事故車は修理より買い替えがお得？査定額への影響や保険利用の注意点も
車で事故を起こしてしまった時に、「車の修理をしないで買い替えたほうが良いの？」「事故車に対する保険金はどの程度もらえるの？」といった疑問を持つ方も多いでしょう。車で事故を起こしてしまっても、保険の適用範囲であれば保険金を受け取ることができ、修理や買い替え費用にあてることができます。ただし、保険を受け取ることで等級が下がり、保険料が値上がりするなどは注意すべき点です。
そこでこの記事では、事故車の修理や保険金の内容、修理よりも買い替えが適しているケースなどについて解説します。
※目次※
7.少ない負担で車を乗り換えるならネクステージの中古車がおすすめ
・事故車の修理費は高くつくことが多く、買取金額も低くなる傾向にある
・車の状態によっては、修理ではなく買い替えの方が安く済むこともある。新車ではなく中古車を選ぶと購入費用を抑えられる
・少ない負担で車を乗り換えたい方には、取り扱い中古車台数の豊富なネクステージがおすすめ。購入後の保証内容が充実している点もメリット
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車で事故を起こした場合修理しないで買い替えた方が良い？
車で事故を起こした場合、まず「壊れてしまった車を修理しなければ」と考えるかもしれません。しかし車の修理費は高くつくことが多く、数十万円や数百万円かかることも珍しくありません。車種によりますが、軽自動車やコンパクトSUVのような車は、100～200万円で買えるものも多くあります。
ここでは事故車の修理費と買取金額について触れていきます。
修理費は高い可能性がある
事故を起こせば、壊れたところを修理しなければいけません。しかし基本的に事故車は元に戻すための修理費用が高くつき、状態によっては数十万から数百万円ほどかかることも珍しくありません。
仮に修理をしたとして、その車に乗り続けたとしても、安全性が損なわれていることが多くあります。安全性が損なわれていれば、車に不具合が発生する頻度も高くなります。修理に数百万円かかるのであれば、車を新しく購入し直したほうが、安くなることも多いでしょう。
買取金額も低くなる
また事故を起こし、修理を行った時点で、修復歴者（事故車）という扱いになります。中古車販売市場における、修復歴車（事故車）の評価は低く、買取金額が安くなる可能性があります。修復歴者を扱っていない業者もあるため、買取金額が安くなるどころか、そもそも買取をしてもらえないこともあります。
リスクのある修復歴車に乗り続け、買取金額が低く設定されるのであれば、修理をする前に買い替えた方が無駄な費用を抑えられるでしょう。
事故車は買い替えて修理しない場合でも保険が貰えるの？
車両保険金は発生した損害に対して支払われるものであり、必ずしも修理をする必要はありません。そのため、修理をしないまま事故車を買い替えるとしても、その分の保険金が支払われることになります。
ただ注意しておきたいのが、保険はあくまで補償額の範囲内で支払われるため、全額が受け取れない場合もあるという点です。
修理費用に相当する金額を受け取れる
保険金は、車を修理しない場合でも受け取ることは可能です。ただしその場合、保険会社に依頼して見積もりを取ってもらう必要があります。
保険会社は事故を起こした車の外観を確認して支払う保険金の額を決めるため、修理する場合と比較すると、もらえる金額は少なめになることが多くあります。また、事故がもらい事故だった場合、相手側から「車を修理しないのであれば損害賠償請求は必要ない」と言いくるめられてしまうこともあるため注意が必要です。
全額が貰えるとは限らない
保険はあくまで「設定した補償額の範囲内」で支払われるものです。そのため修理費用がそれを上回った場合でも、「超過した分は保険の対象外になる」ため注意が必要です。
契約している保険会社によっては、全損（修理費用が補償額を上回ること）の場合、車の所有権が移ってしまうことがあります。車の所有権が移ってしまうと、自分で廃車をしたり売却をすることができなくなってしまうので、事前に確認をしておくようにしましょう。
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事故車を修理しないで保険金で買い替える時の流れ
