国産車・外車の人気なコンパクトSUVはこれ!選ぶときのチェックポイントとは
近ごろ人気のジャンルとしてコンパクトSUVが台頭しています。国産車のみならず、外車にも多くの魅力的な車種がラインナップされていますが、コンパクトSUVの中からどの車種を選ぶべきか悩んでいるという方は多いのではないでしょうか。
この記事では、SUVに関する基礎知識からしっかりと解説し、国産車と外車のおすすめ車種を合計12種類紹介します。選ぶ際に重視すべきチェックポイントもお伝えするので、車種選びの際に役立ててください。
※目次※
・コンパクトSUVとは、悪路に強くアウトドア性能が高いSUVの特徴と、街乗りしやすいコンパクトさを兼ねた車
・国産車のみならず外車にも優秀なコンパクトSUVは多く、サイズや性能などそれぞれに個性と特徴がある
・ネクステージでは多数のコンパクトSUVを取り扱っており、サイズ感や使い勝手のよさを確認してから購入を検討できる
SUVの基礎知識
まずは基礎知識として、SUVとはどんな車種なのかおさらいしましょう。利用用途やライフスタイルに合った車を選ぶことが大切なので、まずはSUVの特徴を掴むことが重要です。今回は「コンパクトSUV」に重きを置いた解説を行います。普通のSUVとの違いについて知り、ライフスタイルと合致するタイプかどうかをじっくり考えてみましょう。
SUVの定義
SUVは「スポーツ・ユーティリティ・ビーヒクル」を略した言葉です。街乗り用として普段使いできることに加えて、悪路での走行性にも長けていることが特徴で、パワフルなエクステリアや余裕のある最低地上高を備えています。
現代のSUVには、特にはっきりとした定義付けは行われていません。アウトドアと普段使いを兼用できる性能を備えた車を総称してSUVと呼んでおり、軽自動車にもSUVが登場するなど、全世界で市場規模を拡大させている要注目のジャンルです。
コンパクトSUVとは
SUVにはクロスオーバー、クロスカントリー、軽、ミドルサイズなどさまざまな種類があります。その中で今回ご紹介するコンパクトSUVは、名前のとおり一般的なSUVと比較して一回り小さいサイズのSUVを指しています。
こちらも具体的な定義はありませんが、全体像としては4,400mm以下の全長のSUVが「コンパクトSUV」と呼ばれることが多くなっています。具体的な車種はこの後に詳しく紹介しますが、ジムニーやヴェゼル、キックスといった車種がコンパクトSUVです。
国産車の人気なコンパクトSUV
ここからは国産車の人気コンパクトSUVをチェックします。いずれも販売台数が多く、テレビCMなどの露出も多い車種なので、名前に聞き覚えがあるという方が多いかもしれません。それぞれの特徴やスペック、中古車価格・新車価格などをお伝えします。気になる車種があれば、ネクステージで実車をより詳しくチェックしてみましょう。
スズキ「ジムニー」
ジムニーのいかつい風貌はSUVのイメージにぴったりですが、どこか愛嬌を感じさせるエクステリアや、小回りが利きやすいことで高く評価されています。過酷な環境下での操作を前提とし、屈強で機能性の高いインテリアに仕上げられました。
ジムニーXCの基本スペックは以下のとおりです。
新車販売価格:1,875,500円(4WD・4AT)
WLTC燃費:16.2km/L
乗車人数:4人
サイズ:3,395×1,475×1,725mm
室内サイズ:1,795×1,300×1,200mm
車両重量:1,040kg
排気量:658cc
最小回転半径:4.8m
ジムニーは人気沸騰中の車で、新車は品薄状態が続いています。中古市場にもまだほとんど登場しませんが、ネクステージでは新しい年式のジムニーも多数取り揃えています。2020年式の未使用車の場合は、2,559,000円での取り扱い実績があります。
ダイハツ「キャスト」
少し丸みを帯びたボディが特徴的で、都心を走っていても違和感を覚えさせないデザインのSUVです。「長く愛せるクルマ」をテーマにしているとおり、インテリアも上質かつシンプルな仕上がりです。スマートアシストⅢを採用し、安全性能も極限にまで高めました。
キャスト Gターボ SAⅢの基本スペックは以下のとおりです。
新車販売価格:1,545,500円(2WD)
JC08燃費:27.0km/L
乗車人数:4人
サイズ:3,395×1,475×1,600mm
室内サイズ:2,005×1,320×1,245mm
車両重量:840kg
排気量:660cc
最小回転半径:4.7m
