ヴェゼルは販売台数上位の人気SUV！魅力やモデルチェンジでの変更点を解説
ホンダ ヴェゼルは、2013年に発売されたコンパクトSUVです。発売翌年からSUVの販売台数が上位になるほどの人気で、2021年4月のフルモデルチェンジでは発売1か月後の5月時点で月間販売計画の6倍以上となる好調な立ち上がりとなりました。モデルチェンジによる変更点とはどのようなものでしょうか。
そこでこの記事では、ホンダ ヴェゼルの魅力やモデルチェンジでの変更点、チェックしておきたいライバル車を紹介します。ぜひ参考にしてください。
※目次※
1.ヴェゼルはホンダのSUVで販売台数トップクラスの人気車！
2.販売台数上位のヴェゼルはフルモデルチェンジでどう変わった？
3.販売台数1位だった人気モデル「ヴェゼル ツーリング」とは？
・ヴェゼルは、コンパクトSUVの中で上位の販売台数を誇る人気モデル
・2021年のフルモデルチェンジでハイブリッドシステムと安全運転支援システムが進化し、より快適性が向上した
・人気の先代モデル「ヴェゼル ツーリング」やお得な現行モデルを探すなら、在庫数が豊富なネクステージをチェックしよう
ヴェゼルはホンダのSUVで販売台数トップクラスの人気車！
ホンダ ヴェゼルは、2013年に発売された3ナンバーのコンパクトSUVです。SUVの力強さとクーペのあでやかさ、ミニバンの使いやすさを融合させた新しいモデルとなりました。発売から好評で、SUVの新車販売台数で第1位を獲得するほどの人気があります。
2021年4月には2代目が発売され、現在もホンダの人気車種として販売中です。ここでは、ヴェゼルの概要を紹介します。
（参考： 『ヴェゼル（ホンダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
先代はSUV販売台数1位に
ヴェゼルは、ホンダのコンパクトSUVの主力車種です。2013年12月に発売され、2014年~2016年までの3年間、連続で年間SUV新車登録1位を記録しました。
2017年にはトヨタ C-HRに抜かれましたが、2018年のマイナーチェンジや2019年のターボエンジンモデル「ヴェゼル ツーリング」の追加により、2019年の上半期には1位へ返り咲いています。
現行モデルの納期目安はどのくらいなの？
2022年12月現在、ヴェゼルの納期目安は6か月以上です。売れ筋のグレードやカラーを選ぶと、特に納車までに時間がかかるでしょう。また「e:HEV・PLaY」は、部品供給の遅れにより、一時受注が停止されています。
販売店の在庫状況や注文のタイミングによっては、6か月以内に入手できる可能性もあるので、購入を検討している方は複数の販売店に相談してみましょう。
販売台数上位のヴェゼルはフルモデルチェンジでどう変わった？
ヴェゼルは、2021年4月のフルモデルチェンジで2代目となりました。先代モデルは一部改良やマイナーチェンジで快適性の向上や新グレードの設定などが行われましたが、フルモデルチェンジではどのように変わったのでしょうか。ここでは、フルモデルチェンジした2代目ヴェゼルの特徴や魅力を紹介します。
販売台数は1か月で約3万台を受注
2021年4月に発売された2代目モデルは、発売から約1か月後の5月時点で約3万台を超え、月間販売計画の6倍以上となるほどの人気です。
2021年の乗用車ブランド通称名別順位では、3月時点では42位でしたが、発売した4月には13位に急上昇しました。先代からの買い替えやSUVユーザーを中心に、幅広い層の方から支持されています。
2モーターハイブリッド「e:HEV」の採用や、進化した安全運転支援システム「Honda SENSING」の搭載が高評価となり、受注の9割がe:HEV搭載モデルでした。
コンセプトは日常生活の楽しさを増幅
2代目ヴェゼルのグランドコンセプトは『AMP UP YOUR LIFE （アンプ アップ ユア ライフ）』です。実用性だけでなくプラスアルファの体験価値を提供し、日々の生活の楽しさを増幅させることを目指す意味で掲げられました。
その提供価値とは、誰もが自信と安心感を持って運転できる「信頼」、デザインと操作性の「美しさ」、運転を通して五感に訴えかける「気軽な愉しさ」の3つです。
フルモデルチェンジでe:HEVが登場
パワートレーンは、新開発の1.5L DOHC i-VTECエンジン搭載のガソリンモデルと、ホンダ独自の2モーターのシステム「e:HEV」搭載ハイブリッドモデルの2種類です。グレードは、ガソリンモデル「G」、e:HEVモデル「e:HEV X」「e:HEV Z」「e:HEV PLaY」の4種類がラインアップしています。
e:HEV PLaYは2WD（FF）のみで、ボディカラーは2トーンカラーであるなど、他のグレードとは少し異なる仕様です。そのため、現在は部品供給の遅れによってe:HEV PLaYのみ注文受付を一時停止しています。
モデルチェンジで追加された装備
2代目ヴェゼルの主な追加装備は以下です。このうち、ヒルディセントコントロールは下り坂で自動的に速度を制御、ハンズフリーアクセスパワーテールゲートはスマートキーを携帯していれば足先をかざすだけで開閉できます。
