フォレスターの燃費は悪い?ライバル車と比較して検証!
フォレスターはスバルから販売されているミドルサイズのSUVです。快適な乗り心地や走破性の高さから高い人気を誇っています。フォレスターの燃費性能が気になっている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、フォレスターの燃費性能についてご紹介します。フォレスターの燃費とライバル社の燃費を比較することで、よりフォレスターの魅力が分かるようになります。フォレスターの燃費が気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。
※目次※
5.フォレスターは信頼できる中古車販売店で購入するのがおすすめ
・フォレスターの燃費は普通程度だが、場所を選ばず運用できる走破性が魅力。車にパワーを求めるならおすすめ。
・フォレスターはインテリアの質感が高く、乗り心地の良さが魅力。アシスト機能も充実しているのでさまざまなフィールドで活躍できる。
・フォレスターの燃費が気になるときは、エコドライブやエコグッズを導入しよう。工夫次第で燃費向上効果が期待できる。
フォレスターの燃費は悪い?
車を選ぶにあたって、燃費性能は重要な指針のひとつです。維持費に大きく影響する項目なので妥協したくないという方も多いでしょう。ここではフォレスターの燃費について解説します。あわせてフォレスターの基本的な情報も確認しておきましょう。
フォレスターとは
フォレスターはスバルが1997年に販売開始したクロスオーバーSUVです。以降フルモデルチェンジを繰り返し、2018年に登場した5代目が現行型となっています。「アイサイト セイフティプラス」を搭載しており、予防安全機能も充実しているのが長所です。
4つのグレードを展開しており、「Tourring」「Premium」「X-BREAK」には2.5L DOHC 直噴エンジンを、「Advance」には2.5L DOHC 直噴エンジン+モーターのハイブリッドシステム「e-BOXER」を搭載しています。クルーズコントロールの搭載によりロングドライブにも優れた適性があり、オートでの低燃費走行を実現しました。
フォレスター Tourringのスペック
項目 |
ボディサイズ |
車両重量 |
乗車定員 |
総排気量 |
燃費 |
新車価格帯 |
スペック |
全長4,625×全幅1,815×全高1,715(mm) |
1,520kg |
5名 |
2,498 L |
JC-08モード 14.6 km/L |
286万円~ |
フォレスターの燃費
フォレスターの燃費性能は、エンジンを採用している「Tourring」「Premium」「X-BREAK」と、ハイブリッド仕様の「Advance」で異なります。スバルから発表されているカタログスペックは以下の通りです。
|
「Tourring」「Premium」「X-BREAK」 |
「Advance」 |
|
燃費消費率 JC08モード |
14.6 km/L |
18.6 km/L |
|
燃費消費率 WLTCモード |
WLTCモード |
13.2 km/L |
14.0 km/L |
市街地モード |
9.6 km/L |
11.2 km/L |
|
郊外モード |
14.6 km/L |
14.2 km/L |
|
高速道路モード |
16.4 km/L |
16.0 km/L |
多くの場合、カタログスペックを確認しただけでは車の実燃費は把握できません。カタログ燃費は平坦な道でライトなどを使用しない条件で測定してるため、実際の燃費とは差が出るためです。JC08モードの実燃費はカタログスペックの7割程度になる傾向があります。
フォレスターの燃費をライバル車と比較!
