自動車税の支払いが遅れたらどうなる?滞納リスクや対処法を解説

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自動車税の支払いが遅れたらどうなる?滞納リスクや対処法を解説

自動車税の支払いが遅れたらどうなる?滞納リスクや対処法を解説

自動車の所有者は、毎年必ず自動車税を納める必要があります。自動車税の納付期日は定められているため、指定日までに忘れずに納付をしなければなりません。しかし、さまざまな理由で支払いが遅れるケースもあるでしょう。

 

そこでこの記事では、自動車税の納付が遅れた場合のリスクや対処方法について詳しく解説します。大幅に納付が遅れると罰則を課される可能性があるので、車を所有する上で必要な知識としてチェックしておきましょう。

 

※目次※

1.自動車税の支払いが遅れたら?基本情報と期限を知ろう

2.自動車税の支払いが遅れたらどうなる?5つのリスク

3.自動車税の支払いが遅れたら?3つの対処方法

4.自動車税の支払いが大幅に遅れたら?罰則の可能性も

5.車のことならネクステージへお任せ!

6.よくある質問

7.まとめ

 

■POINT

・納付期限が過ぎると延滞金の発生や車検が受けられない、車の売却できないなどのデメリットがある

・払い忘れに気付いた際は、なるべく早めに追納することが大切!どうしても困難な場合は県税事務所に相談する

・支払いが大幅に遅れたら「3年以下の懲役または250万円以下の罰金」が課せられる可能性がある!自動車税は早めに納めよう

 

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自動車税の支払いが遅れたら?基本情報と期限を知ろう

自動車税の支払いが遅れたらどうなる?滞納リスクや対処法を解説

自動車の所有者は、毎年1回指定された期日までに自動車税を納める必要があります。はじめて自動車を所有する方の中には、自動車税について具体的に知らない方もいるかもしれません。そこで、ここでは自動車税の概要について解説します。

 

自動車税として納めるべき金額や支払い期限、納付通知書など、知っておくべき知識が多いので、基礎知識としてまとめて押さえておきましょう。

 

そもそも自動車税とは

自動車税とは、地方税の一種で車検証に登録されている所有者に課される税金です。年に1回の納付義務があり、4月1日時点の所有者に支払い義務が課されます。

 

基本的に自動車の総排気量や用途に応じて税額が変動し、車の種類や購入時期、新車登録からの経過年数、環境性能なども金額に影響を及ぼします。

 

自動車を所有する以上、自動車税の納付は避けて通れません。自動車税の納付書が届いたら、忘れないうちに支払いを済ませましょう。

 

自動車税はいくら?

自動車税の金額は、車の排気量によって大きく分類され、0.5リットル刻みで金額が増加します。自家用車の場合は、3~4万円程度になることが一般的です。環境にエコな車種であれば、グリーン化特例などの制度が適用され、若干安くなることがあります。

 

軽自動車の場合は自動車税ではなく軽自動車税が課され、普通車よりも安いのが特徴です。数千円で済む場合があり、高くても1万円前後に収まります。自動車を所有しやすいように軽自動車の税金面は優遇されているので、自動車税などの支出を抑えたい方は、軽自動車の購入を検討してみましょう。

 

自動車税の支払い期限について

自動車税の支払い期限は、5月末日までが一般的です。末日が土日の場合は、6月の頭に延長されることもあります。具体的な期日は自動車納税通知書に明記されているので、通知書が手元に届いたら真っ先に期限を確認しておくことが大切です。

 

納付書が届いてから納付期限までが短いため、納税の時期や納税額をあらかじめ把握しておく必要があります。車種によっては納税額が大きくなることもあるので、納税用の資金を計画的に用意しておきましょう。

 

自動車税の納付通知書はいつ送られてくる?

