車の出張査定でのトラブル事例と解決法！査定の手順や役立つ知識も紹介
車の買取・下取りを行う際は、まず査定を行う必要があります。出張査定を利用することで、店舗に車を持っていく手間がかかりません。しかし、出張査定にはトラブルが発生する可能性があることをご存じでしょうか。
本記事では、出張査定のトラブル事例と避けるためのポイントをご紹介します。「車の出張査定を考えている」または「トラブルなく査定を行う方法を知りたい」といった方の疑問もきっと解決するでしょう。ぜひ参考にしてください。
※目次※
4.車の出張査定のトラブルを避けるならネクステージがおすすめ！
・出張査定は査定士に車がある場所まで来るサービス。トラブルの可能性はあるが2020年から減少傾向にある。
・主なトラブル事例は「強引な契約」「再審査後の減額」「高額なキャンセル料」など。契約内容に不備を感じたら国民生活センターへの相談も検討しよう。
・車の売買契約はクーリングオフの対象外。しかし報告していない不具合は契約不適合責任が求められる可能性がある。
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車の出張査定でのトラブルが増加している？
車の売買取引には、トラブルが発生する場合があります。それは、出張査定の段階でも起こり得るでしょう。現在、出張査定でのトラブルは頻繁に起きているのでしょうか。まずこの項目で出張査定の内容と傾向を見ていきましょう。
出張査定の仕組み
買取や下取りにおいて、車の売却額を見積もるために査定が行われます。その方法のひとつである出張査定とは、車のある場所まで業者の査定士が出向くサービスです。
業者の指定した範囲内であれば、指定する場所はどこでも問題ありません。基本は売却側にとって都合がいいという理由で、自宅で行うことが多いでしょう。店舗に車を持っていく必要がなく複数の業者に依頼することも可能なため、手間がかからず便利なサービスです。
車に関するトラブルは減少傾向
非常に便利な出張査定サービスですが、中古車の売買においてのトラブルが起きることがあります。以下、中古車の売買において国民生活センターに寄せられた相談件数の推移です。
|
年度 |
相談件数 |
|
2017 |
7,260件 |
|
2018 |
7,218件 |
|
2019 |
7,211件 |
|
2020 |
6,553件 |
（2021年3月 国民生活センター調べ）
推移を見ると、コロナ流行前まで相談件数は上昇傾向でした。しかし、2020年度からは減少しています。それでも多数のトラブルが起きていることがわかるため、出張査定も注意して利用すべきでしょう。
（参考：『中古自動車（各種相談の件数や動向）｜独立行政法人 国民生活センター』）
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車の出張査定によるトラブル事例と解消法
それでは、出張査定において具体的にどのようなトラブルが起きているのでしょうか。車を売却する際は業者に依頼し、査定額に納得して売却するまでが一連の手続きです。どの段階においてもトラブルが発生する可能性があるため、この項目でいくつかの事例と対処法を見ていきましょう。
営業電話が多く対応に追われる
できる限り高額で売却するためには、複数社に査定を依頼することが有効です。この場合、「一店舗ずつ依頼していく」「多くの業者が提携している一括査定サイトを利用する」といった方法を取ることが多いでしょう。
この際に業者側は自社を利用してほしいため、営業電話をかけてくる可能性があります。特に一括査定は便利な一方で数十社もの業者が関わっているため、多数の電話対応に時間を取られるかもしれません。
多数の電話対応によって冷静な判断ができなくなってしまう場合は、査定キャンセルの意思を主張することが重要です。電話に出ることも気苦労の場合は、一括査定サイトのお問い合わせフォームからキャンセルの旨を伝えましょう。
無理やり契約しようとする
出張依頼は自身も立ち会う必要があるため、担当者と顔を合わせることになります。出張査定はあくまで車を売却するための判断材料とするものであり、査定後に契約しないという選択も可能です。
しかし、業者側は「非常に価値のある車」ということや「ノルマの確保に必死」といった事情で、強引に契約を進めてくる場合があります。
日頃から勧誘を断ることが苦手な方も、納得できない査定額で契約書に押印してしまわないよう注意しましょう。どうしても不安な方は、家族や友人に立ち合ってもらうことをおすすめします。
