車の下取り相場はどのくらいなの？査定基準や金額の調べ方と高く売るポイント
車を買い替える際、今の車をできるだけ高く売りたいと考えている方も多いでしょう。愛車を高く売れるか気になるとき、まず調べるのが「下取り相場」です。しかし、いざ中古車の下取り相場を調べようと思っても、どうやって調べれば良いのか分からないという方もいるのではないでしょうか。
今回は、中古車の下取り相場を調べるにはどうすれば良いのか解説を行っていきます。愛車の価格を上げる方法もご紹介しますので、ぜひチェックしておきましょう。
※目次※
・下取りの相場価格は、ネット上で簡単に調べられる。メーカー公式サイトであれば、信頼性も高い
・ネットでの下取り相場価格は、あくまでも参考価格である。最終的には、実際に見積もりしてもらって明確な金額を明らかにしよう
・下取りよりも、買取の方が高値が付く傾向にある。買取にするのであれば、信頼と豊富な知識を持つネクステージがおすすめ
車の下取り相場はどうやって決まるの？
車の下取りとは、車の乗り換え時に今まで乗っていた車を業者に買い取ってもらい、新車を購入することです。前の車の買取価格を新しい車の購入価格に充てられるため、できるだけ高額で買い取ってもらうのが理想ですよね。
ところで、車の下取り相場はどのように決まっているのでしょうか。下取り価格を上げるポイントを紹介するので、車の下取り価格アップのために参考にしてみてください。
査定額の判断基準
下取り価格は、さまざまな車の箇所をチェックして決定します。まずは「走行距離」です。普通車であれば年間平均1万km、軽自動車であれば年間平均8,000kmを目安とし、年間平均走行距離よりも低い車ほど高い査定になります。
次に「ボディカラー」です。新車や中古車市場で人気のある「黒」や「白」の車の査定が高くなる傾向にあります。そして、「外装・内装の状態」も重要な査定内容です。外装、内装とともに、傷やへこみ、擦れ、割れが少ない方が査定は高くなります。
さらに、内装の場合はシートのへこみやシミなども査定内容に含まれますので、査定に出す前には入念にチェックしておきましょう。
「オプション品」の充実度も、高額査定になるかを左右する重要な査定内容です。特に、メーカーオプション品は後付けできないため、付いている車は中古車市場でも需要が高く、査定が高くなることを期待できます。
車の寿命の目安
車の寿命も下取り価格を決める大切なポイントです。そもそも車の寿命とは、走行距離の多さや車に乗っている年数などによって異なりますが、車を廃車や買い換えるための目安の時期です。
乗用車の平均使用年数は平均13年で、走行距離の寿命は10〜15万kmが平均です。もちろん、車の修理歴、使用頻度などによって車の寿命は変化します。あくまで平均なので、走行距離が少なかったり、部品交換を行っていたりと車によっては平均以上に長く乗られているケースもあります。
車の乗り換えに向いているタイミング
車の寿命は平均13年、走行距離が10〜15万kmを超えたらと判断するケースが多いと紹介しました。しかし、「一般社団法人 自動車検査登録情報協会」が2020年に発表したデータによると、乗用車の平均乗り換え年数は8.72年と平均寿命の13年よりも短いスパンで乗り換えられるケースが多いことが分かります。
車の乗り換えを検討している人は、下取り価格を次の車の購入資金にすることが多いため、できるだけ良い状態で下取りに出し、高価格での買取を希望しています。そのため、車の寿命を待つ前に乗り換えるケースが多いのでしょう。
また、車は購入してから3年後に1回目の車検、2回目以降は2年ごとに車検があります。7年目にある3回目の車検では、走行距離も増えメンテナンスが必要な場合もあり、車検にかかる費用も高くなります。そのため、7年目の車検の前に乗り換えを検討する人も少なくありません。
下取りの相場を調べる方法
中古車の下取り相場を調べる方法は、「メーカー公式サイトをチェック」、「下取り相場調査サイトをチェック」、「実際に見積もりに出す」の3つがあります。まずは、気軽に行えるサイトチェックを行い、その後に実際に見積もりに出すのがおすすめです。
下取りの相場が分かることで、新しい車を購入する際の資金計画を立てられます。車の買い替えを決めたら、早めに下取り相場を調べるようにしましょう。
メーカーの公式サイトのデータを参考にする
トヨタと日産では、メーカー公式の下取り参考価格を算出するサイトを運営しています。このサイトは、トヨタと日産の車だけではなく、全ての国内メーカーに対応しておりとても便利です。
