車の買取査定前には掃除が必要?効果的な掃除方法と買取額アップのコツ!
車の買取ではさまざまな点が査定の判断材料としてチェックされます。各部品の劣化・消耗度合いは重要な判断材料のひとつです。
では、掃除をすることでこの判断材料の評価を高めることはできるのでしょうか。この記事では買取査定前に行う車掃除の必要性について触れていきます。車外や車内など、車の清掃箇所は複数あるため、漏れのないようぜひチェックしてください。
ほかにも車の高価買取をしてもらうためのコツを4種ご紹介しますので、車の掃除をこれから行う場合はこちらもチェックしましょう。
※目次※
・車の買取査定前に行う掃除の重要性について解説
・車の買取査定前に行う車外・車内掃除について徹底解説
・車を高価買取してもらうためのコツをご紹介
車の買取査定における掃除の必要性
車の買取査定では、車のさまざまな部位の劣化・消耗度に対してチェックが入ります。では、使い古して掃除しないまま査定に出す場合と、掃除した状態で査定に出す場合とでは違いはあるのでしょうか。
ここでは車の買取査定において洗車が必要なのか、車内の清掃は必要なのかの2点について触れていきます。
洗車の必要性
車の買取で行われる査定の判断材料は多岐にわたります。走行距離や年式などのようなエンジン類の消耗度合いだけではありません。ボディも判断材料のひとつです。
査定時はカラーの種類だけでなく、ボディの綺麗さも求められます。洗車自体が価格に大きな影響を与えるわけではありません。
しかし、汚れたまま査定に出すことは査定における印象低下を促す可能性もあるため、車買取査定前の掃除は必要と言えます。
車内の清掃は査定額に影響しやすい
車内清掃は車外清掃よりも価格に影響が出やすい点が特徴です。これは室内の汚れだけでなく臭いなど生活空間としての価値があることが理由と言えます。
例えば、タバコや汗の臭いは普段から清潔に利用していないと車内にこびりついてしまうため、普段から対処が必要です。これはペットを車に乗せる方も同様で、普段利用している時は自身の車の臭いに気付くことはなかなかできません。
車の買取を行う査定士はこの臭いも判断材料としてチェックするため、できる限り車内は綺麗にすることをおすすめします。
車の買取査定前の掃除【車外】
清掃状況が車の査定に影響ある以上、車の高価買取を目指すのであればさまざまな箇所の清掃は必要と言えます。ここでは清掃箇所として、エンジンルームやボディ、タイヤ周辺など車外の部位について紹介しますので、清掃前にぜひチェックしてください。
エンジンルームのごみやホコリを取り除く
車外の掃除として、ボンネットの中を確認してみましょう。車はエンジンルームに空気が取り込まれるように設計されているため、枯れ葉や汚れが溜まります。
そのため、車外の掃除としてまず最初にこのエンジンルームに溜まったゴミや汚れを取り除く事から始めるのがおすすめです。エンジンルーム内の部品を故障させないよう、タオルで拭く程度でも問題ありません。細かい部分が気になる方は歯ブラシなどで汚れを掻き出すと良いでしょう。
洗車で大きな汚れやホコリを洗い流す
エンジンルームの清掃を終えたら次はボディの洗車を行います。洗車の際はワックスがけは不要です。目立ちやすい大きな汚れやホコリを洗い流すことを目的としてください。
水で洗い流す際は、ルーフから下部へかけるように洗い流しましょう。カーシャンプーを使えばボディについた大きな汚れは大抵落とすことができます。水で洗い流した後はウエスで水を拭き取れば洗車は終了です。
タイヤ周辺や下回りの泥汚れを除去
タイヤ周りやボディ下回りの泥汚れも綺麗にすべきポイントです。この辺りは見落としがちであるため、忘れず掃除を行いましょう。
タイヤ周りはブラシを使って泥汚れを軽く落とした後にシャワーで洗い流します。この際ブレーキ部分に水がかからないよう注意してください。
泥汚れを綺麗に落とせたらタイヤやホイールにタイヤクリーナーを使ってケアしましょう。この時もボディやブレーキ部分にかけないを気を付ける必要があります。
ボディのステッカーをはがす
保管場所標章などの張ることを義務付けられているステッカーもありますが、趣味で張っているものについてははがしておきましょう。
