車検に印鑑は必要?車検にまつわる印鑑事情を1から解説!

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車検に印鑑は必要?車検にまつわる印鑑事情を1から解説!

「自動車検査登録制度(車検)」は、「道路運送車両法」という法律に基づく公的な制度です。そのためただの検査だと思っていると、思わぬ手間がかかる場合もあります。特に初めてだと、何が必要なのか分からないこともあるのではないでしょうか。今回は車検で求められることのある印鑑や必要なものについてご紹介します。

 

※目次※

1. 車検の際には印鑑が必要な場合がある

2. 車検時に印鑑を持って行くメリットとは

3. シャチハタは原則認め印として使用できない

4. 印鑑証明は不要

5. 車検時に用意しておくべきものとは

6. まとめ

 

■POINT

 

 

・車検を受ける際印鑑を求められる場合があるため、業者に車検を依頼する場合は事前に確認をした方がいい。

・車検で使う印鑑は認め印で大丈夫。だが印鑑の代用品であるシャチハタは認め印の代わりに使うことができない。

・車検にはいくつもの書類や現金などが必要。事前に必要な書類を整理しておき、紛失しているものは申請しておくと車検目前に慌てなくて済む。

 

 

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車検の際には印鑑が必要な場合がある

 

現在、車検を受ける際には基本的に印鑑は必要ありません。平成10年以前は、使用者の印鑑がなければ車検を受けることできませんでした。しかし国土交通省の告知により、平成10年(1998年)1月以降、車の使用者が「継続検査申請書」の使用者欄に自分で氏名や住所を書いたときには押印が不要となりました。

 

ですが絶対に押印しないというわけではありません。今でも印鑑が必要となることもあります。押印が不要となるのは使用者欄に自分で氏名や住所を書いた場合です。使用者欄をパソコンで入力している場合には、本人確認のために押印かサインが求められます。

 

サインでも認められることも多いですが、押印を求める業者もあります。有名な業者では必要なものをウェブサイトで公開しているところもあり、印鑑が必要な場合には持参するよう記載しています。印鑑が必要かウェブサイトや電話で事前に確認しておくことで、余計な手間を省略可能です。

 

車検時に印鑑を持って行くメリットとは

継続検査申請書の使用者欄をパソコンで入力していても、サインで認められる場合は少なくありません。ですがサインで済む場合でもあえて印鑑を持っていくことで、余計な手間を省けるというメリットもあります。

 

自分の字に自信のない人、筆圧が弱い人などは印鑑を持っていったほうがいいかもしれません。継続検査申請書は、運輸支局の窓口へ持っていき担当者に確認をしてもらうのですが、筆跡が不明瞭だと再提出を求められることがあります。直筆で氏名や住所を書いたり、サインを書いたりする自信のない人は素直にパソコンで入力し、捺印したほうがスムーズに手続きを進められます。

 

また運輸支局では、車検と同時に車の名義変更を行うことができます。車の名義変更には印鑑が必要です。名義変更には実印を用意しなくてはいけません。印鑑は自分を証明する手段のひとつです。状況によっては印鑑を用意する手間を惜しむことで、二度手間になってしまうこともあります。スムーズに申請ができるように印鑑を活用していきましょう。

シャチハタは原則認め印として使用できない

車検で印鑑が求められたときは、日頃使っている認め印を用意しておけば大丈夫です。ただし認め印としてシャチハタを使う人は要注意です。本体にインクが浸透しているインク浸透印、いわゆるシャチハタは朱肉がなくても捺印ができ、とても便利です。そのため普段の仕事や日常生活と同じ感覚で車検でも認め印として使おうと思うかもしれません。

 

ですが原則車検でシャチハタは認め印として使用できません。理由は主に2点あります。まずシャチハタがゴム印である点です。ゴム印は硬い材質で作った印鑑と違って、押すときの力の入れ具合や経年変化などで印影が変化してしまいます。車検などの公的な書類では印影を照合したり、書類の提出後に本人確認をすることがあったりするので印影が変化するゴム印は都合が悪いのです。

 

もうひとつがインクを利用している点です。インクは朱肉と比べてさらりとしていて早く乾き、時間が経つと変色したり色が薄れてしまいます。一度押したものが変化するのは好ましくありません。そのため朱肉を使った捺印しか認められていません。

印鑑証明は不要

車を購入するときには印鑑証明(印鑑登録証明)を市区町村から発行してもらう必要があります。印鑑証明は、自分の印鑑が本当に自分のものであると証明するものです。車のほかにも土地や不動産の購入、公正証書の作成などにも使います。

 

車に関する手続きで印鑑証明と実印が必要なのは、車の購入時と名義変更、そして車を手放すときのみです。車検の際には必要ありません。車検と同時に車の名義変更をしようと思う人は、あらかじめマイナンバーカードを作っておくと、市区町村の役所へ行く手間を省くことができます。

 

印鑑証明は市区町村の役所で取ることができるほか、マイナンバーカードを持っていればコンビニで印鑑証明を取ることができるためです。計画的に準備を進めるといいでしょう。