フォレスターが属するミドルクラスSUVは人気が高いジャンルのため、他社からも多くのライバル車がラインナップされています。ライバル車と比較した時のフォレスターの燃費性能のレベルはどの程度の立ち位置になるのでしょうか。特に比較されることが多い4つの車種と比較していきます。
アウトランダー
アウトランダーは三菱自動車から2005年に発売されたSUVです。2012年にはフルモデルチェンジが行われ、2代目がデビューしています。 ECOモードを搭載しており、エンジンやエアコン、4WDをスイッチひとつで一括制御して低燃費走行が可能です。
ECOドライブサポートシステム表示も装備されており、エコ運転のレベルやアイドリングストップの累計時間を視覚的に確認できます。
アウトランダーの燃費はJC-08モード16.0km/Lで、フォレスターのガソリンエンジン搭載モデルと比較すると若干上回っています。
アウトランダー 20Mのスペック
項目 |
ボディサイズ |
車両重量 |
乗車定員 |
総排気量 |
燃費 |
新車価格帯 |
スペック |
全長4,695×全幅1,810×全高1,710(mm) |
1,500kg |
7名 |
1,998L |
JC-08モード 16.0km/L |
272万5,800円~ |
CX-5
CX-5はマツダより2012年から販売されているクロスオーバーSUVです。2017年には現行型の2代目が登場しました。2013年度の「JNCAPファイブスター賞」受賞や、2012年・2013年の「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の連続受賞で注目を集めたモデルです。「オフロード・トラクション・アシスト」の搭載によって走破性が向上しており、幅広いシーンで活躍します。
CX-5の燃費はJC-08モード16.0km/Lで、フォレスターのガソリンエンジン搭載モデルよりも若干上回っていることが分かります。
CX-5 20S SKYACTIV-G 2.0のスペック
項目 |
ボディサイズ |
車両重量 |
乗車定員 |
総排気量 |
燃費 |
新車価格帯 |
スペック |
全長4,545×全幅1,840×全高1,690(mm) |
1,520kg |
5名 |
1,997L |
JC-08モード16.0㎞/L |
261万8,000円~ |
エクストレイル
日産から販売されているエクストレイルは、初代が2000年に登場しています。現行型は2013年に発売された3代目です。渋滞時やロングドライブ時には「プロパイロット」機能で車間距離を維持しながらオート走行を行えます。
エクストレイルの燃費はJC-08モード16.4km/Lで、フォレスターのガソリンエンジン搭載モデルよりも若干上回っています。
エクストレイル 20X 2WDのスペック
項目 |
ボディサイズ |
車両重量 |
乗車定員 |
総排気量 |
燃費 |
新車価格帯 |
スペック |
全長4,640× 全幅1,820×全高1,715 (mm)
|
1,440kg |
5名 |
1.997 L |
JC-08モード16.4km/L |
304万5,900円~
|
アウトランダーPHEV
アウトランダーPHEVは、アウトランダーのプラグインハイブリッド仕様車です。電気をエネルギー源にしたモーター駆動とガソリンエンジンを組み合わせたハイブリッド車に外部からの給電機能を加えたことで、電気のみで走行できる距離が大幅に向上しています。
アウトランダーの燃費はJC-08モード18.6km/Lで、フォレスターのハイブリッドエンジン搭載モデルと比較すると同程度の性能です。
アウトランダー PHEV G Limited Editionのスペック
項目 |
ボディサイズ |
車両重量 |
乗車定員 |
総排気量 |
燃費 |
新車価格帯 |
スペック |
全長4,695×全幅1,810×全高1,710(mm) |
1,860kg |
5名 |
2,359L |
JC-08モード 18.6km/L |
393万9,100円~ |
フォレスターの燃費は普通
フォレスターと他車の燃費を比較すると、フォレスターの燃費性能は並み程度であることがわかります。ガソリンエンジン車のカタログスペックは他社が若干上回っていますが大きな差はなく、実燃費ではほとんど気にならないレベルです。ハイブリッド車はライバルのアウトランダーPHEVと同程度となっています。
燃費面でわずかに下回っている部分はありますが、フォレスターは走破性の高さも魅力のひとつです。パワーと燃費を両立させたい方におすすめの車と言えるでしょう。
フォレスターの魅力
本格SUVとして人気のフォレスターですが、どのようなポイントが好評で現在の人気を得たのでしょうか。国内外を問わずミドルクラスSUVが多数展開されている中で、どのような長所が評価されているのか気になるところです。ここではフォレスターの4つのメリットを解説します。
