車検切れの車で事故を起こしてしまったら?ケース別の罰則・対処方法

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車検切れの車で事故を起こしてしまったら?ケース別の罰則・対処方法

車検切れの車で事故を起こしてしまったら?ケース別の罰則・対処方法

「車検が切れた状態で事故を起こした場合、どのような罰則があるのか」「車検が切れた場合の対処方法が知りたい」そうお悩みの方もいるのではないでしょうか。

 

車検切れの車で公道を走ることは法律違反であり、罰則が科せられます。また万が一事故を起こした場合、より厳しい罰則が科せられることもあるでしょう。

 

そこでこの記事では、車検切れの車に関する罰則や、車検が切れてしまった場合にどうするかについて解説します。車検に関する知識を身につけ、安心して車を運転しましょう。

 

※目次※

1. 車検切れの車で公道を走ったらどうなる?

2. 車検切れの車で事故を起こしたらどうなる?

3. 車検切れの車で起こした事故内容によって処分は異なる

4. 車検切れの車の事故で被害者になった場合はどうなる?

5. 車検が切れてしまったときの対処方法

6.車検の相談ならネクステージへお任せ!

7. まとめ

 

■POINT

・車検切れの車で公道を走行すると道路運送車両法違反になる。自賠責保険も切れているとより罪が重くなる。

・車検切れの車で事故を起こすとより厳しい罰則になる可能性がある。安全な車で運転するためにも車検は必須。

・車検の相談なら各種割引や立会い車検で費用を抑えられるネクステージへお任せ。

 

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車検切れの車で公道を走ったらどうなる?

車検切れの車で事故を起こしてしまったら?ケース別の罰則・対処方法

車検切れの車を所有している場合には罰則が科されることはありません。しかし、公道を走らせたとなると話は変わります。また、車検が切れている場合は自賠責保険の期限へも注意が必要です。

 

ここでは、車検、自賠責保険それぞれが切れている場合、その両方が切れている場合の罰則を解説します。

 

車検切れの場合

 

刑事処分

違反点数

行政処分

6か月以下の懲役
または30万円以下の罰金

6点

30日間の免許停止

※slide →

車検切れの車を走らせることは、道路運送車両法で禁止されている行為です。車検切れの車だと発覚した場合、違反点数の対象となり6点加算されます。さらに30日間の免許停止処分が点数状況に関わりなく発生する点も注意しましょう。

 

ただし、前歴がある人は30日以上の免許停止処分、あるいは免許取り消し処分となることもあります。

 

ただし、罰金や罰則の対象になるのは「公道を走行した場合」です。そのため車検切れの場合は速やかに車検を更新するようにしましょう。

 

自賠責保険切れの場合

 

刑事処分

違反点数

行政処分

1年以下の懲役
または50万円以下の罰金

6点

30日間の免許停止

※slide →

自賠責保険は任意保険と異なり、強制的に入る必要がある保険です。自賠責保険が切れている車で運転していることが発覚した場合、6点加算されるだけではなく、刑罰の対象にもなります。1年または50万円以下の罰金が課せられる可能性があるでしょう。

 

ただし、任意保険は加入義務がないため、切れていたとしても違反とはなりません。

 

自賠責保険の期間は、車検の1か月後か車検とほぼ同じタイミングになっていることが一般的です。そのため、車検が切れている場合は自賠責保険も切れていないか確認しておきましょう。

 

車検切れ+自賠責保険切れの場合

 

罰則

違反点数

行政処分

1年6か月以下の懲役
または80万円以下の罰金

6点

90日間の免許停止

※slide →

車検・自賠責保険とも切れている場合は、刑法併合罪48条により双方の罰則が合算されます。一方違反点数は道路交通法により点数の高い方が適用となるため6点が加算されますが、免許停止日数は合算した12点が対象となるため90日間です。

 

無車検車両の調査も行っている

国土交通省が平成28年度に行った「ナンバー読取装置による無車検車両実態調査」によると、0.27%が無車検車両に該当するという結果でした。つまり全国規模であれば約20万台の車両が該当すると考えられるでしょう。

 

また、車検と自賠責保険の更新時期はおおよそ同時期であることから、国土交通省はナンバー読取装置による無車検車両の調査や、無車検車・無保険車通報窓口を設置するなど、安全性や環境上・被害者への適切な補償の観点から必要な対策を行っています。

 

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車検切れの車で事故を起こしたらどうなる?

