車検切れの罰則はどのような場合に発生する?車検切れのときの対処法とは

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車検切れの罰則はどのような場合に発生する?車検切れのときの対処法とは

意外だと思うかもしれませんが、車検切れによって罰則や罰金が課されるケースも少なくありません。そして、そのほとんどが本人のうっかりミスによるものです。このコラムを読んでいる人のなかにも、車検が切れた状態で車を走らせている人がいる可能性もあります。それだけ車検切れは身近な問題ですが、ときに大きな問題となって立ちはだかること。本記事では、車検切れの罰則についてだけでなく、もし車検切れになった場合の対処法についてもご紹介します。

 

■POINT

 

 

・車検切れの車を所持していても罰則は発生しないので安心しよう!

・車検切れの車は運転することによって罰則が発生する

・車検は1か月前には予約するようにしよう!

 

 

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車検切れの罰則とは?どのような時に発生するの?

そもそも車検とは、車が安全基準に適合していることを証明するために定期的に実施されています。では、車検が切れることで発生する罰則とはどのような場合に起こるものなのでしょうか。また、具体的な罰則についても知っておく必要があります。知らなかったでは済まないので、車検切れの罰則について詳しくご紹介します。

 

車検切れの車を運転することで罰則が発生する

車検の有効期限が切れることは知っていたけど、気が付けば満了日を過ぎていたなんてこともあるでしょう。中古車販売店などでも車検切れの車が売られているように、車検切れの車を所有していることは悪いことではありません。しかし、車検が切れていることでさまざまなデメリットが生み出されることになります。その代表的なデメリットが、車検切れの車を運転することができないことです。これに関しては、道路運送車両法と呼ばれる法律によって決められています。とは言っても、車検切れの車を走らせたら絶対に罰則が発生するわけではありません。法律で禁止されているのは公道での走行のみで、それ以外の場所なら許されています。たとえば、公道扱いとならない私有地で走らせるだけなら大丈夫です。

 

車検切れの罰則

車検が切れているだけでは罰則・罰金が課されることはありません。ただし、車検切れの車を許可なしに公道で走らせた場合、道路運送車両法に違反するため6点の違反点数が加算されます。また、過去の前歴に関係なく30日間の免許停止処分となることも覚えておいてください。行政処分後(免停明け・違反者講習受講後)は、点数が0点に回復するものの、前歴がつきます。過去の前歴に応じて行政処分になる点数や処分内容が厳しくなります。たとえば「前歴2」以上の状態で車検切れの車を公道で走らせた場合、一回で免許取り消し分となります。さらに、免許停止や免許取り消しといった処分は、あくまでも行政処分の区域です。刑事処分として道路運送車両法108条により、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が課されます。

 

車検切れのマイナスだけで済まないことも……

車検が切れている車を運転するということは、自賠責保険も切れている車がほとんどです。自賠責保険については、自動車損害賠責法第5条で以下のように定められています。

 

「自動車は、これについてこの法律で定める自動車損害賠償責任保険(以下「責任保険」という。)又は自動車損害賠償責任共済(以下「責任共済」という。)の契約が締結されているものでなければ、運行の用に供してはならない。」

(引用元:e-Gov「自動車損害賠償保障法 第5条」)

 

この場合、違反点数は6点が加算され、1年以下の懲役または50万円位以下の罰金が課されます。つまり、車検切れ+自賠責保険未加入であれば、罰則点数が12点となり90日間の免許停止(前歴0の場合)、罰金は最大で80万円です。

 

車検切れの車が抱えるリスク

車検切れの車を無許可で公道を走らせた場合は、いくつかの処分が下されます。しかし、これらの罰則や罰金を軽く考えている人も少なくないのが現状です。車検切れの車を保有していることで、あらゆるリスクが立ちはだかるかもしれません。最悪の状況を想定しながら、車検切れの車が抱えるリスクについてご紹介します。

 

交通事故の被害者でも保険が下りないかも……。

自賠責保険とは、交通事故被害者を救済することを目的とし、すべての車に加入が義務付けられています。自賠責保険は契約者の住所や氏名で管理されているわけではなく、車体につけられた「車体番号」で管理されていることからも、車両が登録されていれば保険金が支払われないことはありません。しかし、車検切れということは自賠責保険の期限も切れている場合がほとんどです。そのため、自分自身が交通事故の被害者であっても自賠責保険が適用されないこともあります。

 

逮捕される

基本的に車検切れの車を走行していても、懲役に課されることは少なく、罰金や免許停止処分されることがほとんどです。また、車検が切れていることを知らずに走行していた場合は、罰則は受けずに厳重注意で済まされることもあります。しかし、明らかに運転者の故意や悪意があると判断されれば、その場で現行犯逮捕される可能性もあります。たとえば、数日程度の車検切れなら許されることもありますが、数ヶ月以上が経過していれば、故意や悪意があるとして判断されてしまうでしょう。

 

運転免許を剥奪される

車を運転するためには、いくつものルールを遵守しなければいけません。しかし、立て続けにルールを破っていれば、それなりの処分が下されることになります。たとえば、車検切れの車を公道で走らせた場合、過去に前歴がなければ6点の減点となり、免許停止処分が課されます。しかし、過去に何度もルールを破っていて前歴が付いている場合は、一発で免許が剥奪されることもあります。つまり、うっかりミスのはずが運転することもできなくなることもあります。

 

車検切れの取り締まり強化!ナンバー自動読取装置ってなに?