ネクステージでは、コンディションのよいキャストを多数販売しています。一例として2020年式の未使用車の販売価格は1,299,000円と、新車よりも大幅に安い価格設定です。全体の相場としても、ネクステージなら100万円以下の予算からお求めいただけます。
トヨタ「C-HR」
直線的なデザインのコンパクトSUVとして人気を高めているのがC-HRです。抜群の個性を持ち、街中でも郊外でも注目を集められることは間違いありません。ラゲージ容量も318Lとコンパクトタイプとしては多く、長距離のお出かけにもぴったりです。
C-HR GT CVTの基本スペックは以下のとおりです。
新車販売価格:2,715,000円(2WD)
WLCT燃費:14.9km/L
乗車人数:5人
サイズ:4,385×1,795×1,550mm
室内サイズ:1,800×1,455×1,210mm
車両重量:1,400kg
排気量:1200cc
最小回転半径:5.2m
ネクステージでは、旧タイプのC-HRから未使用車のC-HRまで多彩なラインナップを揃えています。一例として2020年式の未使用車の場合は本体価格が2,359,000円です。人気色であるホワイト、走行距離10kmという条件を考えれば、新車と比較して格安な価格設定といえます。
トヨタ「ライズ」
コンパクトサイズには感じさせないような、大胆で堂々としたインテリアを持つSUVです。ラゲージサイズは369Lで、コンパクトSUVクラストップレベルとなっています。実用的に変化させられるシートアレンジや、多彩な収納スペースを備えることでも人気を高めました。
エントリーモデルとなる、ライズ Xの基本スペックは以下のとおりです。
新車販売価格:1,679,000円(2WD)
JC08燃費:23.4km/L
乗車人数:5人
サイズ:3,995×1,695×1,620mm
室内サイズ:1,955×1,420×1,250mm
車両重量:970kg
排気量:1,000cc
最小回転半径:4.9m
販売されたばかりの2020年式未使用車を例にとって、ネクステージでの取り扱い状況を紹介します。走行距離10kmで2023年8月までの車検が残るライズ X Sの場合、人気のシルバー系色でも本体価格1,599,000円と、新車価格を大きく下回りっています。
ホンダ「ヴェゼル」
ヴェゼルの特徴は、後席を含むすべてのシートにクオリティと広さを備えさせていることです。おしゃれでスタイリッシュなボディにも話題性があり、2019年SUV販売台数No.1に輝きました。先進の運転支援システム「Honda SENSING」も搭載しています。
ヴェゼルのG・Honda SENSINGの基本スペックは以下のとおりです。
新車販売価格:2,113,426円(2WD)
JC08燃費:18.4km/L
乗車人数:5人
サイズ:4,330×1,770×1,605mm
室内サイズ:1,930×1,485×1,265mm
車両重量:1,180kg
排気量:1,500cc
最小回転半径:5.3m
同タイプの場合、ネクステージのSUV専門店「SUV LAND」で未使用車の取り扱いがあります。ブラック系色の2020年式ですが、本体価格は1,797,000円とお値打ちです。全国のネクステージでお取り寄せできるため、キズの状態などを確認してから購入をご検討いただけます。
スバル「XV」
高い質感と機能性を掛け合わせ、次世代を想起させるような車に融合させていることがスバル「XV」の特徴です。近未来的な造形は評価が高く、普段使いを意識したユーティリティ性も高評価です。アイサイト・ツーリングアシストを搭載し、長い距離のドライブにも安心感があります。
後退時ブレーキアシストを装備した1.6i-L EyeSightの基本スペックは以下のとおりです。
新車販売価格:2,332,000円(2WD)
JC08燃費:15.8km/L
乗車人数:5人
サイズ:4,465×1,800×1,550mm
室内サイズ:2,085×1,520×1,200mm
車両重量:1410kg
排気量:1,800cc
最小回転半径:5.4m
ネクステージには、同タイプの登録済み未使用車の取り扱い実績があります。2020年式、走行距離10kmというブラック系色の未使用車ですが、本体価格は2,199,000円です。全体的な相場では200万円前後からXVをお求めいただけます。
日産「キックス」
フォルムや機能性はコンパクトSUVらしさの強い車種ですが、電気で走るという強烈な個性を放つ車として、発売開始前から注目を集めました。SUVの欠点とされることが多い燃費性能を向上させたモデルとして、新時代をリードする存在です。