一般的に事故車（修復歴車）とは、車の骨格に損傷を負い、修復または交換をした記録がある車を指します。つまり、修復歴のある車を事故車と呼びます。そのため事故車と事故を起こした車は異なります。ここでは事故を起こした車について説明していきます。
また車の事故処理が終わったら、事故を起こした車をどうするか考えなくてはなりません。事故を起こした車が修理をすれば乗れる状態の場合、加入している保険会社に相談し、修理の見積もりを提出して保険金を受け取ることになります。その後は修理をして再び乗ったり、新たに買い替えたりします。
事故の処理を行う
車に乗っていて事故を起こしてしまった場合、何よりも最優先すべきなのは人命救助です。相手や車の周辺にいた方、同乗者がいた場合は同乗者も怪我をしていないかすぐに確認しましょう。怪我をした方がいれば速やかに救急車を呼びます。電話で状況を説明して、落ち着いて指示を仰ぎましょう。
救急車を呼んだ後か、怪我人がいなかった場合はトラブルを避けるためにも早めに警察へ連絡し、その後、加入している保険会社へも連絡します。まずは人命を第一に考え、冷静に行動しましょう。
保険会社への報告を行う
保険会社に連絡して、事故の状況を詳しく説明します。事故の理由や対人・対物、車の損傷の程度など、内容によって保険の適用範囲も変わるため、できるだけ詳細に説明する必要があります。
可能であれば、事前に自分の任意保険の内容を確認しておくとよいでしょう。場合によっては、保険適用の対象外となる可能性もあります。
事故を起こした車が明らかにもう乗れない状態になっている場合、次で説明する「修理の見積もりを依頼する」という手順は飛ばします。
修理の見積もりを依頼する
事故を起こした車を修理に出す場合、まずは修理の見積もりを依頼します。見積もりは自身でディーラーや整備工場などに頼むか、保険会社から紹介してもらうかのいずれかになります。見積もりが出たら、保険会社に提示します。
事故を起こした車の処理は、修理と買い替えのふたつの方法から選ぶことになります。どちらを選ぶかは車の状態を見て判断しましょう。車の損傷の程度がひどい場合には買い替えを検討してもよいでしょう。その場合、買取業者に依頼して見積もりを出してもらいます。
保険会社への入金依頼連絡する
見積もり金額が決まったら、保険会社に修理費や買い替え費用の支払いを依頼します。その後は、保険会社から指定した口座に保険金が入金されます。見積もりを取ったら、できるだけ速やかに入金依頼を行いましょう。
入金依頼を行う際は、今後の保険料のことも確認しておきます。事故で保険が適用されて保険金が支払われた場合、保険料が増額になることがあります。保険料のことも含め、自動車保険の内容を見直してもよいでしょう。
事故を起こした車を処分する
事故を起こした車を修理せず処分する場合は、中古車販売業者や廃車業者に依頼します。見積もりを依頼し、金額に納得したら売却処理へと進みます。専門業者であれば、事故を起こした車の処分のための面倒な手続きを代行してくれるため、初めて車を処分する人も安心して任せることが可能です。
業者によっては出張サービスを実施していたり、事故を起こした車の部品を買い取ってくれたりする業者もあります。複数の業者に見積もりを依頼して検討しましょう。
乗り換え車を選定する
事故を起こした車を処分したら、支払われた保険金や買い取り額を費用に、乗り換え車を選びます。
乗り換え車を選ぶ場合は、予算はもちろんのこと、乗車人数や機能、燃費や積載量など複数の項目を検討しましょう。車には購入費用ではなく維持費もかかるため、慎重に考えることが大切です。
自身のライフスタイルに合った車を選ぶことも、車選びに必要な要素のひとつです。誰と、何の目的で車に乗ることが多いのか、利用頻度はどの程度なのかなど、改めて振り返ってみましょう。
契約・支払い・納車
購入する車が決まったら、必要書類を準備して購入手続きへ移ります。車の購入に必要なものには、車検証、車庫証明書、印鑑登録証明書、住民票などがあります。
住民票や印鑑登録証明書は、管轄の役所へ行って受け取ります。車庫証明書は警察署で取得が可能です。場合によっては一部の書類を業者が代行して準備してくれることもあるため、確認しましょう。
支払いは一括払いとローン払いの二種類があり、ローン払いの場合は審査を受けます。支払いが完了したら、数週間後に納車となります。
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事故車を修理しないで保険金で買い替えるメリットは？