ステッカーはカスタムパーツのように個性を表現するアイテムのひとつですが、買取査定の場合はマイナスに評価される可能性があります。これは買取業者側にステッカーをはがしたり、清掃したりする手間が発生する点が理由です。
ステッカーは無理やりはがした場合、その跡が残ってしまう可能性がある点に注意してください。
やり方としては、ドライヤーの温風や濡れたタオルを当てながらはがす方法や、ステッカーはがしの薬剤を利用する方法があります。薬剤については使用上の注意をよく読んで利用しましょう。
車の買取査定前の掃除【車内】
車の高価買取を目指すのであれば、車内清掃を行うのも大切です。では車内のどの部分を清掃すればよいのでしょうか。ここでは清掃箇所をフロアマットやシート、窓、ダッシュボードなど、複数ピックアップして解説します。
フロアマットを取り外して洗う
室内でまず最初に目につくのがフロアマットです。靴に付いた泥などがフロアマットにそのまま残るため、特に汚れが目立ちます。
フロアマットは取り外しができるため掃除が簡単な点が特徴です。車内にあるフロアマットは一旦外に取り出して軽く叩き落としましょう。
その後はブラシでしっかり汚れを落としたうえで水洗いしてください。隙間には小石などが詰まっていることもあるため、見逃さずに除去しておきましょう。
シートの汚れを落とす
まずはシートに溜まった埃を除去しましょう。シートが傷みにくい掃除機がおすすめです。車のシートは年数が経つほど汚れが目立ってきます。
シミなどの汚れが付いているようであれば、落とせる箇所だけでも落としておきましょう。革張りシートの場合はアルコール入りの洗剤は使用できません。硬く絞った濡れタオルで一度拭き、その後乾いたタオルで2度拭きする流れがおすすめです。
窓周りやダッシュボードの清掃
外側の窓を拭くことは簡単ですが、内側の窓は思ったより手が届かず苦戦することもあります。傾斜のある車であればなおさらですが、査定士は様々な部位をチェックする可能性があるため、きちんと清掃しておきましょう。
窓周りは利用者の手や腕に触れやすい箇所であるため、皮脂による汚れが付きやすい点が特徴です。この点はダッシュボード付近も同様ですが、洗剤を使用して油汚れをきちんと除去しておくことがポイントとなります。革製品に注意して清掃を行いましょう。最後は水拭き後に乾拭きをして終了です。
不要な私物を整理する
車のトランクには普段必要な物が積まれているものですが、車の買取を依頼するのであればそれらは不要です。トランク内の私物は整理して片づけておきましょう。
また、収納箇所は車内に複数存在するため、各収納の中に私物が入っていないか確認してください。各収納の内部は細かな埃やゴミが残っていることもあるため、それぞれ清掃しておくことをおすすめします。
車内の消臭が重要
車内の清掃では消臭が重要です。車内にはさまざまな臭いが発生します。汗やタバコ、香水などの人による臭いだけでなく、芳香剤を使っている方も注意が必要です。
良い香りがすると思ってつけている香水も、ほかの方もそうだとは限りません。芳香剤も同様です。車の買取を依頼する場合は良い香りを目指すのではなく、無臭に近づけることが大切だと言えます。
車の買取査定前に行う掃除の注意点
通常、車の清掃は利用者の好みで行われます。清掃の状況に特に決まりはなく、いつ清掃するべきかも決まっていません。ただし、今回取り上げた清掃については車の高価買取が目的です。
そのため、清掃がかえってマイナス評価にならないよう注意する必要があります。ここではそのような清掃時の注意点について解説しますので、清掃前にぜひご覧ください。
洗車が傷の原因にならないように行う
車の洗車は、査定において手入れの行き届いた車という印象を持ってもらうためにも大切な行為と言えます。しかし、洗車で余計な傷を作ってしまっては本末転倒です。力を入れすぎて車に擦り傷を付けることのないよう注意しましょう。
丁寧に洗車したい場合は傷の原因になる汚れを水で洗い流してから洗車してください。
晴れた日の洗車は避ける
車の洗車をする場合「ウォータースポット」と「イオンデポジット」と呼ばれる現象が起こる可能性があるため、晴れた日の洗車はできるだけ避けましょう。
ウォータースポットとは、ボディに残った水滴が太陽光によってレンズの役目を果たして高温化することでボディの塗装が焼けてしまう現象を指します。