日産 キックス Xの基本スペックは以下のとおりです。
新車販売価格:2,759,900円(2WD)
JC08燃費:30.0km/L
乗車人数:5人
サイズ:4,290×1,760×1,610mm
室内サイズ:1,920×1,420×1,250mm
車両重量:1,350㎏
排気量:1,198cc
最小回転半径:5.1m
電機自動車として生まれ変わったキックスは、まだ販売開始直後ということもあって、ネクステージをはじめ中古車販売業者ではほとんど取り扱われていません。入荷まではまだ少し時間が必要です。
外車の人気なコンパクトSUV
国産車だけでなく、外車でもコンパクトSUVは多数登場しています。その中でも特に人気が高い5つの車種に絞り込んで、スペックや特徴を詳しく解説します。ネクステージでは、ここで取り上げた車種をはじめとする多くの外車も販売中です。お好みの車種を見つけたら、お近くのネクステージの店舗で詳細をご確認ください。
アウディ「Q2」
アウディとしての特徴はそのままに残しながらも、従来までのタイプとはまったく異なるエクステリアを採用しています。アダプティブクルーズコントロールなどの先進装備が充実していることも特徴のひとつで、デザイン性と使いやすさを融合させたようなSUVです。
アウディ Q2 の基本スペックは以下のとおりです。
新車販売価格:3,120,000円(2WD)
JC08燃費:19.8km/L
乗車人数:5人
サイズ:4,200×1,795×1,500mm
室内サイズ:メーカー発表なし
車両重量:1,310kg
排気量:999cc
最小回転半径:4.7m
アウディということもあって新車価格は300万円を上回りますが、中古市場なら200万円台でQ2を購入できます。ネクステージの取り扱い例でいうと、2017年式のQ2 1.0TFSIスポーツのブラック系色は、走行距離2.2万kmで本体価格2,669,000円です。
BMW「X1」
精悍で力強いエクステリアをもつ、BMWを代表するコンパクトSUVです。ロングホイールベースによるダイナミックな走行が可能な一方で、革新的なテクノロジーで満たされた構造をもち、柔剛を兼ね備えた1台として国内外での評価を高めています。
BMW X1 sDrive18 M Sportの基本スペックは以下のとおりです。
新車販売価格:4,850,000円(2WD)
JC08燃費:14.3km/L
乗車人数:5人
サイズ:4,455×1,820×1,600mm
室内サイズ:メーカー発表なし
車両重量:1,520kg
排気量:1,498cc
最小回転半径:5.4m
X1はネクステージにおいての取扱数も多く、さまざまな年式や走行距離からお選びいただけます。先ほど紹介したスペックと同タイプで、2018年式の走行距離1万km、ブルー系色という条件の車を例にとると、本体価格は2,659,000円と非常にリーズナブルです。
メルセデスベンツ「GLAクラス」
「スタイリッシュSUV」をテーマに開発された、メルセデスベンツのコンパクトSUVです。世界最高水準の安全性能を誇る「インテリジェントドライブ」の採用など高級車に相応しいスペックを兼ね備え、街中の細い道でも堂々と走り抜けられます。
GLA200 d 4MATICの基本スペックは以下のとおりです。
新車販売価格:5,020,000円(4WD)
JC08燃費:16.5km/L
乗車人数:5人
サイズ:4,415×1,835×1,620mm
室内サイズ:メーカー発表なし
車両重量:1,710kg
排気量:1,949cc
最小回転半径:5.3m
ネクステージでもさまざまなタイプのGLAクラスを販売中です。今回はGLA180を一例に紹介しましょう。2016年式で走行距離1.3万km、人気のブラック系色という条件ですが、上記モデルの新車の半値以下となる2,499,000円での取り扱いがあります。
ジープ「レネゲード」
コンパクトさを追及しながらも、パワフルなエンジンの搭載を重要視し、抜群のオフロード性能を備えています。約70点のセーフティ・セキュリティシステムの搭載や最新テクノロジーの採用により、街乗りからアウトドアまで安全かつ快適に利用できる車です。
レネゲード ロンジチュードの基本スペックは以下のとおりです。
新車販売価格:2,990,000円(2WD)
JC08燃費:14.3km/L
乗車人数:5人
サイズ:4,255×1,805×1,695mm
室内サイズ:メーカー発表なし
