車を売る際はモデルチェンジ前後で査定額に影響!種類・売却に適した時期とは
車が日常生活の一部になっている現代では多くの方が車を所有していますが、実際の平均稼働率は約10%程度と言われています。車は管理費や車検などの維持費もかかるため「車を高価格で売りたいけれど、どのタイミングが良いのだろう」という悩みを抱えている方や車の乗り換えをご検討されている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、車を売る際の適切なタイミングやモデルチェンジが及ぼす査定額への影響について詳しく解説しますので、売却や乗り換えを検討している方はぜひ参考にしてください。
※目次※
・新型の発売で人気が集中することやユーザーの乗り換えにより、モデルチェンジ前後で査定額が大きく変わる
・複数存在するモデルチェンジの種類やそれぞれの特徴がわかる
・ネクステージでは出張査定が無料、高価買取可能で契約後の査定額の変更がないなどのメリットが豊富
車を売る際はモデルチェンジ前後で査定額に影響!
車を売る際にはモデルチェンジ前後で大きく査定額が変わることに注意が必要です。モデルチェンジとは、自動車がそのネームを維持したまま新型に移行することを指します。場合によっては1ヶ月で20万円程度差が出ることもあるため、モデルチェンジの時期を先読みすることが査定額を上げるためにも重要です。
ここでは、モデルチェンジ前後で査定額に影響が出る2つの理由について解説します。
新型の人気が高まり査定額下落の可能性あり
1つ目の理由は、モデルチェンジにより新型が発売されると、従来の車は旧型モデルとなり、査定額下落の可能性があることです。新型の発売時期には人気が新型に集中するので、旧型の価値は大きく下がってしまう傾向にあります。
新しいモデルが発売されるとできる限り新しい車が欲しいと思う方も多いため、旧モデルの中古車相場が落ちることにより、結果として査定額も下落してしまう傾向があるのです。
できる限りモデルチェンジ前に売却を行うことが好ましいですが、査定額に影響する数ある項目のひとつであるため、モデルチェンジ後になってしまったからといって諦める必要はありません。
乗り換え需要により中古車台数が増える
2つ目の理由として、乗り換えのために車を手放すユーザーが増えると、中古車市場の在庫が豊富になるため、査定額に影響することが挙げられます。新車を買う場合、旧型の車を手放す人が多く、中古車販売店などの在庫過多となってしまい車の価値が下落してしまう可能性が高くなるのです。
需要と供給のバランスが崩れることにより、こちらも査定額を下げてしまう要因となります。モデルチェンジ後でも、中古車市場が在庫で溢れかえる前に売却を行うことで少しでも高い査定を期待できるでしょう。
モデルチェンジにはどんな種類がある?
車のモデルチェンジにはどのような種類があるのでしょうか。査定に出すべきなのか柔軟に判断するためにも、特徴をしっかり理解しておくことが大切です。ここでは、特に知っておきたいモデルチェンジを4種類解説します。
共通して言えることは、メーカーが時代の流れに合ったモデルチェンジを敢行するため、強い想いからモデルチェンジが行われるケースが少なくないということです。
マイナーチェンジ
マイナーチェンジとは、車の一部分のデザイン、装備品などについて技術的改良が行われることです。エンジンなど、車の根幹となる設計にはほとんど変化はありません。そのため、マイナーチェンジの段階では焦って査定に出す必要はないでしょう。
ただし、マイナーチェンジを境として前期・後期型といった呼び方がされるなど、別のモデルと判断されることもあるようです。マイナーチェンジは、一般的に1~2年周期で行われることが多いと言われています。
フルモデルチェンジ
フルモデルチェンジとは、車のほとんどの部分がリニューアルされることです。エンジンやプラットフォームといった車の根幹となる設計や外装デザインをはじめ、技術的改良などあらゆる部分が大きく変更されます。そのため、フルモデルチェンジは新型の発売とほぼ同じと言っても過言ではないでしょう。
全く同じモデル名であっても新しい次世代車としてフルモデルチェンジが行われることもあるので注意が必要です。フルモデルチェンジは、メーカーによって違いはありますが、おおむね4~6年前後の周期で行われることが多いとされています。
ビッグマイナーチェンジ
ビッグマイナーチェンジとは、車の新しい機能の追加、エンジンの種類の増加などのように、車の大幅な改良や変更が行われることです。ビッグマイナーチェンジはマイナーチェンジと名前が似ていますが、実際にはフルモデルチェンジと同程度の改良・変更を意味します。
また、フルモデルチェンジとビッグマイナーチェンジの間に明確な違いの基準があるわけではなく、最近のモデルではビッグマイナーチェンジはあまり行われていません。
フェイスリフト
フェイスリフトとは、主に車のデザインを大きく変える手法のことです。もともと美容業界で使われていた言葉であり、車の若返りを目指すという意味でこのモデルチェンジの手法が誕生したとされています。
各メーカーではフェイスリフトに関するサイクルが決まっており、モデルチェンジの時期が近づくとメディアから情報が流れてきます。フェイスリフトの内容はファンの期待に応えるものもあれば、そうでないものもあるなど様々です。
車を高く売るならモデルチェンジ前が最適!
