車の売却期間はどれくらい必要なの？車を売却するまで何日かかるか解説します！
「環境の変化で不要になった」「新しい車へ乗り換えるため」などいろいろな理由で車を売却する方がいます。売るのを決めたら電話1本ですぐに売却というわけではなく、段階を踏んで行う必要があります。そのため、売却するのにどのくらいの期間を要するのか分からない方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、売却から入金までにどのくらいの期間を要するのか、売却までのステップを含めてご紹介していきます。
※目次※
・車の売却から入金までは、長期間を要することもある
・売却には工程があり、事前に把握しておくことでスムーズに進行することができる
・売却するなら、安心で高額査定の「買取業者」を利用するのがおすすめ
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車が売れるまでの期間とは
早く売却したい方が一番気になるのが「車が売れるまでの期間」ではないでしょうか。実は、車は早ければ当日売却も可能です。ただし、それができるのは「車が完璧に売却できる状態になっている」ことと、「業者の査定額に納得する」ことが前提です。
詳しくは後ほどご紹介しますが、売却には必要な書類があり、それが揃っていなければいけません。さらに、車を売れる状態まで仕上げておくことも必要です。こういったことを完全に行えば、「車が完璧に売却できる状態になっている」といえるでしょう。
そして、「業者の査定額に納得する」ことも重要です。査定士に見てもらい、提示された買取額に一度で納得できれば良いですが、納得できない場合は交渉を行うこともあるでしょう。その日の内に話がまとまらないケースも考えられます。
車を売却するまでのいろいろな過程を考えると、売るまでに「3日から7日程度」の期間を考えておくと安心です。
売却から入金までの期間とは
売却したその日の内に入金されるケースはほぼありません。入金までに1週間から1ヶ月ほどは期間を要するのが一般的です。
なぜなら買取業者は「会社」であることが多いので、会社内での事務手続きが必要だからです。自分の判断で翌日入金をするということはできません。いろいろなチェックや確認を行ってからの入金となるので、どうしても時間がかかるのです。
もし1週間や1ヶ月も待てないという方であれば、即日現金手渡しの買取店を利用するという方法もあります。個人経営の店、外国人の方が経営している店などは、即日現金手渡しの場合があります。
ただし即日現金手渡しの場合、相場の買取額よりも金額が下がる傾向にあります。そのため、少しでも買取額を増やしたい方にはおすすめできない方法です。以上のことから、大手の企業に安心して売却を行うのであれば買取査定から入金までは1週間から1ヶ月ほどの期間を要することになります。余裕を持って行動すると良いでしょう。
少しでも早く売却したい場合は訪問査定がおすすめ
少しでも早く売ってお金にしたいという方は、「訪問査定」の利用をおすすめします。
車の査定には、「主張査定」と「訪問査定」の2種類があります。出張査定は、査定士が自宅まで来てくれて査定額を提示してくれます。この場合、自宅にいながら査定をしてくれるので、手間なく簡単に査定を行ってもらうことができます。しかし、査定士のスケジュールによって、数日後や1週間後などの査定となることがあり時間を要します。
訪問査定は、自分が買取店まで出向いて査定をしてもらう方法です。この場合は特に予約の必要がないので、よほど混雑していなければ当日中に査定額が判明します。少しでも早く売却したい方は、こちらの方法を取ると良いでしょう。
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売却までの流れとは
先述したように、車を売却するためにはいろいろな準備を行うことが必要です。事前に把握して準備を行っておけば、工程がスムーズに進行してより早い売却や入金へと繋がります。しっかりと準備しておかないと査定で損になることもありますので、必ず行うようにしましょう。
【ステップその1】売却の手段を決める
最初に行うべきことは「手段を決める」ということです。売却の手段は大きく分けて「買取業者への売却」、「ディーラーへの下取り」、「個人売買」の3つがあります。それぞれにメリットやデメリットがあるので、自分に一番合う手段を選ぶようにしましょう。
「買取業者への売却」は、車の買い取りを専門として行っている業者に売却する方法です。メリットは、安心して売却ができること、高値が期待できることにあります。
プロの査定士が査定を行うことや、査定から入金までの手順がしっかりとしていることから、トラブルが少なく安心して取引を行うことが可能です。さらに買い取りを生業としていることで買取相場を熟知しており、高値を期待することができるでしょう。
「ディーラーへの下取り」とは、車をディーラーや販売店で買い替えるとき、その店で売却を行い、売却した代金を新しい車の購入資金に充てられる方法です。新しい車の購入手続きをしている際、同時進行で売却手続きを行えるため手間がかからないのが最大のメリットです。
さらには、新しい車が納車されるときまで今の車に乗り続けることができるのもメリットといえます。デメリットとしては、買取業者に依頼した場合よりも買取価格が安い傾向にあることです。
「個人売買」は、業者を介さずに、個人間で売買を行う方法です。メリットとしては、古くても希少価値があるもの、相手にとっては価値が高いと感じるものについては、業者に依頼するよりも高くなることがあります。
デメリットは、安心が保証されないことです。後からクレームが入る可能性もあり、トラブルになる恐れがあります。さらに、本来であれば業者が用意する書類を全て自分で用意しなければいけないので手間がかかってしまいます。
【ステップその2】査定額の相場を調べる