車両重量:1,410kg
排気量:1,331cc
最小回転半径:5.5m
中古市場におけるレネゲードの価格相場は、200万円台前半から中盤です。2017年式のホワイト系色で、走行距離3.2万kmという条件の取り扱い例を見ると、ネクステージでは2,159,000円で販売を行っています。
ボルボ「V40」
近未来的なフォルムのエクステリアからはコンパクトさを印象付けられますが、キャビンに足を踏み入れると意外なほどに快適で明るい雰囲気が広がります。北欧でデザインされたこともありアウトドア性能は抜群ですが、都心の走りに相応しい高級感に包まれたSUVです。
V40 T3 インスクリプションの基本スペックは以下のとおりです。
新車販売価格:4,216,666円(2WD)
JC08燃費:16.5km/L
乗車人数:5人
サイズ:4,370×1,800×1,480mm
室内サイズ:メーカー発表なし
車両重量:1,480kg
排気量:1,500cc
最小回転半径:5.5m
新車価格は400万円を上回りますが、ネクステージの中古車なら同等ランクのV40が200万円以下でも手に入ります。例えば2017年式で走行距離0.8万kmのT3インスクリプションの場合は、ブルー系色で本体価格1,899,000円と新車価格の半額以下です。
コンパクトSUVを選ぶときのチェックポイント
たくさんのコンパクトSUVを紹介してきましたが、自分に合った車種を選ぶ際には何を重視すべきなのでしょうか。個性的なSUVが多いぶん、特徴を知れば知るほど悩んでしまうかもしれません。ここからは、コンパクトSUVを選ぶときのチェックポイントを紹介します。自分に合い、一定の水準以上の品質を持った車種を選び抜きましょう。
スペースの広さ
コンパクトカーがベースになっていることもあり、SUVといってもスペースが広いとは限りません。今回おすすめした車種を見ても分かるように、同じコンパクトタイプでも車体や室内のサイズには大きな差があるので、用途によって選ぶべき車種は変わります。
アウトドア目的でSUVを探すなら、ラゲッジスペースの広さについても事前に確認すべきでしょう。特に外車の場合、メーカーが室内サイズを公表していないことが多いため、実車をしっかりと確認して、使いやすいかどうかをチェックすることが重要です。
小回りの効きやすさ
サイズが小さくても、小回りが効かずに悪路で活躍しにくいというタイプのコンパクトSUVも存在します。最小回転半径だけをチェックしても、4.7m以下というタイプの車種もあれば、5.5mを上回るタイプの車種もコンパクトSUVに含まれています。
運転しやすい車を選ぶ上で、小回りが効きやすいかどうかは非常に重要なポイントです。車体が大きくなりがちなSUVだからこそ、性能をしっかりと確認しましょう。車庫に収まるかどうかをチェックすることもポイントになります。
実用性があるか
コンパクトSUVというジャンルだとしても、実用性に乏しい車種もあります。キャンプや車中泊などのシチュエーションを想定すると、とても向いているとは言えないスペックの車種を購入した場合、不便に感じることが多くなるかもしれません。
特に注目すべきなのは、悪路での走行性能、ラゲッジスペースの使いやすさ、燃費性能の良さという3点です。デザイン性を重視したSUVの場合、街乗りに特化したタイプの車種も一部で見られるため、SUVとしての実用性に物足りなさを感じる可能性があります。
コンパクトSUVをお得に買うなら中古車がおすすめ
コンパクトSUVは人気ジャンルということもあり、新車価格は高額になりがちです。お得に購入するのであれば、中古車に目を向けることがポイントになります。新車価格と同じ予算を使うことによって、、よりグレードの高い車種を選ぶことも可能です。
中古車といっても、年式が古いタイプから未使用車までさまざまなタイプがあるので、コンディションの良い車を優先したいという方も満足できる車を見つけられます。また、ここで紹介した人気車種は、ネクステージでも多数の取り扱いがあります。
まとめ
コンパクトSUVは、悪路の強さやアウトドア性能の高さを生かしながら、街乗りしやすいコンパクトでスタイリッシュなデザイン性を誇ることで人気です。国産車のみならず、外車でも多くの優秀なコンパクトSUVを見つけられます。
ネクステージでは、ここで紹介した車種を含む多くのコンパクトSUVを販売しています。室内の広さやラゲッジスペースの使いやすさなど、実車をチェックした上で購入を検討できるので、ぜひお近くの店舗にお越しください。