車検で任意保険証券の提出を求められた!提出しなくてはならないの?

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車検で任意保険証券の提出を求められた!提出しなくてはならないの?

車検時にはいくつかの書類を準備しておかなければいけません。業者によっては、見積もりの時などに「任意保険証券」の提出を求めるところもあります。車検と任意保険証券の提出にはどのような関係性があるのでしょうか。

 

法律で加入が義務付けられている自賠責保険とは違い、任意保険の加入は自由です。そこで今回は、車検時における任意保険の必要性についてご紹介します。任意保険に対する幅広い見方を知っておいてください。

 

※目次※

1. 車検の時に「任意保険証提出」を求められる理由

2. 任意保険と自賠責保険の違いと適用範囲

3. 任意保険証を無くしてしまったら保険会社で再発行の手続きを

4. 任意保険はもれなく高い?料金設定の仕組みと安く抑える方法

5. まとめ

 

■POINT

 

 

・車検時に業者から「任意保険証券提出」を求められるが、車検との関係は特にない!

・任意保険に入るメリットは、自賠責保険だけでは補償できない高額な賠償金をカバーできること!

・同じ補償内容の任意保険において、保険料を安く抑えるためには、無事故・無違反を意識しよう!

 

 

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車検の時に「任意保険証券提出」を求められる理由

結論から申し上げると、車検時に「任意保険」を提出する必要はありません。冒頭でもご紹介した通り、法律で加入が義務付けられている自賠責保険とは違い、任意保険の加入はドライバーの自由だからです。では、どうして車検の時に「任意保険証券提出」が求められることがあるのか、その理由について見ていきましょう。

 

任意保険に入っていない人に自社の取り扱う保険を勧めるため

特定メーカーの車を扱うディーラーでは、損害保険会社の代理店として任意保険を取り扱っているところがほとんどです。任意保険は年間保険料の約20%の手数料を得られるため、ディーラーにとっても貴重な収入源となっています。

 

そのため、任意保険に加入していない人に自社が取り扱っている保険を勧めることを目的に、車検時に「任意保険証券提出」が求められることがあります。もちろん、任意保険の加入は義務ではないため、必要ないと判断すれば加入する必要はありません。

 

加入済みの人の加入状況を調査するため

任意保険の手数料は年間で約20%と非常に高く、なるべく自社で加入して欲しいと考えています。しかし、誰がどこの保険会社に加入しているのかどうかを、普段の営業活動だけではすべてを把握することはできません。

 

車検時に「任意保険証券提出」を求めることで、自社で扱っている商品に加入してもらうための情報収集を行うことが可能です。

 

業者の営業活動の一環で車検とは何の関係もない

ここまでご紹介した通り、車検時に「任意保険証券提出」が求められる理由は、業者による営業活動の一つに過ぎません。つまり、車検自体には任意保険証券の必要性は一切ないため、コピーの提示を求められても断ることもできます。

 

しかし、現在加入している任意保険の内容や料金に不満を持っているのであれば、業者に相談してみるのが良いでしょう。現在の加入内容が自分にとって適切な内容かどうか、診断してもらうこともできます。保険内容の見直しにより、よりお得に任意保険の加入ができることもあります。

 

代車には任意保険が掛けられているが、車両保険がかかっていない

 

通常の車検だと数日間かかることあるため、その間に代車サービスの利用を検討している人もいるのではないでしょうか。

 

代車に任意保険がかけられていたとしても、最低限の内容となっていることが一般的です。車両保険などに入っていない代車を運転中に事故を起こした場合、自分が入っている任意保険の「他車運転中特約」を利用することができます。そのため、業者によっては代車を貸し出す相手が保険に加入しているかどうかを判断する目的で証券の提出を求める場合があります。


自分の任意保険証券を提出する必要はありませんが、代車契約時には保険の有無を確認しておくことが大切です。修理費をめぐってトラブルになることもあるので注意しておきましょう。

任意保険と自賠責保険の違いと適用範囲

任意保険と自賠責保険の大きな違いは、「義務であるかそうでないか」にあります。自賠責保険は法律で加入が義務付けられている一方で、任意保険はドライバーに加入が委ねられています。もう少し掘り下げて、どのような違いがあるのか確認していきましょう。任意保険と自賠保険における、適用範囲の違いについてご紹介します。

 

自賠責保険の適用範囲と補償対象

自賠責保険は、交通事故被害者の救済を目的としたものです。

 

そのため、自賠責保険が適用されるケースは「自動車事故による他人の身体への損傷および法律上の損害義務を負った」場合に限定されています。

 

自賠責保険と任意保険の違いは以下の通りです。

 

他人

自分

身体の損害

財物の損害

身体の損害

財物の損害

自賠責保険

×

×

×

任意保険

 

また、自賠責保険は車検ごとに加入するのが一般的です。

契約期間

37ヶ月

36ヶ月

25ヶ月

24ヶ月

普通自動車

36,780円

35,950円

26,680円

25,830円

軽自動車

35,610円

34,820円

25,880円

25,070円

 

(参考:『国土交通省 自動車損害賠償責任保険料(共済掛金)表』)

 

上記で示した保険料は沖縄県・離島以外での地域に適用されています。法律で加入が義務付けられていることからも、保険会社による違いはありません。

 

任意保険は保険会社や加入条件・保険料支払い額によって異なる

任意保険の補償範囲は、自賠責保険よりも幅広くなっています。

 

