車の修復歴は隠してもばれる!その理由をくわしく解説

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車の修復歴は隠してもばれる!その理由をくわしく解説

車の修復歴は隠してもばれる!その理由をくわしく解説

愛車を手放すときはできるだけ高い値段で売りたいものです。なかには車の修復歴を隠して売ることを考えている方もいるのではないでしょうか。しかし、修復歴は隠しても高確率でばれてしまいます。場合によっては思わぬ損害を被ってしまうこともあるため注意が必要です。

 

そこでこの記事では、車の修復歴はなぜばれるのか、理由をご紹介します。あわせて隠すことで生じるデメリットや、修復歴のある車をできるだけ高く売る方法についても確認しましょう。ぜひ最後までご覧ください。

 

※目次※

1.そもそも修復歴とは?

2.車の修復歴はほぼがばれる!?念入りな査定内容をチェック

3.車の修復歴を隠すとどうなるの?

4.修復歴のある車を高く売るには

5.前オーナーの修復歴を知らずに売ってしまったら?

6.よくある質問

7.まとめ

 

■POINT

・修復歴を隠して車を売ろうとしても高確率でばれてしまう。取引で不利にならないためにも正直に申告することが大事

・修復歴と事故車と修理歴は意味が異なる。修復歴がある車は「車両の骨格部分を修理したことがある車」を指す

・車を高く売るには修復歴を隠すのではなく、車の状態や業者選びに気を配るのが重要!

 

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そもそも修復歴とは?

車の修復歴は隠してもばれる!その理由をくわしく解説

「修復歴」は車の売買の際に耳にする機会が多い言葉ですが、厳密な意味をご存知でしょうか。文字面からぼんやりと「修理した経歴を指すのだろう」と考えている方もいるかもしれません。

 

しかし実際には修復歴には厳密な定義が定められており、修理したことがある車すべてに修復歴がつくわけではありません。まずは修復歴の意味を正しく把握しましょう。

 

修復歴と事故歴・修理歴の違い

修復歴と似た言葉に事故歴や修理歴があります。語感が近いため漠然と同一視している方もいるかもしれませんが、これらはすべて定義が異なる言葉です。

 

「修復歴」とは、車両の骨格部分にあたる重要な箇所に修理や交換をした経歴がある車の状態を指します。骨格部分は車の強度に重大な影響を及ぼすため、修理すると修復歴にカウントされるため要注意です。

 

「事故歴」は事故を起こしたり、事故・災害に巻き込まれたりした経歴のことです。事故車は不吉と感じる方もいる方もいるため、避けられる傾向にあります。修復歴のある車を事故車と呼ぶこともありますが、こちらの意味合いでの「事故車」は必ずしも事故を起こした車とは限りません。

 

「修理歴」は箇所や程度を問わずに修理した経歴があることを指します。ボディについたキズを直した場合や、へこんだバンパーを交換した場合でも修理歴の対象です。修復歴よりも深刻なダメージを負った可能性が低いため、査定への影響はさほど大きくありません。

 

修復歴の例

修復歴がつくのは車の重要な箇所を修理した場合に限られます。具体的には「クロスメンバー」「ラジエターコアサポート」「サイドメンバー」「フロントインサイドパネル」「ピラー(フロント・サイド・リアすベて含む)「ダッシュパネル」「フロアパネル」「ルーフパネル」「トランクフロアパネル」の9部分を指し、これらを骨格(フレーム)と総称します。

 

フロントバンパーが接続されるベースの部分を修理していたり、エンジン回りのフレームに手が入っていたりする場合は修復歴がつくでしょう。

 

このフレーム部分に修復の経歴があると安全性能の低下や、修復の原因となった不調の影響が残る恐れがあります。車が安定して走行するための安全性にかかわる問題のため、査定の際に厳重にチェックされて、発見されると査定額が大きく下がることになります。

 

修復歴にならない例

車を修理したことがあったとしても、骨格部分に手が入っていなければ修復歴にはなりません。ボディにへこみができたので板金修理をした、ガラスについたキズを直したといった程度の修理は修復歴には含まれません。サイドミラーやドアを交換した場合も同様です。

 

たとえそれらの修理が事故に遭ったことが原因であったとしても、修復歴がなければ事故車とみなされないことがほとんどです。事故を起こしていなくても修復歴があると「事故車の可能性が高い」とみなされて、売却価格は大きく下がります。修理箇所によって扱いが変わり、修理歴と修復歴には大きな差があることを覚えておきましょう。

 

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車の修復歴はほぼばれる!?念入りな査定内容をチェック

車の修復歴は隠してもばれる!その理由をくわしく解説

車の修復歴は隠してもほぼ確実にばれてしまいます。車の査定をする査定員の念入りなチェックがあるため、ごまかすのは難しいと考えたほうがよいでしょう。査定員は車の状態を確認するためにどのようなチェックを行うのか解説します。

 

車の内部はシートを外して確認

査定の際は、専門知識を有する査定員がシートまで取り外したうえ、徹底した車内チェックが行われることもあります。ほかにもトランクの中やボンネットの内部まで念入りに確認するため、修復歴を隠してもばれると考えたほうがよいでしょう。

