自動車の査定方法や査定額を調べるには？高額査定につなげるテクニック
自動車を売却する際に最も気になることと言えば査定額です。高ければ売りたいのだけれども、安ければ悩んでしまうという人も多いのではないでしょうか。まずは高額査定につなげるために、業者による査定方法や愛車の価格相場を押さえておきましょう。
そこでこの記事では、少しでも高く売却するためには何を意識して、どんな業者に査定を依頼すべきなのかをご紹介します。売り手側がほんの少しの手間をかけ、小さな工夫を凝らすだけでも、査定価格アップにつながります。
※目次※
・自動車の査定方法は大きく分けると下取りと買取の2種類になり、査定はさまざまな基準を基にして行われる
・高額査定を出すためには、内外装をきれいな状態にしたり、必要書類を揃えたりして、事前準備を行うことが大切
・ネクステージでは、買取した車を自社で販売しており、他社以上の高額査定を行うことを可能にしている
自動車の査定を行うには？
自動車の査定を行う方法はひとつではありません。車を買うときにディーラーや中古業者といった選択肢があるのと同じように、売却先もいくつかの選択肢があります。
まずは査定方法を3つに分けてご紹介しますので、それぞれの特徴やメリットを押さえておきましょう。より高く売れるポイントなど、緒事情についても把握しておくことは大切です。
ディーラーに下取り査定を依頼
通常、新車を取扱うディーラーでは、買い替えを希望している人を対象に下取り査定を行います。買い替えが前提条件ですので、売却だけを依頼することは不可能です。引き取られた自動車は、業者を通じてオークション等で中古市場に流れます。
売却する車のメーカーは、そのディーラーが販売するメーカーの車と一致していなくてもかまいせん。たとえばホンダのディーラーで日産車を売ることもできます。ただし、若干マイナス査定になるケースもみられるため注意しましょう。
買取業者に買取査定を依頼
中古車の買取を専門に手掛けている業者に依頼しますと、新車の購入なしでも売却を行えます。業者によって得意とするジャンルが異なりますので、愛車との相性がいい業者に取引を持ち掛けることが、より高く売却できるコツになります。
業者が購入した車はそのまま自社ルートで売却されるため、マージンをカットしやすく、高額な査定がつきやすいことが特徴です。1台ずつ丁寧な査定が行われるため、コンディションのいい車や人気カラーの車ほど高く売れます。
自動車査定協会に査定を依頼
ひとまず査定だけを希望する場合は、自動車査定協会（JAAI）による査定を受けることが最適です。JAAIは経産省や国交省が認可した正式な第三者機関ですから、明確な基準に沿って根拠のある査定が提示されます。
ただし、JAAIによる査定はディーラーや業者が行うサービスとはまったく異なります。利用しますと査定料が請求されるため注意しましょう。料金は軽自動車で5,400円、普通車で7,020~9,720円、大萱社は10,800~11,340円と、車の種類や排気量によって異なります。
自動車査定の価格相場を調べるには？
ディーラーや業者で査定を受ける場合、乗り換えや売却を前提条件にサービスを受けることになります。また、JAAIの利用は有料になりますので、気軽に依頼することはできないでしょう。
売却額の目安を知りたいという場合は、その他の方法で価格相場を調べることが可能です。具体的には3つの方法で相場を調べられますので、それぞれの方法を詳しくご紹介します。
ディーラーサイトのシミュレーション
日産やトヨタをはじめとするディーラーのWebサイトでは、簡単な情報を入力して検索するだけで下取り価格がわかります。メーカーや車種、年式などを選ぶと結果がわかりますので、今すぐにでも試せる方法です。
シミュレーション結果として表示されるのは下取りの金額です。売却の査定額とは剥離が生じやすいため注意しましょう。下取りは一律のマニュアルで価値が評価されることが多く、コンディションの良し悪しの影響をあまり受けません。
買取業者の買取相場を参考にする
買取業者では、買取価格の一覧を通常は公開していません。査定の際には年式やグレード、装備などだけではなく、キズや汚れ、走行距離などの細かい情報も価値を計る基準とします。同車種だとしてもコンディション次第で値幅が大きくなるためです。
そこで参考にすべきなのは、買取業者による同車種の販売価格です。まずは愛車となるべく条件が近い同車種の車がいくらで売られているのか調べましょう。発見した販売価格の7~8割程度が、査定価格の目安になります。
個人情報なしの査定には注意
自動車の査定を依頼する場合、住所や連絡先などの個人情報を入力するよう求められます。これに躊躇して個人情報なしで査定を受けようとする人もいますが、個人情報がないと査定の精度が上がらず、あまり参考にならない結果となります。
業者が個人情報の送信を求められる理由は、車のコンディションをより深く把握したいと考えているからです。カラーや装備などの加算要素、キズや修復歴などの減算要素を知るためには実車査定が必須であり、そのために連絡先等が問われます。
自動車の査定額はどのように決まる？
自動車の査定額は査定方法や業者によって変わります。この金額は、それぞれの業者が適当に付けている、などといったことはまずありません。根拠となる基準と照らし合わせて決定しています。
それでは、自動車の査定額はどのように決まるのでしょうか。これを知っておきますと、高額査定を引き出す効果的な売り方を知り、売却を有利に進めることが可能です。