車検切れの車で事故を起こしてしまったら?ケース別の罰則・対処方法

車検切れの車で事故を起こした場合、通常の事故よりも罰則が重くなります。そのため、そのようなトラブルは極力回避する必要があるでしょう。しかし、どのような処罰が下されるのかわからない方も多いのではないでしょうか。ここでは、車検切れの車で事故を起こした場合にどのような罰則があるのかを、パターンごとに解説します。

 

車検切れの事故の罰則はより厳しい

車検切れの車で起こした事故は通常の事故の罰則に加え、車検切れの罰則が加わり罰則が重くなります。車検切れの場合、なんらかの事情があっても免責されないことがほとんどです。

 

人身事故の場合は怪我の重さや自分の過失の内容によっては、自動車運転死傷行為処罰法違反の対象になることもあります。

 

車検切れが絡んでいる場合、事故に対する罰則がより厳しくなります。そのため、車検の期限は確認し、余裕を持って車検に通るようにしましょう。

 

自賠責保険も切れていた場合

車検と自賠責保険は同じタイミングになっていることが多く、自賠責まで切れていることも少なくありません。車検と自賠責保険の両方が切れている場合、無保険車運行による自動車損害賠償保障法違反となります。

 

違反点数が6点加算され、さらに1年以下の懲役または50万円以下の罰金という、無車検よりも重い罰則と罰金です。この費用は自己負担となり、支払いできない場合は自己破産扱いになります。家や車の購入が難しくなり、その後の人生に大きな影響を与えかねません。車検切れになった場合の罰則も同時に課せられるため、負担はかなり大きくなります。

 

任意保険だけ切れていなかった場合

自賠責保険は切れていたが、任意保険は加入していたという場合もあるでしょう。車検と任意保険の契約期間は別のため、このようなケースは少なくありません。

 

この場合、保険の契約内容にもよりますが、補償が適用できる可能性もあります。しかし、保険によってはできない可能性、または減額の可能性があるため、注意が必要です。

 

任意保険の契約には、車検切れの場合適用外になるなどの記載がある可能性があります。その場合は、任意保険の補償期間内であっても保証が受けられません。そのため、車検切れにならないことが大切ですが、保険内容がどのようになっているかもチェックしておきましょう。

 

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車検切れの車で起こした事故内容によって処分は異なる

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車検切れの車で起こしてしまった事故は、事故の内容によって処分内容も変わります。大まかには物損事故なのか、人身事故なのかで変わりますが、事故の重大性にも影響するため注意しましょう。ここでは、物損事故と人身事故の場合の処分内容について解説します。

 

物損事故を起こしてしまった場合

 

・6か月以下の懲役または30万円以下の罰金

・30日間の免許停止処分

・6点の違反点数加算

※slide →

物損事故の場合は車検切れの罰則だけにとどまることが多く、具体的には行政処分として違反点数6点と、刑事処分として6か月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金が課せられます。自賠責保険が切れている場合、無保険であることの罰則も加点され処分が重くなることに注意しましょう。

 

さらに飲酒運転や携帯電話、シートベルトを着用していないなど別の違反がある場合、処分はさらに厳しくなります。

 

事故の後、車が走行可能であっても車検切れのため運転を許可されません。そのためレッカーを手配する必要があり、そのための費用も別途かかります。

 

人身事故を起こしてしまった場合

 

・6か月以下の懲役または30万円以下の罰金

・30日間の免許停止処分

・6点の違反点数加算

・過失の程度や被害者の負傷状況に応じた違反点数の加算

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人身事故の場合、被害者に与えたけがの程度によって処罰の内容が大きく変わります。まず、物損事故と同様行政処分として違反点数が6点です。そして、刑事処分として6か月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金が課せられます。

 

また、事故によってどの程度の被害があったかも処罰に影響を与える項目です。

被害者の治癒期間が15日未満、建物の損害がある、相手の過失が大きい場合は2点、自分の過失が大きい場合は3点が加算されます。

 

被害者の治癒期間が15日以上30日未満、自分の過失が大きい場合は20点、相手の過失が大きい場合は13点の加算です。過失割合は自分のほうが小さいとしても、違反点数は小さくなりません。

 

被害者が死亡した場合は、7年以下の懲役、または禁固刑のどちらかが課せられる可能性があります。ただし、事故の状況に応じて罰則の内容は大きく変わることも留意しておきましょう。

 

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車検切れの車の事故で被害者になった場合はどうなる?

車検切れの車で事故を起こしてしまったら?ケース別の罰則・対処方法

事故に遭った際、相手の車の車検が切れているという状況もあるでしょう。また車検が切れている場合、多くは自賠責保険の期限も切れていると考えられます。

 

このような場合、加害者に支払い能力がなければ被害者であるこちらが負担しなくてはなりません。ここでは、相手の車が車検切れだった場合のリスクと対処方法について解説します。

 

加害者に支払い能力がない可能性もある

事故が起きた際、治療費や車の修理費の他にもレッカー代や交通費など様々な費用が発生し、通常これらの費用を負担するのは加害者側です。しかし、費用が高額で加害者の車検および自賠責保険が切れている場合、加害者側が支払えないことも考えられます。

 

加害者側の財産を差し押さえた場合にも費用が足りない場合は、被害者側が負担するしかありません。また加害者側が自己破産手続きを行った場合、費用を取り戻せないということも十分に考えられます。

 

政府保障事業の運用も選択肢に入れよう

そこで被害者の救済措置となるのが「政府保証事業」です。政府保障事業とは無保険事故やひき逃げ事故に遭った被害者に対し、健康保険や労災保険などの給付を差し引いてもなお被害者側に残る費用を法定限度額内で国(国土交通省)が保障するという制度になります。

 

法定限度額内での保障や適用に関するさまざまな条件はありますが、時効内であれば損害保険会社の窓口で請求可能です。万が一、無保険事故の被害者になった場合は検討しましょう。

 

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車検切れの車はどのように対処するか?

