車売却前のリサイクル券の確認をおすすめする理由

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車売却前のリサイクル券の確認をおすすめする理由

車売却前のリサイクル券の確認をおすすめする理由

車を売却する際に準備が必要とされる書類の中に「リサイクル券」が挙げられますが、「リサイクル券」と聞いてもピンとこない方も多いのではないでしょうか。しかし、損をすることなく車を売却したいのであれば、「リサイクル券」について知っておくのが得策です。

 

自動車をきちんと処理することで、環境を守ることにつながります。そのためにも、自動車をきちんとした方法でリサイクル処分することが大切です。この記事では、車の売却を検討されている方にぜひ確認をしてもらいたい「リサイクル券」についてご紹介します。

 

※目次※

1.自動車リサイクル券とは

2.リサイクル券を購入するタイミング

3.リサイクル料金の目安

4.車売却時にリサイクル券確認をおすすめする理由

5.リサイクル券のA券・B券・C券・D券とは?

6.車の売却時にリサイクル券がない場合

7.リサイクル券の再発行の手順

8.リサイクル料金の還付方法

9.リサイクル料金の趣旨と内訳

10.車売却時にリサイクル料以外で還付されるもの

11.よくわからない場合にはプロに相談

12.まとめ

 

■POINT

 

・なぜ車を売却する時に損をしないよう、リサイクル券を確認しよう

・リサイクル券を紛失した場合に備えて、再発行するための手順をチェックしておこう

・リサイクル券に関するご相談はネクステージにお任せ!

 

 

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自動車リサイクル券とは

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2005年「自動車リサイクルは法」は、適正に自動車をリサイクルし、処理するために施行されました。車の所有者は、廃車するときにかかる費用を負担しなければなりません。そのため、自動車リサイクル券を購入し、リサイクルに必要な料金を支払います。

 

廃車の際は、大きく「金属部分」「クーラーのフロン類」「エアバッグ」のパーツに分けられます。金属部分とは、車を解体する際に出る金属のくずのことです。クーラーのフロン類は環境に影響を与えます。エアバッグは解体に専門的な技術が必要です。

分解したり分類したりする際に多くの費用がかかることや、リサイクルできない部品は埋め立て処分をしなければならないため、自動車の所有者は費用を負担しなければなりません。

 

その他のパーツは、リサイクルしたり、廃番になった車両を修理したりするのに再利用されます。二輪車やトレーラー、農業用機械などを除いてほぼ全ての車が適用対象になります。

 

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リサイクル券を購入するタイミング

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新車を購入する際には、車の代金の他にリサイクル料金を支払わなければなりません。新車購入時の明細を詳しく見ると「リサイクル料」が含まれているはずです。

 

リサイクル料を支払った証明に「預託証明書」を受け取ります。大切な書類なのでなくさないように保管しておきます。ローンを組んで車を購入する場合、所有者の名義はローン会社ですが、使用者の名義は車の使用者です。使用者に支払い義務が発生します。

 

リサイクル料金は、中古車を購入するときも支払いが必須です。車を最終的に所有している人が負担するということを覚えておきましょう。

 

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リサイクル料金の目安

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リサイクル料金は、車種により異なります。車種によりエアバックの数やフロン(エアコンのガス)などが違うからです。その他にも車を解体するときに出る金属のくずの量などによっても変わってきます。

 

料金の支払いは、購入のタイミングにより変わります。

・2005年1月1日以降に新車を購入する・・・購入時

・2005年1月1日以前に購入済の車・・・車検時

・2005年1月1日以前に購入し、車検を一切受けていない車・・・廃車時

 

リサイクル料金の目安は以下の通りです。

車種

リサイクル料の目安

軽自動車・小型乗用車

7,000円~1万6,000円

普通自動車

1万円~1万8,000円

中型・大型トラック

1万円~1万6,000円

大型バス

4万円~6万5,000円

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上記のリサイクル料とは別に、情報管理料金(230円)、資金管理料金(380円:新車のみ)、資金管理料金(480円:車検時や廃車時)が必要です。

 

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車売却時にリサイクル券確認をおすすめする理由

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車を売却する手続きを進めていく中で損をしないためには、リサイクル券を確認することが大切です。「リサイクル券」とは、購入した自動車に対してリサイクル料金の預託を行ったことを証明する証明書のことをいいます。