・ハンズフリーアクセスパワーテールゲート（予約クローズ機能付き）
・パノラマルーフ（Low-Eガラス採用）
・新設計のエアコン吹き出し口「そよ風アウトレット」
・ヒルディセントコントロール
・静電タッチ式LEDルームランプ
・独自開発のプレミアムオーディオ
インテリアには「静電タッチ式LEDルームランプ」「独自開発のプレミアムオーディオ」などが追加されました。さらに、心地よい光を室内に取り入れる「パノラマルーフ」や、心地よい風を提供するエアコン吹き出し口「そよ風アウトレット」により五感に訴える愉しさを表現しています。
サービス面では新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT」が利用可能です。先代モデルから引き継ぐ「Honda SENSING」も、既存機能の進化と新たな機能の追加により、安全性能がさらに向上しました。
販売台数1位だった人気モデル「ヴェゼル ツーリング」とは？
ヴェゼル ツーリングは、2019年~2021年3月まで販売されていたモデルです。初代モデルのグレードで、販売台数が1位になるほどの人気がありました。
この項目では、エクステリアやインテリア、走行性能といったヴェゼル ツーリングの魅力を詳しく紹介します。
（参考： 『ヴェゼル ツーリング（ホンダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
当時の新車販売価格
ヴェゼル ツーリングでは「TOURING Honda SENSING」と「TOURING Modulo X Honda SENSING」の2種類が販売されていました。
新車価格（税込）は、TOURING Honda SENSINGが295万6,800円、TOURING Modulo X Honda SENSINGが352万8,800円です。性能と装備の充実さから他のグレードよりも高く設定されました。
エクステリア
ヴェゼル ツーリングのエクステリアには「専用フロントバンパーロアーグリル」、グレー塗装の「18インチアルミホイール」、ブラック塗装の「ヘッドライトガーニッシュ」、左右2本出しの「エキパイフィニッシャー」などが装備されました。
ルーフレールも標準装備となっており、外観から上質で引き締まった印象を感じられるでしょう。
インテリア
インテリアは、ブラウンベースの専用デザインで上質な室内空間となっています。また、本革ステアリングホイール＆セレクトレバーやステンレス製スポーツペダル、シート素材には質感と通気性に優れたウルトラスエードが採用されました。見た目だけでなく操作性、居住性共に質感の高い内装です。
収納空間
ヴェゼル ツーリングに限らず、ヴェゼルは収納も優れています。ラゲッジスペースは393Lと大きく確保されました。リアシートを倒せば、さらに容量を広げることも可能です。
開口幅が広い上に、開口部の地上高も低めに設計されています。大きな荷物の積み込みも楽になるでしょう。
また、ドアポケットやグローブボックスの他に、シートバックポケットやコートフック、タイダウンフックがあり、細かな荷物から大きな荷物まで臨機応変に収納できます。
走行や燃費
ヴェゼル ツーリングには、1.5L VTEC TURBO エンジンが搭載されました。低速からトルクフルなエンジンのため、発進時から高速合流時まで余裕のある走りが可能です。
エンジンパワーだけでなく、専用仕様の「パフォーマンス ダンパー」やコーナリング時の安定性を高める「アジャイルハンドリングアシスト」の採用により、さまざまなシーンで滑らかで一体感のある操作性を感じられるでしょう。
カタログ燃費（WLTCモード）は16.4km/Lです。グレードの中では最も低い数値ですが、ガソリン車としては低燃費を実現しています。
中古車の取り扱いも豊富なヴェゼルの中古車情報
ヴェゼルは、ホンダのSUV販売台数トップクラスの人気モデルです。購入したいけれど「できるかぎり出費を抑えたい」という方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが中古車です。2022年12月現在、ヴェゼルは中古車市場で豊富に流通しています。ここでは、2WD（FF）、4WDそれぞれの中古車の流通状況と価格相場を確認しましょう。
フルモデルチェンジ後は中古車がおすすめ
車を購入するなら、フルモデルチェンジ後であれば中古車を狙うのがおすすめです。フルモデルチェンジ後は、旧モデルの流通量が増えるため中古車相場が下がります。
ディーラーが在庫処理のために車両登録を行う場合もあるため、登録済未使用車が流通している可能性も高く、よりお得に購入できるでしょう。過去モデルも多数販売されており、選択肢が多いことも魅力です。
また、中古車は受注生産ではないため、購入すればすぐに納車されます。「少しでも早く納車してほしい」「早急に車が必要」という方にもおすすめです。
ヴェゼル ツーリング