自動車納税通知書は、毎年5月上旬に都道府県の税事務所から郵送されます。地域によって差はありますが、遅くてもゴールデンウィークが終わるまでには届くでしょう。

 

なお、納付通知書はその年の4月1日時点の所有者のもとに届きます。4月2日以降に前所有者から自動車を直接買い受けた場合は、納付通知書は前所有者のもとに届くので注意が必要です。

 

前所有者に事前に連絡しておかなければ、納税に関するトラブルに発展する可能性があります。直接売買取引をする際は、契約時にどちらが納税するのか定めておくことを推奨します。

 

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自動車税の支払いが遅れたらどうなる?5つのリスク

自動車税の支払いが遅れたらどうなる?滞納リスクや対処法を解説

 

督促状や催告書等が届く

自動車税の支払いが遅れたら、支払い期限から20日以内に督促状が送られてきます。督促状が届いても納付せずに無視し続けると、催告書が送られてくるようになるので、督促状は絶対に無視しないようにしましょう。

 

催告書まで無視すると、定期的に新たな催告書が届くようになり、さらに無視を継続すると差し押さえ予告通知書が届きます。差し押さえ通知書は、最終警告のようなものなので、この段階になる前に速やかに支払いましょう。

 

延滞金が発生する

自動車税の納付期限が過ぎた場合、延滞金を支払わなければなりません。延滞金の利率は都道府県ごとに定められており、年によっても異なるケースもあります。例として、2022年の東京都の利率は、以下のとおりです。

期間

延滞金利率

期限の翌日から1か月間

2.4%

期限の翌日から1か月以上

8.7%

※slide →

 

延滞金の計算方法は、期限の翌日から1か月経過するかどうかで異なります。2022年の東京都の延滞金の計算式は以下のとおりです。

期間

延滞金計算式

期限の翌日から1か月間

(自動車税額×遅延した日数×2.4%)÷365

期限の翌日から1か月以上

(自動車税額×1か月後からの日数×8.7%)÷365

※slide →

 

なお、自動車税の延滞金は1,000円以上になったときに、支払い義務が生じます。つまり、延滞金が1,000円未満の場合は支払う必要はありません。そのため、自動車税の支払いが数日遅れた程度では、延滞金を支払わなくて済みます。延滞金の支払い義務が発生する前に、支払いを忘れていた方は速やかに支払いを済ませましょう。

 

車検に通らなくなる

自動車税を納税しないまま車検を受けた場合、既定の方法で手続きを進めることができません。車検時には以下の書類が必要になるためです。

  • ・車検証(自動車検査証)
  • ・自賠責保険証
  • ・自動車税納税証明書

 

自動車税はすべての所有者に対し、4月1日付けで課税することが決まっています。「指定された金額を支払った」という証明ができなければ、必要な書類がそろわないため車検に通りません。

 

万が一車検を受けないまま公道を運転した場合は、法律違反にあたります。税金の滞納に加えて違反を重ねることになるため、支払いを忘れた方はまず納税を済ませることが大切です。日常生活にも影響する可能性があります。車検よりも納税を優先しましょう。

 

預金や給料などが差し押さえられる

自動車税を支払わないまま納税に応じなかった場合、最終的には給料や財産を差し押さえられます。差し押さえが発生すると、金銭以外にも以下のようなものが対象となるケースも少なくありません。

  • ・車
  • ・株式
  • ・土地
  • ・ぜいたく品

 

銀行口座に十分なお金がある場合は、滞納分と延滞金分を差し押さえることで対処されます。しかし、全額の支払いができなかった際には、所有している車のタイヤをロックして、動かせないようにするのが一般的な流れです。

 

現金や車を差し押さえてもなお、納めるべき税金額に値しないケースもあります。このような場合に差し押さえの対象となるのは、所有者の株式や土地、高級な時計などぜいたく品です。

 

差し押さえは、滞納中に突然行われるわけではありません。督促状・催告書が自宅に届き、これらに応じない場合に差し押さえ予告通知書が送付されます。実行日までに納付が確認できると差し押さえは発生しないため、督促状が届いた時点で早急な対応を心がけましょう。

 

車売却が厳しくなる

自動車税を滞納すると、ほとんどの中古自動車買取店から買取をしてもらえません。自動車を新しい所有者に名義変更する際、自動車税納税証明書が必要です。しかし、自動車税が未納の場合は自動車税納税証明書が交付されないため、名義変更ができません。

 

そのため、中古自動車買取店は、買い取った自動車を第三者に売却することができないことから、自動車税未納車の買取を避ける傾向があります。自動車税が未納でも買い取ってくれる業者も存在しますが、査定で大幅に減額されるのがほとんどです。車の売却を検討している方は、税金を納めてから査定に出しましょう。 