 

使用済自動車として手放す、つまり廃車にする場合、リサイクル料金は最終所有者が負担することになるため、中古車として売却または下取りに出す場合は払い戻しされます。

 

新車購入時に支払ったリサイクル料金は戻ってくる

リサイクル料金として預託金を支払う理由は、車の廃棄処理をする際に適正な処分が行われるように、所有者に対して費用の支払いを義務づけるためです。原則として新車を購入する際に支払わなければなりません。

 

金額の目安は、軽自動車が約7,000円~1万6,000円、普通車が約1万円~1万8,000円、輸入車が約2万円です。支払いは義務づけられているため支払うことは免れませんが、廃車ではなく売却で手放す際には払い戻しされるものと覚えておきましょう。

 

車売却時にリサイクル料が返金されるケース

リサイクル料金は、売却すればどのような場合でも払い戻しされるというわけではありません。前項でもご説明したように、払い戻しされるケースは「廃車ではなく売却する場合」です。

 

払い戻しされる場合は、売却価格とは別に払い戻される場合もありますが、リサイクル料金の預託金相当額が含まれた状態で払い戻しされることが多いです。そのため、売却する時は必ず査定額の内訳をチェックしましょう。

 

リサイクル料を買取価格に含めている業者がいる

車が売却され新たな所有者が発生すると、その人がリサイクル料金の預託金相当額を負担する必要があります。一般的には店側が販売する中古車の価格に、リサイクル料金の預託金相当額をあらかじめ含めて掲示している場合が多いです。

 

リサイクル料金の預託金相当が買取価格に含まれているにも関わらず、そのことについての説明を受けない場合もあります。このことを知らずにいると、払い戻しされた分の金額が上乗せされているだけだというにも関わらず、買取価格が高くなったと勘違いをしてしまい、結果的に損をする可能性もあるので注意しましょう。

 

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リサイクル券のA券・B券・C券・D券とは?

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リサイクル券は、A~D券の4枚セットになっています。なぜ4枚もあるのか気になる方が多いのではないでしょうか。4枚はそれぞれ必要となる業者が異なります。

 

覚えておかなければならないものではありませんが、車を所有するなら、リサイクル券のそれぞれの役割を知っておいても良いでしょう。ここでは、それぞれのリサイクル券にどのような役割があるのか詳しく解説していきます。

 

A券の役割

A券は「預託証明書」のことを指し、リサイクル料金を支払済であことを証明するための券です。廃車手続きや売却の際に必要となります。実際に金額を支払うのは廃車時なので、新車を購入する場合は「預託(預けてまかせる)」という扱いです。

 

最終的な車の所有者に支払い義務が発生するため、自動車を売るときには返金されます。預託金額は、A券を見れば照合が可能です。

 

B券の役割

B券は「使用済自動車引取証明書」のことを指します。中古車を購入したときなどに、引き取り業者が車を保有している人に交付する券です。リサイクル料金の支払い義務があるのは、車を最終的に所有している人です。

 

中古車を購入した人は、これがA券と同じ扱いとなります。車の所持者が、リサイクル料金を支払済であることの証明です。中古車で購入した車を廃車にする場合、手続きに必要な「リサイクル券」とはB券のことを指します。

 

C券の役割

C券の役割は「資金管理料金受領証」です。自動車リサイクル促進センターが、資金管理料金をしっかり受け取ったことを証明する書類です。「資金管理料金」は、自動車リサイクル促進センターに対し、現場の作業に必要となる費用を車の所持者が支払う料金のことを指します。

 

・新車を購入する際に支払う場合・・・290円

・中古車を購入した場合などに支払う金額・・・410円

 

料金は、車の購入方法により異なります。

 

D券の役割

「料金通知書券発行者控」のことをD券といいます。リサイクル料金を車の保有者に通知したら、その後は業者が「控え」として保管します。

 

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車の売却時にリサイクル券がない場合

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車を売却する時、買取店からリサイクル券の有無をたずねられることもあるでしょう。その際に初めてリサイクル券の存在を知る方や、紛失したことに気づくという方も少なくありません。

 