愛車のメーカー、車種、年式、グレードなどを選択していくと、参考価格として下取り価格が表示されます。
算出される参考価格は、全国にあるトヨタと日産ディーラーの実際の下取り価格データを基に算出しています。国内の大手メーカー公式のサイトであるため、とても信頼性が高いという点が強みです。
ただし、古い車種であったりマイナーで生産台数が少ない車種であったりすると、参考価格のデータがないこともあります。全ての車種のデータがあるわけではないので注意が必要です。
下取り相場を調査しているサイトを参考にする
メーカー公式のサイト以外では、下取り相場調査サイトの相場を参考にできます。下取り相場調査サイトの場合、その場でおおよその参考価格が分かるものや、詳細な情報を入力してメール送信を行うと下取り相場の参考価格を知らせてくれるものがあります。
サイトの中には、過去の下取り相場から現在までの相場を、株価のチャートのように分かりやすく表示をするところもあります。未来の相場予測もあり、いつ下取りに出すのがお得なのかを予想でき、下取りに出すための計画を立てることが可能です。
ただし、下取り相場のデータはサイト独自のものであることが多く、サイトによって参考価格の差が大きい場合もあります。
実際に見積もりをしてもらう
公式サイトや下取り相場調査サイトを参考にしたら、次は実際に見積もりに出してみましょう。実際に見積もってもらうことで、より精度の高い価格を知ることが可能になります。
サイトでは、おおよその参考価格しか判明しません。入力する項目が、車種、年式、グレードなどの大まかな項目であるため、詳細な価格までを算出することはできないためです。
詳しくは後述しますが、実際の下取り価格は、外装や内装の傷の有無、走行距離、装備が大いに関係します。査定士に車の隅々まで見てもらうことで、参考価格ではなく実際の下取り価格が判明するのです。実際の価格が判明すれば、新たな車を購入するための現実的な資金計画を立てられるでしょう。
下取り相場を確認して車を売る時に必要な物とは？
下取り相場を確認し、いざ下取りに出す際は車に関する書類の準備が必要です。普段は使うことのない書類が多いので、どこにあるか分からない場合もあるかもしれません。スムーズに下取りに出せるよう、あらかじめ手元に用意して、下取り準備をすすめましょう。
それでは、中古車を下取りに出すときに必要な書類を詳しく説明します。
用意する書類
中古車を下取りに出す際には、さまざまな書類が必要です。いざ下取りに出すとき、書類が見つからずに困ることのないよう早めに確認しておきましょう。
中古車を下取りに出す際に必要な書類は、下記の通りです。
・自動車検査証
・リサイクル券
・自賠責保険証明書
・自動車税納税証明書（軽自動車税納税証明書）
・印鑑登録証明書
・実印
自動車検査証、リサイクル券、自賠責保険証明書、自動車税納税証明書の4点は、普段からダッシュボードの車検証入れに入れているという方も多いでしょう。印鑑登録証明書は、実印の登録をあらかじめ行っておくことで取得できます。
必要な書類が見つからない場合、各書類を管轄する団体や業者に再発行の依頼を行う必要があります。再発行には時間を要するため、早めに必要書類のチェックをしておきましょう。
車両のアイテム
下取りに出す時の車に残っているガソリンの残量やタイヤの種類などは、下取りに関係するのでしょうか。ガソリンの残量については、満タンでも残量が少なくても下取り価格には影響しません。ただし、業者へ移動している際にガス欠になってしまった場合、ガソリンスタンドの出張料として1,000円ほど支払うことになるので残量には注意しましょう。
タイヤは溝が5mm以上残っていると査定にプラスになりますが、新品のタイヤに履き替える必要はありません。タイヤを外してタイヤだけ売却、次の車で使うということはおすすめしません。最悪の場合、タイヤがない車は車として買い取ってくれないこともあります。
車の下取り相場よりも査定額を高くするポイント
車の下取り価格や買取価格を上げるには、自らアクションを取ることが重要です。自宅から近い業者に決めるという方法でも、手間がかからないので良いかもしれません。しかし、より高く愛車を買い取ってもらい、新しい車を購入するための資金を少しでも増やすのであれば、価格の相談や、高く引き取る業者を探すなどの行動を起こしましょう。
同じメーカーのディーラーを利用する
下取りに出す車のメーカーではなく、他のメーカーでもディーラーは車の下取りは行ってくれます。しかし、他社メーカーを扱うディーラーに下取りを出すと同じメーカのディーラーに出すより、下取りの査定額は下がってしまうケースが多いでしょう。
