AT車とMT車で異なる自動車のギア|正しい使い方で安全性を高めよう!

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AT車とMT車で異なる自動車のギア|正しい使い方で安全性を高めよう!

AT車とMT車で異なる自動車のギア|正しい使い方で安全性を高めよう!

ギアは、車輪に動力を伝えるために欠かせません。しかし、自動車にはMT車とAT車があり、それぞれ仕組みが異なります。AT車が多い昨今では、ギアを意識したことがない方もいるのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、AT車とMT車のギアの仕組みについてご紹介します。ギアの使い方がわかればAT車とMT車の楽しみ方も変わってくるでしょう。安全に運転するためにもギアの正しい知識が必要です。

 

※目次※

1.ミッションタイプで異なるギアの種類と使い方

2.AT車のトラブルを防ぐ運転方法

3.MT車のトラブルを防ぐ運転方法

4.ギア操作には経験と知識が不可欠

5.ネクステージなら相談しながら好みの車が選べる!

6.まとめ

 

■POINT

 

・AT車とMT車ではトランスミッション機構が異なり、ギアの動作や操作方法も異なる

・AT車は操作が簡単で運転に不慣れな人でも運転しやすく、生産数も多いので車選びの選択肢が広い

・MT車は運転を楽しみたい人に向いているため、燃費が良い運転ができるのでコスト面を重視する人におすすめ!

 

 

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ミッションタイプで異なるギアの種類と使い方

AT車とMT車で異なる自動車のギア|正しい使い方で安全性を高めよう!自動車のギアは、AT(オートマチック・トランスミッション)とMT(マニュアル・トランスミッション)で、それぞれ特徴や使い方が異なります。簡単にいうと、手動でギアを変えるタイプと自動でギアが変わるタイプです。ギアを変えると、車輪に伝わる力が変わるので速度に関わります。ここではAT車とMT車の仕様と操作の仕方を解説します。

 

AT車のギアの種類

AT車で選択できるギアのレンジは6つです。それぞれに明確な用途があるので、各レンジの役割はしっかりと把握しておきましょう。

 

・パーキング(P)

パーキングは駐車するときに選択します。トランスミッションがロックされるのでアクセルペダルを踏んでも車は動きません。シフトレバーがパーキングに入っていないとエンジンが始動しないので、最初は必ずパーキングからシフトチェンジします。

 

・リバース(R)

バックギアです。車を後退させるときに使用します。

 

・ニュートラル(N)

エンジンからの動力が車から切り離されている状態です。アクセルペダルを踏んでも車は動きませんが、駆動にロックはかかっていないので坂道では自然に移動します。

 

・ドライブ(D)

前進する状態です。エンジンペダルを踏むことで加速し、速度に合わせて自動で変速します。

 

・セカンド(S)もしくは(2)

ギアが2速で固定される状態です。パワフルな低速ギアのまま進めるので急こう配な坂道の昇り降りで使用されます。

 

・ロー(L)

ギアが1速で固定されます。セカンドでも追い付かずにエンジンブレーキを効かせたい時に有効です。

 

MT車のギアの種類

MT車のトランスミッションは数字で表すのが一般的です。数字ギア+リバースで構成されます。発進時に使うローギアが1速、セカンドギアを2速といいます。何速まであるかは車種により異なり、乗用車では最大5速や6速などが見られます。

 

車によって各ギアの位置も異なるので、運転する車のギアの位置関係は確認しておきましょう。特に、リバースの位置を間違えると事故につながる可能性が高くなります。

 

AT車のギアの使い方

AT車はドライブにレバーを入れれば自動で変速されるので、走行中は基本的に手動でシフトチェンジする必要はありません。発進するときにパーキングからドライブに入れて、アクセルペダルを踏めば走り出します。ドライブに入れていると、アクセルペダルを踏んでいなくてもクリープ現象で自動的に前進するので注意しましょう。

 

停車するときはレバーをパーキングに、バックするときはリバースに入れます。急な坂道を移動するときはセカンドやローを活用しましょう。意図的に低いギアを使うことで、エンジンに負担をかけずにスムーズに走行できます。

 