 

査定員は修理の痕跡がないかを重点的に調べています。軽いキズを直した程度であればわからないこともあるかもしれませんが、大掛かりな修理は判別されることがほとんどです。

 

工具の使用痕をチェック

車の状態をチェックするときは車両本体のキズだけでなく、工具使用の痕跡まで徹底的に調べられます。車両にキズがなかったとしても工具の痕跡から修復歴が判明してしまうこともあり、厳密な精査が行われます。

 

痕跡から使用した工具がわかり、そこからどこにどのような修理を施したのか判明してしまうことも珍しくありません。たとえば支柱部分であるピラーを交換する際は大型工具を使用するため、交換時についた工具の跡によってすぐにわかってしまいます。

 

もともと別に塗装が行われており、簡単に取り外しができるバンパーなどは交換してもわかりにくいかもしれません。

 

シャーシ底部もしっかり見る

チェックは車の底部にあるシャーシにも及びます。通常はなかなか目が届かないシャーシのゆがみまで査定されるため、専門知識がない方にはわからない痕跡からも修復歴が判明してしまうのが実情です。

 

シャーシやフレームは車の強度を維持するための重要な部分なため、より厳重なチェックが行われる箇所でもあります。このような車の基部に修復歴があると査定額は大きく下がってしまうので注意しましょう。

 

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車の修復歴を隠すとどうなるの?

車の修復歴は隠してもばれる!その理由をくわしく解説

車に修復歴があると査定額が下がってしまうため、隠して売却してしまいたいと考えている方もいるかもしれません。しかし、売却額が下がってしまったとしても修復歴を隠すことはやめたほうがよいでしょう。こちらでは修復歴を隠すとどのようなことが起こるのかを解説します。

 

修復歴を隠すことは「告知義務違反」

査定に出す際に修復歴がある場合は、その旨を申告する必要があります。修復歴があるとわかっているにもかかわらず意図的に隠すと、売買契約成立後に瑕疵(かし)担保責任を問われる恐れがあるため注意しましょう。

 

査定員のチェックは厳重なため、隠しても自分を不利な立場に追い込むことがほとんどです。もしも査定時のチェックでわからなかったとしても、オークションへの出品時や次のオーナーに引き渡す際の再チェックで判明してしまうと考えたほうがよいでしょう。

 

民事法の民法第1条2項(信義則)においても「権利の行使及び義務の履行は、信義に従い誠実に行わなければならない」と定められています。申告は正直に行いましょう。

 

交渉が不利になったり決裂したりすることも

修復歴がある車を売却する際は、査定員にその旨をしっかりと申告しましょう。「ばれても修復歴がある車本来の査定額になるだけなら、申告しなくてもかまわないのではないか」と思う方もいるかもしれません。しかし、事実の隠匿が判明すると売却時の交渉で不利になったり、場合によっては交渉が決裂したりすることも考えられます。

 

虚偽の申告は査定員に不信感を与えるきっかけとなるかもしれません。最初に申告を行わなかったことを理由に査定額が減額される可能性があります。信頼関係を損ねると金額交渉で不利になるだけではなく、後にトラブルに発展する恐れもあるでしょう。

 

取引において信頼関係は無視できない重要な要素です。信頼を失うと売買取引そのものが破綻する場合もあるので、正直に申告するように心がけましょう。

 

売却後にばれると損害賠償を請求される

売却時の査定でばれなかったとしても、後の再チェックに引っかかった場合は損害賠償を請求される可能性があります。これは「事後減額請求」と呼ばれており、一度取引が成立した後でもトラブルになる恐れがあるので気をつけましょう。

 

瑕疵担保責任に基づく損害賠償は、修復歴がある車本来の買取額と買取時に支払われた代金との差額、すでに転売されている場合はキャンセル手数料などが請求される可能性があります。買取が取り消される場合は、売却時に受け取った代金に加えて運送費や保管料金も請求されるケースがあるので注意が必要です。

 

ほかにも買取業者に損害が出ている場合は追加で請求される可能性があります。合計すると思っているより高額になることもあるので、虚偽の申告をするのはおすすめできません。きちんとデメリットを把握してリスク管理を行うのが大切です。

 

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修復歴のある車を高く売るには

車の修復歴は隠してもばれる!その理由をくわしく解説

修復歴がある車は査定額が大きく下がってしまう傾向があります。しかし、車を手放すのであればできる限り高く買い取ってもらいたいという方は多いでしょう。こちらでは、修復歴のある車を高く買い取ってもらうためのコツをご紹介します。

 

小さなキズは修理しておく

車に乗っていると自然とキズやへこみがついてしまうものですが、これらを直しておくことで査定額のアップを見込めます。一度ついた修復歴は消すことはできませんが、細かなキズは修理可能です。自分でできる範囲できれいな状態にしておきましょう。

 

ステッカーやシールを貼った跡の処理や、車内の清掃も査定員の印象アップに効果があるかもしれません。タバコを吸っていた場合は、換気と消臭剤の利用で臭いを消しておくのも有効でしょう。