同じメーカーのディーラーに下取りに出せば次の車も同じメーカーで買ってくれる可能性が高いので、自社ディーラーに出したほうが高額査定を狙えます。また、ディーラーが経営している中古車販売店で販売できる可能性もあるため、他社メーカーの査定より同じメーカーのディーラーを利用したほうが良いでしょう。
下取りよりも買取にする
下取りよりも、買取にした方が高く売れる傾向にあるので、買取にシフトチェンジするのもおすすめです。下取りの場合、新しく車を購入する店で売却の手続きを行えるため、手間がかからずとても楽です。しかし、より高値での売却を求めている方は、手間はかかりますが買取業者に査定を依頼しましょう。
車を下取りではなく買取にする場合、ぜひネクステージにご依頼ください。ネクステージは、全国に100以上の店を構え、総在庫数は1万2,000台を誇っています。
「愛情買取」宣言をしており、お客様が愛着を込めて大切に乗った車を、1台1台愛情を持ち丁寧な査定を行います。販売力に自信があるネクステージだからこそ、高価買取を実現できます。車の買取は、ぜひネクステージにご相談ください。
車の買取が下取り相場よりも高く売れる理由とは？
車を買取る方法には、古い車を引き取ってもらいながら新車を購入する「下取り」と買取専門店で車を買い取ってもらう「買取」の2種類があります。実際には、下取りよりも買取のほうが高値で売れる傾向があります。
その理由はなぜなのかポイントごとに詳しく解説していきます。
車の価値で査定額が決まる
「下取り」は新車を販売するのを主としているディーラーが行っているのに対して、「買取」は車の買取を専門としている買取店が行います。買取業者は中古車相場の知識が多く、さまざまなメーカーの車の価値に合わせて査定を行ってくれるため、車を高値で買い取ってくれるケースが多いです。
買取専門業者は、人気の車種、ボディーカラー、装備品などさまざまな観点から市場の動向を見極めて下取り相場を設定しています。車の高値買取を希望する場合は、買取専門店を利用するのをおすすめします。
販路が多くリスクが少ない
下取り相場より買取業者に買取を依頼した場合の価格のほうが高くなることが多いのは、買取業者は中古車の販路が多くリスクが少ないのも理由の一つです。
売買を行っている中古車販売店は全国展開をしていたり、インターネットでの取引ができたりと買取後の売却ルートが多いのが特徴です。そのため、車が売れ残るリスクが低いことから、中古車を高価買取しても損が出にくいため、査定額へ反映しやすいでしょう。
下取り相場よりも高く車を売りたいときはネクステージへ！
車のディーラーでの下取り相場よりも高く車を売却したい場合は、中古車買取専門店を利用するのがおすすめです。どこに買取に出そうか迷っている方は、全国展開している「ネクステージ」を利用すると良いでしょう。
ネクステージを利用するメリットを詳しく紹介するので、参考にしてみてください。
無料で査定額を調べられる
ネクステージでは、Webサイトから「メーカー名・車種名・年式・走行距離・お住まいの都道府県・名前・電話番号」を入力するだけで簡単に査定の申込みができます。入力項目も最小限で査定は無料で行えるため、初めての人でも抵抗なく査定額を調べられるでしょう。
Webで無料査定を申し込んだあとは、電話で概算価格の確認を行います。概算価格を確認したあと、査定担当者が実際に車を確認して最適な買取価格を提示してくれます。
高価買取が目指せる環境が整っている
ネクステージが高価買取ができる理由は、全国に160店舗展開していて車の価値が落ちる前に販売できる圧倒的な販売力があるからです。
全国展開しているため、販路の確保がすでにできており、中間マージンの発生が一切発生しません。
そのため、余計な費用が発生せず、車本来の価値を買取価格に反映できる高価買取が目指せる環境造りが整っています。
まとめ
ここまで、中古車の下取り相場を調べるにはどうすれば良いのか、また、愛車の価格を上げる方法などについて解説を行ってきました。
下取り相場は、ネットで簡単に調べることが可能です。ネットで参考価格を確認し、その後に実際に見積もりをしてもらうと、新しい車を購入するための資金計画を立てやすくなります。また、より高く売るのであれば、下取りよりも買取にシフトチェンジすることが必要です。
ネクステージでは、中古車の査定、買取、販売を行なっています。長年の経験から知識の豊富なスタッフが、お客様一人一人のご要望を聞きながら親身に対応いたします。まずは査定だけでもお気軽にご相談ください。
