中古車の売却相場はいくら?車の相場を決めるポイント
現在乗っている車がどのくらいで売れるのかを知りたいとき、まずは概算価格を出すために査定を申し込むことができます。大まかな項目であればインターネットを経由し匿名で算出することも可能ですが、最終的な決定は「信頼できるかどうか」が重要です。
今回は、中古車を売却する際の相場を決めるポイントや、業者選びの注意点をご紹介いたします。簡単査定の申し込み方法はもちろん、人気のボディータイプもピックアップしているので参考にしてみてください。
※目次※
・中古車の買取相場は年式や事故歴などで異なるが、店舗によっても大きな差が出る場合がある
・売却を決める前に、プラス査定になるものがないかチェックしておこう!
・ネクステージでは、インターネットやフリーダイヤルから簡単に無料シミュレーションを申込める!
中古車の売却相場を決めるポイント
自分の車がどれくらいの価格で売れるのかは、なかなか実感しづらいものです。人気車種であれば高値がつきますが、同じ年式・カラーでも傷の有無や走行距離によって大きく変動します。まずは、中古車の価値に大きく関わるポイントをご紹介します。売却価格の目安として相場(車の価値)を左右する要素をおさえておきましょう。
車のモデルと年式
車のモデルが最新もの(現行モデル)には高い価値がつきます。古くなればなるほど価値が下がるのは言うまでもありませんが、「古いモデルだから損」というわけでもありません。リセールバリュー(再販売価値)は低くなるものの、年式が古くなっても高値で買い取ってくれる場合もあります。
新車であれば、購入後3年目の車検が相場変動の境目といえるでしょう。5年を過ぎるとリセールバリューは下がり、10年以上になるとほとんど価値がなくなってしまいます。ただし、希少な車種の場合は想定以上の価格で売れることもあります。
走行距離
「10年落ち」という言葉がよく飛び交っていますが、これは1年で1万キロ走行を基準としたときの年数です。つまり走行距離10万キロ以上の車であることを表しています。
「10万キロ以上走ると故障が頻発する」という話は、多くの人がご存知でしょう。そのため、走行距離がすでに10万キロを超えている場合は、価値がグンと下がるかもしれません。反対に、年式が古くても走行距離が短い車であれば相場以上の価値がつくこともあります。
車のボディーカラー
自動車メーカーを問わず、車にはさまざまなカラーバリエーションがあります。なかには10色以上展開している車種もありますが、高価値になる可能性が高いのはブラック・ホワイト・シルバーの3色です。
定番でありながら万人受けしやすい人気のカラーですが、車種によってはこの3色が不人気となる場合もあります。カラーによって年式や走行距離のように大幅に変わることは稀ですが、数千円から数万円程度の差額につながることは理解しておいたほうが良いでしょう。
事故歴・修理歴などのダメージ
車体のへこみ・傷の有無はもちろん、事故歴や修理歴などでも価値が変動します。運転に問題がある場合を除いては、10万円以上下落することは少ないといえるでしょう。もちろん、大がかりな修復があった場合にはこの限りではありません。
また、「事故を起こしたが修復していない」という場合は、さらに価値が下がってしまいます。店舗側に修復費用の負担がかかってしまうため、10万以上の値下げも覚悟しておいたほうが良いでしょう。
標準装備及びオプションの有無
革シート・エアロパーツ・AW(アルミホイール)・サンルーフといったオプションは、高価買取が大いに期待できます。ただし、オプションの組み合わせや流行も相場を左右するので注意が必要です。
また、社外パーツを装備している車は値下げにつながる可能性もあります。しかし、人気のパーツであればそのまま査定に出してみても良いでしょう。社外パーツでも、人気ブランドのオーディオや車検対応マフラーならプラス査定になる可能性があります。
タイヤ・ホイールの状態
