見や誤操作といった過失がなく、相手側の原因による事故を「貰い事故」といいます。具体的には、停車中の車をぶつけられた・信号を待っているときに追突されたといったケースです。

 

貰い事故では被害者となります。そのため、物損があった場合でも責任を問われることはほとんどありません。車に修理が必要であれば、全額を相手側に請求できます。むち打ちなどケガを負った場合は、保険適用のために医師の診断書が必要です。

 

保険金を受け取るタイミングは、相手側が加入している保険内容により異なります。修理後に領収書などをそろえて請求するケースもあるため、一時的に金銭的な負担を負う可能性も少なくありません。ただし修理費用として請求したお金の使い方は自由です。修理をせずに車の買い替え費用にあてることもできます。

 

追突事故

追突は2台以上の車がぶつかるため、互いに被害を負う可能性が高くなります。多くの場合は信号待ちや一時停止中など、前後の車での追突です。ぶつかった衝撃で車が破損するケースも多く、早急な修理を余儀なくされることが多い事故でもあります。

 

事故直後はパニックになりがちですが、まずは落ち着いて警察に連絡しましょう。相手の状況も把握して、安全に対処することが大切です。追突事故では車両保険の適用が可能です。自分に責任があった場合でも、対物保険で相手側の修理費用をまかなえます。

 

また追突の衝撃が強い場合は、打撲やむち打ちのようなケガを負っている可能性も考慮しなければなりません。相手側のケガには搭乗者保険・人身傷害保険といった保険が適用されますので、トラブルがないよう話を進めていきましょう。

 

事故車の修理の見積もりをはじめ車の事故の際は相談が大切

事故車の修理の見積もりを行う上で最低限知っておきたいポイント

事故で破損してしまった車は、修理か買い替えのどちらか選択するほかありません。新しい車や気に入っている車であれば、この先も乗り続けたいと考えるかもしれません。なるべく早く修理に出して復活させたいものですが、第三者に適切なアドバイスを求めることも大切です。事故・修理の際に有効な相談相手について3パターンを解説します。

 

家族に相談

家族で使用している車で事故を起こした場合、できるだけ早い段階で家族に事実を伝えましょう。故障で乗れない期間があれば代車の検討が必要ですし、費用がかかるのであれば生活に影響します。たとえ故障がなくとも、事故当時の状況は細かく共有しておくことが大切です。

 

修理の方法に迷う場合も、適切な手段を選べるよう相談できます。車に詳しい方が家族内にいれば、判断を安心してゆだねられるでしょう。見積もりの際も、自分ひとりではなく家族の意見も取り入れると、冷静に判断しやすくなります。

 

インターネットの知恵袋

事故後の修理・保険金など対応に迷った際は、インターネット検索をして、有効な手段を選択するのもおすすめです。Yahoo!知恵袋のようなQ&Aサイトは一般人が自由に質問・回答できるため、事故に関する情報も多数寄せられています。

 

物損・追突といった言葉で検索して、自分の事故に近い内容を探してみましょう。すべての回答が正しいわけではありませんが、複数の回答を見比べると自ずと実践すべき行動が見えてきます。時間に余裕がある方は、自身で質問して回答を募るのもひとつの方法です。

 

弁護士

自動車事故の被害が大きいほど、多額のお金に関わる問題に発展します。相手と思うように話し合いができない・保険金が受け取れないといった場合は弁護士に相談しましょう。法律にのっとって適切な手段をアドバイスしてくれるでしょう。トラブルを避けるためにも有効です。

 

弁護士には、少なからず得意・不得意な分野があります。損をしないやり取りを進めるためには、交通事故に強い弁護士に依頼できると安心です。インターネットや書籍などで、交通事故案件の実績が多い弁護士を探して相談してみましょう。

 

事故車の修理の見積もりを算出する際のポイント

事故車の修理の見積もりを行う上で最低限知っておきたいポイント

修理が必要な車を見積もりに出す前に、車種・傷の状態などで費用が変動する点を理解しておきましょう。「追突事故でバンパーが破損した」という情報だけでは、具体的な修理費用を算出できません。傷のある場所・へこみの度合・車の色など複数の情報を的確に共有することが大切です。事故車の修理費用見積もりを算出する際のポイントを解説します。

 