モデルチェンジ後は査定額が下落することは避けられないため、車を高価格で売るタイミングとしては、やはりモデルチェンジ前が最適だと言えるでしょう。ここでは、車が最も高く売れる時期や、モデルチェンジに関する情報収集の方法などについて解説します。
一般的に車が高く売れる時期
一般的に、車が高く売れる時期は1~2月、7~8月だと言われています。一般社団法人・日本自動車販売協会連合会の中古車登録台数データによると、中古車の登録が増える時期は3月、9月頃が最も多い傾向です。3月や9月は進学や転勤などで新生活をスタートさせる人が多いこともデータに反映されていると考えられます。
多くの人が中古車を購入して登録する1~2ヶ月前のタイミングなら、販売店も在庫を確保しておきたいと考えるため、車の買取額も高くなるでしょう。
時期よりもモデルチェンジを優先
車を売る際には、時期よりもモデルチェンジを優先すると良いでしょう。特に注意すべきなのは、フルモデルチェンジのタイミングです。フルモデルチェンジが行われると、時期要因よりも車の買取価格に大きく影響します。
フルモデルチェンジ後の中古車の価格下落は避けられないため、ご自身の車のモデルチェンジに関する情報をしっかり集めておきましょう。
モデルチェンジの事前情報も影響する
メディアなどで「モデルチェンジを控えている」といった情報が発表されただけでも査定額に影響することは少なくありません。車の売却を検討している場合は、現在の査定額とフルモデルチェンジの期間などについての事前情報の収集が大切です。
現在の査定額に納得しているなら、早めの売却をおすすめします。
モデルチェンジの情報を調べる方法
モデルチェンジの頻度や間隔はメーカーによって異なるため、確実な情報を事前に収集することは難しいでしょう。ただし、メーカーのHPやネット情報などから、そのモデルの発売から現在に至るまでの期間を確認したり、過去にどの頻度でモデルチェンジなどが行われているのかを理解したりすることはできるので、おおまかな傾向は把握可能です。
また、メーカーのHPで車を比較し、一般的なモデルチェンジの時期を計算すれば、より傾向を把握できます。時間のある方は調べてみると良いでしょう。
ネクステージではモデルチェンジ後のお車も高価買取!
ネクステージでは、モデルチェンジ後でもお車を高価買取しています。
ネクステージでは、全国160店舗展開しており各地域への出張査定が可能です。無料査定を行っており、交通費などの負担はないのでお気軽にご利用ください。また、契約後は査定額を保証しています。
契約から引き渡しまでの間にフルモデルチェンジが行われたことにより、その車の価格が下落しても査定額の変更はありませんのでご安心ください。丁寧に愛車の査定をします。
まとめ
車を売る際は、モデルチェンジ前後で査定額に影響があること、モデルチェンジの種類や売却に適した時期を把握することが大切です。車の売却を検討されているなら、モデルチェンジのタイミングや買取額が高騰する時期に注目しましょう。
ネクステージでは、全国140店舗・無料出張査定を行っています。「自分の車の査定額がどれくらいになるのか」と疑問をお持ちの方は、ぜひ気軽にネクステージにご相談ください。