タイヤが劣化している場合は、安全面からマイナス査定の理由になります。「スタッドレスタイヤなら高価になる」と考える方も多いですが、豪雪地の冬季などでなければそれほど影響しません。スタッドレスタイヤであるか否かよりも、「安全に乗れるかどうか」が重視されるからです。
また、社外のタイヤやホイールを装着している場合も価値が下がる可能性があります。例外として、「人気のホイールをつけている」「純正品に劣らないほどスタイリッシュな見た目である」といった場合にはプラス査定になる場合もあります。
売却する中古車業者
地方で営業している、または全国チェーンでない中古車業者は、店舗によって相場が変動します。相場と大きく異なった価格を提示される可能性もゼロではありません。数千円程度の差は大手チェーン店でも見られますが、小規模な業者の場合は数店舗に見積もりを依頼したほうが良いでしょう。
全国展開している業者や地方でも知名度が高い中古車業者であれば、それほど大きな差は出ません。はじめて売却するという方は、信頼性の観点から見てもなるべく大きな業者を選ぶのがおすすめです。
中古車の売却価相場を知る方法
売却相場を決めるポイントは理解できても、具体的にどのくらいの価格で売れるのかはわからない方も多いでしょう。インターネットを活用して簡単に査定シミュレーションが受けられますので、ぜひ一度依頼してみてください。店舗に足を運ぶことなく、現在乗っている車がどのくらいの価格で売却できるかを知ることができます。
査定シミュレーションを行う
中古車業者の多くは、ホームページから査定シミュレーションを受け付けています。電話での問い合わせはもちろん、指定フォームから申し込んでコールバックを利用することもできるので、多忙な方でも簡単に依頼可能です。
ネクステージでは、フォームからのお申込み・フリーダイヤルからのお問い合わせのいずれにも対応しています。査定シミュレーションで提示する価格はあくまでも概算となりますが、売却をお考えの方はぜひご活用ください。
実際に査定を受ける
ネクステージの無料査定シミュレーションを申し込んだ方には、希望の時間帯に電話で概算価格をご連絡いたします。さらに、具体的な査定を希望の方には、現場での査定を案内、査定担当者が実車をチェックし、正確な買取金額を提示いたします。
また、売却先を決定するまでに必要書類を揃えておくとその後の手続きもスムーズです。車検証・納税証明書・自賠責保険証明書など、不足がないかなるべく早めに確認しておきましょう。
査定シミュレーションと実際の査定の違い
査定シミュレーションは簡単に依頼できますが、実際の査定でチェックするポイントのほとんどが項目に含まれていません。ボディの細かい傷や内装がその例です。
シミュレーションの項目は業者により異なりますが、メーカー名・車種名・年式・走行距離の4項目が一般的でしょう。これ以外は、実際に見て判断するしか方法がないためです。「とりあえず相場を知りたい」という方は査定シミュレーションを、「なるべく精算見積に近い金額が知りたい」という方は査定を依頼しましょう。
中古車で高値査定を得るためのお店選びのポイント
中古車を売るなら、なるべく高い値段をつけてほしいと考えるでしょう。では、高値査定を得るためのお店選びの基準はあるのでしょうか。売却を決めてから損をしないためにも、2つのポイントをおさえておきましょう。
買取(仕入れ)から売却(販売)までを行っている会社
売却先を選ぶポイントのひとつとして、まず注目したいのが「買取・売却どちらも実施している」という点です。仕入れた中古車を販売している業者であれば、自ら修理・整備することが多いため、知識と技術が豊富です。
中古車に不備があった場合でも、独自のルートで仕入れた部品で修理して販売できます。店舗側にも不利な部分が少ないため、ディーラーなどへ下取りに出すよりも高値査定になる傾向があるのです。