  • ・対人賠償保険
  • ・対物賠償保険
  • ・人身傷害保険
  • ・搭乗者損害保険
  • ・車両保険
  • ・無保険車傷害保険
  •  

任意保険に加入すれば、自動的にすべての補償が適用されるわけではありません。上記のなかからドライバーの目的に応じて補償を選ぶのが一般的です。

 

そのため、任意保険の保険料は契約内容によって大きく異なります。また、保険会社によっても補償範囲などが変わるため、慎重に選ぶ必要があります。

 

任意保険では自賠責保険切れをカバーできない

車検時に自賠責保険の更新を行うのが一般的です。また、自賠責保険が切れている状態で事故を起こした場合、任意保険が補填することはなく、自分で補償する必要があります。

損害の種類

支払限度額

傷害

120万円

死亡

3,000万円

後遺障害

75万円~4,000万円

上記の表は、自賠責保険における保険金の支払限度額を示しています。この金額を超える部分を補償するのが任意保険で、上積み保険とも呼ばれています。そのため、本来自賠責保険で補償するはずだった金額をカバーすることできません。

 

【参考例】実際に事故にあった時の適用範囲の違い

不慮の事故による補償の適用範囲は、任意保険と自賠責保険ではどのような違いがあるのでしょうか。自賠責保険の保険金額は、損害の大小に関係なく、傷害時120万円、死亡時3,000万円、後遺障害時75万円~4,000万円と決められています。

 

しかし、交通事故により被害者が死亡することになれば、数千万円から数億円といった高額賠償を請求されるケースも少なくありません。任意保険の「対人賠償保険」は、保険金額を無制限にする場合がほとんどなので、足りない部分をカバーすることができます。

 

任意保険証券を無くしてしまったら保険会社で再発行の手続きを

任意保険証券を紛失した場合でも、契約が無効になるわけではありません。しかし、いざという時に保険を加入しているのにも関わらず、補償を受けられないことも出てくるため、保険会社で再発行の手続きをしておきましょう。

 

任意保険証券再発行に関する主な手続きの流れは以下の通りです。

 

  1. 1. 手続きの準備(証券番号の確認)
  2. 2. 保険会社へ連絡する
  3. 3. 申請書に記入する
  4. 4. 必要書類を提出する
  5. 5. 再発行の手続き完了

 

また、任意保険証券の再発行には1~2週間程度かかります。車の売却などで必要な場合は、余裕を持って手続きをすることが大切です。

 

任意保険はもれなく高い?料金設定の仕組みと安く抑える方法

少しでも維持費を抑えるために、任意保険への加入を避けているという人もいるのではないでしょうか。しかし、自賠責保険だけでは保険金の限界があり、高額な賠償金を自費で支払う必要が出てくるかもしれません。これから任意保険への加入を検討している人のために、料金設定の仕組みと安く抑えるための方法についてご紹介します。

 

任意保険には年齢・免許証の色によって等級がある

任意保険は等級によって保険料が変わってきます。等級は年齢や免許証の色などに応じて決まります。初めて任意保険に加入する場合は6等級から始まり、1年間無事故なら1等級上がり、1件の事故につき3等級下がる仕組みです。

 

任意保険の等級による割増引率のイメージは以下の通りです。

等級

無事故

有事故

1等級

64%割増

2等級

28%割増

3等級

12%割増

4等級

2%割引

5等級

13%割引

6等級

19%割引

7等級

30%割引

20%割引

8等級

40%割引

21%割引

9等級

43%割引

22%割引

10等級

45%割引

23%割引

11等級

47%割引

25%割引

12等級

48%割引

27%割引

13等級

49%割引

29%割引

14等級

50%割引

31%割引

15等級

51%割引

33%割引

16等級

52%割引

36%割引

17等級

53%割引

38%割引

18等級

54%割引

40%割引

19等級

55%割引

42%割引

20等級

63%割引

44%割引

※保険料の割増引率は加入する保険会社によって変わります。

 

任意保険の保険料を抑えるには「無事故・無違反」

任意保険の保険料は選択した補償範囲によって変わってきますが、安く抑えるための方法としては賢いやり方ではありません。しかし、無事故・無違反を継続するのであれば、任意保険で損をすることなく、保険料を安く抑えることができます。

 

5年間無事故・無違反なら優良ドライバーと認定され、ゴールド免許になります。保険会社によってはゴールド免許割引を適用しているところも多く、最大で約20%など、ブルー免許の時よりも保険料を節約することができるかもしれません。

 

任意保険はほかの保険会社に乗り換えもできる

自賠責保険の場合は、保険会社による保険料の違いはありません。その一方で、任意保険は加入する保険会社によって保険料が大きく変わります。少しでも保険料を安く抑えるための方法として、乗り換えという選択肢も検討してみましょう。どのタイミングでも乗り換え可能ですが、満期前は書類や手続きが多くなるため注意が必要です。

 

まとめ

任意保険に加入していないにも関わらず、初めての車検で「任意保険証券の提出」を求められ戸惑うこともあるでしょう。しかし、任意保険の加入はドライバーの自由であり、事故を起こした時以外に任意保険証の確認が必要な場面はほとんどありません。

 

また、現在加入している任意保険が少しでも高いと感じているのであれば見直しをしてみることも大切です。車検時に車検を行っている業者に相談してみると安くなる可能性もありますので、話をしてみると良いでしょう。

 

ネクステージでは車検の際に、現在加入している保険の内容について、無駄な物がないか、保険料をさらに安く抑えるプランが無いか、など保険加入者さまにとって最適な保険プランの提案を実施しております。わからない点や不安な点がある方は、ぜひネクステージにご相談ください。

 

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