車検でタイヤ交換をする場合のポイント
タイミングを考えても、車検時にタイヤ交換を検討している人は少なくありません。とはいっても、少しでも車検費用を安く抑えるためにも、どこで対応してもらうのかが重要です。また、タイヤ交換をするときの基準についても気になるのではないでしょうか。
このように、車検時におけるタイヤ交換はさまざまなことを考える必要があります。そこで、車検でタイヤ交換をする場合のポイントについて解説していきます。この記事を読むことで、どのようなことに着目すれば良いのかが分かるようになります。
※目次※
・タイヤ溝が1.6mm以下になるスリップサインが出たときがタイヤ交換の基準!
・タイヤ交換のための費用はタイヤの種類や依頼する業者によっても変わってくる!
・タイヤを持ち込めば料金を安くできるものの、業者によって考え方が違う!
車検でタイヤを交換するときの基準とは?
そもそもタイヤの寿命はどのように決まるのかについて知っておく必要があります。一般的にタイヤ交換の目安は3年~5年程度だといわれています。そして、適切なタイヤ交換のタイミングは、安全に走行することが難しくなったときです。
具体的には、タイヤ溝の深さが1.6mm以下になったときであると法律上で明記されています。このタイヤの溝が基準値に達しているかどうかの印がスリップサインと呼ばれ、タイヤ側面にある三角マークがスリップサインの場所を表しています。
また、ひび割れや亀裂がタイヤに入っているときもタイヤ交換のタイミングです。さらに、目に見えなくてもタイヤの使用状況によってはゴムの劣化が進行していることもあるため、業者によってはタイヤ交換をおすすめられることもあります。
ちなみに、車検におけるタイヤの検査項目は以下の通りです。
- トレッド磨耗
- 空気圧
- 偏磨耗
- ひび割れ・キズの有無
トレッドとは、タイヤの溝のことを意味しています。偏磨耗とは、タイヤの一部分が擦り減っている状態のことです。これらは車検を通すためだけでなく、日々の安全運転にも関わってきます。事故を防ぐためにも、定期的な点検を心掛けましょう。
車検でタイヤ交換するときにかかる費用
タイヤ本体の値段ですが、幅や偏平率、リム径などによっても違ってきます。安ければ1本2千円代から販売されていますが、グレードの高いものだと1本5万円代のものもあります。すべてのタイヤを交換するとなると、かなりの出費になってしまいます。
また、タイヤ交換を行うための工賃も費用として考えなければいけません。一般的に「履き替え」と「組み換え」の2種類の方法に分けられます。どちらもタイヤ交換を目的としていますが、作業内容が異なり、タイヤ交換にかかる金額も変わってきます。
たとえば、ディーラーでタイヤ交換を依頼する場合、15インチサイズのタイヤで1本2千円~3千円程度です。他にも、廃タイヤ処理料として1本300円程度が必要になります。業者によっても費用に差が出てくるため、事前に確認しておきましょう。
自分でタイヤを交換した場合はどれくらい安くなるの?
タイヤ交換は以下の道具さえあれば自分でもできます。
- 油圧ジャック(車を持ち上げるために必要)
- トルクレンチ(ナットをトルクで回すために必要)
- クロスレンチ(ナットを素早く回すために必要)
- 軍手(手を保護するために必要)
また、タイヤ交換は以下の手順で行います。
- 車を安全な場所に停車する
- タイヤのナットを緩める
- 車をジャッキアップする
- ナットを外して、タイヤを外す
- ホイールの接合面を清掃する
- 交換用のタイヤを取り付ける
- ジャッキを下す
- ナットを本締めする
- タイヤの空気圧を入れる
- ナットの締め直し
このように、必要な道具を持っていれば、タイヤ交換は無料で行うことが可能です。ただし、作業に慣れていなかったり、少しでも不安な部分があったりする場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
車検でタイヤの交換をする場合のポイント
どうしても費用がかかってしまう車検では、少しでもタイヤ交換にかかる費用を安く抑えたいと考えている人もいるかもしれません。では、車検でタイヤ交換を検討する場合には、どのようなポイントを押さえておく必要があるのでしょうか。実際に車検をする前に確認しておきたい3つのポイントについてご紹介します。
自分の車のタイヤの大きさを把握しておこう
タイヤのサイズは、タイヤの側面から確認することができます。タイヤの側面には、メーカーや商品名だけでなく、さまざまな表示がされています。具体的には「145/50R18 80S」のような表記がされているのが確認できるはずです。
基本的にはこれまでにつけていたタイヤサイズに合わせて交換することになります。また、なかにはインチアップやインチダウンを検討している人もいるかもしれません。しかし、タイヤサイズを変更すると車検に通らないこともあります。
たとえば、インチアップをするとタイヤがフェンダーと接触してしまう影響で、車検には通りません。また、タイヤ外径の違いでスピードメーターに誤差が生じることもあります。このように、自分の車のタイヤサイズはしっかりと把握しておきましょう。
事前にタイヤの持ち込みがOKか聞いておこう
タイヤはインターネット通販などでも簡単に購入することができます。とはいっても、自分でタイヤ交換をするのは不安……という人は、対応してくれる業者がタイヤの持ち込みを許可しているのかどうかについて確認しておくことが大切です。
インターネットであれば、タイヤを比較的安く購入することもできます。しかし、タイヤの持ち込みに関しては、許可していなかったり、持ち込みを許可していても交換工賃が割高になったりなど、業者によって考え方がさまざまです。
また、タイヤを持ち込む場合はサイズ間違えがないように注意しましょう。車検に通らないだけでなく、タイヤを新しく購入する必要が出てくるからです。余計な出費がかさばらないようにするためにも、事前にしっかりと確認しておくことは欠かせません。
まずは見積もりを出してもらおう
タイヤを持ち込みにするかどうかだけでなく、業者によってタイヤ交換をするための費用は違ってきます。そのため、当日いきなり店舗を訪問してタイヤ交換の依頼をするのではなく、まずは具体的な見積もりを出してもらいましょう。
基本的にはタイヤ交換をするという意味ではどの業者も作業内容に差はありませんが、基本料金やタイヤ本体の費用は違ってきます。どのようなタイヤを付け替えるのかについても、プロである業者に相談してみると良いかもしれません。
また、車検時にタイヤ交換の依頼をした場合、交渉次第ではタイヤ交換費用が無料になることもあります。業者によってはいろいろなキャンペーンを行っているところもあり、車検を少しでも抑えるためにも、どんどん活用していきましょう。
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まとめ
車検時にタイヤ交換を検討する場合は、さまざまなことを考える必要があります。基本的に業者へお任せすることができますが、持ち込みについても確認しておきましょう。また、DIYに少しでも不安がある場合は、業者への依頼をおすすめします。
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