車は通常の買取と鉄くずのどちらが高値で売れるの?売る時のコツや手続き方法

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車は通常の買取と鉄くずのどちらが高値で売れるの?売る時のコツや手続き方法

車は通常の買取と鉄くずのどちらが高値で売れるの?売る時のコツや手続き方法

車の材料は鉄やアルミ、ゴムなどで構成されており、一台を作り上げるだけでも相当な資源を使用しています。そのため、車をそのまま買い取ってもらうのではなく、解体後の鉄くずの方が資源として高く売れるのではないかと思う方もいるのではないでしょうか。

 

この記事では、通常買取と鉄くずのどちらが高値で売れるかについて解説しますので、参考にしてください。

 

※目次※

1.車は鉄くずとしても買取できる!

2.車は通常の買取と鉄くずのどちらが高いの?

3.鉄くずでの買取が向いている車の特徴

4.買取できない車はパーツ売りの選択肢もある

5.買取できない車を鉄くずにする流れとは?

6.買取できない車を鉄くずにする際の注意事項

7.まずはネクステージの無料査定で高価買取を目指そう!

8.まとめ

 

■POINT

・中古車としてまだ利用できるのであれば買取、事故車や大きな傷・へこみがある場合は鉄くずとしてリサイクルすることも検討しよう。

・買取ができない車は、鉄くず以外にパーツを売ることや海外へ輸出するなど方法はいくらでもある。

・買取か鉄くずか迷っているのであれば、ネクステージへ無料査定を実施しよう。スタッフが車の状態を見て適切にアドバイスをしてくれる。

 

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車は鉄くずとしても買取できる!

車は通常の買取と鉄くずのどちらが高値で売れるの?売る時のコツや手続き方法

年式が新しく走行距離が短いものや、純正オプションがついている車であれば中古車販売店などで売却の依頼ができますが、年式が古い車や故障していて動かない場合はどのような利用方法があるのでしょうか。

 

ここでは車の材料でもある鉄くずについて紹介しますので、どのような活用方法があるのか見ていきましょう。

 

資源としての価値がある

車に使用されている鉄は、鉄くずにしたからといって価値がなくなるというわけではなく、資源として価値があります。もともと日本では鉱物資源が乏しく鉄スクラップを輸入していた時代がありました。

 

しかし、2012年頃から多くの鉄スクラップが海外へ輸出されるなど、資源として世界でトップクラスの鉄スクラップ供給国として現在でも注目を集めています。もし家に眠っている車があるとすれば、その車も資源としての価値があるということです。

 

リサイクルができる

車から回収できる鉄くずの鉄資源やパーツなどは、リサイクルとして再利用が可能だということをご存知でしょうか。一般的に、鉄くずはいったん電気炉製鋼法(電炉)で溶かした後に新たに鉄製品の生産に使われます。

 

鉄製品は再度車の生産時にリサイクル原料となり建設現場や鉄道などに役立てられているため、天然資源を守る意味でも鉄くずのリサイクルは重要な役割を担っていると言えるでしょう。

 

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車は通常の買取と鉄くずのどちらが高いの?

車は通常の買取と鉄くずのどちらが高値で売れるの?売る時のコツや手続き方法

鉄くずは大切な資源であり、古い年式や廃車を行った場合に関しても価値があります。ここまで見ると自宅に利用していない車があれば、買い取ってもらうか鉄くずとして利用価値があるのではないかと思う方もいるのではないでしょうか。

 

ここからは、通常の買取と鉄くずにした場合どちらが高く売れるのかについて解説します。より良い方法で売却できるよう、自身の車がどちらにあてはまるのかご確認ください。

 

可能な限り買取がお得

所有している車がまだ中古車としての価値があるのであれば、買取を依頼することをおすすめします。たとえ年式が古く動かない車に関しても、まずは相談してはいかがでしょうか。

 

その理由は、鉄スクラップにするのは最終手段であり、業者によっては買取価格をつけてくれる場合も考えられるからです。

 

また、販売店によっては廃車にして鉄くずにする場合もありますが、条件については一概に言えません。鉄スクラップの輸出ルートや、日本ではなく海外に販路を持っていることも考えられるため、買取業者へ判断をゆだねることも一つの方法です。

 

買取不可の場合は鉄くずに

業者から買取は難しいと言われた場合は、スクラップにすることも検討しましょう。スクラップにする方法は、自身で工場に持っていくほか、専門業車へ依頼する方法となります。

 