車検時に用意しておくべきものとは

車検にはディーラーや整備工場へ頼むものと、自ら運輸支局で受ける「ユーザー車検」があり、それぞれで用意するものが変わります。ここでは車検を受けるときに用意しておくべきものを紹介します。印鑑をはじめ、車検では用意するものは少なくありません。直前になってバタバタしないように、この記事を参考に書類などを用意しておきましょう。

 

自動車検査証

まず車検の際に用意するものは「自動車検査証(車検証)」です。車検証は車を購入したときに販売店から受け取っています。車を運転するときは有効な車検証を携行しなくてはならないため、よほどのことがない限り車の中にあるはずです。

 

車検証には注意すべき点が2つあります。1つはタイプです。車検証には「所有者」と「使用者」の欄がある「Aタイプ」と「所有者」の欄がなく、「備考欄」に所有者についての情報が記載された「Bタイプ」があります。Aタイプには上部にA、Bタイプには上部にBと記載されているので区別は簡単です。

 

車検ではタイプは影響しませんが、各種手続きの中ではタイプによって、必要な書類や手続きが変わるものもあるので、車検の段階でタイプの違いを理解しておくといいでしょう。もうひとつが住所についてです。引っ越しなどで現住所と車検証に記載されている住所が異なる場合には手続きを行い、車検証に記載される住所を変更しなくてはなりません。

 

もし現住所と記載されている住所が違っていると、車検の際に指摘されて検査が受けられなくなることもあります。住所変更の際の手続きは、道路運送車両法にも記載のある手続きです。該当する人は先に手続きをしておきましょう。

 

自賠責保険証書

「自賠責保険証書」は、車を購入したときに強制加入となる「自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)」の証明書です。有効な車検証と共に携行することが法律で決められているため、車の中にあるはずです。

 

車検には検査有効期間を満たした自賠責保険証書がなくてはいけません。検査有効期間は、車検を受ける日のおよそ1ヶ月後までに設定されていることが多いです。これは車検を忘れていたり、車両整備に時間がかかったりする場合に備えての猶予期間を設けているためです。

 

またもし自賠責保険証書を紛失してしまった場合は、車の購入時に契約をした保険代理店に連絡することで再発行できます。再発行には数日ほど時間がかかるので、紛失が分かったら早めに連絡をしておくとバタバタせずに済みます。

 

納税証明書

自動車税は5月に納税書が届き、6月までに支払うことで納税証明書が発行されます。現在は運輸支局で自動車税の納税状況を確認できるため、余裕を持って納税した場合は車検の際に納税証明書を提示する必要はありません。ただし軽自動車の車検には納税証明書が必要となるほか、転出先で初めて車検を受ける場合には、転出前の証明書を出すことになります。

 

納税証明書は紛失してしまっても、県税事務所や郵送で再発行ができます。特に郵送は数日かかるので、余裕を持って申請しましょう。

 

印鑑または署名

「継続検査申請書」は、ユーザー車検ですと国土交通省のホームページから印刷するか、運輸支局の窓口で受け取ることができます。業者へ依頼するときには、業者が用意してくれます。先に紹介したように、継続検査申請書の使用者欄をパソコンで記入するときは、本人確認のために押印か署名が求められます。

 

特に業者にお願いするときは印鑑が必要か確認しておくと、余計な手間をかけずに済みます。

 

現金またはクレジットカード

車検では、法定費用にディーラーなどの費用を足したものが費用としてかかります。法定費用は自賠責保険の保険料、自動車の重量税、印紙代を合わせたものです。そのため車の大きさによって費用が変わります。

 

ディーラーなどに車検を依頼すると、法定費用に加えて車検基本料がかかります。車検基本料には検査料や代行手数料など、様々な料金が含まれます。ディーラーで発生する車検基本料の相場は4万円から10万円、車検業者や自動車整備工場では2万5千円から8万円など、ディーラより安く車検を行うことができます。

 

車検では最低でも3万円以上、条件によっては15万円以上も費用がかかってしまいます。まとまった額の現金やクレジットカードを準備しておくことが大切です。

 

定期点検整備記録簿

「定期点検整備記録簿」は24ヵ月点検や12ヵ月点検といった、法定点検の内容を記録する用紙です。車の状態を確認できるため車の売買などでも使われます。

 

車検には、車検前に点検整備を行う「後検査」と車検後に点検整備を行う「前検査」があります。定期点検整備記録簿は後検査で必要です。そのため前検査を選べば、定期点検整備記録を用意する必要はなくなります。ですが車検場によっては前検査では車検を受け付けてくれないところもあるので注意しましょう。

 

ディーラーなどに頼む際には、定期点検整備記録簿は関係ありません。ただユーザー車検では点検を別で行うので、自分で定期点検整備記録簿や法定点検を用意しなくてはいけません。

まとめ

 

今回は、初めてだと何かと分からないことが多い車検について、印鑑を巡る事情と車検に必要なものを紹介しました。車検は法律で決められているため、複雑に思えるかもしれません。ですが車に乗る上では避けては通れません。

 

難しく思うかもしれませんが、車検をきちんと学んで、前もって準備しておけば問題はありませ

ん。この記事を参考に計画を綿密に立てて、初めての車検をクリアしましょう。

 

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