もしリサイクル券を紛失していても慌てる必要はありません。原則再発行はできませんが、支払いさえしていれば、紛失した状態でも支払い済みであることを証明することで払い戻しを受けられます。

 

支払いをしていればリサイクル券がなくても返金できる

リサイクル券は、リサイクル料金を預託した証明書であるため、紛失しないように自動車車検証と一緒にダッシュボードに入れて大切に保管しておくことをおすすめします。

 

しかし万が一券を失くしても慌てる必要はありません。たとえ券を紛失したとしても、預託金が支払われていることを証明できれば大丈夫です。

 

車買取店で確認してもらう場合

確認するためには車台番号と登録番号が必要なため、自動車車検証が手元にあれば、車買取店で確認してもらうことも可能です。また、車種ごとのリサイクル料金については自動車メーカーのホームページで公表されていますので、そこで確認することもできます。

 

中古車の買い取り・販売を行っているネクステージでは、リサイクル料金の確認に関するご不明な点も丁寧にご相談に乗ります。

 

自分で再発行する場合

リサイクル券は、自分で再発行することも可能です。再発行するためには運輸支局に行く必要があります。運輸支局には専用の再発行端末機が設置されているので、簡単な操作で再発行が可能です。

 

車を購入したディーラー店にも再発行の依頼はできますが、再発行費や代行費が発生する可能性もあるので、自分で再発行する方が費用は抑えられます。パソコンを使って再発行する手順については、次の項でご紹介します。

 

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リサイクル券の再発行手順

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自分で再発行する場合の手順を紹介します。手元に「自動車車検証」を準備して、まずは「自動車リサイクルシステム」のサイトのトップページにアクセスをします。利用可能時間は7時~24時となっていますので、時間内に利用しましょう。

参考:『自動車リサイクルシステム』

 

トップページの画面中央にある緑色の「自動車ユーザーの方」のタブを選択し、「あなたの車のリサイクル料金は?」をクリックします。

 

つぎに、「リサイクル料金検索」をクリックすると、検索画面が別ウィンドウで開きます。検索画面の車両区分、車体番号の項目に、車検証を見ながら入力し「検索」をクリックしましょう。車検証の見方が分からない方は、サイト内に車検証の見方も案内されていますのでそちらを参考にしてください。

 

最後に「料金表示」ボタンをクリックすると、「自動車リサイクル料金の預託状況」がPDFファイルとして表示されるため、そのページを印刷しましょう。

 

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リサイクル料金の還付方法

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 還付金は、中古車業者を通して売却するのであれば中古車業者から、個人間で取引を行うのであれば次の所有者に直接請求をすることで支払われます。売却先が中古車買取店なら、買取店からリサイクル料金が返金されるでしょう。その車を手にした人が、新たに支払う義務が生じます。ここでは、車を手放す方法別に詳しく見てみましょう。

 

車を売却した中古車業者から支払われる

中古車業者に車を持ち込んで買取をしてもらう場合は、その中古車業者から支払われることになります。リサイクル券を次の所有者に譲渡する代わりに、リサイクル料金の預託金相当額を受け取ることができます。

 

車の買取金額に含まれた状態で支払われるため、特に受け取るための書類手続きは不要ですが、払い戻し額を含めて計算をしてもらった場合は、買取価格の内訳を説明してもらいましょう。

 

次の車所有者に請求して受け取る

買取業者を通さずに、個人間で車の取引を行うケースも考えられます。その場合次に車を譲渡することで所有者となる人に預託金相当額を直接請求することで、受け取ることが可能です。個人間での取引では直接請求になるため少し申し出にくいかもしれませんが、次の所有者から預託金相当額を受け取る権利はあるので必ず請求しましょう。

 

廃車にする場合

廃車にする場合、リサイクル料金は戻りません。車の最終的な保有者として、取引業者にリサイクル券を渡して「使用済自動車取引証明書」を受け取ります。リサイクル券は、廃車手続きをする際に必要な書類のひとつです。

 

売却する際とは異なり、リサイクル料金の返却はないことに留意しましょう。代わりに、車検の有効期限が残っている場合は、陸運局で自動車重量税を受け取れます。

 