車が動くのであれば自身で行うこともできますが、動かない場合は業者へ依頼する方法が一般的です。鉄くずは資源として再利用が可能であるため、なるべく費用をかけずに自分に合った方法で現金を手元に残すことを意識すると良いでしょう。

 

鉄くずの価値は鉄の市場価値や業者で変わる

最近は鉄くずの価値は増加傾向にあり、地域によっても価格変動があることをご存知でしょうか。また、異形棒鋼や厚板などの形状や性質によっても価格相場が異なり、実際買取を行う際も相場価格と重さを踏まえて計算します。

 

ひとつ押さえておきたいこととして、鉄くずの価値はいつも同じだとは言えないことです。さらに、業者によっても相場価格が変動することが考えられるため、買取を希望する場合はあらかじめ業者へ相場価格を確認しておくと良いでしょう。

 

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鉄くずでの買取が向いている車の特徴

車は通常の買取と鉄くずのどちらが高値で売れるの?売る時のコツや手続き方法

中古車の価値がまだ残っているのであれば買取の方がおすすめですが、鉄くずでの買取の方が向いている車も中には存在します。しかし、鉄くずでの買取を行う場合は、何を基準にしたら良いのか分からないと言う方もいるのではないでしょうか。

 

ここでは鉄くずで買取をした方が良い車の特徴について紹介しますので、自身の車があてはまるのかどうかチェックしてください。

 

車の年式や走行距離の問題で値段が付かない

年式が10年以上経過している古い車や走行距離が長い、ボディの劣化が激しい場合など基本的に中古車としての取引が難しいものに関しては、鉄スクラップにすることをおすすめします。

 

このような車の場合は販売店側から買取ができない、査定価格がつかないと言われることが大半です。査定を受けて買取が難しいとの判断を受けた場合は、次のステップとして鉄スクラップにすることを視野に入れておきましょう。

 

事故歴や修復歴が多く車として価値がない

事故歴や修復歴のある車は骨格がゆがんでいたり部品に欠損があったりする場合、いくら見た目はきれいだとしても中古車としての役目を果たせないことが予想されます。

 

また、販売店側としても安全性の面からこのような車を販売するケースは少ない傾向にあると考えて良いでしょう。そのため、事故歴や修復歴が多い車に関しては鉄くずとして再利用することも視野に入れておくことをおすすめします。

 

既に酷い傷やへこみが多い

すでにボディにひどい傷や多くのへこみがある場合に関しても、鉄くずになることが考えられます。もちろん修理することも可能ですが、傷の範囲が広い場合修理代金が思いの外かかるほか、修理してから買取を依頼する場合も元が取れない場合の方が大半です。

 

また、業者側としても傷やへこみが多い車を修理してから販売するまでにかかるコストを考えると、手間をかけずにはじめから鉄くずにする選択肢を取ります。

 

このような場合に関しても、はじめから鉄くずになることを踏まえて業者選びを行った方が良い結果が生まれるでしょう。

 

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買取できない車はパーツ売りの選択肢もある

車は通常の買取と鉄くずのどちらが高値で売れるの?売る時のコツや手続き方法

買取ができない車は、鉄以外のパーツなどほかの部分を売ることもできます。車が使用できない状態になったとしても、鉄を再利用したりパーツ部分を取り外して再販したりすることで資源の再利用が可能です。

 

ここでは買取ができない車は、鉄くず以外にどのような活用方法があるのか紹介しますので参考にしてください。

 

車のパーツごとの買取も可能な場合がある

業者によってはカーナビやスピーカー、ハンドルなどのパーツごとに買取を行う業者もいます。このような場合はパーツに対してひとつずつ基準を設けて金額を割り出してくれるため、思いの外高値で取引を行うことも考えられるでしょう。

 

ボディは傷やへこみがあるものの、室内のオプションに純正オプションを使用している場合なども同様です。劣化していないパーツに関しては、買取業者へ査定してもらうことを忘れずに行うようにしましょう。

 

海外で中古車として販売できる場合がある

買取業者の中には海外への販売ルートを確保しているところもあり、日本車は質が高く壊れにくいと人気があります。さらに、アフリカなどの地域によっては新車ではなく中古車市場の方が売買が盛んに行われていることも事実です。

 

このように、日本では販売できないような傷やへこみがある車に関しても、海外では受け入れられる傾向にあります。そのため、海外に販路を持つ業者は中古車として買取を行ってくれることがあることについても押さえておくと良いでしょう。

 

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買取できない車を鉄くずにする流れとは?