 

ただ、キズや汚れを消すために費用を多くかけてしまっては支出のほうが大きくなってしまい本末転倒になる場合もあります。板金修理やパーツ交換が必要な修理は無理にしようとせず、そのまま査定に出したほうが収支はプラスになりやすいことも覚えておきましょう。

 

販路の多い業者を選ぶ

日本では修復歴がある車は避けられる傾向にありますが、世界に目を向けるとあまり気にしない国もあります。このような国では修復歴のある車にも需要があるため、海外にも販路がある業者なら高く買い取ってもらえるかもしれません。

 

海外では特に日本車は人気が高く、修復歴がある車でも需要があるため国内で売るよりも高値で売れやすくなります。販路が多いほど高く売れる可能性は上がるため、業者選びは重要です。車の買取価格は市場に合わせて上下するため、海外に販路をもつ業者で査定を受けるのがおすすめといえます。

 

車を売るならネクステージがおすすめ

車を売る業者をお探しの際は、ぜひネクステージをご利用ください。ネクステージは買い取った車をオークションに出さずに自社で在庫として保管するため、余計な経費や手数料がかかりません。その分高く車を買い取れることが強みです。

 

車の売買をその場限りの取引ではなく「生涯取引」と位置づけ、取引後も末長くサポートします。初めて車を売るという方も安心してお越しください。

 

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前オーナーの修復歴を知らずに売ってしまったら?

車の修復歴は隠してもばれる!その理由をくわしく解説

車の以前のオーナーが修復歴を隠していたことが発覚した場合はどうすればよいのでしょうか。自分のあずかり知らないところで発覚した瑕疵にはどのように対応するのが適切なのか迷ってしまう方もいるでしょう。こちらで対処方法を確認して、もしものときにも慌てずに行動できるようにしておきましょう。

 

購入した業者に損害賠償請求できる

修復歴車である旨の説明がなかった、あるいは修復歴がないと説明されていたにも関わらず購入した車に修復歴があったことが後から判明した場合は、購入先の業者に損害賠償請求ができます。

 

業者が車を販売する際には修復歴の有無を明示する義務があります。事前に修復歴があると知らされていなかった場合は、民法の規定における「錯誤による無効」の主張や、消費者契約法の規定する「不実告知」による契約取り消しを主張できるでしょう。

 

購入してから日が浅い場合は購入代金の返還を請求できるケースもありますが、時間が経っている場合は賠償額について業者と交渉する必要があります。

 

時効に注意

購入した車に修復歴があり、業者が説明責任を果たしていなかった場合は返金を求められます。しかし、返金が認められる期間には期限が設けられているので気をつけましょう。

 

消費者契約法の規定する「不実告知」による契約取り消しができるのは、事実に気づいてから1年、契約から5年間です。「錯誤による無効」の主張は基本的に無期限ですが、5年とする意見もあります。購入から期間が経過していると修復歴が発見されても十分な補償を受けられない可能性が高いので気をつけましょう。

よくある質問

 

Q. 車の修復歴はどうやってわかるのですか?

A.修復歴を確かめる方法のひとつは検査表や査定表です。プロの査定士が作成した書類のことで、主にオートオークションなどで使用します。修復歴のある車両は総合評価に「R」と記載されているのが特徴です。中古車を購入する際には、査定表や検査表を見せてもらうと良いでしょう。

 

Q. 車の修復歴があるといくら下がりますか?

A. 修復歴のある車を売却する場合、通常の買取価格に比べて大きく査定額が下がり、状況によっては50%以下の査定額になることもあります。ただし、車両の状態によって買取価格に差が出るので、明確な金額の決まりはありません。修復歴車の買取価格が安くなる理由は、故障リスクの高さによるものです。

 

Q. どこからが修復歴ありですか?

A. 修復歴ありとされるのは、骨格部分の修復や交換などをした場合です。フレーム、クロスメンバー、インサイドパネル、ピラー、ダッシュパネル、ルーフパネル、フロア、トランクフロアなどが該当します。
このような骨格部分を修復すると修復歴ありと扱われるのです。走行中に擦ってしまったバンパーを修理したり、ドアを交換したりしても修復歴ありにはなりません。

 

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まとめ

車の修復歴は隠してもばれる!その理由をくわしく解説

この記事では、車を売る際に修復歴を隠せるかについて解説しました。修復歴があることを隠して売ろうとしても、査定員の厳重なチェックにより高確率でばれてしまうのが実情です。査定時にばれなかったとしても、後の再チェックに引っかかってしまうと賠償金を請求されたり、取引が不成立になってしまったりする可能性があります。

 

基本的に修復歴を最後まで隠し通せることはほとんどないので、偽りなく申告しましょう。修復歴がある車を高く売りたいのであれば、可能な範囲でキズや汚れを落としたり、海外に販路を持つ業者を利用したりといった方法がおすすめです。

 

修復歴がある車の売却でお困りの方は、ぜひネクステージにご相談ください。専門知識をもつスタッフが誠心誠意対応します。車を高く売りたい方は、ぜひ一度ネクステージに足を運んでみてください。

 

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