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リサイクル料金の趣旨と内訳

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天然資源の枯渇や地球の温暖化問題、廃棄物の最終処分場の問題がクローズアップされる中で、廃棄物の削減と資源の有効利用を目指し2002年7月に使用済自動車の再資源化に関する法律が制定されました。これは2005年1月に施行され、通称「自動車リサイクル法」と呼ばれています。

 

使用済自動車のリサイクルにおける問題に対応するために設けられたリサイクル料金について、詳しくご紹介します。

 

車のリサイクル料金とは

車のリサイクル料金とは、㈶自動車リサイクル促進センターに預託される預託金です。預託されたリサイクル料金は、㈶自動車リサイクル促進センターにて安全確実な方法で管理・運用されます。

 

車のパーツは90%がリサイクル可能であり、原材料として活用されるものの他にも熱エネルギーとして活用される等、別のものに生まれ変わるものもあります。このように、別の材料に生まれ変わる部分の処理に、納付されたリサイクル料は活用されています。

 

リサイクル料の内訳

シュレッダーダスト料金、エアバック類料金、フロン類料金、情報管理料、資金管理料金が、リサイクル料の内訳です。

 

使用済自動車を解体した際、金属素材をリサイクルした後に残るシュレッダーダストのリサイクルにかかる料金を「シュレッダーダスト料金」、エアバックやシートベルトプリテンショナーの回収とリサイクルにかかる料金を「エアバック類料金」、カーエアコンに使用されているフロンガスの回収と破壊にかかる料金を「フロン類料金」といいます。

 

使用済自動車の状況を電子情報で管理するための「情報管理料金」は130円、リサイクル料金の収納および管理や運用を行うために必要な「資金管理料金」は、新車購入時預託は290円です。ただし、資金管理料金は、使用済自動車として引取時預託は410円になります。

 

リサイクル料にかかる消費税は複雑

消費税区分についても気になるポイントなのではないでしょうか。消費税については少し複雑で難しいと思われるかもしれませんが、未処理の状態を避けるためにも取り扱いには注意しておきましょう。

 

使用済自動車として廃車にした場合はリサイクルや解体という行為を受けたこととなり、消費税が発生します。また、売却時は預託金も売却したこととなるため、金銭債権である預託金の譲渡は非課税と消費税法で定められています。

 

リサイクル券が必要になるのは廃車時のみ

リサイクル券が必要になるのは廃車にする時のみで、車検を受ける時には不要です。買い替えるために車を売却する時には必要となりますが、券自体がなくともリサイクル料金として支払った料金が分かれば良いので、料金を調べることで預託証明書の代わりになります。

 

リサイクル料金は廃車にする車の最後の所有者が負担するものであるため、廃車の場合は払い戻しされませんが、廃車ではなく売却する場合は払い戻しを受ける権利があります。

 

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車売却時にリサイクル料以外で還付されるもの

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還付されるものはリサイクル料だけではありません。車を売却する時に還付されるものとして自動車税があります。自動車税が還付されることに関しては、自動車税は毎年支払う税金ということもあり、気にされる方も多いのではないでしょうか。それに比べてリサイクル料は車の購入時に支払う料金のため、あまり気にならないという方が多いかもしれません。

 

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よくわからない場合にはプロに相談

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車を売却する際に、購入時に支払ったリサイクル料が払い戻しされることはお分かりいただけたと思います。けして安い金額ではないため、このシステムをきちんと理解しておきましょう。

 

お得に車を買取してもらうには、何事もプロに相談することが一番です。信頼のおける業者であれば、細かいことも納得がいくまで聞くことができます。自分では解決できないと思われた時は、車に関するプロであるネクステージに相談しましょう。

 

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まとめ

車売却前のリサイクル券の確認をおすすめする理由

車を売却する前にリサイクル券の確認をおすすめする理由はご理解いただけたでしょうか。損をしないためにもリサイクル券の存在を知っておくことは大切です。

 

リサイクル券は、車を正しい方法で処分し、環境を守るために必要なものです。目的がわかれば、快くリサイクル料金を支払えるでしょう。

 

 ネクステージでは、「その場限りの取引」ではなく「生涯取引」という考え方のもと、車の買取に真剣に取り組み、お客様には買取金額だけでなくサービスにも満足していただけることを目指しています。ぜひ、車に関する相談はネクステージにお寄せ下さい。

 

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