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中古車の買取を依頼する際は査定や見積もりを経て契約、引き渡しとなりますが、買取できない車を鉄くずにするにはどのような流れとなるのでしょうか。ここでは5つのステップで鉄くずにするまでの手順をご紹介します。

 

「一時抹消登録・永久抹消登録」と「還付請求」については大事なポイントであるため、予備知識として押さえておきましょう。

 

スクラップ工場へ持ち込む

まず自身で鉄くずにする場合は、運輸局で一時抹消登録を終えてから個人でも受け入れ可能な工場へ持ち込む必要があります。

 

どの程度の値段がつくかはその時の鉄の相場価格によって異なりますが、軽自動車を普通自動車では普通自動車の方が多くの鉄を使用してため、価値としても高く付くことが考えられるでしょう。

 

なお、スクラップ工場で車を売却すると場合によっては税の還付が受けられます。還付が受けられるものの種類としては後から説明する重量税です。

 

運輸局で一時抹消登録

車をすぐにスクラップ工場へ持ち込んでもすぐに解体することはできません。必要書類を揃えて運輸局(運輸支局)へ手続きを行う必要があります。

 

一時抹消登録とは、海外出張や長期入院など車に乗らない期間が長い場合、一時的に公道を走れないようにする手続きです。必要書類としては車検証と印鑑登録証明書(1通300円)、ナンバープレート2枚、印鑑、そして検査登録印紙代として350円が必要となります。

 

なお、車検証に記載されている住所や氏名が異なる場合、記載された日から現在にいたるまでの内容が確認できる住民票や戸籍の附票などが必要となるため、あわせて確認しておきましょう。

(2021年6月時点での情報です)

 

手続き終了後に解体

運輸局で一時抹消登録が済んだら、スクラップ工場へ解体を依頼します。工場によってかかる時間は異なりますが、おおよそ1~2週間を目安として考えておきましょう。解体後は解体通知として「移動報告番号」と「解体報告記録日」が届きます。

 

永久抹消登録を行う際に必要となるため、手続きまで大切に保管しておいてください。

 

解体後に永久抹消登録

解体が完了し解体通知が届いたら、再度運輸局へ行き「永久抹消登録」を行います。永久抹消登録とは、すでに車を解体した場合や災害などによって車が使用できない状態にある場合に行う手続きです。

 

永久抹消登録で必要となる書類は、車検証と印鑑登録証明書(1通300円)、ナンバープレート2枚、印鑑、解体通知となります。一時抹消登録の場合は手数料として350円かかりますが、永久抹消登録の場合費用はかかりません。

(2021年6月時点での情報です)

 

重量税の還付請求はお早めに

解体を行った車を永久抹消登録した場合は、あわせて重量税の還付手続きを行いましょう。この手続きは車検の残り期間が1ヶ月以上ある場合に適用となり、永久抹消登録と還付申請を同じタイミングで行うことが大切です。

 

重量税還付制度は、道路運送両法により「解体を事由とする永久抹消登録申請または解体届出と同時に還付申請が行われた場合」と定められています。いつでも還付申請ができるわけではないため、事前に振込先口座が分かるものをあわせて用意しておくと良いでしょう。

 

なお、重量税の還付制度については各地方運輸支局ホームページにて詳細が記されています。

(参考:『使用済自動車に係る自動車重量税の廃車還付制度について|国税庁』

 

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買取できない車を鉄くずにする際の注意事項

車は通常の買取と鉄くずのどちらが高値で売れるの?売る時のコツや手続き方法

たとえ中古車としての価値がなくても、鉄スクラップとしての利用価値があるならば有意義だと感じるでしょう。車を鉄くずにする際は手順をそれぞれ確認し手続きを行うことが大切ですが、いくつか注意点もあります。

 

ここでは解体業者へ依頼する場合の注意すべきポイントについて紹介しますので、参考にしてください。

 

帰る手段を確保しておく

ナンバープレートを外してしまった時点で車に乗ることはできず、もちろん解体が行われると移動手段として利用できません。

 

スクラップ工場へ向かう際は車を利用できますが、帰りはそうもいきません。公共機関の利用や家族の車と一緒に向かうなど、別の手段を考えておくようにしましょう。

 

スクラップ工場の場所によっては周囲に何もないことが予想されるため、1人で向かう場合はあらかじめ場所や移動手段について確認しておくことをおすすめします。

 

個人依頼を受け付けてくれる業者が少ない

スクラップ工場は、ディーラーや整備工場から仕事を受けることが一般的です。そのため、一般ユーザーが工場へ直接持ち込んでも受け入れてもらえない場合があり、トラブルが起きることも考えられます。

 