事故を起こした車を修理することは可能ですが、事故を起こした車に乗り続けることに違和感があったり、買い替えた方がお得になったりすることもあります。修理すれば再び乗ることが出来るレベルであっても買い替えを選んだ方がよいケースもあるため、状況に応じて検討しましょう。
ここでは、事故を起こした車を買い替えるメリットについて解説します。
事故に関連する故障がない
事故が発生しても乗っていた車が故障しなかった場合や、保険を適用しなくても自己負担でまかなえる程度の修理金額で済む場合もあります。保険を適用すると翌年度からの保険料が上がってしまうため、事故の程度によっては保険を利用しないこともひとつの方法です。
事故による車の損傷がない、または極めて少ない場合は、新たに車を買い替える選択肢を選ぶこともよいでしょう。予算を検討したり、家族と話したりして決めることをおすすめします。
通常よりも安く乗り換えができる可能性がある
保険会社から支払われる保険金と買取金額を活用することで、安く車を乗り換えられる可能性があります。保険金を使って車を直し、高額で買い取ってもらうことで、お得に車を買い替えられるケースもあるのです。
修理費用や買取金額にもよりますが、以前から車の買い替えを考えていた人は、検討してみてもよいでしょう。買取業者によって査定金額に違いがあるため、高い金額で査定してくれる業者を探すことをおすすめします。
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事故車を修理しないで保険金で買い替える時の注意点
事故車を修理せず保険金で買い替える際に注意しておきたいのは、「保険を適用しないほうがお得に車の乗り換えができるケースがある」ということです。「保険が下りればお金がもらえるんだから、どう考えても保険を使った方が良いんじゃないの？」と考える人もいるでしょう。
ここでは保険の免責金額など、「保険金で買い替える時に注意しておきたいこと」を解説します。
免責金額の影響が大きい場合がある
車両保険金を使用する人は多いですが、損害の程度や保険金額によっては、車両保険を使用しない方が良い場合もあります。そこでよく挙げられるのが、免責金額を設定しているケースです。
契約中の保険に免責金額を設定している場合、受け取れる保険金が少なくなってしまうことがあります。例えば免責金額10万円を設定している場合、修理に必要な費用が仮に20万円だったとしても、保険金は10万円しか支給されません。それに加えて来年からの保険料も高くなるため、費用の総額がかなり大きくなってしまいます。
等級が下がり保険料が値上がりする
また車両保険を使った場合、翌年の等級がダウンすることになります。等級がダウンすれば、保険料の値上がりが発生するため、費用の総額が大きくなってしまいます。こういうケースであれば、保険を使用しない方が良いでしょう。
1等級ダウンの場合は1年間、3等級ダウンの場合は3年間、保険料が値上がりすることになります。特に3年間保険料が値上がりする場合は、保険料の総額がかなり高くなってしまいますのでご注意ください。
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もらい事故に遭った場合の車査定や保険について
自動車の事故では、当事者双方に何らかの過失があるとみなされることがほとんどです。しかし、明らかなもらい事故の場合は、加害者の一方的な過失と判断されます。そのようなケースでは、車の査定や保険にどのように影響するのか気になる方も多いでしょう。
ここでは、もらい事故の場合の査定や保険の扱いについて解説します。
被害者側は保険会社に示談交渉をしてもらえない
停車中の追突事故や赤信号車・青信号車の衝突事故など、自分にまったく非がないもらい事故の場合、被害者側は保険会社に示談交渉をしてもらえません。なぜなら、自分に非がないため相手の保険を利用することになり、自分側の保険会社は関与できないためです。
そのため、もらい事故の手続きは自分自身で行う必要があります。ただし、自分もしくは家族が「弁護士特約」を付けている場合は、弁護士に手続きを無料で依頼できます。もらい事故を想定して不安な方は、特約を付けておいたほうが良いでしょう。
ぶつけられた車はどのくらい査定額に影響する？