また、大手業者であればプロフェッショナルなスタッフが多く、幅広いメーカーに対して知識を蓄えています。一般的には不人気の車種でも、コアなファンを狙って高価買取するといった場合もあります。安心感があり信頼関係も築きやすいため、買取・売却どちらの実績も豊富な業者に絞っていくと良いでしょう。
その場限りの取引ではない真摯な会社
取引だけに注力するのではなく、ユーザーに寄り添った対応をしているかどうかを見極めることも大切です。店舗全体のサービスやスタッフの明るさなどはもちろん、小さな不安も解決に向けて真摯に向き合える会社を選びましょう。
ネクステージの簡単査定申し込み
ネクステージの査定は、無料で簡単に申込みできます。まずは専用フォームから、車について4点、個人情報3点をご記入ください。営業時間内であれば、フリーダイヤルからの申し込みも可能です。
申し込み後、営業時間内にオペレーターから概算価格をお伝えします。より具体的な価格を算出するために、希望の日時で担当者が実車を査定いたします。最終的に正確な金額を決定し、提示します。不明点等は、いつでもお気軽にご相談ください。
人気中古車ボディータイプランキングベスト3
具体的にどのような車種が人気なのかを見てみましょう。SUV・ミニバン・ハイブリッドや電気自動車の3種類から、それぞれのボディータイプの魅力をご紹介します。売却価格に反映される部分ですので、相場を判断する際の基準になるでしょう。すべてネクステージで取り扱いのある車種をピックアップしています。
SUV
スポーツ用多目的車と呼ばれるSUVです。安定した道だけでなく、山道などの悪路走行を楽しみたい方に人気の車です。
トヨタのアルファードやヴェルファイア、ランドクルーザーが有名で、とくにアルファードはメーカー内では「最高級ミニバン」としても知られており、ミニバン市場の代表格でもあります。内装はグレードによって大きく異なり、売却・販売価格も変動しやすい部分です。室内ルーフに装備されたLEDライトは標準装備で、この上品さに惹かれる方も多いでしょう。
また、上記3車種はいずれも車内が広々としているのが魅力で、4人以上の家族にも人気です。
ミニバン
日産のセレナやホンダのステップワゴンはミニバンに分類され、車体の大きさや内装の広さから家族のいる方に人気が高い車種です。どちらも1.5ボックス系のミニバンで、大きい車が苦手な方でも比較的運転しやすいという魅力があります。
また、セレナはハンズフリーオートスライドドアの技術を搭載しており、足先のセンサーに反応してドアが開閉します。両手がふさがった状態でもスムーズに乗り降りできる点は、子育て世代に人気の理由といえるでしょう。
ハイブリッド・電気自動車
環境への配慮が問われる昨今、ハイブリッドや電気自動車の需要が急増しています。ガソリン車に比べて燃費も向上するため、買い替えの候補に入れる方も多いでしょう。
ハイブリッドカーの人気車種には、トヨタのアクアやプリウスなどがあります。不注意などによる事故を防ぐ「車線はみ出しアラート」を搭載している点が特徴です。世界的にも信頼性の高いメーカーですので、中古車市場でも高値がつけられることが多いといえます。
まずは信頼のおける中古車業者に相談を
中古車の査定はインターネットや電話でも依頼できる時代になりましたが、その便利さを利用してユーザーに不利益を被らせる業者が存在します。なるべく高く売りたい気持ちをおさえて、まずは信頼できる中古車業者を探して相談してみましょう。
信頼できる業者であれば、長く付き合えます。「1回きりだから」と妥協せず、アフターケアにおいても満足できる業者を選ぶのが大切です。不安をすべて解消して、気持ちよく取引できるような関係を結びましょう。
まとめ
中古車売却を決めてからお店選びまで、相場やプラス査定になる基準などポイントはたくさんあります。安心できる相談先(業者)を見つけておきましょう。
ネクステージでは、無料査定シミュレーションから買取・販売まで依頼できます。ユーザーに満足してもらえるようサービス充実化に取り組んでいますので、中古車売却や買い替えをお考えの方はぜひこの機会にご検討ください。