自分でスクラップ工場へ持ち込んで手続きを行う場合は、事前に一般ユーザーの受け入れ可否について電話確認をしておきましょう。

 

さらに、動かない車を所有している場合はレッカーの手配が可能であるかも重要です。状況に合わせた対処法を調べておきましょう。

 

税金の還付は永久抹消登録が必須

スクラップ工場で解体作業を行うと手続きは完了したように感じますが、解体通知が届いた後に永久抹消登録をしてはじめて廃車の手続きが完了します。永久抹消登録が完了しないと重量税の還付手続きを行うことができません。

 

さらに、永久抹消登録と還付手続きは同時に行う必要があり、口座番号が分かるものなどを用意して運輸局へ向かうことをおすすめします。

 

なお、還付は月割り計算となり振り込みまでに2ヶ月半程度かかる場合もあるため、還付まで時間を要することも覚えておくと良いでしょう。

 

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「車を売却したいが、何から始めて良いのか分からない」「複数の業者へ査定を依頼するのはなんだか面倒だ」と思う方も多いのではないでしょうか。

 

ネクステージは買取査定に定評があり、車の価値が下がる前の再販に力を注いでいるため、店頭小売価格に近い価格で査定額の提示を実現させています。

 

廃車にした方が良いのではないかと考えられるような車に関しても、ご相談いただければお客様の要望に沿ったご提案が可能です。無料出張査定も行っておりますので、まずは実績豊富なネクステージの無料査定をお試しください。

 

 

 

よくある質問

 

Q.自動車のスクラップとは?

A.自動車のスクラップとは、廃車や解体された状態の車を指します。車が運転不能な状態になったり、修理や再利用が不可能な場合に、車両を解体し、部品や素材として再利用するか、廃棄処分するプロセスを指します。 スクラップ車は環境に悪影響を与える可能性があるため、適切な処理が必要です。スクラップの手続きには、廃車手続きや解体業者の手配が含まれます。

 

Q.廃車と解体の違いは何?

A.廃車と解体は車両の処理方法を指す言葉です。ただし、それぞれの意味合いは異なります。 廃車とは使用されなくなった車両の事務手続きのことです。車両に関する登録情報を抹消した後にナンバープレートを返却します。永久抹消登録とも呼ばれており、廃車にすると二度と公道での走行ができません。 解体とは廃車になった車両を分解する処理のことです。再利用が可能なパーツについては中古品として再販売され、残りのパーツについては資源や廃棄物として処理されます。

 

車を廃車にするにはいくらかかる?

車を廃車にする費用の相場は、地域や依頼先によって異なりますが総額1万円~7万円です。車を廃車するには解体費用、運搬費用、リサイクル料金などが発生します。解体費用の相場は1万円~2万円、運搬費用は距離によって1万円~3万円費用がかかります。リサイクル料金は、軽自動車で約8,000円、普通自動車で約1万円、輸入車で約2万円です。

Q.車のスクラップの買取価格は?

A.車のスクラップの買取価格は、車の状態や年式、メーカー、重量などによって異なります。スクラップ車は部品や素材として再利用されるため、車体の重量や貴重な金属の含有量が価格に影響します。また、需要と供給のバランスやリサイクル業者の基準も価格に影響します。 一般的にはスクラップの買取価格は新車や中古車の買取価格と比べてとても低くなる傾向があります。具体的な買取価格は業者によって異なるため、複数の業者と相談することが重要です。

 

Q.廃車の鉄くず代はいくら?

A.廃車の鉄くず代は、車の大きさや重量、現地の需要と供給状況によって異なります。一般的には廃車の鉄くず代は車の鉄部分の重量に基づいて計算されます。 現在の鉄くず相場やリサイクル業者の基準によって変動しますが、一般的には数千円から数万円程度の範囲での買取となる傾向です。具体的な鉄くず代は廃車処理業者やリサイクル業者に問い合わせることで把握できます。

 

まとめ

車は通常の買取と鉄くずのどちらが高値で売れるの?売る時のコツや手続き方法

車の売却には買取のほかに鉄スクラップにする方法がありますが、はじめから廃車にするのではなく、買取査定を依頼することの方がお得です。

 

鉄くずにする作業を自身で行う場合、スクラップ工場への依頼や運輸局への手続きを自分で行う必要があるほか、工場で解体費用がかかりトータルで見るとマイナスになってしまったということも考えられます。

 

そのため、車を少しでも高く売りたい場合は純粋な車の価値を評価するネクステージへお問い合わせください。経験豊富なスタッフが最後までサポートいたします。

 

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