地域差によって一括査定が利用できない
地域によって業者の数が異なります。業者の数が少ない場合は一括査定により解決できることが多いですが、それでも地方では複数の業者を利用できないこともあるでしょう。
しかし、一括査定サービスと提携していない業者も存在します。特に地方の個人経営店などはその傾向が強いため、ひとつひとつ店舗と連絡を取っていくのは手間ですが、近隣に利用できそうな店舗がないか調べてみるといいでしょう。
再査定で車の金額が下がる
出張査定の額に納得して契約した場合でも「再査定で新たな傷やヘコミがあった」という理由で減額されるケースがあります。こちらは悪質な手法の可能性があり、売却側としては納得いかないところでしょう。
ただし、厳密に業者側が悪いかという点は契約内容にも起因します。店舗やスタッフが個人で判断している可能性もあるため、大型チェーン店であれば問い合わせフォームから問い合わせするといいでしょう。それでも解決しない場合は、国民生活センターへの相談をおすすめします。
キャンセル料が高額すぎる
車の売却において、契約後にキャンセルすることは基本的に不可能です。しかし、やむを得ない事情でキャンセルする場合もあります。先述のように、再審査で減額された場合もキャンセルしようと思う方は多いでしょう。
この際に、多額のキャンセル料が請求されキャンセルできないというトラブルが発生しています。この場合は契約内容が重要です。
契約書に該当する違約金の旨が記載されていなければ、支払いの義務はありません。ただし、前提として契約内容を確実に把握し、納得してから契約するということが重要です。
売却代金の支払いが遅い
基本的に車を引き渡した後に売却額は支払われます。多くの場合、入金は数日後です。しかし、いつまで待っても支払われないというトラブルがあります。
単に支払いを忘れている場合であれば、担当者や店舗に問い合わせることで解決するでしょう。しかし「振り込む気がない」「振り込むことがない」というケースもまれにあります。
大手店舗では滅多に見られませんが、経営悪化や倒産が考えられる原因です。しかし、売却側に落ち度はないため、国民生活センターなどの法人機関に相談しつつ売却額の受け取りを完了しましょう。
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車の出張査定によるトラブルが起こる前に知っておこう！
トラブルは自身の意識だけでは避けられない部分もあります。そのため、トラブルが起こったときは法的ルールに基づいて対処することが重要です。ここでトラブル前に知っておくべき制度・権利を紹介しますので、ぜひ覚えておきましょう。
クーリングオフはできる？
クーリングオフとは、契約後しばらく再考したうえで不要と判断した場合に、無条件で解除できる制度です。しかし、クーリングオフは電話販売や訪問販売など、整った環境で慎重に考えられる状況でない場合に適用されます。
車の売買は合意のうえ店舗で契約を結ぶため、クーリングオフの対象外です。契約後により良い業者が見つかった場合もクーリングオフを利用することはできません。契約前に「本当にこの業者でいいのか」という点をしっかり判断しましょう。
（参考：『特定商取引法とは｜消費者庁』）
契約不適合責任（旧かし担保責任）とは？
車の売主には、契約不適合責任が求められます。契約不適合責任とは、売買された目的物に契約内容と異なる不具合が後で発覚した場合に発生する責任です。買主を保護するための権利として、かつては「かし担保責任」という名で存在していました。
かし担保責任では契約解除を行う権利が保護されていましたが、契約不適合責任に変わり修補請求権や減額請求権も追加されています。
これらは故意でない場合も権利が成立するものです。例えば「自分も把握していなかった大きな損傷が見つかった」という場合、業者側に減額や契約解除する権利があることを意味しています。車の売却時には重要な知識であるため、ぜひ覚えておきましょう。
（参考：『債務不履行｜一般社団法人 日本中古自動車販売協会連合会』）
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車の出張査定のトラブルを避けるならネクステージがおすすめ！
トラブルに対する知識や対処法を有する以上に、重要な点は店舗選びです。査定やサービスに信頼をおける店舗を選ぶことで、問題なく売却手続きは進んでいくでしょう。