一般的に、車検証の有効期限はフロントガラスに貼られている車検標章と呼ばれるステッカーや車検証を確認しなければ判別することはできません。常に警察が車検切れかどうかを取り締まることができるわけではないため、車検が切れていてもばれないのではと思う人も少なくないでしょう。このような状況から、2017年9月末より、警察と国土交通省がタッグを組んで「ナンバー自動読取装置」の試用運転を行い、2018年より本格導入に踏み切っています。この装置はナンバーを瞬時に読み取ることができるだけでなく、車検切れなのかどうかをデータベースと照合させ、すぐさま判別することができます。先にも触れたように、車検が切れた車は仮ナンバーを取得することにより、自分で移動させることも可能です。しかし、車検切れ車両の走行は安全上の問題が考えられるため、できる限りは業者に依頼してセフティローダーで運搬してもらうようにしてください。

 

【車検が切れた人へ】車検が切れたときの対処法

うっかりミスによる車検切れもあるでしょう。とは言っても、車検切れの車を許可なしに公道で走らせなければ罰則や罰金が課されることはありません。時間とお金はかかってしまうものの、しっかりとした対処をすることで、問題なくその後の行動を取ることができます。車検が切れたときに考えたい4つの対処法についてご紹介します。

 

引き取りサービスを利用して車検に出す

手間ひまをかけずに車検を通したいのであれば、代引きサービスの利用をおすすめします。代引きサービスとは業者が自宅などへ直接車を引き取りにきてくれるサービスのことで、車検終了後も自宅まで納車してくれます。すべての業者が代引きサービスを行っているわけではありませんが、車検が切れて公道を走れなくなったときには便利なサービスです。業者によっては自宅以外の場所を指定することもできますが、エリアを指定している店舗もあるため、事前に確認しておきましょう。また、料金は有料のところが大半を占めていますが、無料のところもあります。車検が切れていたらセフティローダーでの運搬が必要になってくるため、所有しているかどうかを確認しておいてください。

 

仮ナンバーを発行して車検に出す

代引きサービスは車検を受けるために簡単な方法ですが、対応していない業者も少なくありません。自分で仮ナンバーを取得すれば、車検切れの車でも整備工場などまで移動させることができます。仮ナンバー取得後数日間は、車検切れの車を公道で走らせることが可能です。ただし、取得には自賠責保険に加入していることが必須条件となっています。自賠責保険が切れている場合は短期の保険などに加入しておきましょう。仮ナンバーは各市区町村で申請することができ、申請には自賠責保険証、車検証、運転免許証、印鑑などが必要です。また、申請時には仮ナンバーの使用目的や期間、移動させる経路などを申告しなければならず、それ以外での目的での車の運転は不可であることは覚えておいてください。

 

廃車にする

車検切れになってしまう要因としては、うっかりミスだけではなく、長期の旅行や入院という人もいるのではないでしょうか。状況によっては、どうしても車検に出すことが難しい人だっているはずです。このように、一時的に車を使用する予定がないのであれば、廃車扱いにしてしまった方が良いかもしれません。一般的に廃車とは、車の解体(解体届出)を指しています。しかし、それ以外にも「永久抹消登録」や「一時抹消登録」といった選択肢もあります。永久抹消登録は車籍の抹消、つまり永久的に車を手放すことを意味します。一方で、一時抹消登録とは一時的に手放すことです。そのため、再度手続きをすることで車の所有者を自分に戻すことができます。

 

売却する

車検切れの車が中古車販売店で売られているように、車検が切れている状態でも売却することができます。いざ車検に通そうと思っても、車検が切れていたら仮ナンバーの取得費用や車検費用などで10万円以上の出費になることも珍しくありません。以前から売却を検討していたのであれば、すぐに売却手続きをした方が得策といえます。また、車検が切れている場合でもマイナス査定になることはほとんどないので、安心して買い取ってもらうことができます。より高額査定をしてもらうためには、一日でも早く売却することがおすすめです。無料出張査定を行っている業者も少なくないため、愛車にどれくらいの価値があるのか査定してもらいましょう。

 

まとめ

車検切れとなってしまう理由は人それぞれです。しかし、車検切れの車を保有していることで、さまざまなリスクを抱える必要が出てきます。自分は大丈夫と思っていても、うっかりミスで車検切れの車を公道で走らせていることもあるかもしれません。罰則や罰金が課されるだけでなく、車検を受けていないことで重大な事故につながることもあります。車検の有効期限が近付いたら、すぐに車検の予約を入れるようにしてください。

 

 

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