車検のシール(車検標章)の貼り方や取り扱い方法。手元にない場合はどうする?

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車検のシール(車検標章)の貼り方や取り扱い方法。手元にない場合はどうする?

「車検シール」とは、あなたの自動車が車検をきちんと受けていることを証明するためのシールです。車検を受けた際に、車検証と一緒に発行され、車検の有効期限を明らかにしてくれます。見栄えが良いアイテムとは言えませんが、保安基準を守っていることを示す上で欠かせないものです。今回はその「車検シール」について詳しく解説していきます。正しい貼り方や再発行についても説明するので、自動車に乗っている人、これから乗る予定の人はチェックしてみてください。

 

■POINT

 

 

・車検のシール(車検標章)は必ず車に貼っておく必要がある             

・車検のシール(車検標章)が手元にないときは保安基準適合標章を発行してもらおう!

・車検のシールを貼っていないと50万円の罰金を支払う可能性も……。

 

 

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検査標章(車検シール)とはなにか

車検シールの正式名称は「検査標章」です。

シールを貼っている自動車が、保安基準に適合していることを証明するためのものとなっています。

検査標章(車検シール)にはいくつか種類があります。途中でデザインが変更されたこともありますし、自動車のタイプによって色が違ったりもします。検査標章(車検シール)の実態について詳しく解説していきましょう。

 

道路運送車両法での検査商標の取り扱い

道路運送車両法第66条では、検査標章(車両シール)を貼ることを義務化しています。

「自動車検査証を車内に備え付け、検査標章を表示しなければならない」という記載があるのです。

万が一、適切な検査標章(車検シール)を貼らずにいた場合は、罰則が発生します。

「道路運送車両法」は、道路交通法とは異なるルールです。

そのため、検査標章(車検シール)を貼らなかった場合の罰則は免許点数等ではなく罰金です。道路運送車両法第109条8項では、「50万円以下の罰金」と示されています。

 

2017年から新デザインが採用されている普通乗用車用車検シール

車検シールは、近年では2016年12月に新しいデザインになりました。

記載されている内容は変わりませんが、より見やすいデザインに変更されています。色は普通自動車の場合は青色です。2004年から使用されていた車検シールのサイズは4cm×4cmの正方形です。周囲に透明の枠があり、視認性がやや弱いというデメリットがありました。

 

2017年1月からの普通乗用車用車検シールのデザインはこちら

2016年12月から新しい車検シールが発行されました。サイズは以前と同じく4cm×4cmの正方形ですが、遠目からでの視認性がより高いデザインとなっています。車検がよりスムーズになる工夫と言えるでしょう。有効期限の年度も、毎年別位置(経年ごとに時計回りで変わる)になるため、満了年が分かりやすい仕様にもなっています。

 

軽自動車の車検シール

軽自動車用の車検シールは、色が黄色です。その他のデザインや記載内容については、普通自動車と変わりありません。サイズも同じく4cm×4cmの正方形です。2016年にデザインが変更されてから、より視認性の高い仕様になっています。従来の透明枠もなくなっており、車検がしやすい仕上がっています。

 

車検シールの見方と車検時にもらえる車検シールではないステッカー

車検をおこなうと、車検シール以外にも丸いシールがもらえます。これは「ダイヤルステッカー」と呼ばれるもので、「12カ月法定点検」をきちんとおこなったという証明です。

車検ステッカーとの違いについて、詳しく説明していきましょう。

 

車検シールにはどんなことが記載してある?

車検シールは、表面に車検の有効期限の年数が記載されています。

大きい数字が月、小さい数字が年です。

裏面にも、車検の有効期限が記載されています。こちらは新旧どちらのデザインども同様です。「○年○月○日」と書かれているため、ドライバーも満了日を把握しやすいようになっています。

 

丸いステッカーは定期点検時期確認用のステッカー

一方、車検ステッカーと同時に受け取れる丸いシール「ダイヤルステッカー」。

こちらも表面には法定点検の有効期限、裏面にも同じくドライバー向けの満了日が記載されています。

法定点検自体は道路運送車両法第48条で義務化されているものです。ただし、車検と違って受けなかった場合の罰則は設定されていません。そのため、ダイヤルステッカーを貼ることも、義務化されてはいないのです。

ただし、これはあくまでルール上の話です。12カ月ごとの定期メンテナンスは、安全に自動車を利用する上で欠かせないものです。定期的なチェックと、その目安となるシール貼付はおこなっておくべきでしょう。

 

軽自動車・普通自動車の車検シールの貼り方

続いて、車検シールの貼り方について解説していきましょう。

貼りつける位置については、道路運送車両法でも決められています。どこにでも貼れば良いわけではないので、事前にきちんと確認しておくべきでしょう。

 

まずは車検シールを張る場所を確認しよう!

道路運送車両法第37条には、車両ステッカーを貼る位置について明記されています。

自動車の前方フロントガラスの内側で、見やすい位置に貼りつけるルールになっているのです。

ただし、運転中の視界を妨げてしまったでは、安全上問題があります。車検満了日が外部からでも確認しやすく、かつ運転中の邪魔にならないような位置を取りましょう。

 

古い車検シールをきれいにはがそう!