ヴェゼル ツーリングは、1.5LのVTECターボエンジンや細部までこだわったスタイリングが特徴です。上質なデザインと性能で余裕を感じる走りを楽しめます。通常グレードの他に、操縦安定性と乗り心地を高めた専用サスペンション採用の「Modulo X」も追加されました。
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エンジンの種類 |
1.5L VTEC TURBO |
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トランスミッション |
CVT |
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駆動方式 |
2WD（FF） |
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燃料消費率（WLTCモード） |
16.4km/L |
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乗車定員 |
5名 |
e:HEV X
e:HEVでのエントリーグレードです。ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステムが搭載され、SUVにふさわしい力強い走りが実現されました。
ヴェゼルのグレードの中で一番の低燃費で、維持費を抑えられることが魅力です。中古車相場は、2WDが約268万~350万円度、4WDは約300万~319万円で購入できます。
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エンジンの種類 |
1.5L DOHC i-VTEC + e:HEV |
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トランスミッション |
電気式無段変速機 |
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駆動方式 |
2WD（FF）/4WD |
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燃料消費率（WLTCモード） |
25.0/22.0km/L |
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乗車定員 |
5名 |
（2022年12月時点の情報です）
e:HEV Z
ヴェゼルe:HEVの上位グレードです。e:HEV Xの装備に加え、ハンズフリーアクセスパワーテールゲート、運転席＆助手席オートヒーター、ブラインドスポットインフォメーション、LEDアクティブコーナリングライトなどが採用されました。より快適性や安全性が優れたモデルです。中古車相場は、2WDが約320万~379万円、4WDは約330万~380万円で購入できます。
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エンジンの種類 |
1.5L DOHC i-VTEC + e:HEV |
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トランスミッション |
電気式無段変速機 |
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駆動方式 |
2WD（FF）/4WD |
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燃料消費率（WLTCモード） |
24.8/22.0km/L |
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乗車定員 |
5名 |
（2022年12月時点の情報です）
e:HEV PLaY
最上級グレードであるe:HEV PLaYは、他のグレードにはない装備、装飾が採用されたモデルです。ツートン仕様のボディカラー、カラーバーオーナメント付きフロントグリル、IRカット/UVカット機能付のパノラマルーフなど、エクステリアに大きな違いがあります。
インテリアでは、高触感バーミリオン塗装のセンターコンソールパネル、ワイヤレス充電器、Honda CONNECTディスプレー＋ETC2.0車載器などが採用されました。デザイン性や快適性に優れたモデルです。中古車相場は、約346万~430万円で購入できます。
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エンジンの種類 |
1.5L DOHC i-VTEC + e:HEV |
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トランスミッション |
電気式無段変速機 |
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駆動方式 |
