車の下取り査定額はどのように決まる？査定額を上げる方法についても解説

新しい車に買い換えるときは、手続きが少ない下取りが便利です。さらに、売る予定の車にひと工夫するだけで査定額を上げることもできます。下取りの仕組みや査定額を上げる方法を理解しておけば、お得に次の車に乗り換えることが可能です。

この記事では、下取りをする際に抑えておきたいポイントや買い取りとの違いをご紹介します。また、ネクステージが独自に行った「車の売却に関するアンケート」についての調査結果も紹介しますので、売却方法を選ぶ参考にしてください。

・車の下取りをする際は、できるだけ購入した状態に戻して高額査定につなげよう！

・下取りと買取の違いを理解して、メリットの高い方で車を売ろう！

・高額査定を狙うなら、信頼性の高い中古車販売店ネクステージがおすすめ！

次に「年式」や「走行距離」です。走行距離は1年間で1万kmが基準とされており、基準に近いほど減額対象になりにくい傾向にあります。年式は、古い車種よりも年式の新しい車種のほうが高額になりやすい傾向です。

外装は、傷やへこみが目立たないほうが査定士への印象は良くなります。しかし、多少の傷や小さなへこみだけなら査定額に大きな影響は与えないでしょう。

注意が必要なのは、骨格部分を修理した形跡がある場合です。主要部分の修理や破損の形跡がある車は「修復歴車」と呼ばれ、減額対象にされやすくなります。しかし、カーナビ、ライト、バンパーなど壊れていても修復歴に入らない部位もあるため、修復歴があるからといって必ず査定額に影響が出るわけではありません。

内装は、購入したときの状態にできるだけ近いことが理想です。注目されるのは「臭い」と「見た目」で、ペットやたばこなどの臭いが強く残っていると、そのまま売ることができないため減額の対象となります。

また、飲み物や食べ物の汚れがシートに付いていないか、ダッシュボートやサイドポケットなどの開閉に問題はないかなどをチェックされるため、できる限りきれいな状態に戻しておくと安心です。

プロの査定士は、素人には分からないエンジンの音でも不具合を見極められます。エンジンやエンジン回りの状態が良ければ査定アップが期待でき、反対にエンジンの状態が悪ければ査定額が低くなってしまうでしょう。

水没した車や塩害によってさびがある車は、エンジンの不具合が予想されます。修復歴車には該当しないものの、このようなケースは事前の申告が必要です。場合によっては損害賠償の対象になることもあるため、エンジン回りの故障があった場合は必ずスタッフに申し出るようにしましょう。

タイヤホイールや各種パーツには「純正部品」と「社外パーツ」が存在しますが、査定額アップにつながるのは純正部品です。車の査定では購入したときの状態に近いほど評価が高くなるため、パーツも純正部品に戻しておくことをおすすめします。

この他、スタッドレスタイヤや使っていない純正部品がある場合は、プラス査定の要素となるため査定時に伝えておきましょう。

純正カーナビは車のデザインに合わせてカーナビ本体の色も変えてあることが多く、ハンドルのボタンとカーナビが連動しているものもあります。純正カーナビはプラス評価が期待できますが、純正カーナビを外してしまった場合や純正カーナビを処分してしまった場合は同じ評価を受けられません。

カーナビを取り外してから査定を行っても問題ありませんが、取り外しの際に傷が付く可能性があること、業者に頼むと費用がかかることに注意しましょう。

取り外した外付けカーナビは、次の車に取り付けることも可能です。ただし、車種によっては使用できないケースもあるため注意しましょう。

いずれにしても、外付けカーナビは下取りでは評価されづらいため、カーナビを捨てる気持ちで査定に出すか、取り外すかを決めておきましょう。

洗車をしなくても車を下取りに出すことは可能ですが、洗車をすることで良いことが起こりやすいのも事実です。

しかし、ワックスやコーティングなどがはがれるほどの過度な洗車は減額査定になってしまうケースもあるため、洗車についての理解を深めておきましょう。

車をきれいにしたからといって査定額が上がるわけではありませんが、洗車が無意味ということでもありません。泥だらけの車を査定に出した際に、査定士が汚れをオイル漏れと勘違いして減額査定をした事例もあります。

過度な洗車はマイナス査定の原因になる可能性はあるものの、洗車をすることでトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。

お互い気持ち良く査定を進められることからも、下取り査定に出す前には簡単な洗車をしておきましょう。

車内の掃除でのポイントは、臭いや汚れをできる限り落としておくことです。汚れは掃除機や雑巾を使えば落とすことができますし、臭いは消臭剤を使えばある程度は取り去れます。洗車と同じく過度な清掃は必要ありません。できる範囲で行いましょう。

純正パーツのほうが需要は高くなりますが、カスタムパーツのメーカーによっては査定対象になる場合もあります。人気メーカーの場合は査定時に持参してみましょう。

車を手放す方法である下取りと買取は、同じようで大きく異なる点が数多くあります。車の売却額に大きく関わってきますので、しっかりと理解しておきましょう。

また、ディーラーの下取り価格は自社のブランドや純正部品を高く評価する傾向にあるため、他メーカーの場合は査定額が低くなる場合があります。下取りをしてもらえないわけではありませんが、思うような査定額が提示されない可能性を考慮しておきましょう。

ネクステージが行った独自アンケートでは、直近で利用した売却方法に下取りを選んだ方は58.1%となりました。満足したポイントとして「手続きが簡単だった（34.1%）」「スタッフの対応が良かった（24.5%）」「納車まで今の車が使用できる（15.7%）」が挙げられています。

多くの買取店で重視されるのは「市場での需要」です。そのため純正部品はもちろん、社外パーツであってもプラス査定になる店舗もあります。

また、買取店では買取った車を市場に流して利益を得るため、時期によっては高額査定で車を売却することが可能です。

ネクステージが行った独自アンケートでは、直近で利用した売却方法に買取を選んだ方は35.9%となりました。満足したポイントとして「手続きが簡単だった（46%）」「査定価格が予想以上に高かった（33.5%）」「スタッフの対応が良かった（28.6%）」が挙げられています。

一方、価格が安定しているのはディーラーの下取りです。買取はオークション相場を活用するため、買取は時期や需要によって価格が変動します。そのため、下取りよりも売却のタイミングが重要です。

ディーラーの下取りは車を買い換える手続きが簡単な反面、同じメーカーの車種しか買えません。しかし、買取であればさまざまなメーカーの車種を選べます。

下取りと買取それぞれメリット・デメリットがありますが、お得に車を売るのであれば買取のほうが高額査定を期待できるでしょう。

下取りは、同じメーカーの車種で純正部品が付いている場合に有利で、新車を購入する際の手続きが簡単になるメリットがあります。しかし、単純に売却のみを検討している方や少しでも車を高く売りたい方は、買取のほうがおすすめです。

買取を行っている業者は数多くありますが、その中でも信頼できる業者へ依頼するようにしましょう。査定額に大きな影響はありませんが、査定士の印象を良くする上では洗車や掃除は大切です。また、カスタムパーツの取り外しや純正部品の取り付けなど、できることを行っておきましょう。

ネクステージは高額買取の実績も多く、独自の販売経路を持っています。AIS資格取得者による確かな査定により、車の価値を反映させた高額査定が可能です。安心して愛車を売却したいとお考えの方は、ぜひネクステージにご相談ください。