MT車のギアの使い方

MT車はシフトチェンジをすべて手動で行う必要があるため、AT車よりも頻繁なギア操作が必要になります。発進時はローギアに入れ、速度が出たら2速・3速と徐々にギアを上げていくのが基本です。

 

クラッチ操作が必要な点もAT車との大きな違いです。クラッチペダルとシフトレバーを連動させて操作しなくてはならないので、スムーズにシフトチェンジするには慣れが必要になります。

 

どのタイミングでギアを変えるか判断するには、エンジンの回転数にも気を配りましょう。適切にシフトチェンジするには、タコメーターやエンジン音で回転数を判断することも大事です。

 

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AT車のトラブルを防ぐ運転方法

AT車とMT車で異なる自動車のギア|正しい使い方で安全性を高めよう!AT車を運転する時は、 AT車特有のシフトチェンジ方法に注意する必要があります。MT車にはない、独特な挙動も多いので気を付けましょう。MT車に慣れている方がAT車に乗る際は、あらためてギアの特徴を確認しておくことをおすすめします。

 

AT車の変速方法

AT車は、基本的に変速のためにシフトチェンジを行う必要はありません。自動変速機が組み込まれているので、レバーをドライブに入れておけば変速を気にせずに走行できます。上り坂や下り坂では、セカンドギアやローギアに変更すれば車に負担を掛けずにスムーズに走行できるでしょう。

 

ギアチェンジは車が止まっている状態で行う

ドライブからリバースやパーキング、あるいはその逆のシフトチェンジは停車してから行うのが重要です。バックするときは、車が完全に停止するまではリバースへシフトチェンジしないように注意しましょう。同様に、駐車する時も完全に停止するまではパーキングにシフトチェンジしないのが基本です。

 

本来車はブレーキで止めるべきですが、移動中にシフトレバーを動かすと内部クラッチで止めることになり、ダメージが蓄積して故障の原因になります。

 

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MT車のトラブルを防ぐ運転方法

AT車とMT車で異なる自動車のギア|正しい使い方で安全性を高めよう!MT車はAT車よりも複雑な操作が必要なため、注意したほうが良い項目も多岐にわたります。AT車にはないクラッチ操作や走行中の頻繁なシフトチェンジは、慣れないうちは余裕がなく細かいところまで気が回らないものです。トラブルを防止する運転方法を確認して、安全な運転を目指しましょう。

 

MT車のパーツ

MT車は、運転操作が車のパーツの寿命に影響します。無茶な操作をすると、パーツが傷んで寿命を縮めることになります。特にクラッチ操作は、クラッチ板やトランスミッション・エンジンの寿命に影響するので注意しましょう。車の正しい運転方法を身につけることは、車を長持ちさせる効果もあります。

 

半クラッチは使いすぎず正確に

半クラッチは発進時などに必要な操作ですが、使い過ぎは良くありません。半クラッチを行うほどクラッチ板は損耗していくので、交換頻度が高くなります。不必要なときはクラッチペダルから足を離し、半クラッチは適切なタイミングでのみ行うことを心掛けましょう。

 

シフトチェンジはクラッチを踏みこむ

シフトチェンジの際は、クラッチペダルをしっかり踏み込むことを意識しましょう。クラッチが切れるかどうかの中途半端な位置で止めるよりも、踏み込んだほうがスムーズなシフトチェンジができます。ギアを変えようとしてガリガリという異音がしたときは、踏み込みが浅くクラッチが切れていない状態です。

 

シフトダウンは回転数が低い状態で行う

エンジンの回転数が高い状態でシフトダウンすると、エンジンの故障の原因になります。シフトダウンを行うと回転数が上がるため、もともと回転数が高い状態からシフトダウンすると、エンジンの許容範囲を超えてしまうのが故障の原因です。タコメーターのレッドゾーンに入らないように調整しましょう。

 

ギアを無理に入れない

ギアが入りにくいときに、力任せにレバーを操作するのは危険です。シフトチェンジするときにギアの回転が合っていないと、ギアが入りにくいこともあるでしょう。そのような時は無理にギアを入れずに、ワンテンポ遅らせるとスムーズに入りやすくなります。トランスミッションの負担も減らせるでしょう。

 