次は、自分の車の「買取相場」を調べることです。とても重要なので必ず行いましょう。買取相場を把握しておくことで、売却する際の査定額が「いくら以上なら売却する」という基準を定めることができます。基準がはっきりしていれば、実際に査定額を出された際に悩むことなくスピーディーに決めることが可能です。
さらに、買取相場から大きく離れている査定額を承諾してしまう危険性もなくなります。査定額の相場を調べるには、「インターネットで買取相場検索サイトを利用する」、「各買取業者の無料査定を利用する」、という方法で行うのが効率的でおすすめです。
【ステップその3】買取店のリサーチ
自分の車の買取相場が確認できたら、次に買取業者をリサーチしてどこに依頼するのかを決めましょう。少しでも買取査定額を上げるため、リサーチは入念に行う必要があります。リサーチ方法として一番良いのは、買取業者に対する「口コミ」をチェックすることです。
友人や知人に生の声を聞くのが一番良いのですが、買取業者を利用したことがある人を探す手間がかかります。その点インターネットでのチェックは全く手間がかからず、たくさんの口コミを得ることが可能です。
注意点としては、中には嘘の口コミも含まれている可能性があるということです。他の口コミと比較して大げさな表現のものには特に注意しましょう。
【ステップその4】車の掃除
依頼する買取業者が決まったら、車の掃除をしましょう。車内は思いのほか汚れています。車内が汚れているとあまりいい印象を与えることはできません。少しでも査定額にプラスになる準備をしておきましょう。
特に汚れるフロアマットは、外に出して食器用の中性洗剤で洗い、よく乾かしてください。窓は、手の跡が付いていることが多いため、水拭きしましょう。ダッシュボードなどの細かい傷や凹みなどは、研磨剤を使用して目立たなくするのがおすすめです。
【ステップその5】査定士との打ち合わせ
車内の掃除や洗車が済んだら、次はいよいよ査定を受けます。この際に注意する点は、いきなり自分の売却希望額を伝えないことです。
査定した結果、仮にその売却希望額以上の価格がついたとしても、希望額で伝えた価格まで下げて提示をされる可能性があります。車の状態について偽ることはいけませんが、売却希望額については本当の希望売却額よりも高めに設定した方が無難です。
【ステップその6】必要書類の準備
査定士との話し合いがまとまり売却することになったら、必要書類の準備が必要です。車内に保管してあるものが多いですが、自分で発行しなければいけないものもありますので早めに準備しておくと安心です。
「自動車検査証」は、運転を行う際には携帯することと定められていますので、ダッシュボードの中に保管している方が多いでしょう。もし紛失してしまった場合、ナンバーを管轄している運輸支局で再発行することが可能です。
次に車を売買する際には、市区町村で印鑑登録をした「実印」が必要です。普通自動車は「資産」となるため実印が必要ですが、軽自動車の場合だと基本的に実印は必要ありません。
そして、車の売買手続きで行われる印鑑が、印鑑登録された実印であることの証明として必要になるのが「印鑑登録証明書」です。市区町村や一部のコンビニなどで発行することができます。
注意点は、「発行日から3ヶ月以内」のものでなければ無効ということです。さらに、車検証と印鑑登録証明書の住所や名前が異なるときは、ケースによって住民票や戸籍謄本が必要となります。
「自賠責保険証明書」は車を所有している人全員が加入しなければならない保険の証明書で、通常であれば車検証と一緒に保管します。紛失していた場合、車を購入した販売店や保険会社へ連絡し再発行の手続きを行いましょう。
車を廃車にする際にかかるシュレッダー料などを、車の購入時に支払ったことの証明書である「リサイクル券」。車検証と一緒に保管するのが一般的です。紛失した場合、「自動車リサイクルシステム」のホームページで、「自動車リサイクル料金の預託状況」を印刷することで代用とすることが可能です。
自動車税を納付したことの証明書として必要なのが「自動車税納税証明書」です。紛失した場合、普通自動車は都道府県の税事務所で再発行をしてもらえます。軽自動車の場合は、都道府県の税事務所ではなく市区役所が窓口になるので注意しましょう。
【ステップその7】契約手続き
書類も揃え終わったらいよいよ売却の手続きです。車の最終チェックを行いましょう。
まずは忘れ物のチェックです。ダッシュボードの中に必要書類以外のものが入っていないか確認しましょう。特に忘れやすいのがオーディオ内のCDです。忘れずにチェックしましょう。そして、ナビの個人情報や履歴なども消去しましょう。
新しい車に乗り換える場合、引き渡し日の設定をなるべく新しい車の納車日に近い日付にしておくのが良いでしょう。納車日よりも早くに引き渡すと、車のない不便な生活になる恐れがあります。また、今までお世話になった愛車なので、思い出として記念撮影をしておくのもおすすめです。
【ステップその8】売却、入金
売却が完了したら入金のチェックです。いつ頃入金されるのかを業者に確認し、その時期になったら入金されているかチェックを行いましょう。
下取りであると、新しい車の頭金として売却したお金が使われます。しかし、買い取りの場合であれば、頭金に充てるだけでなくその他のことにも自由にお金を使用することができるのでおすすめです。
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まとめ
車の売却には、売却の手段や業者の選定、書類の準備などさまざまな工程があって手間がかかります。しかし、これらの工程や必要な書類をあらかじめ把握しておくことで、スムーズでスピーディーな売却を行うことが可能になります。
個人売買を行えば売却額が高くなることも期待できますが、さらなる手間やトラブルが発生するリスクを考慮すると、買取業者に依頼するのが一番安心だといえるでしょう。
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