中古車の「下取り」とは？高く買い取ってもらうためのコツを知ろう！
愛用してきた車を高い金額で売却する方法を知りたいという人がいるのではないでしょうか。中古車を買い取ってくれるお店は多数あるため、どこで買い取ってもらうか悩んでしまうこともあるでしょう。
中古車を売却するためには下取りと買取りの違いを把握しておくことが大切です。また査定額が決まる基準を知っておくことで、高い金額で売却するためのコツがわかるでしょう。
そこでこの記事では下取りと買い取りの違いやメリット・デメリット、査定額が決まる基準をご紹介します。
※目次※
・高く売却したいなら下取りよりも買取がおすすめ！
・新しい車を購入するか迷っている方はまずは買取を選択することも一つの方法。
・査定額を決める5つのポイントをチェックして、事前に対策しよう。
中古車の「下取り」と「買取り」は何が違う？
車の下取りと買取は似ているようで大きく異なります。違いを把握しておかないと同じ売却をする行為でも損をしてしまうかもしれません。 高い金額で売却し、その後の生活に生かすためには下取りと買取りの違いを把握することが大切です。
「下取り」とは
下取りとは新しい車を購入するために、それまでに乗車していた車をお店に売却することです。下取りによって手に入れたお金は、新しい車を購入するための資金に充てることになります。
それまでに乗っていた車を下取りに出すことで、新しい車をスムーズに購入できるのがメリットです。次の車を購入するお店で下取りに出すと、新しい車を購入する金額交渉がしやすくなるでしょう。同じお店で売却と購入を行えるため、手間がかからないのも特徴です。
「買取り」とは
買取りとはそれまでに乗っていた車を中古車販売店といったお店に買い取ってもらうことです。売却によって手に入れたお金で新しい車を購入することもできます。新しい車を購入せずに、子供の教育費や親の介護のための費用に充てることも可能です。
それまでは車に乗っていたものの引っ越しやライフスタイルの変化によって車が必要なくなることもあるでしょう。その場合は車を買い取ってもらうことで、お金を無駄にせずに有効活用できます。
「下取り」と「買取り」はどちらが得？
下取りと買取りでは、一概にはどちらがお得とは言い切れない部分があります。しかし、一般的には買取りの方が高い金額で売却できるものです。売却後に新しい車を購入する予定がない方であれば、買取りをしてもらう方法で手放したほうがお得でしょう。
買取りのほうが高値で売れる可能性がありますが、新しい車を購入するのであれば下取りのほうがスムーズに手続きを進められるという魅力があります。新しい車の購入予定や、売却までのスケジュールなどを考慮して、自分に合った方法を選びましょう。
中古車を下取りしてもらうメリット・デメリットとは？
売却と購入を同時に行いたいのであれば下取りを選択するメリットはあるでしょう。ただ、売却後に車を使用する必要がない方であれば下取りを選択する必要はありません。車を買い取ってもらい何かほかのことに使うとよいでしょう。
下取りを希望している方はメリットだけでなくデメリットを把握した上で、売却・購入を進めていくと安心です。
下取りのメリット
中古車を下取りしてもらうことには値段の交渉がしやすい、手続きのストレスが少ない、短期間で売買を完了させられるといったメリットがあります。
下取りに出す場合は新しい車を購入する前提なので、売却価格と購入価格の両方を考慮した金額の交渉が可能です。新しい車をその販売店で買う代わりに下取り額を高くしてほしいというスタンスでお願いすることで、普通に車を購入するよりも安い金額で手に入れられる可能性もあるでしょう。
車を売るための手続きと買うための手続きには大きな手間がかかるものです。それぞれを別のお店で行うとなると、書類を揃えたり記入したりする手間が増えて、ストレスになることも多いでしょう。しかし、売却と購入を同じお店でお願いすることで、担当者がスムーズに手続きをサポートしてくれます。
そのため売却と購入のそれぞれが完了するまでの期間も短期間にまとめることも可能になります。
下取りのデメリット
車を下取りに出すデメリットは買取りよりも査定金額が下がる傾向にあることです。もちろん下取りだから査定金額が安くなるというわけではありません。しかし買取りのほうが車に装備しているオプションを高く評価することもあり、下取りよりも査定金額が高くなるケースも多いものです。
新しい車を購入する予定がないのであれば下取りではなく、買取りを選択したほうがメリットは大きいでしょう。
下取りの査定額は何で決まる？
下取りの査定額を決める基準はある程度決まっています。もちろんお店によって多少違いはありますが、以下でご紹介する5つのポイントを確認しておくと査定金額に対して納得できるかできないかを判断しやすくなります。
車を下取りに出す際は高い金額で売却できるのか心配になる方もいるかもしれません。まずは以下のポイントをもとに愛用してきた車をチェックしてみましょう
車種や年式など
車種は人気なものであればあるほど査定金額が高くなる傾向にあります。それだけ欲しい人が多く、需要が高まるためお店が高額で販売できる可能性があるからです。あまり人気がない車種だと需要が少なく査定額も低くなる傾向にあります。
年式に関しては新しい車種のほうが査定額は高くなりやすいでしょう。年式が古くなると走行距離も長かったり部品も劣化していたりすることで、後になってから問題が生じるかもしれません。そのため年式が新しい車であればあるほど高く査定してもらえるでしょう。
車の外装関係
車の外装に関して重要なポイントは傷や凹みがないことです。多少は傷ついたり凹んだりしていたとしていてもあまり目立たなければそこまで減点されることもないでしょう。
しかし見た目上問題ないからといって全く減点されないわけでもありません。万が一、過去に事故を起こしたり修理したりした車の場合、修復歴ありと判断されて減点される可能性が高くなります。
車の内装関係
内装におけるポイントは見た目とニオイの２つです。意識すべきことは購入時の状態に戻しておくことでしょう。
もしも車内が汚れていたり、タバコなどのニオイが漂っていたりすると減点対象となる可能性が高くなります。査定に出す前に汚れやニオイをチェックして改善しておきましょう。たった少しの確認と清掃作業で査定額を上げられる可能性があるのです。
エンジン周辺
エンジン周辺の状態の良し悪しで査定額は変わります。ただ、素人の目で確認したとしても状態が良いのか悪いのか判断できないこともあるでしょう。素人では気づかないポイントをプロの目線で判断してくるため、事前の対応は難しいものです。
注意しておくべきことはエンジン周りで故障が生じている場合は事前にスタッフに申告することです。申告しないまま査定に出すと、後で損害賠償を請求されるリスクがあるため気をつけましょう。
純正かどうか
車に搭載している各種パーツが純正かどうかによっても査定の金額に影響を与えます。純正のパーツであれば査定金額が高くなる傾向にあり、純正ではない他の会社から買ったパーツであれば査定金額は低くなる可能性があるでしょう。
査定に出す前に純正ではないパーツを装備していたとしても、高く売却するために純正のパーツに切り替えることも可能です。ただ純正のパーツを購入するための費用も考慮しなくてはなりません。パーツの買い替え費用と査定金額を高くできる可能性の両方を考慮して買い換えるかどうかを検討することが大切です。
まとめ
車を下取りに出す際は買取りとの違いを把握しておくことが大切です。新しい車を購入する予定がないのであれば買取りを選びましょう。新しい車に買い替えたいのであれば下取りを活用してお得に新しい車を手に入れられる可能性もあります。
下取りに出す際の査定のポイントは主に５つあります。この記事でご紹介したポイントをおさえた上で可能な限り高い金額で下取りに出せるように対策しましょう．
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