出張査定のトラブルに不安な方はネクステージをご利用ください。ネクステージは全国で最規模に営業している中古車買取・販売店です。この項目でネクステージの魅力をご紹介しますので、ぜひ店舗選びの参考にしてください。
高価買取を行っている！
ネクステージでは長年にわたり、多くのお客様からご利用いただいています。「買取価格の提示・契約・納車の段取りまで迅速に進めてくれた」「相場と希望額を考慮した査定額を提示してくれた」など、評価の声も多数いただきました。
ネクステージは全国的な自社販売も行っています。売却いただいた車は、全国のいずれかの店舗で販売するため、中間マージンがかかりません。
このような整った環境により、削減できたコストは査定額に反映します。販売力にも自信を持っているため、他社よりも高価査定を実現することが可能です。買取実績も公開しております。査定における説明やご質問への対応を徹底しておりますので安心してご利用ください。
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ネクステージの出張査定の流れ
ネクステージは高額査定のほかにも、できる限りお客様の手間と時間を短縮できるよう努めております。実際にネクステージの査定をご利用いただく際の手順を以下で紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
Webからできる簡単申し込み
ネクステージは簡単な無料査定を実施しております。メーカー・車種といった車の情報と、連絡先・名前などお客様の情報を入力していただくだけで申し込みは完了です。
概算価格は即時お知らせします。最初から詳細に相談したい場合は、お電話での申し込みも可能です。概算結果後に利用しないという選択も問題ありませんので、一度お気軽にお申し込みください。
概算価格をお知らせ後の実車査定
概算結果から売却を検討していただけた場合は、実車査定を行います。店舗に直接お持ちいただいても問題ありませんが、出張査定サービスが無料で利用可能です。車検切れの車や故障車、時間の確保が難しい場合も気軽にご利用ください。
ネクステージでは、査定ミスにより契約後に査定額を変更するといったことはありません。実車査定額を基準に安心してご契約をお考えください。
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よくある質問
Q. 事故車になるとどれくらい査定が落ちますか？
Ａ． 修復歴のある車を売却する場合、通常の買取価格に比べて大きく査定額が下がり、状況によっては50%以下の査定額になることもあります。ただし、車両の状態によって買取価格に差が出るので、明確な金額の決まりはありません。
修復歴車の買取価格が安い理由はリスクの高さです。最近の車両の多くはモノコック構造になっており、骨組みで全体の強度を保たせています。修復歴車は車全体に衝撃の影響が生じるため、直した後も強度が落ちている可能性が考えられるためです。
Q. 車の出張査定とは何ですか？
A. 車の出張買取とは、店舗に車を持ち込まず、自宅や職場などの指定した場所に業者を呼んで査定をしてもらうサービスです。 車の状態を現地で確認し、査定額をその場で提供してもらえるため、店舗に出向く手間や時間を省くことができます。
Q. 車の査定で個人情報を求められるのはなぜですか？
A. 査定で個人情報を必要とする理由は、車両の所有者と連絡を取るためです。年式や走行距離などの車の基本的な情報を入力すれば大まかな査定額が分かりますが、傷やへこみの有無、エンジンの状態などを確かめるために車両の現物確認をしなければなりません。
買取業者は車両の所有者と連絡を取り、具体的な情報をヒアリングするために個人情報の提出を求めています。
まとめ
車の出張査定におけるトラブルは、事前に把握・対策しておくことである程度回避することが可能です。しかし、トラブルは予期せぬところから起きる場合もあるため、安心できる店舗を利用して不安を解消しましょう。
中古車の買取を検討している方は、ぜひネクステージをご利用ください。契約後に不可解な点がないよう、契約内容や見積書も詳細にご提示いたします。不安な点やささいな疑問にも丁寧にお答えいたしますので、お気軽にご相談ください。
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