もらい事故であっても、一度事故車になると中古車市場での価値が下がってしまうため、査定額に影響する「価格落ち」や「査定落ち」になる可能性が高くなります。車の状態にもよりますが、一般的に軽自動車で20万円程度、普通自動車で30万円~50万円程度の減額になる場合もあるでしょう。
査定額が減額されたら、保険会社に「事故減価額証明書」を提出するのがおすすめです。これは日本自動車査定協会が発行する、事故の損傷によって車両の査定評価額がどれくらい減額されたかを算出した書類です。まれに評価損分を支払ってもらえることもあるので覚えておきましょう。
ぶつけられても修復歴車と判断されないケース/h3>
なかには、ぶつけられても修復歴車と判断されないケースもあります。日本自動車査定協会などで修復歴車として定義されているのは、骨格部分を交換・修復した車です。そのため、フロントバンパーやボンネット、ドアなどに修復歴があっても、修復歴車にならないことがあります。
また、飛石による傷のためにフロントガラスのみを交換した、横から衝突されてドアの凹み部分だけを修理したなど、不意の衝突などで起きた傷や凹みを修復したなどの場合も、修復歴車にならないケースが多くみられます。
もらい事故に遭った車の買い替え判断基準
もらい事故に遭った場合、車を修理して乗り続けるか、買い替えるかで悩む方も多いのではないでしょうか。そのような場合は以下の項目をチェックし、買い替えの判断基準としてください。
・車の骨格部分に損傷がある場合
・エンジンの損傷により走行できない場合
・修理費用が高額になる場合（100万円を超える場合など）
・走行距離が長い、年式が古い場合
・自動車ローンの負担が少ない場合
骨格部分に損傷がある、走行距離が長い、年式が古い車は、売却時の査定額が大きく下がるため買い替えをしたほうが良さそうです。また、ローンが残っている場合でも買い替えは可能ですが、車を購入すると二重ローンとなるため、支払いの負担が大きくなる点に注意しましょう。
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少ない負担で車を乗り換えるならネクステージの中古車がおすすめ
少ない負担で車を乗り換えたい場合は、中古車販売のネクステージをぜひご利用ください。ネクステージは取り扱い車両が豊富で、様々な価格帯から車をお選びいただけます。
また購入後も無料保証や有料保証などのサポートがあるため、安心・安全なカーライフを実現することが可能です。中古車で何かわからないことがございましたら、お近くの店舗までお気軽にご相談ください。
車両の取り扱いが充実している
全国展開のネクステージは、豊富な車両を取り扱っています。年式やグレード問わず様々な中古車を取り扱っているため、お客様こだわりの1台を見つけることができます。また修復歴のある車やトラブルの多いモデルは一切取り扱っていないため、初めて中古車を購入するという方も、安心してご利用いただくことができます。
最寄りの店舗に在庫がなかったとしても、全国の他店舗からお取り寄せをすることが可能。webページから取り扱いの車種を確認することもできますので、ぜひご活用ください。
購入後の保証内容が充実している
ネクステージは、お客様に安心で快適なカーライフを過ごしていただけるよう、アフターサービスも充実させております。ネクステージが販売する車には無料保証が付帯しており、国産車（3ヶ月または3,000km）と輸入車（1ヶ月）の保証を受けることができます。
また有料保証も充実しております。例えばメンテナンスパック「サービスサポート」は、車を安心してお使いいただけるよう、様々なサービスが詰まっています。
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まとめ
乗っていた車が事故に遭った場合、修理をするだけでなく、買い替えるという選択肢もあります。修理費用が高額になる場合や骨格部分に損傷を受けた場合などは、思い切って買い替えたほうが良いでしょう。
ネクステージは全国に店舗を展開し、豊富な在庫を取り扱っています。中古車だけでなく新古車の取り扱いもあるため、お気に入りの1台に出会いやすいのが強みです。Webサイトから無料見積もり依頼も出せるので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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