2WD（FF） |
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燃料消費率（WLTCモード） |
24.8km/L |
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乗車定員 |
5名 |
（2022年12月時点の情報です）
G（ガソリン）
ヴェゼルの唯一のガソリンモデルです。静粛性の向上と高出力化を両立させた新開発の1.5L DOHC i-VTECエンジン搭載で、ガソリンモデルながら優れた走行性を誇ります。
また、CVTに対してギヤのローレシオ化を図り最適化したことで、スムーズな発進とリニアで爽快な加速フィールを感じられるように改良されました。中古車相場は、2WDは約140万~269万円、4WDは約160万円です。
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エンジンの種類 |
1.5L DOHC i-VTEC |
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トランスミッション |
CVT |
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駆動方式 |
2WD（FF）/4WD |
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燃料消費率（WLTCモード） |
17.0/15.6km/L |
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乗車定員 |
5名 |
（2022年12月時点の情報です）
PR多様なグレード展開も魅力
ヴェゼル ツーリングのライバル車もチェックしてみよう！
近年は、コンパクトSUVの需要が高まっています。ヴェゼル以外にもさまざまな車種が発売されているため、どのようなモデルがあるのか気になる方もいるのではないでしょうか。
そこでここでは、ヴェゼル同様に販売台数が上位のライバル車、トヨタ ヤリスクロス、日産 ジューク、マツダ CX-3を紹介します。中古車情報も含めて購入時の参考にしてください。
トヨタ：ヤリスクロス
トヨタが生産するヤリスクロスは、ヤリスのプラットフォームをベースとしたコンパクトSUVです。スタイリッシュなヴェゼルに対して、パーソナルでタフなデザインですが、価格の安さや燃費性能の面で優れています。
コスパの良いSUVを求める方に適しているでしょう。ガソリンモデルとハイブリッドモデルのラインアップがあり、中古車相場は、ガソリンモデルが約180万~300万円、ハイブリッドモデルが約250万~335万円です。
（2022年12月時点の情報です）
（参考： 『ヤリスクロス（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
日産：ジューク
日産 ジュークは「これまでにないコンパクトカー」というコンセプトの基で開発された、新しいスタイルのコンパクトSUVです。2019年に日本での販売は終了しましたが、丸みのある個性的なボディがかわいいと人気がありました。
ジュークはヴェゼルよりも、ボディがコンパクトで軽量な設計です。燃費性能や直進の安定性は劣りますが、軽快な走りを楽しみたい方にはジュークが向いているでしょう。中古車相場は、約40万~170万円です。
（2022年12月時点の情報です）
（参考： 『ジューク（日産）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
マツダ：CX-3
マツダ CX-3は、ヴェゼルにも引けを取らないスタイリッシュなデザインが特徴です。あえて差別化するのであれば、スポーティーなヴェゼルに対して都会的なCX-3と分けられるでしょう。
ハイブリッドの設定はないものの、1.8Lディーゼル車による走破性と燃料価格の安さは魅力的です。全高制限のある立体駐車場に収まるサイズであることや、エントリーグレードから装備が充実していることを考えると、汎用的に利用できるコスパに優れた車を求める方に向いています。中古車相場は、約85万~220万円です。
（2022年12月時点の情報です）
（参考： 『ＣＸ－３（マツダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
まとめ
ホンダ ヴェゼルは、デザイン、居住性、走行性ともに上質な車です。過去から続く人気はもちろん、コンパクトSUV人気が拡大している今、購入を検討してはいかがでしょうか。
中古車の購入は、ぜひネクステージをご利用ください。グレード、年式の幅広さ、車の品質にも自信を持って販売しているだけでなく、ヴェゼルやライバル車の在庫も多く取りそろえています。相談から承っておりますので、お気軽にネクステージまでご連絡ください。
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