シフト操作を丁寧に行う

シフト操作は素早く行わなければいけないと思っている方も知るかもしれませんが、大事なのは素早さよりも正確さです。レースではタイム短縮のためにスピーディーなシフト操作が要求されますが、一般的な走行ではさほど操作の素早さは重要ではありません。正確にギアを入れるために丁寧な操作を心掛けましょう。

 

シフト操作は一定のスピードで行う

シフトチェンジするときは、レバーを一定の速さで操作することを意識しましょう。最速で動かすよりも操作ミスが減り、トランスミッションを痛める可能性が低くなります。一定の速さを意識することで操作が丁寧になり、強引な操作を抑制する効果も期待できます。

 

止まった状態でギアを入れる時はクラッチを踏んでから行う

車が停止した状態でニュートラルからギアを入れるときは、クラッチペダルを踏んだ状態で数秒時間を置いてから操作しましょう。こうすることで、シンクロメッシュ機構の動作を抑えてパーツを長持ちさせられます。車種によっては、時間を置きすぎるとスムーズにギアが入らなくなるので、自分の車のベストなタイミングを探してみましょう。

 

MT車のメンテナンスは適切に行う必要がある

適切なメンテナンスは、事故や故障を防いで安全に運転できます。クラッチフルードやトランスミッションオイルのメンテナンスは自分でもできるので、安心して運転するためにもオイルの液量やオイル漏れのチェックなどを定期的に行いましょう。

 

ギアが入らないときは整備工場へ

普段よりも明らかにギアの入りが悪いと感じる場合は、トランスミッションが故障している可能性があります。そのような時は、運転しようとせずに整備工場へ修理を依頼しましょう。トランスミッションはさまざまなパーツと連動しているため、不調時に無理に動かすと他のパーツまで故障する可能性があります。

 

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ギア操作には経験と知識が不可欠

AT車とMT車で異なる自動車のギア|正しい使い方で安全性を高めよう!適切にシフトチェンジを行うには、正しい知識と正確に操作するための経験が必要です。自分に扱えるか不安に思っている方や、AT車とMT車のどちらを選ぶか迷っている方もいるでしょう。ここでは、運転の習熟度や車の用途からおすすめのトランスミッション方式を紹介します。

 

AT車がおすすめの人

AT車の長所は操作が簡単で気楽に運転できることです。運転技術に自信がない人や車を移動手段と考えている人におすすめします。

 

・運転操作に慣れていない人や苦手な人

・平坦な街乗りがメインの人

・車の選択肢を広げたい人

・免許の取得費用を節約したい人

 

国産車にはAT車も多く、さまざまな車種から好みの1台を探せます。「AT限定免許」は比較的取得が容易で、取得費用が安いのもメリットです。

 

MT車がおすすめの人

MT車は運転を楽しみたい方におすすめです。操作が複雑な分、自分の操作通りに車を動かせる楽しさがあります。運転技術の差が出やすいので、長く乗っていると成長を実感できるのも魅力のひとつです。

 

・運転操作を楽しみたい人

・スポーツカーに乗りたい人

・坂道が多い町に住んでいる人

・燃費の良い走りを追求したい人

 

MT車はクリープ現象がなく細かい操作を車に反映できるので、坂道を通る機会が多い人にもおすすめです。運転技術で無駄を省いて燃費を向上できます。

 

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ネクステージなら相談しながら好みの車が選べる!

ネクステージではAT車・MT車を問わず、さまざまな車種の在庫をご用意しています。ギアの不安やこだわりを相談できることはもちろん、メーカーごとの異なる癖なども試乗でお試しいただけます。

 

自分に合っている車が分からないという人は、ぜひ1度お越しになってスタッフにお声がけください。お客様ひとりひとりのご事情を考慮して、最適な1台を見つける手助けをさせていただきます。

まとめ

AT車とMT車で異なる自動車のギア|正しい使い方で安全性を高めよう!AT車とMT車ではトランスミッションの仕様が異なり、シフトチェンジするには別操作が必要です。どちらにも長所と短所があるので、それぞれの特徴を把握して自分の運転技術や車の用途を考慮して選ぶことが大切です。

 

ネクステージでは、さまざまな車種の中古車を多数取り揃えています。ギアや他の車の仕様についての問い合わせも承っていますので、車について気になることがあればネクステージにご相談ください。

 

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