傷やへこみの状態

車の修理費用は、傷・へこみの場所と程度によって大きく変動します。たとえば「バンパーが壊れた」というだけでも、バンパー自体の交換が必要であれば数十万円の費用を要する可能性もあるのです。

 

フレームがゆがんだ場合は、板金加工により修理します。フレームの交換費用は非常に幅広く、大がかりな修理では100万円以上を費やすケースも少なくありません。実際の負担額は事故の状況・保険内容により異なるため、車の状態もふまえて具体的な金額を見積もってもらいましょう。

 

車の色

板金で修理された箇所の大部分は、加工の過程で削られています。事故前の状態に戻すには塗装が必要ですが、色合わせの作業は非常に難しいことを理解しておきましょう。車の色は、紫外線により少しずつ劣化していきます。新車と比べると色の違いは明確で、劣化した色を再現するのは困難なのです。

 

つまり車には再現しやすい色・しにくい色があり、色によって修理費用も異なります。色の復元は職人技となるため、安さで選ぶと思うような色に戻せないかもしれません。見積もり時に状態を見せて、どの程度の色まで戻せるか確認しておくと安心です。

 

車種

車は小さな部品・大きなパーツで1台を形成しているため、修理の際は適合する部品・パーツを用意しなければなりません。「この車種には代用パーツがほとんどない」という場合は、パーツ自体の価値が高いため修理費用も高額になります。

 

また、国内外メーカーを比べると国外メーカーのほうが高額になる傾向です。必要なパーツを外国から購入するため、時間と金銭どちらの負担も大きくなります。いずれも車種により大きく異なりますので、不安な方は見積もり前に相談してみるとよいでしょう。

 

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事故車の修理の見積もりを行う上で大切なもの

事故車の修理の見積もりを行う上で最低限知っておきたいポイント

事故車の修理を依頼する際は、見積もり金額だけでなく修理期間の把握も重要です。通勤・買い物で使用する方は、修理期間代車の利用も考慮しなければなりません。

 

「安く直せるから」という理由だけで修理業者を選ぶと、問題が生じる恐れも出てきます。生活に影響を与えないようしっかり対策しておきましょう。修理の見積もりを行う上で重要なポイントを3つ解説します。

 

修理にかかる日数

破損の度合い・業者側のパーツの在庫状況などにより、修理期間が長くなる可能性があります。修理にかかる日数は業者側に共有してもらいましょう。

 

多くの場合、事故車は保険を利用して修理します。保険会社と業者間での協定により、修理開始まで日数を要する場合もあるでしょう。保険会社の規定にのっとって修理を行うため、「どのパーツをどのような方法で修理する」といった細かい契約が必要です。修理自体の日数だけでなく、依頼から修理完了までの期間を考慮しましょう。

 

業者とのコミュニケーション

修理を依頼する業者には、「どのようなかたちで事故が起きたか」を、最初に説明しておくとよいでしょう。修理すべきパーツがどのようなかたちで破損したのかだけでなく、ほかに確認すべき部分はないか・目に見えない故障がないか考えやすくなります。

 

修理に関して不安がある場合は、質問しやすいようにメモにまとめておくことも大切です。安心して修理を任せられるよう、見積もりの際に不明点を解消しましょう。業者とのコミュニケーションは、信頼性をチェックするためにも有効です。

 

修理とは別の費用

修理を行う際には、破損したパーツの交換・塗装だけでなく車内清掃が必要になる場合があります。車内清掃は事故ではなく修理の過程で行った作業ですので、保険の適用外となる可能性が高いことを理解しておきましょう。

 

また、修理時に使用したボルト・グリスなどのマイナーパーツ費用を請求される場合もあります。修理費用に比べると安価ですが、知らずに依頼すると請求時のトラブルになりかねません。修理とは別の費用を支払う可能性を考慮して、見積もり時に大まかな金額を確認できると安心です。

 

まとめ

事故車の修理の見積もりを行う上で最低限知っておきたいポイント

車の運転中に事故を起こすと、周囲への影響や車の故障を目の当たりにしてパニックになりがちです。人的被害があればとくに焦ってしまいますが、警察への連絡を怠らず冷静に対応していきましょう。事故車の修理を依頼する場合は、信頼できる業者に相談することが大切です。

 

事故車の修理・買い替えにお悩みの方は、ネクステージにご相談ください。お客様が安心してカーライフを楽しめるように、充実したサービスをご提供いたします。

 

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