車検切れの車で事故を起こしてしまったら?ケース別の罰則・対処方法

車検切れの車の場合、そのままの状態で公道を走ることはできません。それでも運転したい場合は、別途対策が必要です。運転しない場合でも駐車場代などの維持費が発生するため、放置し続けることはできないでしょう。ここでは、車検切れの車をどのように対処するか解説します。

 

仮ナンバーを取得して車検に出す

車検切れの車でも車検に通すことができれば、車は運転できます。しかし、車検を受けるには車とともに車検場へ向かわなければなりません。そのような場合に、仮ナンバーを取得する方法があります。

 

仮ナンバーは車検が切れたときなど、公道を走行することができない場合に一時的に運転許可を与えるためのナンバーです。ナンバーの上に赤い車線が入り、仮ナンバーだとわかるようになっています。

 

仮ナンバーは市役所などに申請し、使用する日の前日までに申請しましょう。自賠責保険証、車検切れの車検証、身分証明書などを準備すれば手続きができます。

 

車検切れの車を廃車にする

車検切れの車は運転しない場合でも、所有しているだけで自動車税の課税対象になります。駐車場に止めている場合は、駐車場代がかかることもあるでしょう。支払う必要がない費用を払いたくない場合は、廃車にするという選択肢もあります。

 

廃車処分は費用がかかる場合もありますが、廃車買取業者に依頼することで買取ってもらえる可能性があるでしょう。

 

ただし、車検切れの車は公道が走れないため、引き取りにレッカー費用がかかる可能性があります。自走可能であれば、仮ナンバーを取得することでレッカー費用を払わずに済むかもしれません。

 

車検切れの車を売却する

中古車買取業者に買取を依頼することも、車検切れの車を運転予定がない場合の選択肢です。車検切れの車であっても、自走が可能であれば中古車販売店で売却できます。

 

車検や仮ナンバーを取得するためには費用がかかるため、その費用を新しい車の購入に充てるのもよいでしょう。ネクステージでは無料出張査定を行っていますので、車検が切れた状態のままでも査定が受けられます。

 

車検が切れた車であっても、高価買取の可能性は十分にあるため「少しでも高く車検切れの車を売りたい」という場合はぜひご検討ください。

 

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車検切れの車で事故を起こしてしまったら?ケース別の罰則・対処方法

車検切れの車を公道で走行させることは道路運送車両法第58条違反となり、万が一事故を起こした場合にはより厳しい罰則が科せられることになります。万が一のリスクを避けるためにも、車検を行い安全な車で運転しましょう。

 

ネクステージならさまざまな割引や立会い車検サービスを利用することで、車検費用を抑えられます。

 

地域最安値に挑戦中!各種割引も

ネクステージでは徹底的に無駄を省き、最新の設備による安心でスピーディーな車検を地域最安値でご提供できるよう挑戦中です。そのため当社グループを除く他店の見積もり金額のうち、法定費用を引いた金額から作業工賃の10%オフを実施しています。

 

また指定工場で車検を申し込む際、利用可能な割引を全て適用すると、車検基本料金から最大1万2,000円が割引となります。さらに車検後のオイル交換や整備においても、お得に受けられる点が魅力です。

 

安心の立会い車検で不要な整備もなし

ネクステージではお客様の立会いのもと、工場の整備士と一緒に車の状態をチェックする立会い車検を実施しています。車検では「交換が必ずしも必須ではないが、劣化がみられる部品を整備するかどうか」を、業者の判断に委ねられるケースが多いようです。

 

しかしネクステージの立会い車検では、車の状態や車検を通すために交換が必要な部品を説明し、車検には必要のない部品交換の判断を行えます。不要な整備を省き低料金の車検を実現している点が強みです。

 

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まとめ

車検切れの車で事故を起こしてしまったら?ケース別の罰則・対処方法

車検が切れた車で事故を起こしてしまうと、より重大な違反となり、取り返しがつかない事態になることもあります。

 

車検切れの車は運転せず、なんらかの対処が必要ですが、車検切れの車を車検に通す費用や一時的な運転をするための仮ナンバー取得費用がかかり、そこまでお金を使いたくないという方もいるでしょう。

 

そのような場合はぜひネクステージにご相談ください。無料出張買取査定、車の買い替えにも対応しています。まずはお気軽にご相談ください。

 

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