乗り心地の良さ
現行型のフォレスターは新プラットフォーム「スバルグローバルプラットフォーム」の採用のより低重心化が施され、揺れの少ない安定した走行性能を獲得しています。振動や騒音を抑えることで、路面状況に左右されずに快適にドライブできるのが特長です。
これにより安全性能も大幅に向上しており、低重心化と高剛性の融合で優れた危機回避性能を発揮します。やむを得ず慌ててステアリングを切った時でも、安定した足回りで応えてくれるでしょう。
ドライバーのアシスト機能
フォレスターはドライバーの負担を軽減するアシスト機能も充実しています。内蔵カメラがドライバーの顔を認識して、異変を感知した時に居眠りや前方不注意を喚起してくれる「ドライバーモニタリングシステム」が搭載されました。
衝突の危険がある時に自動でブレーキをかけてくれる「プリクラッシュブレーキ」も搭載しており、さまざまな面から安全運転を支援しています。
インテリアの質感
現行型のフォレスターはインテリアの質感向上にも力を入れており、旧モデルと比較すると大きくクオリティが向上しています。インテリアのデザインはより立体的になり、冒険心を刺激する趣深い空間となりました。
機能的でスポーティなデザインでありながら温かみと豊かな風合いを感じさせる、乗る人を包み込むような空気感が魅力となっています。ディーラーオプションでフットランプやドリンクホルダーイルミネーションを追加することで、クールな雰囲気の演出も可能です。
パワーのある走り
パワフルな走破性もフォレスターの魅力のひとつです。さまざまなフィールドで安定した走行性能を発揮します。独自のAWDシステム「シンメトリカルAWD」の採用によって前後左右の重量バランスに優れており、オフロードでも安心して運用できる走破性の高さを獲得しました。
悪路で雪やぬかるみにはまってしまった時も「X-MODE」でスムーズに脱出できます。急な斜面を下る時は、システムがブレーキ制御を行う「ヒルディセントコントロール」のサポートを受けられるのも心強い点です。
フォレスターの燃費を向上させるコツ
の燃費が気になる方には、燃費効率が向上するエコドライブの習得や、エコグッズを使用するのがおすすめです。これらをうまく活用できれば、車本来の性能以上の低燃費な運用もできるようになります。フォレスターの維持費を抑えるために、燃費を向上させるコツを確認しておきましょう。
エコドライブを意識する
車は運転の方法に気を付けることで燃費を向上できます。基本的なテクニックとして、急加速や急発進をしない、無駄にエンジンをふかしすぎないことが大事です。発進する時はアクセルを踏み込みすぎず、優しく走り出すことで燃費の無駄を抑えられます。
走行時はなるべく加速と減速が少ない運転を心掛けて、一定の速度を保って走行することが重要です。減速する時は早めにアクセルペダルから足を離し、エンジンブレーキを活用することを意識しましょう。アイドリングは無駄にガソリンを消費するので、こまめにエンジンを切ることも有効です。
エコドライブグッズを購入する
カー用品店やネットショップでは、エコドライブをサポートするグッズが販売されています。例えば、瞬間燃費や最高燃費などを表示する「エコモニター」を設置して燃費を意識する癖をつけるだけでも、自然とエコドライブを心掛けるようになるでしょう。
機能が付いていない車でもアイドリングストップが使えるようになる「アイドリングストップキット」や、より少ない動力で車を走らせる「エコタイヤ」といった、車の機能を補強するグッズも効果的です。
フォレスターは信頼できる中古車販売店で購入するのがおすすめ
ネクステージでは車の区分に応じた保証をご用意することで、お客様に安心して中古車を購入していただけるように努めています。フォレスターでご利用いただける「国産普通車」の保証は、最長3年間33機構318項目に及ぶ業界最高水準の範囲が対象です。
フォレスターは信頼できる販売店で購入することを心掛けましょう。保証がしっかりしている大手販売店ならノウハウが豊富なので、もしもの時も安心して車を任せられます。
まとめ
フォレスターは燃費を他車と比較すると並み程度の結果となりました。しかし、フォレスターはパワフルな走行性能と適度な燃費を両立させているのが魅力の車です。先進装備も充実しているので安心して運用できるのもメリットと言えます。さまざまなフィールドで活躍できるバランスの良い車をお探しの方におすすめの1台です。
品質が高いフォレスターをご希望の方は、ネクステージへお問い合わせください。安心して中古車を購入するには、実績豊富な信頼できる販売店で購入することが大切です。ネクステージは長年の販売実績と、全国に展開している大手業者としての信頼があります。中古車を購入するならネクステージにご相談ください。
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