この現象を避けるためには、ボディに残った水滴をきちんと拭き取ったり、晴れた日の洗車を避けたりといった対処が必要です。
イオンデポジットとは、洗車で利用する水道水や雨のミネラル分がボディに白い跡を残す現象を指します。この跡は繰り返し蓄積されることで硬くなるだけでなく、取れにくくなる点が特徴です。
この2種の現象をどちらも解決するためには、普段からまめな洗車を行うことが大切と言えます。
車の買取における高価買取のコツ
ここまで車の清掃について触れてきましたが、車の高価買取を目指す場合は他にもすべき点があります。
使い古した車であれば、ボディに傷が残っているケースやカスタムパーツを付けているケースなどもあるでしょう。ここではこのようなケースにおける対処法について解説します。
傷の修理はしない方が良い
買取前に自身で状態のチェックを行った際、傷を発見するケースがあります。傷の修理に慣れていない方は、このようなケースであっても無理に自身で修理を行わないようにしましょう。
小さな傷であれば、査定額への影響は少ないため気にする必要はありません。ただし、傷のチェックは査定士とのトラブルを避けるためにも必要な行為です。
どの部分に傷があるか予め査定士に伝えておくことで、売り手側と査定士との間に信頼関係を築くこともできますので、傷を隠すような行為は控えましょう。
純正パーツをあらかじめ準備しておく
車のパーツには、純正パーツとカスタムパーツの2種類があります。車の買取において査定で良い評価を受けるのは純正パーツです。純正パーツとは、該当する車と同メーカーで製造されたパーツのことを指します。
純正パーツにはメーカーオプションとディーラーオプションに分けられますが、どちらも後からつけることができないため、査定で良い評価を受けやすい点が特徴です。純正パーツを取り外している場合はあらかじめ準備しておきましょう。
点検記録簿でメンテナンス記録をアピール
点検記録簿とは、該当車の整備記録のことです。整備した時や修理を行った時にも活用されます。この点検記録簿は、車検前の点検整備にも必要な書類です。
日々のメンテナンス状況を確認できるため、メンテナンスが定期的に行われているかどうかの判断材料として利用されます。日ごろのメンテナンスができていることをしっかりアピールしましょう。
点検記録簿無しで査定を依頼することも可能ですが、修復歴やメーター履歴の隠ぺいなど悪質な理由があるのではと誤解されるケースがあるため注意しましょう。
信頼できる査定士がいる店舗を選ぶ
買取業者はさまざまな形態で運営しています。話しやすい査定士もいれば、そうでない査定士が存在することも事実です。また、査定士には中古車査定士という資格保持者も存在します。
中古車査定士は、一般財団法人日本自動車査定協会による中古自動車査定士技能検定に合格し、査定業務実施店にて仕事に携わる者を指します。民間資格であるため、資格自体はなくても査定は可能です。
しかし、どちらかを選ぶのであれば、多くの方が資格を保持しているスタッフへ査定依頼することを望むでしょう。信頼できる査定士がいるとコミュニケーションも取りやすく、相談もしやすいのでおすすめです。
車の買取は信頼できるネクステージがおすすめ!
ネクステージでは、査定士がお客様にご満足いただける価格が提供できるように車の査定を行っております。しかし、弊社の強みは査定士だけではありません。各店舗のスタッフの豊富な知識と経験値も同様です。
ご来店頂いたお客様の要望にお応えできるよう、日々丁寧なヒアリングに努めています。ご希望に応えられるよう各スタッフが尽力いたしますので、信頼できる買取業者をお探しの際はぜひ一度ネクステージまでお問い合わせください。
まとめ
車の買取査定では前もって車の清掃を行うことが大切です。買取査定の判断基準にはボディの傷や室内の臭い、エンジンルームやタイヤ周辺の汚れなど、さまざまなチェックポイントがあります。清掃する際は新たな傷をつけてしまうことのないよう注意しましょう。
高価買取のコツとしては、信頼できる業者に依頼する方法もあります。コミュニケーションも取りやすく、相談しやすい点は取引を有利に進めるためにも重要です。
ネクステージでは査定士だけでなく、各店舗のスタッフもお客様のご希望に添えるよう尽力しております。弊社公式サイトより無料査定をお申し込みいただけますので、ぜひご活用ください。