車検シールは、貼り替えもドライバーの義務です。

機能上かなり強く貼りつくようになっているため、まずはキレイに剥がす方法を知っておきたいところです。

 

表面の透明シールを剥がす

シール跡を軽く濡らし、濡れたティッシュをかぶせ、ラップでフタをする

20~30分ほど蒸らす

ガラスに傷がつかないよう、ティッシュをゆっくり剥がす

シール跡がまだ残っている場合は、ウエットティッシュ等で丁寧に抜いて剥がす(プラスチック製のスクレーパー等も利用可能)

 

新しい車検シールを貼り付けよう!

古い車検シールをキレイに剥がすことができたら、次はいよいよ新しい車検シールを貼りつけます。

前述したように、かなり強く貼りつく仕様になっているため、失敗しないよう注意深く進めましょう。

 

台紙から青色シール(軽自動車の場合は黄色シール)の右半分を剥がす

青色シールを透明シールの上に貼る

台紙から左半分も剥がし、同じように透明シールの上に貼る

 

青色シールを台紙から完全に剥がす

前方フロントガラスの見えやすい位置(視界を遮らない場所)に貼りつける

 

車検シールが手元にない!どうしたらいい?

車検を受けたのに、その後車検シールがすぐ手元にないということもあるでしょう。

そのような場合、自動車を運転してもいいのでしょうか? 具体的なルールについて詳しく説明していきましょう。

 

車検を受けたのに車検シールが手元にないケース

車検シールやダイヤルステッカーは、車検終了後に車検証と共に手渡ししてもらえます。

そのため、基本的には車検後にすぐに手元にあるものです。

ただし、民間車検場やディーラー車検を利用した場合、車検終了後も車検ステッカーが手元にない場合があります。これは、指定工場で車検をおこない、必要書類を運輸支局に提出する方法を取っているからです。問題なく車検をクリアとしたとしても、車検シールや車検証が届くまでに数日かかってしまうわけです。

 

車検後にすぐシールを貼れないときは運転してもよい?

前述のように、車検場所によっては車検シールや車検証をすぐに取得出来ない場合があります。

その場合は、車検シールの代わりに「保安基準適合標章」を発行してもらいましょう。これを車検シールの代わりに前方フロントガラスに貼りつけておくことで、自動車を運転することができます。保安基準適合標章の有効期限は15日間です。その間に車検シールか届くはずなので、届いた時点でスムーズに貼り替えをおこなってください。

 

車検シールを貼らずに運転した時のペナルティー

車検シールや保安基準適合標章を貼らずに運転した場合は、道路運送車両法66条に違反したことになり、ペナルティーが発生します。

前述した通り、道路運送車両法第109条8項にしたがって最高50万円の罰金を支払わなくてはいけません。

車検シールは取得次第すみやかに貼りつけましょう。その上で、車検シールも保安基準適合標章もない場合は、自動車は運転してはいけません。法律違反になります。

 

車検のシールの再発行について

万が一、車検シールを紛失してしまった場合には再発行手続きをする必要があります。

再発行の方法や手順について詳しく説明していきましょう。

 

車検シールを紛失してしまった!再発行できる?

車検シールをなくしてしまった場合は、再発行が可能です。

ただし、普通自動車と軽自動車で、再発行の依頼先が異なることに注意してください。

 

普通自動車:陸運局・陸運支局

軽自動車:軽自動車検査協会

 

車両シールは再発行をおこなうと、同時に新しい車検証も発行されます。

その際、備考欄には「検査標章再交付」と記載されます。たとえ車検証は紛失していなかったとしても、最新のものと置き換えるようにしましょう。

 

再発行に必要な書類

車検シールの再発行をするためには、所定の書類を用意する必要があります。紛失はもちろん、貼りつけに失敗してしまったり、剥がれてしまった場合も同様です。

普通自動車と軽自動車で用意する書類が異なるため、注意してください。

 

普通自動車の場合

車検証

車検シールまたは理由書(紛失届)

検査標章再交付申請書(OCR第3号様式)

申請手数料(印紙代必要)

印鑑(認印)

委任状(本人以外が手続きに行く場合)

 

軽自動車の場合

車検証

車検ステッカー

検査標章再交付申請書(OCR第3号様式)

申請手数料

印鑑(認印)

 

申請時は、車両を持っていく必要はありません。

 

再発行の手順

それでは、実際に車検シールを再発行する手順を紹介します。

 

必要書類を用意し、陸運局・陸運支局(あるいは軽自動車検査協会)に行く

申請書を購入し、必要項目を記入する

書類を登録窓口に提出する

交付窓口で車検ステッカーと車検証を受け取る

新しい車検ステッカーを貼る

 

基本的には、必要書類を準備して提出するだけです。

提出先の機関は、管轄地域である必要はなく、全国どこでも申請可能です。

 

まとめ

今回は車検ステッカーについて詳しく紹介しました。車検ステッカー(検査標章)とは、自動車が保安基準に適合していることを証明する重要なものです。貼りつけは道路運送車両法で義務づけられており、違反すると最高50万円の罰金を支払う必要もあります。

 

車検終了後に車検証と一緒に発行されるため、前方フロントガラスの見えやすい場所に、速やかに貼りつけましょう。紛失してしまった場合は、再発行も可能です。必要書類を提出し、車検シールを常に貼りつけた状態で、安全に運転できるよう心がけてください。

 

 

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