下取りの査定基準
最初の基準となるのは、ディーラーからみて自社メーカーの車かそれ以外の車かです。自社の場合は高く査定されやすく、他社の場合は安くなります。装備に関してもメーカー純正でなければ評価されず、社外品は質が高くても付加価値が付きません。
ディーラーも下取り後はオークションなどで再販売するため、あまりにも状態が悪い車は査定額が下がってしまいます。そのため走行距離や年式、グレードも査定対象です。事故車など大きな修復歴のある車も、大きく価値が下がります。
買取の査定基準
買取は、どのメーカーの車でも減点対象になりません。重視されるポイントは年式や走行距離、修復歴、ボディカラーです。当然と言えば当然ですが、年式は新しければ新しいほど評価は上がりますし、走行距離が少なく、人気カラーの車ほど高値で買取が行われます。
装備はメーカー純正のほうが評価されますが、社外品に対してもしっかりと査定が行われるため、コンディションが良く装備がいい車ほど高い評価を獲得します。一方でダメージが大きい場合などは、買取の対象外となる場合があるため要注意です。
下取り査定と買取査定どちらがおすすめ？
総合的に比較しますと、おすすめできるのは買取査定です。下取りは新車の購入代金から買取価格を差し引くとい形で取引の材料となり、主導権をディーラーが握ります。査定料を取られるケースもあり、決してお得とは言えません。
買取査定なら、どのメーカーの車を売っても減点になりませんし、コンディションや装備がいい車はしっかりと評価してくれます。買取から販売までのフローを自社で一貫しているところも多く、中間マージンがかからない分だけ買取価格が上がるためお得です。
自動車の高額査定につなげるポイント
まったく同じ車だとしても、高く売るための方法を知っているかどうかで、査定価格に数十万円単位の差が生じることがあります。お得に売却するために、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
自動車を査定に出す前にチェックしておくべき点は以下の4点です。こうしたポイントを押さえてから査定を依頼するようにしましょう。
洗車と掃除できれいに保つ
新しい年式で、本体にダメージがなかったとしても、内装や外装が汚れている車を買おうとする人はいません。そのため、汚い車には価値が付きにくく、厳しい査定からのがれることはできません。
将来的に売却する可能性のある車は、定期的に洗車を行って、きれいな状態を保つ努力をしましょう。売却前にも洗車と室内の掃除を行い、換気をして可能な限りニオイを除去することも重要です。プロのクリーニングは不要ですが、できる範囲の掃除は行いましょう。
車の書類をしっかりと保管
車を大切に保管していたかどうかの目安となるのが、整備記録簿などの書類です。整備記録簿がない場合は、どのような修復を行ったのかが判断できず、事故歴などを疑われることもあります。その場合、査定価格は大きく下がってしまいます。
不利な状況にならないように、整備記録簿は査定を受ける際には必ず携帯しましょう。同様に、取扱説明書をセットにできる場合も査定の加算ポイントになります。この2つの書類は大切に保管して、いざというときに提示できるようにすることが大切です。
オプションパーツは取り外さない
カーナビやETCなどのオプションパーツを査定前に取り外す人も多いようです。新しい車に乗せ換えるため、オークション等で売却しようと考えているためなど理由はさまざまですが、オプションはそのままにしておいたほうが結果的にお得です。
とくにメーカーオプションは、自動車本体に付いている場合には査定アップの重要なポイントになります。オプションを単体で売却するよりも、オプション付きで車を売ったほうがトータルでお得になることが多いため、現状のまま査定に出しましょう。
需要のある時期を狙う
自動車の買取価格は時期によって変動します。まったく同じ車種やコンディションだとしても、査定の時期が1~2ヶ月違うだけで査定額に大きな差が出ることもあります。需要のある時期を狙って査定を受けましょう。
とくに高く売れるのは1~2月です。4月の新生活に合わせて3月に車を探す人が増えるため、業者はその売り上げを見越して中古車を仕入れようとするからです。同じく転勤時期の前となる7~8月も、査定が良くなる時期として覚えておきましょう。
自動車の高額査定はネクステージにお任せ
安心できてスムーズに、そして少しでも高く自動車を売却したい場合は、ネクステージに査定をお任せください。ネクステージでは年間7万台の売買を行っており、査定スタッフの実績も豊富なため、的確な評価を行えます。
買取した車を自社でそのまま売却できることもネクステージの強みです。その他の業者を挟むことがないため、中間で余計な諸経費がかかりません。諸費用を上乗せせずに済み、購入希望の顧客も多いため、他店を圧倒する高価買取が実現可能です。
まとめ
自動車の売り方は大きく分けて下取りと買取の2種類です。両方にメリットがありますが、より高値で売りたいという場合に優先すべきは買取になります。きれいな状態を保ち、高値で売れる時期を狙うことで、より高評価を得られるのです。
ネクステージでも買取を実施しており、お引き取りした車は全国の店舗で新しいオーナーへと渡っています。販売ルートの多様さに自信があり、中間の諸費用が不要な運営をしていますので、他店以上の高額査定を行えると自負しております。どうぞお気軽にご利用ください。