 

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自動車税の支払いが遅れたら?3つの対処方法

自動車税の支払いが遅れたらどうなる?滞納リスクや対処法を解説

自動車税の払い忘れに気付いた方は、可能な限り早く納税手続きを済ませることが大切です。督促状が届くまで気付かない可能性もあるため、4月に入った時点で自動車税の支払いを意識しておくとよいでしょう。ここからは、納税を忘れた際に実践できる対処法を3つご紹介します。どうしても支払いが困難な場合は「分割納税」の相談も可能です。

 

1.すぐに追納する

自動車税の納税通知書を持っている方でお金も十分にある場合は、コンビニや金融機関で手続きを行いましょう。納付期限切れでも、通知書の取扱期限内であればほとんどのケースで手続きが可能です。

 

ただし、コンビニでは受け付けができない可能性があります。営業時間に足を運べるのであれば、直接金融機関で手続きを進めたほうが安心です。

 

納税通知書の取扱期限が切れている場合は、新たに通知書を申請しなければなりません。管轄の都道府県税事務所に連絡し、再度納税通知書を送付してもらうよう依頼しましょう。時間に余裕がある方は、都道府県税事務所で直接支払う方法もあります。

 

取扱期限や営業時間によって適切な方法が異なるため、自分に合った方法で対応することが大切です。

 

2.督促状が届くのを待つ

「支払ったかどうかを忘れてしまった」という方は、督促状が届くまで待つのもひとつの方法といえます。延滞金が発生した場合は支払う必要がありますが、督促状が届いたあとすぐに納付できれば特別な罰則はありません。

 

督促状は、納付期限から20日以上を過ぎると送付されます。新しい納付書も同封されるため、「税事務所に連絡する余裕がない」という方も利用しやすい方法です。20日後以降も督促状が届く気配がなければ、すでに納税が済んでいると判断してよいでしょう。

 

インターネットバンキングを介して納税している方は、Webサイトから支払い履歴を確認することも可能です。

 

3.どうしてもお金がなければ分割払いの相談をする

急な出費や転職などで金銭的に支払いが困難な方は、市区町村役所の税務課や都道府県税事務所に相談してみましょう。一括での支払いが難しいと判断された場合、分割での納税が認められる可能性があります。

 

ただし、都道府県によって適用の可否や条件が異なる点に注意しなければなりません。分割払い自体を不可とするケースもあるため、まずは管轄の税務課・税事務所に相談することが大切です。「支払う気がない」と認識されないよう、納税が難しいと感じた時点で早めに問い合わせましょう。

 

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自動車税の支払いが大幅に遅れたら?罰則の可能性も

自動車税の支払いが遅れたらどうなる?滞納リスクや対処法を解説

自動車税を長期間支払わなかった場合は、延滞金や差し押さえのほかにも罰則が課されます。何らかの事情があれば猶予を与えられますが、意図的に納税を逃れることはできません。期限内に支払うことを前提にしたうえで、滞納によってどのような罰則があるのか理解しておきましょう。車検に通さないまま公道を走るケースについても解説します。

 

悪質なケースは「3年以下の懲役または250万円以下の罰金」

督促状や差し押さえの通知があったとき、滞納分を支払う意思があれば罪には問われません。しかし、差し押さえができないように口座からお金をおろして隠したり、車を壊したりなどの対応が発覚すると罰則の対象です。

 

所有者の悪質な行為によって対処ができないと判断した場合、3年以下の懲役または250万円以下の罰金が課されます。250万円の支払い義務が生じるのであれば、延滞金を含めてきちんと支払うほうが賢明でしょう。

 

車検なしで公道を走っても罰則がある

自動車税を納付しないままでは車検に通すことができず、そのまま公道を走ると法律違反となります。車検なしで走行したときの違反点数は6点です。30日間の免許停止が適用されるため、発覚後に納税を済ませても一定期間は運転ができません。

 

さらに、刑事処分として6か月以下の懲役または30万円以下の罰金が課されます。罰金が支払えない場合は刑事事件に発展するため、納税期限だけでなく車検の有効期限も確認しておきましょう。

 

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車のことならネクステージへお任せ!

ネクステージでは、車の買取や中古車販売、車検サービス等を行っています。お客様に安心安全なカーライフを楽しんでいただけるように、サポート体制を充実しているのが強みです。また、故障やトラブルを防ぐため、徹底した品質チェックを行っています。品揃えも豊富なので、気に入る車がきっと見つかるはずです。

 

自動車税をはじめ、車の買取や車検、メンテナンスなど、車に関することなら何でもご相談を受け付けております。ぜひお気軽にお問い合わせください。

よくある質問

 

Q.自動車税の支払い方法は?

自動車税の支払い方法はいくつかあります。主な方法は以下の5つです。

 

  1. 金融機関窓口・コンビニ
  2. 口座振替
  3. クレジットカード
  4. ペイジー
  5. スマートフォンの納税アプリ

 

一般的なのは、納税通知書を金融機関窓口やコンビニに持参して、指定金額を支払う方法です。特にコンビニであれば、近場の店舗で簡単に支払いができます。また、自宅ですぐに支払えるクレジットカードやペイジー(スマホやパソコンから支払いができる決済サービス)、納税アプリもおすすめです。

 

詳しくは、各都道府県税事務所の専用サイトに記載されているので、一度チェックしてみましょう。

 

Q.納税通知書が手元に届かない理由として考えられるのは?

納税通知書が手元に届かない場合、前の所有者のもとに届いている可能性があります。先ほど述べたように、4月1日時点の所有者に納税通知書が届くので、4月2日以降に自動車を購入した方は、5月上旬の一斉郵送の段階で受け取れない場合があるでしょう。

 

また、引っ越しをした方で住所変更をしていない場合も手元に届きません。他にも、車検が切れている場合は、自動車税の納付が保留扱いとなり、納税通知書が郵送されないようになっています。

 

Q.納税通知書が届かない時の対処法は?

納税通知書が届かなくても、自動車税の納付が義務であることには変わりありません。いくら待っても納税通知書が送られてこない場合は、都道府県の自動車税コールセンターや税事務所に問い合わせましょう。直接連絡を入れることで、納税通知書の郵送状況を確認してくれます。

 

特定の理由により納税通知書の郵送が行われていない場合は、指示に従って手続きを済ませましょう。地域によっては、一時的に納税通知書の送付先を変更してもらえる場合もあります。

 

Q.自動車税を滞納していても廃車できる?

自動車税を滞納している状態でも廃車は可能です。ただし、未納状態が2年以上経過した場合は、自動車は差し押さえの対象となり、廃車手続きができなくなります。そのため、滞納している状態が2年経過する前に廃車手続きを済ませましょう。

 

なお、自動車税を滞納している場合、自動車税納税証明書が交付されないため、車検を受けることができません。車検が切れると公道を走行できなくなるので、廃車するのであれば、車検が切れる前に手続きをすることをおすすめします。

 

Q.自動車税を支払わなくてもいいケースって?

自動車税を支払わなくていいケースがいくつかあります。主なケースは以下の3パターンです。

 

  • 車を廃車にした場合
  • 一時抹消登録した場合
  • 車を売却して、買い手に負担してもらう場合

 

完全に廃車するのではなく、一時的にナンバープレートを返納し廃車扱いにすることで、自動車税の支払いを逃れる方法があります。また、途中で車を売却した場合、買い手に代わりに納めてもらうことも有効です。

 

いずれにしても自動車を利用しなくなった場合に、自動車税を支払わなくて済みます。

 

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まとめ

自動車税の支払いが遅れたらどうなる?滞納リスクや対処法を解説

自動車税の支払いを忘れると、期限後20日で督促状が送付されます。滞納を長期間続けた場合は延滞金が発生し、車検に通すこともできません。最終的には、公道を運転できないだけでなく財産が差し押さえられる可能性もあります。金銭的な事情がある場合は、納税通知書が届いたタイミングで都道府県税事務所に相談してみましょう。

 

ネクステージでは、税金の取り扱いに関するお問い合わせを受け付けています。安心かつ安全なサービスをご提供していますので、中古車の売却・購入を検討中の方もぜひこの機会にネクステージをご利用ください。

 

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